JPS62168645A - 保温機能付タンディッシュ装置 - Google Patents

保温機能付タンディッシュ装置

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JPS62168645A
JPS62168645A JP1151686A JP1151686A JPS62168645A JP S62168645 A JPS62168645 A JP S62168645A JP 1151686 A JP1151686 A JP 1151686A JP 1151686 A JP1151686 A JP 1151686A JP S62168645 A JPS62168645 A JP S62168645A
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tundish
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coil
induction heating
furnace body
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Hatsuyoshi Kamishiro
初義 神代
Hideo Kaneko
金子 英夫
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10Supplying or treating molten metal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば水平連続鋳造装置などに好適に用い
られる保温機能付タンディツシュに関する。
背景技術 第9図は従来技術の誘導加熱用コイル1を備えたタンデ
ィツシュ2の断面図である。第9図を参照して、従来技
術のタンディツシュ2の構成について説明する。タンデ
ィツシュ2は溶融金属3を貯留する炉体4と、炉蓋5と
を含む。この炉体4と炉蓋5とは、溶融金属3に臨んで
設けられる耐火壁6,7と、この耐火壁6,7を外部か
ら被覆する鉄皮8,9とをそれぞれ含む。
炉体4の外周部には、誘導加熱用コイル1がタンディツ
シュ2を巻回して設けられる。これらのコイル1と耐火
壁6との間には、第1電極10が配置され、タンディツ
シュ2の底部に配置された第2電極11との間で溶融金
属3のタンディツシュ2外への漏出を検出する。すなわ
ち第1および第2電極10.11の各端子14,15間
が導通すれば、タンディツシュ2内の溶融金属がタンデ
ィツシュ2外に漏出し、第1電極10に接触しているこ
とになる。また炉体4の底部付近には、タンディツシュ
7ズル12が設けられる。またタンディツシュ2には、
タンディツシュ2内の溶融金属3から発生する鉱滓など
を排出するための排滓口13が形成される。
発明が解決しようとする問題点 (1)上述したような従来技術のタンディツシュ2は、
誘導加熱用コイル1と一体構造とされている。
したがって、川−のタンディツシュ2を用いて多品種の
鋼種を構造する場合に、以前に鋳造された品種の溶融金
属および溶融金属に含まれる添加元素などがタンディツ
シュ2内に残留し、当該溶融金属に不所望な不純物が混
入し、鋳造される製品の組成が安定しないと言う問題点
があった。
(2)上述したような誘導加熱用コイル1と一体構造の
タンディツシュ2を用いて鋳造回数を増大するには、こ
のようなタンディツシュ2を複数用い、タンディツシュ
2を乗載する台ratなどを準備して、このような複数
のタンディツシュ2を移動して鋳造作業を行なう必要が
ある。このような場合、一般に誘導加熱用コイル1およ
びその制御装置などは高価であり、少なくとも誘導加熱
用コイル1はタンディツシュ2の台数と同数準備しなけ
ればならず、製造コストがかさんでl、よう問題、αが
あった、 (3)一般にタンディツシュ2の剛火lll1:6,7
のか命は長いものでムヘO鋳造回数稈Drであn 耐火
壁6,7が損耗すると、新しい耐火物に張り替えて使用
温度までバーナ等により30〜40時間かけて加熱焼成
(シンターリング)を行なう必要がある。したがって、
上述したような一体構造のタンディツシュ2の場合には
」二記加熱焼成時においては、連続鋳造動作を休止させ
ねばならず、生産効率が低下すると言う問題点があった
(4)また誘導加熱用コイル1が耐火壁6の外側部に密
着して設置されているので、耐火壁6の隙間などから溶
融金属3が外部に漏出し、誘導加熱用コイル1を焼損さ
せてしまと言う問題点があった。
問題点を解決するための手段 本発明は、溶融金属を貯留するタンディツシュであって
、 外側部に設けられ溶融金属を誘導加熱して、溶融金属の
溶融状態を保持する誘導加熱用コイルを備え、 前記コイル内に着脱可能に設置されたことを特徴とする
保温機能付タンディツシュである。
作  ル ー3= 本発明に従えば、溶融金属を貯留するタンディツシュは
、タンディツシュ内の溶融金属を半径方向外周に設けら
れたコイルによって、誘導加熱して保温する。一方、こ
のタンディツシュは前記コイルに着脱可能に設置されて
いる。したがって、複数品種の鋼種を鋳造する場合であ
っても、単一のフィルに対して複数個のタンディツシュ
を準備しておけばよく、このタンディツシュを取替える
ようにすればよい。
このようにすることによって、当該品種の溶融金属の組
成が不所望に変化することを防ぐことができるとともに
、複数のタンディツシュに対して11を−のフィルを準
備すればよいので、設備が格段に簡略化される。またタ
ンディツシュの補修を行なう場合であっても、複数タン
ディツシュのうち補修対象でないタンディツシュを用い
て溶融金属のSr1造を継続すればよく、作業能率が向
上される。
実施例 第1図は本発明の一実施例の連続鋳造装置21の構成を
示す断面図であり、第2図は第1図の簡=4− 略化した軸直角断面図であり、第3図は連続鋳造装置2
1のタンディツシュ22と傾動フレーム23とに関する
分解斜視図である。第1図〜第3図を参照して、連続鋳
造装置21について説明する。
連続鋳造装置21は基本的に溶融金属24を貯留するタ
ンディツシュ22と、後述するような構成を有する傾動
フレーム23とを含む。
タンディツシュ22は、溶融金属24を貯留する炉体2
5と炉蓋26とを含む。炉体25の内壁面には、たとえ
ばアルミナ、マグネシア、黒鉛質などの耐火性材料から
なる耐火壁27が形成され、また炉蓋26についても同
様に耐火壁28が形成される。また炉体25には、溶融
金!24などから発生する鉱滓を排出するための排滓口
29が形成され、また耐火壁27を被覆してたとえばス
テンレス鋼などから成る鉄皮55が設けられる。
炉体25の底部31は、タンディツシュ22の前記排滓
口29側からその反対側に向けて傾斜して下降する形状
に構成されている。その最下端部には、耐火壁27と同
一材料などの耐火性材料から成る溶融金属24を取出す
ためのタンディツシュ7ズル32が配置される。タンデ
ィツシュ7ズル32の外方端には、やはり耐火性材料か
ら成るvA続7ズル33が固定され、この接続ノズル3
3にはモールド34が固定される。
モールド34は、たとえば金属銅または銅合金などの熱
伝導性の良好な金属材料から成り、直円筒状の内筒であ
るモールド筒35と、モールド筒35との間にたとえば
冷却水などの流体の通路36を形成し、モールド筒35
と同軸の直円筒状である外筒37とを含む。前記通路3
6内には、仕切部材38が設けられる。仕切部4j43
8は直円筒状の円筒部3つと、円筒部3つの外周に周方
向にわたって設けられ、外筒37の内周面と固定される
支持部材40とを含んで構成される。また前記外筒37
にはたとえば冷却水を注入する注水1コ41と、前記通
路36を流過して昇ン品された冷却水を排出する排水口
42とが設けられる。
このようなモールド34には車輪43が設けられ、タン
ディツシュ22が据イ?1けられる炉体枠44」二に設
置されたレール45上を、タンディツシュ22から近接
/離反することができる。またこの炉体枠44には、タ
ンディツシュ22外に漏出した溶融金属24などが、炉
体枠44の外方に飛灰しないようにする貯留凹所を含ん
だ貯留凹所46が形成される。
前記タンディツシュ22の炉体25の耐火壁27の側部
外周面には、導電性材料から成る通電の検出用帯体47
がタンディツシュ22の軸線に関して斜めに巻回される
。すなわち検出用帯体47のタンディツシュ7ズル32
側は、耐火壁27の側部外局面の炉蓋26近傍からモー
ルド34付近に亘って被覆し、排滓口29側は炉蓋26
から所定の長さだけ下方の位置から炉体25の底部31
付近に亘って設けられる。このような検出用帯体47に
は端子48が設けられ、炉体25の外方に突出する。こ
の検出用帯体47を密着して外囲し、たとえばステンレ
ス鋼などから成る中空円筒状の冷却部材4つが設けられ
、内部の通路50にたとえば冷却水などが注入され炉体
25を冷却する。
このような冷却部材49の外周部には円環状の支持リン
グ51..52を介して、溶融金属24の誘導加熱用コ
イル53が、検出用帯体47と同様にタンディツシュ2
2の軸線に関して斜めに巻回されて設けられる。このよ
うな誘導加熱用コイル53は保持部材54内に収納され
、このような保持部材54は傾動フレーム23に固定さ
れる。
炉体25において、検出用帯体47および検出用帯体4
7によって被覆されない耐火壁27の外周部を被覆して
、たとえばステンレス鋼などによって形成される鉄皮5
5が設けられる。また炉体25の最下端部には、前記検
出用帯体47と対となる導電性材料から成る検出部材5
6が設F+され、この検出部材56には端子57が設け
られ、炉体25の外方に突出する。炉体25は、第1図
の2点鎖線ノ1で示す炉体停止手段58によって、たと
えば鋳造作業中などにむやみに揺動したりなどしないよ
うに固定される。一方、前記傾動フレーム23の排滓口
29側の下端部には、ブラケット59が設けられ、炉体
枠44に形成されたブラケット60にピン61によって
ビン結合される。
ここでタンディツシュ22、検出用帯体47、鉄皮55
および冷却手段4つは一体的に構成され、また傾動フレ
ーム23、保持部材54およびコイル53は一体的に構
成される。したがって、タンディツシュ22をコイル5
3内に収納した後、冷却手段49に固定された取付部材
62を傾動フレーム23に、たとえばポル)63.64
などによって固定する。
このような構成を有する連続鋳造装置21の鋳造動作に
ついて、第1図〜第3図を参照して説明する。第1図に
示すように、タンディツシュ22とコイル53とが相互
に組合わされて、溶融金属24に関する鋳造作業を行な
っている場合について説明する。溶融金属24は誘導加
熱用コイル53による誘導加熱によって、所定の溶融温
度に維持される。このような溶融金属24は、タンディ
ツシュノズル32および接続ノズル33を介してモール
ド34内に流入し、モールド34によって半径方向外方
側から冷却されてコ疑固を開始する。
このとき鋳片65は、モールド34に関してタンディツ
シュ22とは反対側に設けられている鋳片65の引抜手
段(図示せず)によって、矢符C1方向の引抜、停止、
矢符C2方向の逆進、停止を1サイクルとして間欠的に
引抜かれる。したがって、モールド34内の溶融金属2
4は、半径方向外周部から冷却、凝固して凝固シェル6
6が形成さ紅ろ。このように鋳片65の鋳造が進行して
終了すると、炉体25内には鉱滓(図示せず)が残留し
、この鉱滓は傾動フレーム23をピン61の回りに角変
位することによって、排滓口29を介してタンディツシ
ュ22外に排出される。
続いて別種の溶融金属の鋳造を行なおうとする場合につ
いて説明する。」−述したよらに鉱滓が排出されたタン
ディツシュ22に関して、前記ポル)63.64を緩め
、タンディツシュ22を傾動フレーム23がら取外す。
次に予め準備されている他のタンディツシュをコイル5
3に第1図に示すようにポル1−(33,64などによ
って襲名する。
その後、炉蓋2Gを取外して別種の溶融金属を注入する
以下、前述したような操作を繰返し行なうことによって
、単一のコイル53に予め複数側壁(iilされたタン
ディツシュ22を交互に装着することによって、溶融金
属24内に不所望な別種の元素が混入し、製造される鋳
片65の組成が不所望に変化してしまうことを防ぐこと
ができる。また)11j記誘導加熱用コイル53および
誘導加熱用コイル53を駆動する電源装置(図示せず)
などは単−個のみを準備すればよいので、このようなタ
ンディツシュ22に関連する構成が簡略かつ安価に実現
することができる。
またタンディツシュ22内の耐火壁27.28力弓肖耗
したとき、これを張替える作業と平行して、他のタンデ
ィツシュを用いて鋳造を継続することができ、また張り
替えられた耐火壁27.28のバーナなどによる前述し
た焼成作業と並行して他めダンディツシュによる鋳造を
やはり行なうことゾitできろ。したがって、このよう
な誘導加熱用コイル!′+3を備えるタンディツシュ2
2の稼動率を、格段に向−」二することかできる。
また誘導加熱用コイル53け、第9図を参照して説明し
た従来技術の構成と異なり、炉体25の鉄皮55の外部
に設けるようにしたので、炉体25内の溶融金属24か
漏出などした場合であっても、誘導加熱用コイル53が
焼損することを防ぐことかでトる。またこの誘導加熱用
コイル53は第9図を参照して説明した従来技術の誘導
加熱用コイル1と比較して、炉体25に第1図に示すよ
うに斜めに巻回して取付けられるので、炉体25中の溶
融金属24のタンディツシュ7ズル32伺近の底部伺近
まで加熱することができ、タンディツシュノズル32イ
τ1近の溶融金属24がむやみに冷却されて、たとえば
凝固してしまうことを防ぐことがで終る。
また冷却水を用いる冷却手段4つを、耐火壁27の外周
部に設けられた検出用帯体47のさらに外部に設けたの
で、炉体25中の溶融金属24が漏出した場合を想定し
ても、この漏出は検出用帯体47と検出部材56の短絡
現象として、端子4=12− 8.57が接続された検知回路67によって直ちに検知
され、警報ブザ−68などを直ちに鳴動し、操作者に注
意を喚起するので、漏出した溶融金属24が直ちに冷却
手段49に接触流入し、たとえば水蒸気爆発などを起こ
してしまうことを防ぐことができる。
第4図は本発明の第2の実施例のタンディツシュ22u
の断面図である。本実施例は前述の実施例に類貝し、対
応する部分には同一の参照符をイボす。本実施例の注目
すべき点は、第1図を参照して説明した第1実施例のタ
ンディツシュ22に関連する構成と比較して、冷却手段
49を除き、炉体25の耐火壁27外周部に検出用帯体
47を設け、この検出用帯体47を含む耐火壁27の外
周部を鉄皮55によって被覆し、その外部に支持リング
51.F;2を介して誘導加熱用コイル53を設けるよ
うにしたことである。
このような構成のタンディツシュ22aは、誘導加熱用
コイル53による加熱容量が小さい種類の溶融金属また
は、加熱時間が短い種類の溶融金属の場合、または前記
鉄皮55を誘導電流が流れにくい種類のたとえば下記の
第5図および第6図に示すような構成の種類のタンディ
ツシュ22aの場合に用いることかできる。
第5図は前記鉄皮55の周方向展開図である。
この鉄皮55は」−下方向(第5図の−I−下方向)に
沿い、鉄皮55の高さI−r 1より短かい侵さT−、
1の切欠き溝6つが、鉄皮55の」一端部から下端部に
向けておよび下端部から−に端部に向けて交互に形成さ
れる。このような鉄皮55では電流経路がむやみと長く
なり、上述したような誘導電流か流れにくくなる。
第6図に示すような鉄皮55は、たとえばステンレス鋼
などのような鉄皮本体558の周方向に沿う一部分を切
欠き、この開を電気絶縁性材料から成る介在部4=47
0.74および前記切欠きを被覆する程度の周方向長さ
を有する被覆部材72を、相互(ご固定I−1て構成さ
れる。このような鉄皮55では、介在部材70.71に
おいて電流の流路が遮断されており、しL″Iy1つて
誘導電流が発生することを防ぐことができる。
上述したような溶融金属24の種類または、鉄皮55の
構成のとき、鉄皮55は第1図を参照して説明した第1
実施例に比べて、比較的低温度となり・、したがって冷
却手段49を設けずともよい。
このような構成においてもタンディツシュ22は誘導加
熱用コイル53に着脱自在であり、したがって前述の実
施例で述べた効果と同様な効果を得ることができる。
第7図は本発明の第3の実施例のタンディツシュ22b
の構成を説明する断面図である。本実施例は前述の各実
施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。
本実施例の注目すべ趣意は、タンディツシュ22の炉体
25およびこれに関連する構成をタンディツシュ22の
下部に向かうに従い、先細状となるように構成したこと
である。
すなわち炉体25、検出用帯体47、誘導加熱用コイル
53および傾動フレーム23は、いわゆるテーパ状に形
成されることになる。
このようなテーパ状に形成することによって、タンディ
ツシュ22を誘導加熱用コイル53に装着または取外し
を行なう際、相互間の摺動を可及的に低減することがで
き、したがってこのような着脱動作を極めて簡便に行な
うことができる。この上うなjR成を有するタンディツ
シュ221〕によっても、上述の各実施例で述べた効果
と同様の効果を実現することができる。
第8図は本発明の第4の実施例のタンディツシュ22c
の断面図であり、第8A図はスライディングゲート73
の簡略化した正面図である。本実施例は前述の各実施例
に類似し、対応する部分には同一の参照符をイ」す。本
実施例の注目すべき、ヴは、たとえば第1図に示す構成
を有するタンディツシュ22において、タンディツシュ
ノズル32と接続ノズル33との開に、いわゆるスライ
ディングデー)・73を設けたことである。スライディ
ングデート73は、タンディツシュノズル32の内径D
1と同径の流過孔74a、75aを有する挾i°部材7
4.75を設け、この開に前記内径D1と同径の流過孔
76aを有する閉塞板7Gを設けこれらを案内部材77
によって相互に固定する。
スライディングデート73は、閉塞板76をたとえば第
8A図の矢符B1方向に移動することによって、流過孔
76aと流過孔74a、75aとが一致し、タンディツ
シュ22内の溶融金属24がタンディツシュノズル32
、スライディングゲート73および接続ノズル33を介
してモールド34内に流入する。モールド34内の溶融
金属24は冷却成型されて、鋳片65として引出される
一方、スライディングデート73において閉塞板76を
矢符B2方向に変位することによって、流過孔74a、
75aは閉塞板76によって閉塞され、溶融金属24の
モールド34への流入が阻止される。
したがって、炉体25内の溶融金属24の温度が所望の
温度範囲からずれた場合であっても、前記スライディン
グゲート73を閉ざした後、溶融金属24の温度を所望
の温度に復帰させ、その後、鋳造作業を継続するように
できる。このような構成を有するタンディツシュ2.2
cによっても、前述の各実施例で述べた効果と同様の効
果を実現することができるとともに、誘導加熱用コイル
53の容量を大きくすることによって、溶解炉としても
用いることができ、金属の溶解から鋳造まで単−個のタ
ンディツシュ22を用いて処理することができるため、
熱量の損失を防止し、溶融金属24に不所望な成分が混
入することを防ぐことができる。
効  果 以上のように本発明に従うタンディツシュは、その外側
部に設けられたフィルによって、溶融金属を誘導加熱し
て保温し、また前記コイル内に着脱可能に設置されるよ
うにした。
したがって、単−個のコイルと、複数のタンディツシュ
とを準備することによって複数種類の溶融金属を鋳造す
る場合であっても、ある種類の溶融金属の#造を行なっ
たのち、他の種類の溶融金属の鋳造を行なおうとする際
、コイルに装着されて用いられていたタンディツシュを
取外し、他の清浄なタンディツシュを用いて前記他の種
類の溶融金属の鋳造を行なうことができる。
またあるタンディツシュによる鋳造作業と平行して、使
用済クンディツシュの乾燥作業またはタンディツシュの
補修作業などを平行して行なうことができる。したがっ
て、多鋼種を鋳造する場合であっても、鋳造される製品
に不所望な元素が混入し、その組成が不所望な態様とな
ってしまうことを防ぐことができる。また上述したよう
に、使用済タンディツシュの焼成作業および補修作業を
、他のタンディツシュによるiR造作業と並行して行な
うことができるので、本発明に従うタンディツシュを用
いた鋳造作業の稼動率を格段に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の連続鋳造装置21の構成を
示す断面図、第2図は連続鋳造装置21の簡略化した平
面図、第3図は連続S造装置21の分解斜視図、第4図
は本発明の第2の実施例のタンディツシュ22aの断面
図、第5図は鉄皮55の周方向展開図、第6図は鉄皮5
5の平面図、第7図は本発明の第3の実施例のタンディ
ツシュ221〕の断面図、第8図は本発明の第・1の実
施例のタンディツシュ22cの構成を示す断面図、第8
A図はスライディングゲート73の動作を説明する図、
第9図は従来技術のタンディツシュ2の構成を示す断面
図である。 21・・・連続鋳造装置、22,22a、22+)、2
2c・・・タンディツシュ、23・・・傾動フレーム、
24・・・溶融金属、25・・・炉体、27,28・・
・耐火壁、30・・・鉄皮、32・・・タンディツシュ
ノズル、34・・・モールド、47・・・検出用帯体、
53・・・誘導加熱用コイル、65・・・鋳片、73・
・・スライディングゲート 代理人  弁理士 四散 圭一部 一2〇−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 溶融金属を貯留するタンディッシュであって、外側部に
    設けられ溶融金属を誘導加熱して、溶融金属の溶融状態
    を保持する誘導加熱用コイルを備え、 前記コイル内に着脱可能に設置されたことを特徴とする
    保温機能付タンディッシュ。
JP61011516A 1986-01-21 1986-01-21 水平連続鋳造装置 Expired - Lifetime JPH0794059B2 (ja)

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JP61011516A JPH0794059B2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 水平連続鋳造装置

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JP61011516A JPH0794059B2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 水平連続鋳造装置

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JPS62168645A true JPS62168645A (ja) 1987-07-24
JPH0794059B2 JPH0794059B2 (ja) 1995-10-11

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