JPS62167192A - リフテイングマグネツト補修方法 - Google Patents

リフテイングマグネツト補修方法

Info

Publication number
JPS62167192A
JPS62167192A JP736386A JP736386A JPS62167192A JP S62167192 A JPS62167192 A JP S62167192A JP 736386 A JP736386 A JP 736386A JP 736386 A JP736386 A JP 736386A JP S62167192 A JPS62167192 A JP S62167192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
poles
repairing
damaged
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP736386A
Other languages
English (en)
Inventor
塩山 仁
昭男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP736386A priority Critical patent/JPS62167192A/ja
Publication of JPS62167192A publication Critical patent/JPS62167192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クレーンなどの揚重機のフック部分に装着し
て、解体屑、プレス屑、シャー屑及び−殻層などの鋼鉄
スクラップを起磁力にて吸着し、搬送するリフティング
マグネットの、特に、長期使用にて丸味をもって摩耗減
肉し、使用に耐えなくなったものを再生補修する方法に
関するものである。
(従来の技術) 一般に、スクラップ搬送用のリフティングマグネットは
、より軽い装置で、より多くの荷役をしなければならな
いとされている。しかし、長期間使用していると、ポー
ル底面が摩耗し、次第に丸味をもって減肉し、ついには
丸く半球状になり、吸着力が著しく低減してしまう。こ
れは、鋼材に密着するポールの面禎が減少するためで、
吊上能力の低下をきたすゆえんである。
また、中央のポールの摩耗損傷が促進して偏平丸状にな
ると、保護板やコイルケース底板に鋼材が激突し、コイ
ル部に異常な衝撃を与えることにもなる、更に詳しくは
、保護板とポールの段差は、小形のリフティングマグネ
ットの場合、30〜40龍、大形のものになると55〜
65鰭であるが、長期使用していると、スクラップとポ
ールの衝撃摩耗により、この段差が10鶴前後になって
しまう。この段差IQmsが使用限界であるとされてい
るが、現場では、毎日毎日点検出来ない場合もあって、
使用不能と判断された時は、この段差が部分的にO近(
になり、保護板の内側が曲損して割れている極端な場合
もある。従ってその修理が絶対必要条件となるのである
−,−1に、この種ポールの摩耗損傷顕著により使用不
能となったリフティングマグネットは、メーカーへ修理
を依願し、ポールを新品と入れかえることが常識とされ
、多用されてきた。
(発明が解決しようとする問題点) これら従来のポール取りかえ修理方法は、上端の部品類
を全て撤去し、内蔵されたコイルを取り出し、中央のポ
ールを抜きとるのであるが、底面の保護板も同時に除去
しなければならず、修理に必要な期間は約2ケ月所要し
、修理費も多額となるばかりか、修理期間中の予備品が
ないと操業できないという問題点などがあった。
これを更に第6図の図面を参照して説明すると、同図に
ハンチングを示すように内外ポールが損傷し丸味のある
形状に減肉し、保護板51が損傷すると使用不能となる
が、インナーポール52やアウターポール53を取り替
えるとなると多大の工期と経費を要し、さりとて該ポー
ル52.53の先端部内側54同外側55を肉盛溶接し
ようとすると極端に大なる工期工数がか\るだけでなく
、溶接熱によりコイル損傷の危険性がある。
本発明者らは、保護板溶接ビードの割れ補修を長年実施
してきた経験を生かし、この程、ポールの摩耗損傷によ
り使用不能となったリフティングマグネットをメーカー
送りしないで修理できる新しい有効な方法を開発実用化
に成功したのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記従来の問題点を一挙に解消し、現場にて
簡単容易に、しかも短日数で修理することを目的とし、
この目的を達成する手段として、長期使用にてポール部
分が摩耗損傷し、円弧状に減肉して吊上能力を著しく低
下したものを修理する方法であって、 吸着面の内外ポール損傷部分を切削し、コイル保護板は
内外周取付溶接部を削除して撤去し、該摩耗損傷した内
外ポールは個別に手入れする一方、該保護板は適宜の補
修手段で補修を行なうか、若しくは新規部材と置換する
が、その際、内外ポールは新規のものと入れ替えること
なく、かつ内蔵されたるコイルなどはそのま\とじ、保
護板の再度取付け、内外ポールには所定の形状寸法の継
ぎ足し部材を締結手段にて取付けを行なうと共に溶接手
段を併用して固着し、所望の機能と形状寸法に復元せし
める構成を採用した。
(実施例) 以下本発明方法の実施例を第1図〜第5図により詳述す
る。第1図は本発明方法で補修完了したリフティングマ
グネットの全体断面図であり、同図によってその補修方
法を説明すると、上部のチェーン1はチェーンブラケッ
ト2からビン3を抜いて撤去し、ターミナルケース4は
ヨーク5など本体につけたま\、コイル6も内蔵したま
\、インナポール7及びアウターポール8を平坦に切削
し、保護板9を撤去したのち、所定の修理をするか、新
品を入れかえるかの何れかを行なうことを前提に、イン
ナーポール7には、内側継ぎ足し材10をボルト11に
て堅固に取りつけ、栓溶接12にて増強する一方、アウ
ターポール8においても、外側継ぎ足し材13をポル)
14にて堅固に取りつけ、栓溶接15にて、同様増強し
、コイルケース16の外側にある保護板9は、5US−
309L系溶接棒にて、頑強なすみ肉溶接17にて内側
を補強し、さらに、外側もすみ肉溶接18にて補強、念
のため、外周補強の目的から必要なら突合わせ溶接19
を付加するのである。
勿論、損傷劣化した保護板9は撤去後加熱プレス矯正と
亀裂は溶接補修し、劣化した材質は1050〜1150
℃にて加熱し急冷する熱処理にてダクティリティを改善
することも同時に行なうのである。
第2図〜第5図は本発明方法において、特に起磁力に影
響を及ぼすポールの継ぎ足し材接合手段に有効な実施例
を示した部分断面図であり、これを以下に説明する。先
ず、第2図はポール21と継ぎ足し材22はボルト23
にて固定し、栓溶接24及び円周溶接25にて増強する
もので、この際、接着面35は仕上研磨するか、メッキ
、溶射などの表面処理を施し、鏡面仕上をするのが有効
である一例、第3図は、ポール21と継ぎ足し材22は
、テーパービン26にて固定し栓溶接24にて増強する
もので、この際は、ピン表面27に溶射など事前処理を
しておくとゆるみ防止として又固着力強化としても有効
なるものであることを開示した一例である。
第4図は、ポール21に対し継ぎ足し材22の孔を1〜
31大きくし、特殊なピン28即ち円周方向に数ケ所の
テーパー状突起29を配設したものを衝撃力で永久嵌入
せしむる方法と栓溶接24を混用する一例であり、第5
図は、ポール21に継ぎ足し材22を大径ボルト30に
てネジ止め固着し、さらに該ボルトに略半分喰い込む小
径ボルト31を1〜2ケ所ネジ止め固着し完全ゆるみ防
止したる実施例をそれぞれ開示せるもので、本発明にな
るリフティングマグネット補修方法の最も大きな特徴で
あり優れた実用性と顕著な作用効果を発揮せしむる主因
を形成するものなのである。当然のことながら、本発明
方法では、とくに摩耗損傷の起りやすいインナーポール
外周隅角部に硬質の肉盛溶接を施しておくことも有効で
あるし、単に、補修だけでなく、該リフティングマグネ
ットを新規に製作する場合にも将来の補修容易ならしめ
るために最初からポールを分割タイプにしておき、該継
ぎ足し部分を定期的に取りかえていく方式に採用するこ
とも使用途拡大法として実用できるのであって、メンテ
ナンス性の良好なマグネットが誕生するのである。
次に本発明のより具体的な実施例を記載する。
本体の高さ約800 m、アウターポールの高さ約40
0鶴、アウターポール外径2420mm、インナーポー
ル外径880鶴、保護板板厚281113マンガン鋼又
は18−8ステンレス鋼、吊り上げ最大能力4600k
g級のリフティングマグネットの補修では、先ず110
龍角のビレット材をインダイヤ2230 fiに熱間プ
レス曲げにてワラパーを製作、突合せ完全溶造み溶接に
てリングとしたるのち、機械加工にて新客の形状寸法と
化し、しかして、これをアウターポールとして用い、他
方に、インナーポールサイドは約100mn高さに平坦
切削し、引張り強さ100 kg/mmz級のSNCM
−6又はSCM−3M−326角孔付ボルト4本で内側
を、外側はPCD700鶴8本で締つけ固定し、50鰭
1深さ約35mm孔部分を栓溶接にて増強し、アウター
ポールは同様の材質のM−326角孔付ボルト、8本に
て固定し、40龍深さ約50mmの孔部栓溶接にて増強
、さらにインナーポール及びアウターポールの内外周を
隅肉溶接にて補強して完成させる補修方法は最適の施工
として、立証されている。これらは丸型のリフティング
マグネットを主体として説明を加えたのであるが、中央
にN極、外側にS極を施した3本線形又は2重ね(形構
造の角型リフティングマグネットに関しても当然のこと
ながら適用できるのである。又、継ぎ足し材境界面に透
磁率良好なる金属、例えば、C: 1100pp以下で
Siなどは固溶元素の出来るだけ低値の金属脊面を形成
、被覆又は介入せしめておくことは本発明補修品質を一
層倍加する効能がある。
(発明の効果) 本発明は、従来のリフティングマグネットの修理方法に
比べ、数分の1の工期、工数及びコストにて補修できる
ものであり、しかも、起磁力即ち吸着力においても何等
劣ることなく、しかも長寿命化させる効果もあり、さら
に再々補修も容易となるなど、その産業上の受ける利益
は極めて顕著なるものである。特に、本発明法では、機
械接合と溶接接合の長所を相乗し、短所を夫々相殺消滅
する作用が、この種の起磁力利用の設備には発揮される
。その作用はあたかも、鉄筋コンクリートの鉄筋機能を
機械接合が司りコンクリート機能を溶接接合が司るもの
なのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明方法の実施例を示し、第1図は
リフティングマグネットの補修後の全体断面図、第2図
〜第5図は継ぎ足し材固着手段の各実施例を示した部分
断面図、第6図はリフティングマグネットの摩耗損傷し
た吸着面の状態を示した説明図である。 6−コイル、7−インナーポール、8・−・アウターポ
ール、9−・保護板、10−・−・内側継ぎ足し材、1
1゜14−ボルト、12.15−  栓溶接、13・−
・−外側継ぎ足し材、16− コイルケース、17.1
8・−隅肉溶接、19−突き合せ溶接。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長期使用にてポール部分が摩耗損傷し、円弧状に
    減肉して吊上能力を著しく低下したものを修理する方法
    であって、 吸着面の内外ポール損傷部分を切削し、コイル保護板は
    内外周取付溶接部を削除して撤去し、該摩耗損傷した内
    外ポールは個別に手入れする一方、該保護板は適宜の補
    修手段で補修を行なうか、若しくは新規部材と置換する
    が、その際、内外ポールは新規のものと入れ替えること
    なく、かつ内蔵されたるコイルなどはそのまゝとし、保
    護板を再度取付け、内外ポールには所定の形状寸法の継
    ぎ足し部材を締結手段にて取付けを行なうと共に溶接手
    段を併用して固着し、所望の機能と形状寸法に復元せし
    めることを特徴とするリフティングマグネット補修方法
JP736386A 1986-01-16 1986-01-16 リフテイングマグネツト補修方法 Pending JPS62167192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP736386A JPS62167192A (ja) 1986-01-16 1986-01-16 リフテイングマグネツト補修方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP736386A JPS62167192A (ja) 1986-01-16 1986-01-16 リフテイングマグネツト補修方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62167192A true JPS62167192A (ja) 1987-07-23

Family

ID=11663881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP736386A Pending JPS62167192A (ja) 1986-01-16 1986-01-16 リフテイングマグネツト補修方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62167192A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05177770A (ja) * 1992-01-07 1993-07-20 Eidai Co Ltd 突板貼り化粧板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05177770A (ja) * 1992-01-07 1993-07-20 Eidai Co Ltd 突板貼り化粧板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0153330B1 (en) High speed rotor and method of refurbishment
EP0087478A1 (en) Laminated stator core
JPS62167192A (ja) リフテイングマグネツト補修方法
WO2013044231A2 (en) Compactor wheel assembly
JP3658337B2 (ja) せん断補強筋のスポット溶接方法
JP3691886B2 (ja) 杭の接続金物
US5335706A (en) Rotary forged curved side flange for five piece rims
US5855354A (en) Motor bracket weldment
US1944776A (en) Fabricated steel spider
JPH1198777A (ja) チタン合金を用いた回転子とその製造方法
CN114918513B (zh) 一种定位工装及船舶结构件的定位焊接方法
JPS5861959A (ja) 軸受台金
CN2592331Y (zh) 一种便携式振动枪用变幅杆
JPS6368272A (ja) 免震装置における鉛ダンパ−の製造方法
JPS6232715Y2 (ja)
JPH0349797Y2 (ja)
EP0993880A1 (en) Method to make housings for rolling stands and housings obtained with this method
JP2002210557A (ja) マルテンサイト変態膨張利用の溶接方法
CN211708508U (zh) 一种建筑用合金钢结构
CN215161346U (zh) 立体旋转式网状接触体转盘组件
JPS5855109A (ja) バツクアツプロ−ル支持台
JP3581107B2 (ja) ロータリーキルン用支持タイヤ及びその装着施工法
CN211373229U (zh) 一种熔铝炉钢外壳加固护板
GB2223989A (en) Wheel rim flange
JPS6246702A (ja) リヤアクスルハウジング