JPS62166485A - 手書き文字認識方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は手書き文字認識方法に関する、。

（ロ）従来の技術 従来、この種のオンライン手書き文字認識方法としては
特開昭５５−１５４６６９号公報に示されているパター
ン・マツチング法によるものが知られている。このよう
な方法によれば、標準文字パターンとまったく同一のパ
ターンを有する入力文字に対しては、イ良え筆順が異な
ったものであっても、確実にその手書き文字を認識でき
る。しかし、入力される手書き文字のストロークが標準
パターンの対応すべきストロークと逆方向である時には
、筆記後の文字パターンがまったく同一であってもスト
ロークの方向が逆方向である理由で類似度計算において
誤った結果を算出しストローク対応誤を招自、その結果
入力文字を誤認識する。

この欠点を改良するために、逆方向ストロークの頻出す
るストロークに対して２種類のストロークパターンを標
準辞書内に持つ手法や、すべての入力ストロークに対し
てそのストローク方向を逆にしたストロークも入力され
たとしてストローク間類似度を２通り計算する手法が提
案されている。

しかしながら、前者の手法ではあらかじめ辞書に登録さ
れていないストロークが逆方向ストロークで書かれ九場
合にはやけり認識できず、後者の手法ではすべての逆方
向ストロークに対応できるが計算時間の大幅な増加を招
く不都合があっ免。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、計算時
間の大幅な増加を招く事なくすべての逆方向ストローク
に対応できる手冴き文字認識方法を提供するものである
。

に）問題点を解決する為の手段 本発明の手書き文字認識方法は、標ＢＰ辞書文字の各ス
トロークを一方向に統一すると共に、手書き入力文字の
各ストロークの方向全上記標準辞書文字の各ストローク
の方向と一致せしめるべく方向変更するものである。

（ホ）作用 本発明の手書き文字認識方法によれば、ストロークの方
向が一定方向に強制的に変更される事々なるので、入力
文字のストロークの方向と標準と ストローク方向の誤りがある入力文字に対しても、正確
な文字認識が可能となる。

（へ）実施例 次に本発明の手書き文字認識方法を具体的に説明する。

第１図は本発明の逆方向ストロークを含む文字を正しく
認識するための装置の一例を示している。同図の＋ｔＨ
け入力文字を記入するディジタイザ等のタブレットであ
る。該タブレット＋Ｉｌは入力文字のＸ−Ｙ座標及び入
力ペン（２）のタブレットｆｌ＋への圧着情報（ベンｄ
　ｏ　ｗ　ｎ　／　Ｕ　Ｐ　）からなるストロークデー
タをストローク方向変更部（３）に送出する。ストロー
ク方向変更部（３）は第２図に示す如く、ストローク始
点５（Ｓｘ、Ｓｙ）とストローク終点Ｅ（Ｅｘ、Ｅｙ）
よりストローク角度から求める。ここで求められたθの
値が第３図に示したように６（？〜１２０°、１５０°
〜２１０°の範囲ならば始点Ｓを終点とし、終点Ｅを始
点とする方向変更を行ない、２４０°〜２７０°、３３
０°〜３００の範囲なら方向変更は行なわない。この操
作により縦方向めストロークデータは下向きに横方向の
ストロークデータは右向きに強制的に統一されることに
なる。このことにより一般のストロークの方向誤りの他
に特に左手入力文字にかなり高い確率で見受けられる横
方向のストロークデータの逆向きが修正されストローク
同類似度計算部（４）に送出される。また前記ストロー
ク角度範囲外のストロークデータについては本来方向誤
りが少ない上に、このストロークの方向に文字の特徴が
ある場合が多いのでストローク方向を変更する事なくス
トローク同類似度計算部（４）に送出される。ストロー
ク同類似度計算部（４）は、上記ストローク方向修正部
（３）の処理と同じように方向が強制的に統一された＃
ｉｉストロークデータを各辞書文字と対応づけて格納し
た標準辞書（５）より、認識対象とすべき文字グループ
を選出した後、該文字グループの文字ごとに入力ストロ
ークデータと対応すべき辞書ストロークデータを選択す
る事を目的としてストローク間類似度を計算する。尚、
この計算段階で前記ストローク修正部（３）において修
正ストローク角度範囲外になったストロークについての
み第４図に示す様に入力ストローク始点５Ｉ（ＳＩｘ。

ｓ　Ｉｙ）と辞書ストローク終点ＥＤ（ＥＤｘ、ＥＤｙ
）間の給体距離ｒを計算し、その給体距離ｒがあらかじ
め設定しておいた値Ｒ例えば文字の一辺の１０９６の値
以下の場合は入力ストロークの入力方向が誤まっている
可能性有りと！ｌ＃Ｉ定する。従ってこの時入力ストロ
ークデータと共にこれを逆にした入力ストロークデータ
についてもストローク間類似度計算を行い、類似度の大
きな方の値を該入力ストロークと辞書ストロークの類似
度とする。

類似度計算の結果を利用してストローク同類似度計算部
（４）は入力ストロークと辞書ストロークの対応を決定
し識別回路（６）にストローク対応結果を送出する。識
別回ｌｉ！！１ｆ６１はストローク対応結果より、スト
ローク毎の類似度を積算して入力文字パターンと辞書文
字パターンの文字量類似度を計算する。

この操作をストローク同類似度計算部（４）より送出さ
れるすべての辞書文字パターンについて行い、一時記憶
した後、文字量類似度の高い順に辞書文字を並び変え認
識結果として出力する。

（ト）発明の効果 本発明の手書き文字認識方法によれば、ストローフの方
向が一定方向に強制的に変更される事となるので、入力
文字のストロークの方向と、標ＢＰ辞書文字のストロー
クのそれとが常に一致する事となるので、例えば左右の
ストロークの誤りに対してもこの誤りに影響されずに文
字認識処理ができる。従って、認識処理の為の計算時間
の増加を招く事なく、文字認識の認識率を向上せしめる
事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の手書き文字認識方法を実現する構成
を示すブロック図、第２図、第３図、及び第４図は本発
明方法の動作を説明する為のストローク模式図。 １１ｊ・・・タブレット、（２）・・・入力ペン、（３
）・・・ストローク方向変更部、（４）・・・ストロー
ク間類似度計算部、（５）・・・標準辞書、（６）・・
・識別回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）手書き入力文字の各ストロークと、予め記憶され
   ている標準辞書文字の各ストロークとのストローク間類
   似度を計算して入力文字を認識する方法に於いて、標準
   辞書文字の所定ストローク角範囲に属する各ストローク
   を一方向に統一すると共に、手書き入力文字の所定スト
   ローク角範囲に属する各ストロークの方向を上記標準辞
   書文字の各ストロークの方向と一致せしめるべく方向変
   更する事を特徴とする手書き文字認識方法。