JPS62164909A - 荷物の積替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、運搬車にて運搬されてき７’２＋塵芥あるい
は土砂等の荷物を船舶等に積替する施設において用いら
れる荷物の積替装置に関する。

（従来の技術） このような荷物の積替装置として特公昭５２−４１９４
４号が知られている。

（本発明が解決しようとする問題点） 前述の従来技術にあっては、可動床が水平移動せしめる
ように構成されている関係上、可動床が開放されている
位置においてのみ荷物を放出することができるものであ
り、荷物を任意の位置に放出することができなかった。

また、可動床の水平移動に追従する油圧配管や多数の可
動部分を配設する必要があり、構造が複雑かつ大型にな
るという欠点があった。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、簡単な構造
により荷物の積替位置を任意に変え得るようにした荷物
の積替装置を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、甲板上に形成された投入口に沿って案内レー
ルを敷設し、該案内レールには移動装置を介して前後移
動可能なホッパを吊設するとともに、該ホッパの下端開
口部には開閉装置を介して開閉自在な排出ゲートを設け
た構成を有するものである。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

本実施例は、ダンプトラックの塵芥を海上の運搬船に投
棄して積替する第１図に示すような塵芥積替施設におい
て適用し友場合を例示するものである０ 第１図において、岩壁ｌの近くには双胴桟橋２が設置さ
れ、前記岩壁１と桟橋２間にはランプ３が設けられてお
り、図示しない塵芥中継基地等にて塵芥が積載されにダ
ンプトラック４が前記ランプ３を経て桟橋２に形成され
た甲板５上に進入できるようになっている。

前記甲板５下方周囲には昇降自在なシャッター６が配置
され、甲板５下方に運搬船７が係留された際、前記シャ
ッター６を下降して甲板５と運搬船７とで形成される空
間周囲を遮蔽できるようになっている。

一方、前記甲板５には後述するように運搬船７に対する
ダンプトラック４の塵芥排出位置を適宜変え得るように
した積替装置Ａが設けられている。

第２図において、積替装置Ａは甲板５上に積替ユニツ）
ａを複数列配設した状態で示されており、具体的には甲
板５に形成した投入口１０に積替ユニッ）ａが５列（左
より順にａｌ　、　ａ２　、・・・・・・ａ５）配設し
て構成されている０ 各積替ユニットａは、投入口１０１個について３個の積
替装置ａ′を設けたものであジ、各積替装置ａ′は全て
同一構造であり、以下この積替装置ａ′の詳細を第３図
乃至第６図により説明する。

甲板５には適数個の支持梁１１が縦設されており、この
うち投入口１０が露出された支持梁ｌｌ上には前後方向
に案内レール１２が敷設されている。この案内レール１
２上には四方を包囲されて方体に形成されたホッパ１８
が移動装置１４を介して前後移動可能に懸架吊設されて
いる。

この移動装置１４は、甲板５上に敷設された一対の油圧
シリンダ１４ａと前記ホッパ１３上端に回転自在に軸支
された複数個の回転ローラ１４ｂ・・・・・・とより構
成されているが、油圧シリンダ１４ａに代えて油圧モー
タと索条の組合わせ、あるいは回転ローラ１４ｂをトル
クモータにて直接駆動せしめるようにしてもよい。

また、ホッパ１３は周囲を包囲した方体に形成されたも
ので、その上部には、左右側方及び後方の三方を包囲す
るように遮蔽板１５が立設されており、塵芥が周囲に飛
散しないようになっている。

一方、ホッパ１８の下端開口には、この開口を適宜開閉
する排出ゲート１６が設けられている。

排出ゲート１６は上端をホッパ１３の左右側壁に回動自
在に軸支された側板１６ａと、該側板１６ａの下端に固
着されたゲート本体１６ｂとニジなる蓋体を一対組合わ
せて互いに逆方向に回動させるようにしたもので、その
ため、ホッパ１３の左右側壁と排出ゲート１６の側板１
６ａとの間にはそれぞれ一対の油圧シリンダ１７よジな
る開閉装置が配設されている。

次に本発明の作用について述べると、通常積替装置ａ′
は第３図に示すように、ホッパ１３が投入口１０前端に
位置すると同時に排出ゲート１６はホヴパ１３の下端開
口をｒＪＩ儲１−でいる、この状態よりランプ３を経て
甲板５上に進入してきた運搬車であるダンプトラック４
が、投入口１０前端にて車止め１８にて阻止されると、
その位置にて荷箱を傾動して塵芥などの荷物を投入口１
０より放出する。この荷物はホッパ１３及び排出ゲート
１６にて形成された空間に収容される。

次いで、移動装置１４である油圧シリンダ１４ａを縮小
作動せしめれば、ホッパ１３は案内レール１２上を回転
ローラ１４ｂを介して移動することができる。そして、
前記油圧シリンダ１４ａの伸縮ストローク中の任意の位
置で停止せしめた後。

開閉装置１７を作動すると、すなわち油圧シリンダ１７
を縮小せしめると、蓋体は互いに逆方向に回動し、ホッ
パ１８の下端開口部を開放することができる。

この結果、塵芥はホッパ１３より運搬船７に対して落下
せしめられる。塵芥の放出を終了すれば、移動装置１４
を再び作動せしめて投入口１０前端位置に復帰させる。

このような作業を繰り返すことにより、運搬船に対する
塵芥の積替を適宜任意の位置で行なうことができる。

（効　果） 以上のように、本発明は趙芥等の荷物を一旦ホツバにて
収容した後、それを適宜の位置に移動させて塵芥を放出
できるようにしたので、運搬船に対して荷物を任意の位
置で積み替えることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を例示するもので、第１図は本発
明の積替装置を備えた塵芥積替施設の概略図、第２図は
第１図の塵芥積替施設の平面図、第３図は積管装置つ７
作動荊状態を示す断面図、第４図は第８図に示される位
置において収容塵芥を落下せしめる状態を示す断面図、
第５図は他の位置に移動して落下せしめる場合を示す断
面図、第６図は第３図のＸ−Ｘ線よりの断面図である。 Ａ・・・積替装置、１０・・・投入口、１１・・・支持
梁、１３・・・ホッパ、１４・・・移動装置、１６・・
・排出ゲート、１７・・・開閉装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）甲板上に形成された投入口に沿って案内レールを
   敷設し、該案内レールには移動装置を介して前後移動可
   能なホッパを吊設するとともに、該ホッパの下端開口部
   には開閉装置を介して開閉自在な排出ゲートを設けてな
   り、投入口より放出された荷物をホッパ及び排出ゲート
   にて形成された空間に収容した後、移動装置及び開閉装
   置を介して任意の位置に落下せしめるようにしたことを
   特徴とする、荷物の積替装置。