JPS62164127A - デイスプレイ付座標入力装置 - Google Patents

デイスプレイ付座標入力装置

Info

Publication number
JPS62164127A
JPS62164127A JP61006888A JP688886A JPS62164127A JP S62164127 A JPS62164127 A JP S62164127A JP 61006888 A JP61006888 A JP 61006888A JP 688886 A JP688886 A JP 688886A JP S62164127 A JPS62164127 A JP S62164127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
display
tablet
circuit
telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61006888A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Fukuzaki
康弘 福崎
Yoichi Miura
洋一 三浦
Tsugunari Yamanami
山並 嗣也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacom Co Ltd filed Critical Wacom Co Ltd
Priority to JP61006888A priority Critical patent/JPS62164127A/ja
Publication of JPS62164127A publication Critical patent/JPS62164127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は手書き文字や図形を電話回線等を介して伝送
し、また伝送された図形を直ちに表示し得るディスプレ
イ付座標人力装置に関するものである。
[従来技術と問題点〕 従来より電話回線等を利用して図形データを送る装置と
してファクシミリ装置があるが、この場合は既に用紙上
に書かれた、または印刷された文字や図形等を送ること
ができるのみで、手書きの文字や図形を直接伝送したり
、あとから削除や訂正を行なうことは不可能であり、ま
た、伝送に時間を要し実時間性に乏しい等の欠点があっ
た。
[発明の目的] この発明の目的は手書き文字や図形を直ちに伝送し、ま
た表示し得るコンパクトなディスプレイ付座標入力装置
を提供することである。
[発明の構成コ この発明のディスプレイ付座標入力装置は、互いにほぼ
平行に配列された複数の長尺の磁性体を1対の絶縁性基
板間に挾持・一体化してなる2枚の磁性体板と、複数の
導体を互いにほぼ平行に形成してなる4枚の導体板とを
備え、2枚の磁性体板をその磁性体がX方向およびY方
向に沿う如く重ね合せ、さらにその両側に導体板を2枚
ずつ、一方の導体がX方向に、他方の導体がY方向に沿
う如く重ね合せ、導体板上のX方向およびY方向に沿う
導体を上下に連結し、交互にX方向およびY方向の励磁
線並びに検出線となしたタブレットと、このタブレット
上に重ね合わされた平面形のディスプレイ装置と、X向
およびY方向の各励磁線に所定周期の交番電流を加える
駆動電流源と。
定常的な磁界を発生する位置指定用磁気発生器と、X方
向およびY方向の各検出線に誘起する誘導電圧を取出し
、これらより位置指定用磁気発生器の指示座標を算出す
る位置検出回路と前記ディスプレイ装置を駆動する表示
制御回路と、座標によるデータを伝送回線に適応する信
号に変換し、またその逆変換を行なう変復調回路と、こ
れらを制御する処理装置とを有するものである。
[実 施 例] 以下、この発明を図面に示す実施例について説明する。
第1図はこの発明の概要を示しており、100は座標を
入力するためのタブレット、200は座標の指定を行な
う位置指定用磁気発生器(以下、単に磁気ペンと称す)
 、300はタブレット100上に重ね合わされた平面
形のディスプレイ、400は所定周期の交番電流、例え
ば正弦波交番電流を常時発生する駆tJjJ電流源、5
00は磁気ベン200で指定したタブレット100上の
座標を検出する位置検出回路、600はディスプレイ3
00を駆動する表示制御回路、700は処理装置、80
0はデータ信号を伝送信号に変換し、またその逆変換を
行なう変復調回路、例えば音響カプラ、900は電話器
、901は電話回路である。
第2図はタブレットの一例を示すものである。
タブレット100は、同図に示すように上からシールド
板110a、磁性体板120a、120b、導体板13
0a 。
130b、磁性体板120c、120d、導体板130
c、130d。
1、20e、 12Of 、シールド板110bの12
層がらなっている。 シールド板110a、 110b
は、ガラスエポキシ等の絶縁性基板111の片面に銅板
112を貼着したプリント基板を用いている。
磁性体板120a〜120fは、複数(図示例では8本
)の長尺の磁性体121をほぼ平行に配列し、これを2
枚のガラスエポキシ等の絶縁性基板の間に挾持し、加熱
圧着等により一体化してなるものである。
ここで、磁性体121としては磁石を接近させても磁化
され難く、即ち保持力が小さく且つ透磁率(μ)の高い
材料、例えば直径が約0゜1mの断面円形状のアルモフ
ァスワイヤが用いられる。アルモファスワイヤとしては
、例えば(Fe、−x Cox)tsSiよ。B工、(
原子%)(XはFeとCoとの割合を示すもので、O〜
1の値をとる)等が適している。
導体板130a〜130dは、ガラスエポキシ等の絶縁
性基板の片面に銅板を貼着したプリント基板にエツチン
グ加工を施し、複数(図示例では17本)の両端にラン
ド孔を有する導体を形成してなるものである。
磁性体板120aと120bとの間、120cと120
dとの間。
そして120eと12ofとの間はそれぞれ加熱圧着に
より、また他の基板間は接着用シートを介して接着固定
される。この時、磁性体板120a、120e、120
eの磁性体はY方向、磁性体120b、120d、 1
20f(7)磁性体はX方向に沿って配置され、導体板
130a、 130cの導体はY方向に直交する方向、
導体板130b、 130dの導体はX方向に直交する
方向に配置される。
なお、他の製造方法として、2枚の磁性体板をその磁性
体が互いに直交するように加熱圧着し、その面外側にプ
リント基板に接着固定し、その後、エツチング処理によ
り導体を形成し、もしくは形成せず、シールド板110
aと磁性体板120a、 120bおよび導体板130
aとの組、導体板130bと磁性体板120c、 12
0dおよび導体板130cとの組、並びに導体板130
dと磁性体120a、 120fおよびシールド板11
0bとの組を作成し、これらをさらに接着固定するよう
にしても良い。タブレット100全体の厚さは、実際は
3〜5m程度であるが、図面では厚さ方向のみを拡大し
て表わしている。また、タブレット100において、磁
性体板120a、 120b、 120e、 120f
は、その中の磁性体121により励磁線の周囲に発生す
る磁束の通り道を構成し、より大きな電磁誘導を得るた
めのものであり、特に設けなくても差支えない。また、
シールド板110a、 110bは外部からの通常ノイ
ズの混入、および外部への誘導雑音の放出を防止するた
めのものであり、これも特に設けなくても差支えない。
導体板130bと130dの各導体は、上下に重なり合
う導体同士が一端のランド孔にてスルーホール処理によ
り接続され、磁性体板120d中の磁性体121の周囲
を巻回するX方向の励磁線140a〜1401および検
出線150a〜150hを交互に形成する。励磁線14
0a〜1401の導体板130b@の他端は、隣接する
励磁線140a”140jの導体板130d側の他端に
接続され。
即ち直列に接続され、励磁線140aの他端と励磁線1
401の他端は後述する駆動電流源400に接続される
。また、各検出線150a〜l50hの導体板130b
の他端は、それぞれ第6図に示すようにマルチプレクサ
180に接続され、検出線150a〜150hの導体板
130d側の他端は共通に接地される。
導体板130aと130cの各導体は、」二下に重なり
合う導体同士が一端のランド孔にてスルーホール処理に
より接続され、磁性体板120e中の磁性体121の周
囲を巻回するY方向の励磁線160a〜160iおよび
検出線170a〜170hを交互に形成する。励磁線1
608〜1601の導体板130a側の他端は、隣接す
る励磁線160a〜160iの導体板130C側の他端
に接続され、即ち直列に接続され、励磁線160aの他
端と励磁線1601の他端は駆動電流源400に接続さ
れる。また各検出線170a〜170hの導体板130
a側の他端は、それぞれ第6図に示すようにマルチプレ
クサ190に接続され、検出線170a〜170hの導
体板13Oc側の他端は共通に接地される。
次に磁気ペン200の構造をその電気回路とともに第3
図と第4図により説明する。第3図において、201は
合成樹脂等からなるペン状の容器であり、その一端には
先端先細状の棒磁石202が軸方向に摺動自在に収容さ
れている。また、203は操作スイッチで、棒磁石20
2の他端に対向して取付けられている。容器201内に
は超音波信号の送信機204、超音波の送波器205.
電池206が適所に収納されている。容器201を保持
し、ゴムカバー207を取付けた棒磁石202の先端を
入力面に押し当てれば、棒磁石202がスライドしてス
イッチ203がオンし、送信機204内の発振回路20
4dおよび増幅器204bが動作し、送波器205より
測定開始を示す信号、例えば所定周波数の連続パルス信
号を超音波信号に変えて発振する。ディスプレイ300
としては1例えば交差させた複数の水平電極および垂直
電極に液晶媒体を介在した周知のマトリクス型液晶表示
パネルが用いられる。また、ディスプレイ300の表示
面積は、例えばタブレット100の入力可能範囲と等し
く、その表示位置がタブレット100の座標位置と一致
するように重ねられている。
駆動電流源400の具体的構成は第5図に示されている
。同図において、401はファンクションジェネレータ
、例えばインターシル製IC08038であり、コンデ
ンサCと抵抗Rの値で定まる所定の周波数の正弦波信号
を出力する。また、402はパワードライバであり、オ
ペアンプと電流増輔器とからなっており、正弦波信号を
電流増幅して励磁線L40 a 〜140 j−および
160a〜1601へ常時送出する。
第6図はこの発明装置の要部を示すブロック図である。
以下、各回路のブロックの説明とともに装置の動作につ
いて詳述する。
当初タブレット100の励磁線140a〜140i、 
160a〜1601には駆動電流源400より正弦交番
電流が流される。この時、検出線150a〜150hお
よび170a〜170hには、励磁線140a〜140
iおよび160a〜160iを流れる交番電流に基づく
電磁誘導により誘導電圧が発生する。この電磁誘導は磁
性体板120a〜120fの磁性体121を介して行な
われるため、磁性体121の透磁率が大きい程、誘導電
圧の電圧値は大きくなる。
ところで、磁性体121の透磁率は外部より加わる磁気
バイアスによって大きく変化する。その変化のようすは
磁性体の組成、交番電流の周波数、あるい磁性体に熱処
理等を加えることなどにより異なるが、ここでは第7図
に示すように僅かな磁気バイアスを加えた時に最大とな
り、それ以上の磁気バイアスを加えれば加える程減少す
るものとする。
磁気ペン2.00の先端を磁性体121の上部に位置さ
せると、棒磁石202より出た磁束は磁気ペン200の
先端直下では磁性体121にほぼ直交り5.また、その
両側では徐々に磁性体121に沿うようになる。
磁性体121に加えられる磁気バイアス量は磁束と磁性
体121との交差する角度が小さい程大きくなるため、
磁気ペン200の先端直下で一番小さく、ここから離れ
るに従って徐々に大きくなる。
従って、タブレット100の上部に通常形成される入力
面に磁気ペン200の先端が当てられた時、その先端直
下の磁性体121に加えられる磁気バイアス量を前述の
僅かな磁気バイアス量に設定し、磁気ペン200の先端
を検出線150aからX方向の距離Xsおよび検出線1
70aからY方向の距離ysだけ隔てた入力面の位置に
押し当てると、例えばX方向の検出線150a〜150
hには第8図に示すように、磁気ペン200を置いた位
置(指定位置)に最も近い検出線に発生する電圧値を極
大値として、指定位置から離れるに従って徐々に小さく
なる誘導電圧V、〜vaが発生する。第8図において、
横軸は検出、I!150a〜150hの位置をそれぞれ
X工〜X、とするX方向の座標位置を示し、縦軸は電圧
値を示している。
一方、磁気ペン200の棒磁石202の先端が入力面に
押し当てられているため、スイッチ203がオンとなり
、送波器205より測定開始を示す超音波信号が発振さ
れる。超音波信号は受波器501で受波され、さらに受
信機502で増幅・波形整形されて入力バッファ503
に送出される。演算処理回路504は人力バッファ50
3より測定開始信号を読取り測定開始を認識すると、出
力バッファ505を介して切換回路506およびマルチ
プレクサ180へ制御信号を送り、X方向の検出線15
0 a〜150hの誘導電圧を増幅器507へ順次入力
する。各誘導電圧は増幅された検波器508で整流され
て直流電圧に変換され、さらに、アナログ−ディジタル
(A/D)変換器509にてディジタル値に変換され、
入力バッファ503を介して演算処理回路504に送出
される。演算処理回路504では各誘導電圧(ディジタ
ル値)をメモリ510に一時記憶し、これらより位置A
のX方向の座標値Xsを求める。
座標値Xsの算出方法は種々考えられるが、誘導電圧が
磁気ペン200直下の電圧を極大値としてその両側で減
少している点に着目して、この極大値付近の誘導電圧に
近似する函数を求め、その函数の極大値の座標として座
標値Xsを求める方法がある。ここで、例えば、各検出
線150a〜150hの間隔をΔXとし、第8図におい
て座標x3から座標X、までを2次函数(図中、実線で
示す)で近似すると、次のようにして算出することがで
きる。まず、各検出線の電圧と座標値より ■、=a(x、−Xs)2+b    ・・・・・・(
1)V4= a (X4− Xs)”+ b     
=−12)Vs =a (x、s  Xs)2+ b 
    −・・−(3)となる。ここで、a、bは定数
(a<0)である。
また、 X4− X3=ΔX          −旧・−(4
)X、−X3=2八X         =−・−(5
)となる。(4)、(5)式を(2)、(3)式に代入
して整理すると、 X5=X3+Ax/2 ((3V、−4V+v、)、/
(v、−2V、+V、))−・・・−(6)となる。従
って、(6)式に検出線150c、 150d。
150eに誘起する電圧X3. X、、 V、、および
検出線150cの座標X1(既知)を代入して演算する
ことにより、X座標値Xsを求めることができる。
演算処理回路504は、まず各誘導電圧の中よりピーク
値付近の電圧値を検出しこれを取出す。この検出方法と
しては、例えば各誘導電圧の大麦を順次比較し、ある電
圧、仮りにVkが直前の電圧V k−1より大きく、か
つ次の電圧Vk+、よりも大きい時(Vk−t<Vk>
Vk+1N、:電圧Vkをピーク電圧に最も近い電圧と
して検出することができる。而して、V k−、・Vk
・V k+1とこれらに対応する検出線の座標値(既知
)より(6)式の演算処理を行ない、座標値Xsを得る
。このようにして得られたX方向の座標値Xsは処理装
置700に送出され一時記憶される。
ついで、演算処理回路504は出力バッファ505を介
して切換回路506およびマルチプレクサ+90に制御
信号を送り、Y方向の検出線170a〜170hの誘導
電圧を順次入力し、前述と同様の処理によってY方向の
座標値ysを求め、これを処理装置700に送出する。
以下、これを繰返し、次々に指示される位置データを得
ることができる。
一方、処理装置700に記憶されたX方向データおよび
Y方向データからなる位置データは、表示制御回路60
0からディスプレイメモリ602に送出され、一定の順
序に従って並べられて記憶されるとともに、制御回路6
01からのタイミングパルスにより順次読み出されてX
方向ドライバ603、Y方向ドライバ604に出力され
る。またこれらのX方向ドライバ603、Y方向ドライ
バ604には、制御回路601のタイミングパルスに同
期して走査回路605が発生するスキャニングパルスが
入力され、各ドライバ603.604はディスプレイ3
00のX方向およびY方向の位置データに対応する電極
を駆動し、タブレット100上に指示した位置をディス
プレイ300上の同一位置に表示する。従って、タブレ
ット100上に重ねたディスプレイ300の上から磁気
ペン200で書いた文字や図形の筆跡がディスプレイ3
00上に同一筆跡にて表示される。
また一方、処理装置700に記憶された位置データは音
響カプラ800の変調回路801に送出された音声帯域
の信号に変調され、さらにスピーカ802で音声信号に
変換され、電話機900.電話回線901を介して相手
方に送出される。ここで相手方がこれまで説明したディ
スプレイ付座標入力装置であれば、そのディスプレイに
前述したと同様に文字や図形を表出させることができる
。また、相手方より送られた位置データは、マイクロホ
ン803.復調回路804を介して処理装置700に一
時記憶され、その後、前述したと同様に表示制御回路6
00を介してディスプレイ300に表示させることがで
きる。
またこの時、処理装置700に文字編集、図形処理機能
を付加すれば、タブレット100に入力した文字や図形
を修正したり、追加、削除したものをディスプレイ30
0および相手方のディスプレイに同時に表示することが
可能となる。
第10図は磁気ペン200による位置指定のようすを示
すものである。棒磁石202の先端から発せられる磁界
は、同図に示すように棒磁石202の中心線の延長上の
一点rから発するように近似される。
従って磁性体121および121′ より点rまでの距
離に相当する位置に入力面、即ちディスプレイ300の
上面301を形成し、ゴムカバー207の先端が点rに
位置するよう磁気ペン200を形成すれば、棒磁石20
2が磁性体121および121′ に対して傾いても(
但し、図示例では二点鎖線で示す磁性体121′ を基
準として棒磁石202が傾いた状態にあることを示して
いる。)磁性体の同一位置に対する磁界の方向は変わら
ず、その検出位置も変わらず、従って、棒磁石202の
傾きに影響されず位置指定が可能となる。なお、実験で
は傾きが±30″以内で。
誤差±0.5nn以下を達成している(入力面の高さ1
2m)。
上述実施例においては、タブレット100およびディス
プレイ300は、電話器900と分離して設けられてい
るが、電話器と一体的に組み込んでよい。
すなわち、第10図に示す実施例においては、音響カプ
ラ等を内蔵した電話器本体911内に、ディスプレイを
搭載したタブレット旧2および磁気ペン200からの測
定開始を示す超音波信号を受信する受信部913が設け
られている。電話番号は受話器91.4の中間部に設け
られたテンキー(図示しない)で指定する。タブレット
912は電話器本体911内に着脱自在に挿入し、電話
器本体とは差込みプラグ等により電気的に接続されるよ
うにしておけば、タブレット912を電話器本体911
から取り外して、通常の座標入力装置としても使用でき
る。
ディスプレイを搭載したタブレット912は第11図に
示すように、電話器本体921の下部にスライド可能に
設けて、必要な時だけ引き出して使うようにしてもよい
。第11図においては、電話器本体921の上面にスペ
ースができるので、電話番号指示用のテンキー922は
、受話器923ではなく電話器本体921の上面に設け
ることができる。このようにディスプレイ搭載のタブレ
ットを電話器に一体的に組み込むことにより、使い勝手
が向上し、タブレット使用のたびに電話器をタブレット
の近くに引き寄せるという手間は省かれる。
なお、タブレットの使用頻度が電話器の使用頻度より少
ない場合は、第12図に示すように、電話器本体931
の上面先端部に、タブレット932の下端が挿入支持可
能な溝933のみを設けてもよい。タブレット932の
使用時にはタブレットを図示のように電話器本体931
の溝933に立て掛けるようにしてもよい。
なお、実施例中の励磁線および検出線の本数は一例であ
り、これに限定されないことはいうまでもない、また、
検出線の間隔は2〜6IIIl18度であれば、比較的
精度良く位置検出ができることが実験により確かめられ
ている。また、位置指定用磁気発生器も電磁石に限定さ
れることはなく、板。
リング、鉤体等でもよく、あるいは電磁石でもよい。
また、上述実施例において、測定開始を示す信号を磁気
ペン200から位置検出回路500まで超音波信号を用
いて伝送したが赤外線等の光信号を用いても良い。また
、測定開始を示す信号は単に座標検出のタイミングを演
算処理回路504に認識させるためのものであるから、
特に磁気ペン200より送ることを要するものではなく
1位置検出回路500自体に設けたキーボードその他の
スイッチ回路よりタイミングを認識させる信号を送るよ
うにしても良い。
また、ディスプレイ300は液晶表示パネルで構成して
いるが、プラズマディスプレイやエレクトロルミネッセ
ンス(EL)ディスプレイを用いてもよい。またその表
示面積もタブレット100の入力可能範囲と特に等しい
必要はなく、より小さいもの、あるいはより大きいもの
でも使用できる。
さらに、電話交換機間に音声多重化装置を介在させるこ
とにより、音声との同時電送も可能である。
[発明の効果] この発明によれば、ディスプレイ上で位置指定用磁気発
生器を操作するのみで任意の文字や図形等を高精度に入
力でき、その入力結果をディスプレイ上で直ちに確認で
きる。また、タブレットは薄い基板状に形成できるので
、その上にディスプレイを重ね合わせても厚くなること
はない。タブレット上にディスプレイを重ねため、表示
文字等が視差によって二重に見えるような不都合もない
さらに、位置指定用磁気発生器は従来の電磁誘導を利用
したものとは異なり、磁場変動を加えたり。
あるいは磁場変動を検出したりする必要がなく、コード
レスとすることができ、座標入力の操作性を大幅に改善
することができる。また、入力した手書き文字や図形を
直ちに電話回線等を介して他の装置へ送出でき、さらに
また他の装置から送られた手書き文字や図形を直ちにデ
ィスプレイ」―で表示でき、従来のファクシミリ装置の
ように用紙を必要とせず、迅速な位置データの処理が可
能となる。さらにまた、位置指定用磁気発生器はわずか
のバイアス磁界をタブレットに与えるのみでよく、近接
させる必要がないから、ディスプレイの厚みに対する制
約が少なく、ディスプレイ上に磁性体の金属以外のもの
を乗せ、さらにその」二から座標入力することができる
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のディスプレイ付座標入力装置の一実
施例における装置全体の概要を示す斜視図、第2図はタ
ブレットの主要な構成を一部切欠いて示す分解斜視図、
第3図は磁気ペンの構造を示す断面図、第4図はその電
気回路図、第5図は駆動電流源の具体的構成を示す回路
図、第6図は装置要部の回路ブロック図、第7図は磁気
バイアス対透磁率の特性図、第8図はX方向の各検出線
に発生する誘導電圧の一例を示す線図、第9図は磁気ペ
ンによる位置指定の様子を示す説明図、第10図はこの
発明の他の実施例を示す斜視図、第11図はこの発明の
さらに他の実施例を示す平面図、第12図はこの発明に
さらに別の実施例を示す側面図である。 図中、100はタブレット、200は磁気ペン、300
はディスプレイ、400は駆動電源、500は位置検出
回路、600は表示制御回路、700は処理装置、80
0は音響カプラ、900は電話器である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いにほぼ平行に配列された複数の長尺の磁性体
    を1対の絶縁性基板間に挾持・一体化してなる2枚の磁
    性体板と、複数の導体を互いにほぼ平行に形成してなる
    4枚の導体板とを備え、前記2枚の磁性体板をその磁性
    体がX方向およびY方向に沿う如く重ね合せ、さらにそ
    の両側に前記導体板を2枚ずつ、一方の導体がX方向に
    、他方の導体がY方向に沿う如く重ね合せ、前記導体板
    上のX方向およびY方向に沿う導体を上下に連結し、交
    互にX方向およびY方向の励磁線並びに検出線となした
    タブレットと、このタブレット上に重ね合わされた平面
    形のディスプレイ装置と、前記X向およびY方向の各励
    磁線に所定周期の交番電流を加える駆動電流源と、定常
    的な磁界を発生する位置指定用磁気発生器と、前記X方
    向およびY方向の各検出線に誘起する誘導電圧を取出し
    、これらより前記位置指定用磁気発生器の指示座標を算
    出する位置検出回路と前記ディスプレイ装置を駆動する
    表示制御回路と、前記座標によるデータを伝送回線に適
    応する信号に変換し、またその逆変換を行なう変復調回
    路と、これらを制御する処理装置とを有するディスプレ
    イ付座標入力装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記伝送回路は
    電話回線で構成され、前記タブレットと前記ディスプレ
    イ装置は電話器本体に一体的に組み込まれていることを
    特徴とするディスプレイ付座標入力装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項において、前記タブレット
    と前記ディスプレイ装置は前記電話器本体に摺動可能に
    収納されていることを特徴とするディスプレイ付座標入
    力装置。
JP61006888A 1986-01-16 1986-01-16 デイスプレイ付座標入力装置 Pending JPS62164127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61006888A JPS62164127A (ja) 1986-01-16 1986-01-16 デイスプレイ付座標入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61006888A JPS62164127A (ja) 1986-01-16 1986-01-16 デイスプレイ付座標入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62164127A true JPS62164127A (ja) 1987-07-20

Family

ID=11650770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61006888A Pending JPS62164127A (ja) 1986-01-16 1986-01-16 デイスプレイ付座標入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62164127A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08504533A (ja) * 1992-09-24 1996-05-14 ノンボラタイル エレクトロニクス,インコーポレイテッド 磁気抵抗性メモリ構造大フラクション利用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08504533A (ja) * 1992-09-24 1996-05-14 ノンボラタイル エレクトロニクス,インコーポレイテッド 磁気抵抗性メモリ構造大フラクション利用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4890096A (en) Coordinate input device with display
USRE39475E1 (en) Digitizer having flat tablet with magnetic shield plate
US4988837A (en) Position detecting device
KR920006327B1 (ko) 공간좌표 검출장치
EP0187372B1 (en) Position detecting device
EP2015030B1 (en) Position detector and display device
US4848496A (en) Coordinates input apparatus
US4609776A (en) Coordinate input device with display
EP0347725A2 (en) Electronic blackboard and accessories such as writing tools
JPS60153537A (ja) デイスプレイ付座標入力装置
JPH0210442B2 (ja)
EP0602913A2 (en) Method of use of multiple input styli in a system of multiple computers
EP2672726A1 (en) Electronic device
EP0779596A1 (en) Digitizer apparatus and method
US4845478A (en) Coordinate input device with display
JPS62164127A (ja) デイスプレイ付座標入力装置
US5541371A (en) Palpably controllable digital plate
JPH05313808A (ja) コードレスデジタイザ
JPS60150119A (ja) デイスプレイ付座標入力装置
JPH0210446B2 (ja)
JP2583500B2 (ja) 位置検出装置
JPH0944290A (ja) 座標入力装置
JPH01119818A (ja) 座標入力装置
JPS60150120A (ja) デイスプレイ付座標入力装置
CN117784952A (zh) 信息处理系统、信息处理装置、程序以及控制方法