JPS62163701A - 気液接触装置 - Google Patents

気液接触装置

Info

Publication number
JPS62163701A
JPS62163701A JP61004948A JP494886A JPS62163701A JP S62163701 A JPS62163701 A JP S62163701A JP 61004948 A JP61004948 A JP 61004948A JP 494886 A JP494886 A JP 494886A JP S62163701 A JPS62163701 A JP S62163701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
perforated plate
liquid
flow
contact device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61004948A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Takagi
敏行 高木
Kazuyoshi Miki
三木 一克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61004948A priority Critical patent/JPS62163701A/ja
Publication of JPS62163701A publication Critical patent/JPS62163701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、気液接触装置に係り、特に、ダウンカマーを
有する多孔板を用いた気液接触装置に関する。
〔発明の背景〕
ダウンカマーを有する多孔板を具備する気液接触装置は
、圧力損失が少なく、高い精留性能を有し、かつ構造が
簡単なため、蒸留、精留、吸収などの化学工業の種々の
気液接触操作に幅広く使用されている。
多孔板は、熱容量、製作費を低減するため、薄肉平板構
造となっており、数枚の板を接合することによって製作
する。この接合部は、多孔板を強化する補強リブの役目
も果たしている。しかし、通常、このリブは、多孔板下
に数■にも突きだし1、i:’だ、1構造となっており
、前節で述べたガスの流れを二βh害するという問題が
ある。また、液深が高くなった時に、その上部にある泡
沫層が、リブに接する可能性があり、この場合、多孔板
下のガスの流れを止め、圧力のバランスをくずし、不安
定状態を引き起すという問題もある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、多孔板上の液とその上段の多孔板での
ガスの周方向流れを阻害しない構造の補強用接合リブを
持つ多孔板からなる気液接触装置を提供することにある
〔発明の概要〕
本発明では、補強用接合リブに、開孔部を設けることに
よって、ガスの流路を設けることによって、上記目的を
達成したものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例によって説明する。
第1図は、本発明による気液接触装置の多孔板】を示し
ている。多孔板は、通常、数枚の板を接合することによ
って製作する。隣り合う2枚の板の端部を90°下方に
折り曲げ、接合部を成し、その下端部を溶接することに
よっでリブを形成している。このリブは、多孔板を接合
すると同時に、薄板構造である多孔板を補強している。
本発明は。
このリブに開孔部を設けることによって、多孔板上の周
方向のガスの流路を形成していることに特徴がある。
空気を分離するための気液接触装置を例にとり第2図を
用いて気液接触装置の原理を説明する。
気液接触装置は、上塔10と下塔]1を主凝縮器12で
結合した複式精留塔の構造となっている。
上塔、下塔には、第1図に示され°Cいる多孔板1が、
それぞれ数10段設置されている。
多孔板1には、ダウンカマー3が設置され、第1図に示
すように液(液体空気)は、多孔板1上を流れ、ダウン
カマー3を通って下の多孔板に流下し、ガス(原料空気
)は、多孔板の孔部を通って上昇する。多孔板は、液の
流れ方式によって分類でき旋回流方式、十字流方式、一
方向流方式等があり、旋回流方式の多孔板では、分流の
数によって、1方流皿(第1図)、2方流皿、4方流皿
6方流皿と分類される。
第2図に示した気液接触装置では、液化された原料空気
13が酸素14と窒素15に精留分離される。このよう
な気液接触装置においては、多孔板上を流下する液流量
と多孔板の孔部を通って上昇するガス流量から決まる一
段あたりの効率(段効率)が一定のどき、段数が多いほ
ど蒸留精留等の効率が高い。したがって、塔高さを一定
にした場合を考えると段間隔を小さくし、段数を増した
方が効率が高い。しかし段間隔を小さくしすぎると部分
発砲が生じ、液の」ユにある泡沫層が上段の多孔板に接
することによって圧力損失異常が生じる可能性がある。
このため、部分発泡等の異常現象の発生を防止し、正常
な動作状態を維持することが気液接触装置の製作におい
て重要である。
正常な動作状態での多孔板上の圧力バランスを第3図を
用いて説明する。第3図は、第1図に示した多孔板をモ
デル化したもので、第1図の多孔板上の周方向の液の流
動状態を第3図では、横方向に示したものである。多孔
板一段を通過するときの圧力損失ΔPしは、水平方向に
一定であり、次式で求められろ。
Δpt=ΔPd+ΔPw+Δp a   −−−−−−
(t)ここで、ΔPtは、多孔板の孔部をガスが通過す
るときの粘性抵抗による乾きポカ損失、ΔPwは、多孔
板上の液深を支えるための湿り圧力損失、ΔPσは、多
孔板の孔周囲に張った液の界面張力をガスが打ち破るた
めの圧力損失である。それぞれの圧力は、次式で表され
る。
乾き圧力損失  : △Pd=Kdν2 ・・・(2)
湿り圧力損失  : △P w = K w h   
・・・(3)表面張力による圧力損失:ΔPσ=にσσ
・・・(4)ここで、ヤは、孔部を通過するガスの速度
、hは。
液深、σは、表面張力、Kd、Kw、にσは、定数であ
る。式(4)で求まるΔPσは、一定となるので、第3
図のD点では、0点に比べて、hが大きいため、νが小
さくなる。従がって、D点では、0点に比べて、ガス圧
が高くなり、点からD点に向かって、ガスが流れる。A
点での液深は、B点での液深に比べて高くΔptをA点
とB点で同じ値とするためには、A点でのガス速度が、
B点のガス速度よりも大きくなくてはならないが、これ
は、0点からD点へのガスの流れにより達成することが
できる。このように、正常な動作状態では、0点からD
点のように、液深の大きいところから液深の小さいとこ
ろへガスが流れることによって圧力の安定状態が保たれ
る。
本発明では、第1図の多孔板を拡大して示した第4図か
られかるように、補強リブ2に開孔部4を設け、ガスの
流路を形成した。これにより、多孔板上のガスの周方向
の流れが多い場合においでも、補強用リブが流れに対す
る抵抗とならずに、圧力のバランスを保つことができる
。また、液深上の泡沫層が、補強用リブに達つした場合
においても、補強用リブの開孔部を通って、ガスが流れ
るため、ガスの片流れによる部分発泡とそれに伴う圧力
損失以上を生じさせることがない。
第5図は、本発明の第2図の実施例を示した多孔板の斜
視図である。この実施例は、開孔部を持つ補強リブを流
れに対して抵抗とならない方向に傾けたものであり、こ
れにより、ガスの流動抵抗を低減したものである。本発
明は、補強の強度を減じることなく、第1の実施例以上
の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように本発明によれば、多孔板の補強
リブに開孔部を設けることによって、多孔板の各段にお
ける周方向のガスの流れを阻害することのない、安定性
の高い気液接触装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明になる実施例を示す気液接触装置の断
面図、第2図は、大型空気分離装置の断面図、第3図は
、気液接触装置の簡略化モデルの断面図、第4図は、本
発明の第1の実施例になる気液接触装置の多孔板の斜視
図、第5図は1本発明の第2の実施例になる気液接触装
置の多孔板の斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、上面を液が円周方向に旋回しながら流れる旋回流方
    式の複数の板を接合して成る多孔板を鉛直方向に複数内
    蔵し、前記液を下段の多孔板側に流下させるダウンカマ
    ーと、このダウンカマーを出た液を前記多孔板上に流入
    させる液受箱とを有し、前記多孔板に対し上昇する気体
    と前記液とを接触させる気液接触装置において、前記多
    孔板の接合部を形成する補強用リブに開孔部を設けたこ
    とを特徴とする気液接触装置。
JP61004948A 1986-01-16 1986-01-16 気液接触装置 Pending JPS62163701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61004948A JPS62163701A (ja) 1986-01-16 1986-01-16 気液接触装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61004948A JPS62163701A (ja) 1986-01-16 1986-01-16 気液接触装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62163701A true JPS62163701A (ja) 1987-07-20

Family

ID=11597792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61004948A Pending JPS62163701A (ja) 1986-01-16 1986-01-16 気液接触装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62163701A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021100780A1 (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 住友重機械プロセス機器株式会社 蒸留装置及び気液接触装置用のトレイ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021100780A1 (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 住友重機械プロセス機器株式会社 蒸留装置及び気液接触装置用のトレイ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3417975A (en) Apparatus for liquid-gas contacting tray
JP2691850B2 (ja) 触媒媒体を利用する処理塔のための降下管−トレー組立体及び降下管より排出液体と蒸気とを混合する方法
JPH0661403B2 (ja) 降下部―トレー組立体
US4132761A (en) Gas-liquid contacting
JP2717522B2 (ja) 接触トレー装置及びその操作方法
JPH08332373A (ja) 高効率活性領域増加装置
JP4914092B2 (ja) プレート式物質交換塔
US3075752A (en) Gas-liquid contact tower
US4104338A (en) Bubble cap tray
JPS62163701A (ja) 気液接触装置
JPH05131101A (ja) カートリツジトレーシーリング装置及び方法
JPS60257802A (ja) 気液接触塔
JPH04268191A (ja) ルーバーを有する塔パッキング
KR100452407B1 (ko) 증류탑 트레이
JPS621402A (ja) 気液接触装置
JP4183331B2 (ja) 棚段式気液接触装置
CN217312015U (zh) 一种带降液盒的双溢流塔板
JPS59210289A (ja) 気液接触装置
JPH0532161Y2 (ja)
JPH06154503A (ja) 気液接触装置
JPH05237303A (ja) 気液接触装置
CN110375574B (zh) 一种可提高布膜和排气性能的降膜均布装置
CN213555448U (zh) 一种低压降、低雾沫夹带的高性能波纹导向浮阀及其塔板
JPS61125402A (ja) 気液接触装置
JPS60147234A (ja) 棚段式気液接触装置