JPS60147234A - 棚段式気液接触装置 - Google Patents
棚段式気液接触装置Info
- Publication number
- JPS60147234A JPS60147234A JP228384A JP228384A JPS60147234A JP S60147234 A JPS60147234 A JP S60147234A JP 228384 A JP228384 A JP 228384A JP 228384 A JP228384 A JP 228384A JP S60147234 A JPS60147234 A JP S60147234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- plate
- gas
- liquid contact
- outlet part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多孔棚段式気液接触装置に関し、特に減量運転
時のウィービングによる液短絡降下現象を防止できるよ
うにして棚段の安定操作範囲を太きくし、装置の経済性
を向上させる様にしたものである。
時のウィービングによる液短絡降下現象を防止できるよ
うにして棚段の安定操作範囲を太きくし、装置の経済性
を向上させる様にしたものである。
従来の多孔棚段式気液接触装置の基本的構成は第1図に
示す通りである。即ち第1図において気液接融塔本体1
内には間隔をおいて気液接触多孔棚段(以下単に棚段と
いう)2が配置され、該棚段2によって気液接触装置が
複数個の接触反応室7に分割されると共に、それらを上
下に連接さぜる液下降通路、即ちダウンカマー3が左右
交互に形成されている。そして原料蒸気(以下単に蒸気
という)J−j:棚段2に設けられた蒸気通過開口部4
を通って上昇し、棚段2上の入口せき5と出口せき6の
間に保有される液相りへ入ジ気液接触する。
示す通りである。即ち第1図において気液接融塔本体1
内には間隔をおいて気液接触多孔棚段(以下単に棚段と
いう)2が配置され、該棚段2によって気液接触装置が
複数個の接触反応室7に分割されると共に、それらを上
下に連接さぜる液下降通路、即ちダウンカマー3が左右
交互に形成されている。そして原料蒸気(以下単に蒸気
という)J−j:棚段2に設けられた蒸気通過開口部4
を通って上昇し、棚段2上の入口せき5と出口せき6の
間に保有される液相りへ入ジ気液接触する。
−力源は上方のダウンカマー3の下端のすき間がら棚段
2上に流入し、開口部4から上昇する蒸気と気液接触し
ながら出口せき6をオーバーフローして下方へ流下して
行く様に構成されている。しかしこの棚段は安定操作範
囲の点からすると問題がある。即ち、棚段2′土を流れ
る液は流動抵抗のために、棚段2の液入す部における流
入液の液深は大きくなっておシ、従って該液入口部では
液が自重によって棚段2から漏れる現象即ちウィービン
グ現象が生じ易くなっている。又一般に棚段2上におけ
る液の流れ〔矢印U)方向〕は、開口部4を通して上昇
する蒸気流によって抵抗を受けるので、出口せき6方向
への液の流れが阻害され、図示の如く入口せき5側と出
口せき6側の間に液深差を生じる傾向を示す。その結果
、上昇蒸気は液深の小さい出口せき6側寄シの開口部4
から通過しようとする傾向を示すので、矢印の如き特有
の上昇流状態とカリ、上記ウィービング現象が入口せき
5側で一層助長され易くなっている。
2上に流入し、開口部4から上昇する蒸気と気液接触し
ながら出口せき6をオーバーフローして下方へ流下して
行く様に構成されている。しかしこの棚段は安定操作範
囲の点からすると問題がある。即ち、棚段2′土を流れ
る液は流動抵抗のために、棚段2の液入す部における流
入液の液深は大きくなっておシ、従って該液入口部では
液が自重によって棚段2から漏れる現象即ちウィービン
グ現象が生じ易くなっている。又一般に棚段2上におけ
る液の流れ〔矢印U)方向〕は、開口部4を通して上昇
する蒸気流によって抵抗を受けるので、出口せき6方向
への液の流れが阻害され、図示の如く入口せき5側と出
口せき6側の間に液深差を生じる傾向を示す。その結果
、上昇蒸気は液深の小さい出口せき6側寄シの開口部4
から通過しようとする傾向を示すので、矢印の如き特有
の上昇流状態とカリ、上記ウィービング現象が入口せき
5側で一層助長され易くなっている。
ところで装置に要求される処理量が減少する場合には当
然々がら製放の減量運転を行なってランニングコストの
節約が図られる。この場合、装置に供給される蒸気流量
を減らすことによって簡単に対処できそうであるが、上
述した様な棚段の操作範囲との関係により厄介な事態が
生じる。
然々がら製放の減量運転を行なってランニングコストの
節約が図られる。この場合、装置に供給される蒸気流量
を減らすことによって簡単に対処できそうであるが、上
述した様な棚段の操作範囲との関係により厄介な事態が
生じる。
即ち上述した様に入口せき5側ではウィービング現象が
非常に生じ易くなっている為、蒸気流量の絞りによって
蒸気速度が低下するとウィービング現象が顕著と々る。
非常に生じ易くなっている為、蒸気流量の絞りによって
蒸気速度が低下するとウィービング現象が顕著と々る。
ウィービングを起こした液は、−股下の出口せき6側に
落下した後すぐに該出口せき6を乗シ越えてもう一段下
のダウンカマー3内に達する。即ち減量運転時には上昇
蒸気と十分気液接触しないまま2段分短絡して降下する
液の割合が非常に多くなるので、気液接触効率が大きく
低下してしまい、所定の性能が得られない。
落下した後すぐに該出口せき6を乗シ越えてもう一段下
のダウンカマー3内に達する。即ち減量運転時には上昇
蒸気と十分気液接触しないまま2段分短絡して降下する
液の割合が非常に多くなるので、気液接触効率が大きく
低下してしまい、所定の性能が得られない。
気液接融装置においては所定の性能を満足するととが絶
対的な条件である為、装置の減量運転という要求に対し
て従来では定常運転時の蒸気速度を予め過剰気味に大き
くしておき、減量運転時でも入口せき5側でウィービン
グが起こらない程度の十分な蒸気速度が得られるように
する方法が採られている。しかしその為に定常運転時に
おける棚段2の圧損がいたずらに犬きくな如過ぎ、その
エネルギーロスに見合う分だけ装置の経済性を悪くして
いた。
対的な条件である為、装置の減量運転という要求に対し
て従来では定常運転時の蒸気速度を予め過剰気味に大き
くしておき、減量運転時でも入口せき5側でウィービン
グが起こらない程度の十分な蒸気速度が得られるように
する方法が採られている。しかしその為に定常運転時に
おける棚段2の圧損がいたずらに犬きくな如過ぎ、その
エネルギーロスに見合う分だけ装置の経済性を悪くして
いた。
本発明は上記の事情に着目してなされたものであってそ
の目的は、棚段の安定操作範囲を大きくすることにより
、蒸気を特に過剰供給することな ・く所定の性能を維
持しつつ定常運転及び減量運転ができるような経済的i
棚段式気液接触装置を提供することにある。
の目的は、棚段の安定操作範囲を大きくすることにより
、蒸気を特に過剰供給することな ・く所定の性能を維
持しつつ定常運転及び減量運転ができるような経済的i
棚段式気液接触装置を提供することにある。
しかしてこの様な目的を達成し得た本発明の棚段式気液
接触装置とは、前記多孔棚段の液出口部の開口比が、液
出口部以外の開口比よりも大きくなるように開口構成さ
れてなる点に要旨を有するものである。
接触装置とは、前記多孔棚段の液出口部の開口比が、液
出口部以外の開口比よりも大きくなるように開口構成さ
れてなる点に要旨を有するものである。
以下実施例図面に基づいて本発明の′構成及び作用効果
を説明するが、下記実施例は単に代表例を示すに過ぎず
、前・後記の趣旨に沿って変更実施することも勿論可能
である。
を説明するが、下記実施例は単に代表例を示すに過ぎず
、前・後記の趣旨に沿って変更実施することも勿論可能
である。
第3図は実施例装置の要部縦断面説明図、第4図は第3
図のIV−IV線断面図を示す。本実施例においても装
置の基本的構成は第1図従来例と異なる所はなく、従っ
て第1装置と同一の構成のものについては同一符号を付
しである。しかるに本実施例が従来例と最も異なシ、又
特徴とする所は棚段2′の開口構成にある。即ち第3,
4図に示す様に棚段2′の出口せき6側即ち液出口部A
の開口比を、液出口部A以外の開口比よりも大きくなる
ように形成せしめている。従って減量運転時の蒸気流量
の絞りによって蒸気速度が低下すると、ウィービングは
液出口部Aで集中的に生じ一段下の液入口部に落下する
ので、該股上で気液接触を十分性なわしめることができ
ることになり、所定の性能を維持することができる。従
って従来のような定常運転時の蒸気加剰供給という操作
は不要となシ、エネルギーロスを解消することができる
。
図のIV−IV線断面図を示す。本実施例においても装
置の基本的構成は第1図従来例と異なる所はなく、従っ
て第1装置と同一の構成のものについては同一符号を付
しである。しかるに本実施例が従来例と最も異なシ、又
特徴とする所は棚段2′の開口構成にある。即ち第3,
4図に示す様に棚段2′の出口せき6側即ち液出口部A
の開口比を、液出口部A以外の開口比よりも大きくなる
ように形成せしめている。従って減量運転時の蒸気流量
の絞りによって蒸気速度が低下すると、ウィービングは
液出口部Aで集中的に生じ一段下の液入口部に落下する
ので、該股上で気液接触を十分性なわしめることができ
ることになり、所定の性能を維持することができる。従
って従来のような定常運転時の蒸気加剰供給という操作
は不要となシ、エネルギーロスを解消することができる
。
尚本実施例装置においても定常運転時にはウィービング
が生じないようにする必要があることは勿論であり、蒸
気流量、液深、開口部4の大きさ・数・粗密状態等を考
慮して適当に設計できる事項である。
が生じないようにする必要があることは勿論であり、蒸
気流量、液深、開口部4の大きさ・数・粗密状態等を考
慮して適当に設計できる事項である。
本発明は以上の様に構成されるが、要は減量運転時のウ
ィービングによ如落下した液がすぐ下の棚段の液入口部
に集中的に入るようにして気液接触が十分性なわれるよ
うにしたので、所定の性能を維持しつつ経済釣力減量運
転及び定常運転を行なえる様になった。又棚段の安定操
作範囲を大きくすることができるようになったので、処
理量の広範な調整が可能となシ、この点からも装置の経
済性を向上させ得ることとなった。
ィービングによ如落下した液がすぐ下の棚段の液入口部
に集中的に入るようにして気液接触が十分性なわれるよ
うにしたので、所定の性能を維持しつつ経済釣力減量運
転及び定常運転を行なえる様になった。又棚段の安定操
作範囲を大きくすることができるようになったので、処
理量の広範な調整が可能となシ、この点からも装置の経
済性を向上させ得ることとなった。
第1,2図は従来の棚段式気液接触装置を示すもので、
第1図は要部縦断面説明図、第2図は第1図の■−■線
断面図、第3図は本発明の実施例を示す要部縦断面説明
図、第4図は第3図のPi−■線断面図である。 1・・・気液接触塔本体 2,2′・・・気液接触棚段
3・・・ダウンカマー 3a・・・タウンカマ−プレー
ト4・・・蒸気通過開口部 訃・・入口せき6・・・出
口せき 7・・・気液接触反応室第1図 第3図 第2図 第4図
第1図は要部縦断面説明図、第2図は第1図の■−■線
断面図、第3図は本発明の実施例を示す要部縦断面説明
図、第4図は第3図のPi−■線断面図である。 1・・・気液接触塔本体 2,2′・・・気液接触棚段
3・・・ダウンカマー 3a・・・タウンカマ−プレー
ト4・・・蒸気通過開口部 訃・・入口せき6・・・出
口せき 7・・・気液接触反応室第1図 第3図 第2図 第4図
Claims (1)
- 気液接触塔内に間隔をおいて複数の気液接触多孔棚段を
配置すると共に該気液接触塔の内壁とダウンカマープレ
ートとによシ画成されるダウンカマーによって前記各多
孔棚段を左右交互に連接してなる棚段式気液接融装置に
おいて、前記多孔棚段の液出口部の開口比が、液出口部
以外の開口比よジも犬きくなるように開口構成されてな
ることを特徴とする棚段式気液接触装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP228384A JPS60147234A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 棚段式気液接触装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP228384A JPS60147234A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 棚段式気液接触装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60147234A true JPS60147234A (ja) | 1985-08-03 |
Family
ID=11525038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP228384A Pending JPS60147234A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 棚段式気液接触装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60147234A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5242628A (en) * | 1992-10-29 | 1993-09-07 | Nye Trays, Inc. | Distillation tray/downcomer |
US5618473A (en) * | 1995-05-09 | 1997-04-08 | Norton Chemical Process Products Corporation | Fractionation trays |
US9996077B2 (en) | 2009-06-30 | 2018-06-12 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Uniformity correction by ablation at different track locations along a tire bead |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP228384A patent/JPS60147234A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5242628A (en) * | 1992-10-29 | 1993-09-07 | Nye Trays, Inc. | Distillation tray/downcomer |
US5618473A (en) * | 1995-05-09 | 1997-04-08 | Norton Chemical Process Products Corporation | Fractionation trays |
US9996077B2 (en) | 2009-06-30 | 2018-06-12 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Uniformity correction by ablation at different track locations along a tire bead |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2134138C1 (ru) | Узел с тарелкой и сливным стаканом колонны для контактирования газа и жидкости (варианты) и способ выпуска пара через зону колонны (варианты) | |
US5192466A (en) | Method of and apparatus for flow promotion | |
US4956127A (en) | Downcomer-tray assembly and method | |
US5106556A (en) | Method of downcoer-tray vapor venting | |
US3417975A (en) | Apparatus for liquid-gas contacting tray | |
US2926754A (en) | Method for improved mechanical effectiveness and efficiency of component interchangeon a vapor liquid contacting tray | |
DE2807882C2 (de) | Kreisförmiger Siebboden für Stoffaustauschkolonnen | |
US4400280A (en) | Method and apparatus for supplying distributing composite liquids to a laminar separation apparatus | |
DE2418965A1 (de) | Dampf-fluessigkeits-austauschapparat | |
WO1988009207A1 (en) | Vapor-liquid contact device and method | |
KR20010012453A (ko) | 2단 하강유로를 구비한 기액 접촉 트레이 | |
US2747849A (en) | Vapor and liquid contacting | |
JPS60147234A (ja) | 棚段式気液接触装置 | |
US3603129A (en) | Apparatus for liquid-gas contacting tray | |
US4762651A (en) | Vapor/liquid contact device | |
US2310829A (en) | Process of and apparatus for degasifying liquids and washing gases | |
EP0381388A2 (en) | Gas-Liquid contacting tray | |
JPS60147233A (ja) | 棚段式気液接触装置 | |
EP0106544A1 (en) | Distributor apparatus for fluid including a gaseous and liquid phase | |
JP4713015B2 (ja) | 熱交換器 | |
SU731984A1 (ru) | Тепломассообменна колонна | |
JPS5889980A (ja) | フラツシユ蒸発装置 | |
JPH0663700B2 (ja) | 深冷分離装置の精留塔 | |
JPS6084101A (ja) | 流下フイルム式蒸発装置 | |
JPS62163701A (ja) | 気液接触装置 |