JPS62162656A - 透明体の接合方法 - Google Patents
透明体の接合方法Info
- Publication number
- JPS62162656A JPS62162656A JP567686A JP567686A JPS62162656A JP S62162656 A JPS62162656 A JP S62162656A JP 567686 A JP567686 A JP 567686A JP 567686 A JP567686 A JP 567686A JP S62162656 A JPS62162656 A JP S62162656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- substrate
- thin film
- joining surface
- thin films
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C27/00—Joining pieces of glass to pieces of other inorganic material; Joining glass to glass other than by fusing
- C03C27/04—Joining glass to metal by means of an interlayer
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、一般に透明体を他の基材に対し高精度で強固
に接合する技術に関する。
に接合する技術に関する。
[従来の技術]
一般に、無機材料あるいは有機材料の透明体を接合する
場合、樹脂系の接着材を用いて加熱硬化させるかあるい
は紫外線硬化樹脂を用い紫外光を照射することにより接
着硬化させる方法が簡便な方法として用いられている。
場合、樹脂系の接着材を用いて加熱硬化させるかあるい
は紫外線硬化樹脂を用い紫外光を照射することにより接
着硬化させる方法が簡便な方法として用いられている。
[発明が解決しようとする問題点]
上記従来の方法では、使用している間に接着材層が環境
温度サイクルの影響を受けて接合物同志が位置ずれした
り、あるいは使用限界温度に大きな制約があるといった
問題がある。また接着部の輪郭形状を精密に制御できな
い欠点がある。
温度サイクルの影響を受けて接合物同志が位置ずれした
り、あるいは使用限界温度に大きな制約があるといった
問題がある。また接着部の輪郭形状を精密に制御できな
い欠点がある。
また紫外線硬化型の樹脂接着材でも硬化中に収縮を生じ
、精密な位置合せを必要とする用途に使用し得ないとい
う問題があった。
、精密な位置合せを必要とする用途に使用し得ないとい
う問題があった。
[問題点を解決するための手段]
透明体を他の基材に接合するに当り、透明体の接合面要
所に予め正周波スパッタリング、真空蒸着等の方法によ
り金属等のレーザ光吸収薄膜を設け、この薄膜に接合基
材面を密着させた後、透明体を通して上記薄膜にYAG
レーザ等の高パワーのレーザ光ビームを照射する。
所に予め正周波スパッタリング、真空蒸着等の方法によ
り金属等のレーザ光吸収薄膜を設け、この薄膜に接合基
材面を密着させた後、透明体を通して上記薄膜にYAG
レーザ等の高パワーのレーザ光ビームを照射する。
[作 用コ
上記レーザ光の照射で接合面に予め設けられたレーザ光
の吸収体膜が急速に加熱されて溶融状態となり、両接合
物間に中間生成膜が形成され化学的に接着されることに
なる。
の吸収体膜が急速に加熱されて溶融状態となり、両接合
物間に中間生成膜が形成され化学的に接着されることに
なる。
[実 施 例]
以下本発明を図面に示した実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図、第2図において1は透明体、−例として先導波
路2が形成されたガラス、LiNbo3゜LiTaO3
等からなる導波路基板であり、この透明基板1を金属製
ケーシングモジュール3の平担な表面3Aに固着するに
当り以下のようにする。
路2が形成されたガラス、LiNbo3゜LiTaO3
等からなる導波路基板であり、この透明基板1を金属製
ケーシングモジュール3の平担な表面3Aに固着するに
当り以下のようにする。
まず透明基板1の接合面IAの要所、例えば両側縁付近
に帯状にレーザ光吸収薄膜5を予め付着形成する。この
薄膜5は使用するレーザ光の波長域で充分な吸収係数を
もつ材料から成り、且っ膜厚は充分に薄いことが望まし
い。一般には晶周波スパッタリングあるいは真空蒸着で
付着形成した厚み数千オングストロームないし数十マイ
クロメートルの金属膜が好適であり、特にガラス部材同
志あるいはガラスと金属材との接合には薄膜5の祠質と
して5US304ステンレス鋼が好適である。
に帯状にレーザ光吸収薄膜5を予め付着形成する。この
薄膜5は使用するレーザ光の波長域で充分な吸収係数を
もつ材料から成り、且っ膜厚は充分に薄いことが望まし
い。一般には晶周波スパッタリングあるいは真空蒸着で
付着形成した厚み数千オングストロームないし数十マイ
クロメートルの金属膜が好適であり、特にガラス部材同
志あるいはガラスと金属材との接合には薄膜5の祠質と
して5US304ステンレス鋼が好適である。
上記のようにして薄膜5を設けた透明基板1の接合面I
Aをケーシングモジュールの接合面3Aに密着させ、両
者を挟持固定具等により仮固定する。
Aをケーシングモジュールの接合面3Aに密着させ、両
者を挟持固定具等により仮固定する。
次に、透明基板1の上方から高パワーのレーザ光ビーム
6を、基板1を透過させて上記薄膜5に照射する。−例
としてNd−YAGパルスレーザにより1〜10ジユー
ル、1〜3ミリ秒のパルスを接合面より若干上部に焦点
を合せて照射する。これによりレーザ照射箇所の薄膜5
の部分が瞬時に溶融固着して両接合部材1,3が強固に
接着される。レーザ光ビーム6を薄膜5に照射する場合
、薄膜5の平面パターンが直線状であれば、パルス発振
あるいは連続発振のYAGレーザのビーム6を上記薄膜
5に沿って矢符7の方向に走査させることができる。ま
た間隔をおいた適宜数の箇所で薄膜5にレーザ光ビーム
6を照射してもよい。第3図1第4図に本発明の他の実
施例を示す。本例は嘱液晶、EL1ECDなどのディス
プレイ素子の基板ガラス10とネサガラス11とを全周
にわたり気密に接合する場合に本発明を適用したもので
あり、両ガラス板10.11の各接合面に額縁帯状に例
えばステンレスを蒸着して薄膜5A、5Bを設け、上記
両薄膜5A、6Bを重ねて両ガラス板t、o、itを合
せ、ネサガラス11の上面から接合面に焦点を合せて連
続発振またはパルス発振のYAGレーザビーム6を照射
しつつ薄膜5A。
6を、基板1を透過させて上記薄膜5に照射する。−例
としてNd−YAGパルスレーザにより1〜10ジユー
ル、1〜3ミリ秒のパルスを接合面より若干上部に焦点
を合せて照射する。これによりレーザ照射箇所の薄膜5
の部分が瞬時に溶融固着して両接合部材1,3が強固に
接着される。レーザ光ビーム6を薄膜5に照射する場合
、薄膜5の平面パターンが直線状であれば、パルス発振
あるいは連続発振のYAGレーザのビーム6を上記薄膜
5に沿って矢符7の方向に走査させることができる。ま
た間隔をおいた適宜数の箇所で薄膜5にレーザ光ビーム
6を照射してもよい。第3図1第4図に本発明の他の実
施例を示す。本例は嘱液晶、EL1ECDなどのディス
プレイ素子の基板ガラス10とネサガラス11とを全周
にわたり気密に接合する場合に本発明を適用したもので
あり、両ガラス板10.11の各接合面に額縁帯状に例
えばステンレスを蒸着して薄膜5A、5Bを設け、上記
両薄膜5A、6Bを重ねて両ガラス板t、o、itを合
せ、ネサガラス11の上面から接合面に焦点を合せて連
続発振またはパルス発振のYAGレーザビーム6を照射
しつつ薄膜5A。
5Bの全周に沿ってビーム6を走査子する。本発明方法
は透明無機材料の接合のみならず、レーザ照射条件およ
び薄膜材質を適当に選択することによって透明打機材料
の接合にも用いることができる。
は透明無機材料の接合のみならず、レーザ照射条件およ
び薄膜材質を適当に選択することによって透明打機材料
の接合にも用いることができる。
[発明の効果コ
本発明によれば、透明な被接合物を正確に限定された所
望の箇所で接合することができ、且つ接着時に接合面の
位置ずれを生じることがなく精密なアライメント接合が
可能となるとともに、接着部領域が極めて限定されてい
る細密な部品でも不側の箇所で接合されるといった問題
が生じない。
望の箇所で接合することができ、且つ接着時に接合面の
位置ずれを生じることがなく精密なアライメント接合が
可能となるとともに、接着部領域が極めて限定されてい
る細密な部品でも不側の箇所で接合されるといった問題
が生じない。
さらに、熱の拡散距離がレーザによるスポット(一般に
0.2〜1.0mmΦ)の数倍以下と小さく、熱的に弱
い部材が接合部近(にあっても何ら悪影響を与えずに接
合できるという利点がある。
0.2〜1.0mmΦ)の数倍以下と小さく、熱的に弱
い部材が接合部近(にあっても何ら悪影響を与えずに接
合できるという利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同実
施例で用いる透明体の接合面を示す斜視図、第3図は本
発明の他の実施例を示す平面図、第4図は同側断面図で
ある。 1.10.11・・・・・・被接合透明体5.5A、5
B・・・・・・レーザ光吸収薄膜6・・・・・・レーザ
光ビーム 7・・・・・・走査方向第1図 ア 第2図 第3図 第4図
施例で用いる透明体の接合面を示す斜視図、第3図は本
発明の他の実施例を示す平面図、第4図は同側断面図で
ある。 1.10.11・・・・・・被接合透明体5.5A、5
B・・・・・・レーザ光吸収薄膜6・・・・・・レーザ
光ビーム 7・・・・・・走査方向第1図 ア 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)透明体を他の基材に接合するに当り、透明体の接合
面要所に予めレーザ光吸収薄膜を設け、この薄膜に基材
の接合面を密接させた後、前記透明体を通して前記薄膜
にレーザ光を照射することを特徴とする透明体の接合方
法 2)前記透明体はガラスである特許請求の範囲第1項記
載の透明体の接合方法 3)前記薄膜はスパッタリング付着させた金属膜である
特許請求の範囲第1項記載の透明体の接合方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP567686A JPS62162656A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 透明体の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP567686A JPS62162656A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 透明体の接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62162656A true JPS62162656A (ja) | 1987-07-18 |
JPH0575707B2 JPH0575707B2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=11617701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP567686A Granted JPS62162656A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 透明体の接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62162656A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63117935A (ja) * | 1986-08-18 | 1988-05-21 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | 第1要素と第2要素との相互連結方法 |
JP2005209413A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 表示パネルの製造方法および表示パネル |
JP2006206372A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Sharp Corp | ガラス基板の修復方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60182191A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-17 | キヤノン株式会社 | レ−ザ−はんだ付け用印刷配線板 |
JPS60216973A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-30 | デー.ドラツカー ウント ツエツト エヌ.エヌ.フアー. | ダイヤモンド部品と金属材との結合体およびこの結合体を利用して得る進行波管 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP567686A patent/JPS62162656A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60182191A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-17 | キヤノン株式会社 | レ−ザ−はんだ付け用印刷配線板 |
JPS60216973A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-30 | デー.ドラツカー ウント ツエツト エヌ.エヌ.フアー. | ダイヤモンド部品と金属材との結合体およびこの結合体を利用して得る進行波管 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63117935A (ja) * | 1986-08-18 | 1988-05-21 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | 第1要素と第2要素との相互連結方法 |
JP2005209413A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 表示パネルの製造方法および表示パネル |
JP2006206372A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Sharp Corp | ガラス基板の修復方法 |
JP4522872B2 (ja) * | 2005-01-27 | 2010-08-11 | シャープ株式会社 | ガラス基板の修復方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0575707B2 (ja) | 1993-10-21 |
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