JPS6216196Y2 - - Google Patents

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JPS6216196Y2
JPS6216196Y2 JP9908080U JP9908080U JPS6216196Y2 JP S6216196 Y2 JPS6216196 Y2 JP S6216196Y2 JP 9908080 U JP9908080 U JP 9908080U JP 9908080 U JP9908080 U JP 9908080U JP S6216196 Y2 JPS6216196 Y2 JP S6216196Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
leg
end surface
spray nozzle
screw hole
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JP9908080U
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JPS5721052U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は園芸ハウスなどにおいて農作物に給
水する際にその散水量を調節し得る散水用ノズル
に関するものである。
従来におけるこの種のノズルとして、金属製又
はプラスチツクス製等種々あるが、その構造は第
5図の如く金属製又はプラスチツク製の円筒体A
の周側壁に導水孔を穿設し、その下部に螺孔を形
成して、同じく金属製又はプラスチツクス製の水
量調節を司る散水ノズル本体Bの脚部を該孔に螺
合した構造のものが用いられており、この場合散
水ノズル本体Bの頭部の円筒体Aに対する噴出間
隙は該頭部に設けられた凹溝を利用してドライバ
ーにて調節可能となされており、かくして給水管
Cから導水孔を経て、円筒体A内に流入する水の
散水量が調節出来るようになされている。
しかしこの公知の散水ノズルは上述のとおり、
噴出間隙をドライバーにて調節する際、数回散水
ノズル本体Bを回転させねばならず、作業能率が
上がらないという欠点があつた。
この考案は上記の如き欠点を改善する事を目的
としてなされたもので、その要旨は周壁に導水孔
を有する円筒体の下部が円筒体の内周よりも小径
のねじ孔となされ、該ねじ孔には切欠部が設けら
れ、該円筒体の下端面は螺旋状の傾斜面となさ
れ、ねじ孔上面部も下端面と同角度の傾斜が設け
られて略一ピツチの雌螺条となされた円筒体と、
脚部と頭部からなり且つ該脚部には前記円筒体の
内周壁に嵌合する嵌着部が設けられ、該嵌着部の
下端面には突起が設けられ、脚部の下端に抜け止
め防止用突起が設けられてなる散水ノズルとから
なり、上記円筒体のねじ孔に散水ノズル本体の脚
部が挿通されて抜け止め防止用突起の上端面が上
記螺条の下端面に、また、嵌着部が設けられた突
起の下面が該螺条の上面部に当接されることによ
り、散水用ノズル本体の脚部が回動可能に螺合せ
られ、散水ノズル本体の頭部と円筒体の上端部と
で形成される噴出間隙の調節を必要とする最大寸
法が、前記螺合部のほぼ一回転の範囲内での回動
により得られるようになされたことを特徴とする
散水用ノズルに存する。
以下、この考案を図面の実施例を参照して説明
する。
1は合成樹脂製の円筒体で、開口側の上端には
突起111付きの鍔体11が設けられるとともに
周壁には導水孔12が周方向に複数箇設けられて
いる。
又下部にねじ孔13が螺設され、このねじ孔1
3に切欠部131が設けられ、ねじ孔13の最終
端部に突起15が設けられ、該突起15を含むね
じ孔13の下部は下方にせり出し、螺条の下端面
14は螺旋状の傾斜面なつており、又円筒体内周
壁の螺条の上面部141も下端面14と同角度の
傾斜が設けられている。
又上記下端面14における突起15は回り止め
用に設けられている。
2は合成樹脂製の散水ノズル本体であり、脚部
21と頭部22とから構成されている。
頭部22には位置決め用突起221及び回動用
ドライバー係止用凹部222が設けられ、一方脚
部21には前記円筒体1の内周壁に嵌合する径太
の嵌着部211が設けられ、この下端面には突起
212が設けられ、下端側面に抜け止め防止用突
起213が突設されている。
散水ノズル本体2は円筒体1に、その脚部21
がほゞ一回転の範囲内で回動可能に挿着されて散
水ノズルが構成されるが、その使用にあたつては
第1図に示す如く円筒体1の鍔体11が給水パイ
プ3の外周に接する状態で円筒体1の部分をパイ
プ壁に嵌着固定させ、この円筒体1にノズル本体
2をその脚部21の方から挿入する。挿入の際は
鍔体11の突起111と散水ノズル本体2の脚部
21の下端部の突起213を上方からみて向きを
合わせて挿入する。
こうすることにより脚部21の突起213が円
筒体1の底部におけるねじ孔13の切欠部131
を通つて突出される。又その軸芯回りにほゞ1回
転回せば突起213の上端面が円筒体1の下端面
14上を摺動しつつ締着される。
このように脚部21の下端部の突起213によ
つて脚部21の円筒体1に対する挿入位置決めと
抜け止め機能をはたし、又ノズル本体2をその軸
芯回りに回す事により、円筒体1の該下端面14
が傾斜面になつている為、円筒体1に対してノズ
ル本体2の位置が下がり、円筒体1の上面とノズ
ル本体2の頭部22の間隙が狭くなる。
又ノズル本体2を上記と反対に回すとノズル本
体2の突起212が円筒体1の内周壁の傾斜され
た螺条の上面部141と接触し傾斜面により押し
上げられ、円筒体1の上面とノズル本体2の頭部
22との間隙が広くなる。
したがつて噴出間隙4の調節はノズル本体2を
1回転の範囲内において回す事により可能であ
る。
尚ノズル本体2と円筒体1との芯のブレは円筒
体1の内周壁面にノズル本体2の嵌着部211が
嵌着される事により防ぐ事ができる。
以上のとおり、この考案の散水ノズルは、噴出
間隙の調節を必要とする最大寸法が螺合部のほゞ
一回転の範囲内での回動により得られるようにな
されているから、噴出間隙をドライバーにて調節
する際従来の如くドライバーを数回回転せしめる
必要がなく一回転の範囲内で調節が可能であり作
業能率が向上するという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は同上の円筒体の斜視図、第3図は同上の円
筒体の底面図、第4図はノズル本体の斜視図、第
5図は従来のものの縦断面図である。 1……円筒体、12……導水孔、13……ねじ
孔、14……下端面、131……切欠部、141
……上面部、2……散水ノズル本体、21……脚
部、211……嵌着部、212……突起、213
……抜け止め防止用突起、22……頭部、4……
噴出間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁に導水孔を有する円筒体の下部が円筒体の
    内周よりも小径のねじ孔となされ、該ねじ孔には
    切欠部が設けられ、該円筒体の下端面は螺旋状の
    傾斜面となされ、ねじ孔上面部も下端面と同角度
    の傾斜が設けられて略一ピツチの雌螺条となされ
    た円筒体と、脚部と頭部からなり且つ該脚部には
    前記円筒体の内周壁に嵌合する嵌着部が設けら
    れ、該嵌着部の下端面には突起が設けられ、脚部
    の下端に抜け止め防止用突起が設けられてなる散
    水ノズルとからなり、上記円筒体のねじ孔に散水
    ノズル本体の脚部が挿通されて抜け止め防止用突
    起の上端面が上記螺条の下端面に、また嵌着部に
    設けられた突起の下面が該螺条の上面部に当接さ
    れることにより、散水ノズル本体の脚部が回動可
    能に螺合せられ、散水ノズル本体の頭部と円筒体
    の上端部とで形成される噴出間隙の調節を必要と
    する最大寸法が前記螺合部のほぼ一回転の範囲内
    での回動により得られるようになされたことを特
    徴とする散水用ノズル。
JP9908080U 1980-07-14 1980-07-14 Expired JPS6216196Y2 (ja)

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JP9908080U JPS6216196Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

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JP9908080U JPS6216196Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

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JPS5721052U JPS5721052U (ja) 1982-02-03
JPS6216196Y2 true JPS6216196Y2 (ja) 1987-04-23

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ID=29460764

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JP9908080U Expired JPS6216196Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4547319B2 (ja) * 2005-08-31 2010-09-22 工藤 裕次 螺子型ノズル、およびそれを用いた流体散布器ならびに消雪装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5721052U (ja) 1982-02-03

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