JPS62161419A

JPS62161419A - アルミニウム製滑り止め付台板の加工方法

Info

Publication number: JPS62161419A
Application number: JP269786A
Authority: JP
Inventors: Yukinori Kirita; 桐田　征典
Original assignee: Kobe Steel Ltd
Current assignee: Kobe Steel Ltd
Priority date: 1986-01-08
Filing date: 1986-01-08
Publication date: 1987-07-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、建設現場等に用いられているアルミニウム製
足場板の踏面となる滑り止付台板の加工方法に関する。

（従来の技術）建設現場の高所作業を行う場合、架設パイプの上に足場
板が敷かれる。

この足場板としては合板木材、鉄製、アルミニウム製が
あり、アルミニウム製は軽量、耐蝕性等の利点乃至特長
を有することから、近年多量に出廻っている。

すなわち、第６図で示す如く、足場板１は方形枠２の一
面に滑り止め３を有する台Ｆｊ、４を設けて構成されて
おり、今までは、型押出プレスを用いて加工されていた
。

（発明が解決しようとする問題点）従来の加工方法では、加工費が嵩み、プレス屑が発生し
、材料歩留りが悪いものであった。

従って、製品単価が高くなっていた。

本発明は、押出プレスで帯板状として押出加工する過程
で、圧下刃を付与することで滑り止めを加工することで
、加工単価を下げうるようにしたことを目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明が前述目的を達成するために講じる技術的手段は
、アルミニウムビレットを高温状態で押出プレスのダイ
スにより、帯板状の一面に帯幅方向の間隔を有して帯長
手方向に連続する突条を有するように押出すとともに、
この押出された帯板材を押出方向に引張し、この押出引
張過程において前記突条をその長手方向に間隔をもたせ
て押出速度と同調して圧下する点にある。

（実施例）以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述する。

第１図において、１０は押出プレスのコンテナ一部を示
しており、その室１１には高温のアルミニウムビレット
１２が収容され、加圧ステム１３を介して押出可能とさ
れている。

１４はダイスであり、プレスプラテン１５に装着されて
おり、第２図で示す帯板材１６の断面形状と同じ断面形
状のダイス孔１７を有する。

従って、間接押出方式、直接押出方式のいずれの場合で
も、ビレット１２はダイス１４のダイス孔１７を介して
帯板状の一面に帯幅方向の間隔を有して帯長手方向に連
続する突条１８を有する帯板材１６として押出成形され
、プラー１９によって押出方向に引張される。

２０は圧下ロール、２１は受はロールであり、プレスプ
ラテン１５の前方にて帯板材１６の上下に対応して設け
られており、それぞれ昇降シリンダ２２．２３を介して
上下動自在とされている。

圧下ロール２０はそのロール長が帯板材１６の幅員一杯
のものとされ、外周には周方向等間隔に突起２４が形成
されており、ロール軸の両端は角メタル状の軸受２５を
介してフレーム２６に支持され、モータその他の駆動体
２７で第３図の矢示方向に回転自在とされている６受はロール２１はフラットロールであり、ロール軸の両
端は角メタル状の軸受２８を介してフレーム２６に支持
され、モータその他の駆動体２９で第３図の矢示方向に
回転自在である。

なお、第２図において、３０．３１は軸受案内面である
。

従って、帯板材１６が押出引張されている過程において
圧下ロール２０及び受はロール２１を帯板材１６の上下
面に押付け、押出速度と同調させて回転させることによ
り、突条１８には突起２４が間欠的に喰込むこととなり
、長手方向に間隔を有して凹部３２が突起２４の外形に
沿う形状として形成され、第５図で示す如く例えば台形
状の滑り止め３３が形成される。

このようにして圧下中において、帯板材１６は押出温度
と同程度かこれよりや−低いにすぎないことから加工は
容易となり、加工力は差程大きくならない。

なお、第１図において３４はシャーを示している。

以上により順り止め３３を有する帯板材１６が加工され
、これを所定寸法に切断して合板となし、方形枠３５を
溶接等で固着することで第４図で示す如く足場板３６と
なる。

なお、ここで、足場板３６とは簡易足場板、布枠、フロ
ア−パネル等を含むものである。

（発明の効果）本発明によれば、押出成形の過程で圧下により滑り止め
加工するので、加工費が安（なるし、量産することがで
きる。

また、帯板材の圧下は押出速度と同調されているので正
確な加工ができるし、帯板材は高温状態下にあるので加
工力（圧下刃）は差程大きくなることはない。

従って、アルミニウム製滑り上付合板の連続加工方法と
して実益大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に使用する装置−例の側面図、第２図は
第１図Ａ−Ａ線断面図、第３図は圧下加工部分の詳細図
、第４図は足場板の斜視図、第５図は滑り止拡大斜視図
、第６図は従来例の足場板の斜視図である。１０・・・コンテナ、１２・・・ビレット、１４・・・
ダイス、１６・・・帯板材、１８・・・突条、１９・・
・プラー、２０・・・圧下ロール、２１・・・受はロー
ル、２４・・・突起。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）アルミニウムビレットを高温状態で押出プレスの
ダイスにより、帯板状の一面に帯幅方向の間隔を有して
帯長手方向に連続する突条を有するように押出すととも
に、この押出された帯板材を押出方向に引張し、この押
出引張過程において前記突条をその長手方向に間隔をも
たせて押出速度と同調して圧下することを特徴とするア
ルミニウム製滑り止め付台板の加工方法。