JPS621612A - 自動横揺れ剛性モジユレ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は自動車の車軸のオレオニューマチック懸架装置
と協働するようになった自動車用自動横揺れ剛性モジュ
レータに関する。

〔従来の技術〕

オレオニューマチック懸架装置は各車輪についてオレオ
ニューマチックアキュムレータを有している。このアキ
ュムレータは一般に、自動車の本体にしっかりと取り付
けられたアクチュエータのシリンダに連結され、横材又
は長さ方向部材に回動的に連結された車輪のアームに回
動的に連結されているピストンが前記シリンダ内で摺動
する。

２つのオレオニューマチックアキュムレータは車軸を釣
合わせるように互いに油圧的に連結され、これら２つの
オレオニューマチックアキュムレータは又、車軸に加わ
る荷重に応じて車高を修正するように作動する高さ修正
器に連結されている。

オレオニューマチック懸架装置の車軸が上下動を受けて
車軸の２つの車輪が同一方向に同時に押圧されると、車
軸の２つのアキュムレータ内に閉じ込められているガス
が圧縮されそして車軸は制動された振動を受け、次にそ
の最初の釣合いを取る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

他方、かかる車軸が横揺れを受けると車軸の２つの車輪
は、路面の輪郭か或いは曲げ遠心力の作用による本体の
傾斜かのいづれかの理由で反対方向に同時に押圧される
。これらの状態では、オレオニューマチック懸架装置は
反応しない。というのは、アキュムレータから駆動され
た液体が閉じ込められたガスを圧縮することなく他方の
アキュムレータに合流するからであり、したがって横揺
れを止める作用がない。このために、オレオニューマチ
ック懸架装置を備えた車軸は一般的に横揺れ止め用のバ
ーを備えている。

本発明の目的は、横揺れ止めバーが応力をほとんど受け
ないように車軸のオレオニューマチックアキュムレータ
があらゆる状態で横揺れと反応するような横揺れ剛性の
オレオニューマチックモジュレータを提供することにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、自動車の車軸のオレオニューマチック
懸架装置と協働するようになった自動横揺れ剛性モジュ
レータであって、オレオニューマチック懸架装置が前記
車軸の各車輪についてオレオニューマチックアキュムレ
ータを備え、車軸の２つのアキュムレータが高さ修正器
に連結された油圧回路によって互いに連結され、前記油
圧回路が、２つのアキュムレータを互いに連結している
前記油圧回路を閉鎖するための閉鎖装置を備え、該閉鎖
装置が油圧連結回路中の流量と応答するような自動横揺
れ剛性モジュレータにおいて、高さ修正器からの流体の
流れがあった場合、２つのアキュムレータを互いに連結
している油圧回路閉鎖装置を開き位置に固定するための
装置を有することを特徴とする自動横揺れ剛性モジュレ
ータを提供する。

本発明のその他の特徴は、添付の図面を参照して非限定
的な例示として与えられる自動横揺れ剛性モジュレータ
の一実施例についての以下の詳細から明らかになろう。

〔実施例〕

第１図を参照すると、この第１図は、アキュムレータが
乗り物の装備品を復元する役割を果たす高さ修正器によ
って給油されるときの本発明のモジュレータを示してい
る。

この第１図には、車軸が２つの車輪１ａ、２ｂを備えて
いるものとして示され、各車輪は、３ａ、３ｂのところ
で回動自在に取り付けられたアーム２ａ、２ｂによって
横材又は長さ方向部材４ａ、４ｂに連結されている。車
軸の懸架装置は２つのシリンダアクチュエータ５ａ、５
ｂによって形成され、かかるアクチュエータ５ａ、５ｂ
のピスト７６ａ、５ｂは？ａ、７ｂのところで７−ム２
ａ。

２ｂに回動的に取り付けられ、アクチュエータ５ａ、５
ｂのシリンダ８ａ、Ｆ３ｂは横材又は長さ方向部材４ａ
、４ｂに固定され或いは回動的に取り付けられている。

アクチュエータ５ａ、５ｂは図示していないダンパを介
してオレオニューマチック（又はハイドロニューマチッ
ク）アキュムレータ９ａ、９ｂと油圧連通した状態にあ
り、オレオニューマチックアキュムレータ９ａ、９ｂの
隔膜１．０ａ、１０ｂは液体室１）ａ、ｌｌｂをガス室
１２ａ、１２ｂから分離している。油圧回路１３は液体
室１）ａ、Ｉｌｂを互いに連結し、したがって釣合い状
態では同一の圧力が２つのアキエムレーク９ａ、９ｂ内
にある。

的確に言えば、本発明の剛性モジュレータは、カバー又
はキャップ１６によって密封的に閉鎖された円筒室１５
を有する本体１４によって形成されている。円筒室１５
はシャツトル１７を収容し、このシャツトルは、底部１
８が厚みの増した中央部分１９を有し且つ側壁２ｏが２
つの直径方向反対側のＵ形凹部２１ａ、２１ｂ（これら
の凹部は第３図、第４図、第５図で見ることができる）
を備えている盲筒状要素で形成されている。シャツトル
１７の底部１８には２つの直径方向反対側の穴２２ａ、
２２ｂが形成され、これらの穴２２ａ、２２ｂば凹部２
１ａ、２１ｂと同一の直径方向平面に位置し且つ厚みの
増した中央部分１９に対して接線方向に配置されている
。シャツトル１７はさらに、円筒室１５内での垂直運動
の自由度を有している。

本体１４内に横方向に嵌め込まれた２本のダクト３０ａ
、３０ｂが凹部２１ａ、２ｉｂを貫通して、シャツトル
１７内で該シャツトル１７内に形成された油圧室２３に
向かって開口している。これら２本のダクＦ−３０ａ、
３０ｂば回路又はダクト１３で連結されており、このダ
クト１３は液体室１）ａ、ｌｌｂとアキュムレータ９ａ
、９ｂと連通させている。

室２３内に向かって開口したダクト３０ａ。

３０ｂの端部はボール２４の着座部として役立つように
機械加工され、ボール２４はシャツトル１７の底部の厚
みの増した中央部分１９に載ったままでこのシャツトル
の室２３内で動くことができる。

かくして、２つのアキュムレータを互いに連結している
回路の閉鎖は、シャ、ソトルが第２図に示すような低位
置にあるときにボールを移動させることによって行われ
、この場合、ボール２４の中心はダクト３０ａ、３０ｂ
の共通軸線上にある。

円筒室１５は井戸の形をした通路２５を介して室２６と
連通しており、この室２６内には、高さ修正器２８から
出ている第１のダクト２７と、ブレーキ回路３１に連結
された第２のダクト２９とが開口し、したがって良く知
られているようにブレーキ圧力は車軸に加わる荷重と比
例する。

シャツトル１７が低位置にある状態で高さ修正器を遮断
したとき（第２図）、シャツトルは、ダクト１３内で横
揺れ力のもたらす流量に応じて２本のダクト３０ａ、３
０ｂのうちの１本を遮断することができ、ボールは所定
の方向に移動して室２３内のダクｌ−３０ａ、３０ｂの
端に機械加工された着座部のうちの一方に押し付けられ
るようになる。２つのアキュムレータ９ａ、９ｂばかく
して、ダクト１３の２つの部分の間の連絡を断つボール
２４の作用で独立になり、すると、アキュムレータは横
揺れ力と弾性的に作用し合う。

高さ修正器２８が作動位置にあり（第１図）、かつ図面
に示していない高圧溜めが車軸の懸架装置の中に給油す
るとき、シャツトル１７は円筒室１５の中で上昇してボ
ール２４を上昇させ、かくしてボールの中心を上昇させ
、するとこのボールの中心はもはやダクト３０ａ、３０
ｂの共通軸線上にはない。２本のダクト３０ａ、３０ｂ
をどちらも、閉じることができ、車軸への油圧供給は釣
合が取れる。

もし高さ修正器２８が懸架装置と出口とを連結するよう
に作動すれば、シャツトル１７は円筒室１５の底のとこ
ろにとどまるが２本のダクト３０ａ　。

３０ｂは開いたままである。というのは、もしボール２
４がこれら２本のダクトのうちの１本を閉じていれば圧
力差が円筒室１７内に直ちにつくられ、これがボールを
再び心出ししようとするからである。

【図面の簡単な説明】

第１図はアキュムレータが高さ修正器によって給油され
るときのモジュレータの断面図である。 第２図は車軸が車輪のうちの１本によって押圧されると
きのモジュレータの断面図である。 第３図、第４図、第５図はそれぞれ、本発明のモジュレ
ータの一部を形成するシャツトルの３つの平面における
断面図である。 ｌａ、■ｂ・・・車輪、９ａ、９ｂ・・・アキュムレー
タ、１３・・・油圧回路、１７・・・シャンドル、２４
・・・閉鎖装置すなわちボール、２８・・・高さ修正器
。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動車の車軸のオレオニューマチック懸架装置と
   協働するようになった自動横揺れ剛性モジュレータであ
   って、オレオニューマチック懸架装置が前記車軸の各車
   輪についてオレオニューマチックアキュムレータを備え
   、車軸の２つのアキュムレータが高さ修正器に連結され
   た油圧回路によって互いに連結され、前記油圧回路が、
   ２つのアキュムレータ９ａ、９ｂを互いに連結している
   前記油圧回路１３を閉鎖するための閉鎖装置２３、２４
   を備え、該閉鎖装置２３、２４が油圧連結回路中の流量
   と応答するような自動横揺れ剛性モジュレータにおいて
   、高さ修正器からの流体の流れがあった場合、２つのア
   キュムレータ９ａ、９ｂを互いに連結している油圧回路
   １３の閉鎖装置２４を開き位置に固定するための装置１
   ７を有することを特徴とする自動横揺れ剛性モジュレー
   タ。
2. （２）２つのアキュムレータを互いに連結している油圧
   回路を閉鎖するための前記閉鎖装置は油圧室２３内で移
   動しそして油圧連結回路１３内に挿入されておりかつア
   キュムレータ９ａ、９ｂにそれぞれ連結された２本の同
   軸のダクト３０ａ、３０ｂの端のところに機械加工され
   た着座部と協働するボール２４を有し、ダクトの前記端
   は油圧室２３の中に開口していることを特徴とする特許
   請求の範囲第（１）項記載の自動横揺れ剛性モジュレー
   タ。
3. （３）閉鎖装置を固定するための装置は円筒室２３内で
   垂直に移動できるシャットル１７から成り、前記シャッ
   トルは、中心が前記シャットルの内部の油圧室２３の中
   に開口した２本のダクト３０ａ、３０ｂと共通な軸線に
   対して上昇するような可動のボール２４を垂直に移動さ
   せることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項又は第
   （２）項記載の自動横揺れ剛性モジュレータ。
4. （４）前記シャットル１７は、前記ボールの載る厚みの
   増した部分１９をもつ底部１８と、前記厚みの増した部
   分の外側にありかつ底部１８に形成された穴２２ａ、２
   ２ｂと、アキュムレータ９ａ、９ｂに連結された２本の
   ダクト３０ａ、３０ｂの通っている２つのＵ形凹部２１
   ａ、２１ｂをもつ側壁２０とを有する盲筒状要素で形成
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第（３）項
   記載の自動横揺れ剛性モジュレータ。
5. （５）円筒室１５は井戸の形をした通路２５を介して、
   高さ修正器２８が開口しかつブレーキ回路３１に連結さ
   れた第２のダクト２９が開口している油圧室２６と連通
   していることを特徴とする特許請求の範囲第（３）項又
   は第（４）項記載の自動横揺れ剛性モジュレータ。
6. （６）本体１４内に、キャップ１６で閉鎖された円筒室
   １５と、該円筒室１５内で垂直に移動できるシャットル
   １７とを有し、該シャットルは、オレオニューマチック
   アキュムレータ９ａ、９ｂにそれぞれ連結されかつ円筒
   室１５の内部の端が前記シャットル１７の底部１８の厚
   みの増した部分１９に載っている閉鎖ボール２４のため
   の着座部として役立つように機械加工されているような
   ２本のダクト３０ａ、３０ｂが開口している油圧室２３
   を構成し、前記円筒室１５はさらに、通路２５を介して
   、高さ修正器と連通しかつブレーキ回路３１と連通した
   室２６と連通していることを特徴とする特許請求の範囲
   第（１）項〜第（５）項のうちいずれか１つの項に記載
   の自動横揺れ剛性モジュレータ。