JPS62161113A - 焦点検出装置 - Google Patents
焦点検出装置Info
- Publication number
- JPS62161113A JPS62161113A JP300786A JP300786A JPS62161113A JP S62161113 A JPS62161113 A JP S62161113A JP 300786 A JP300786 A JP 300786A JP 300786 A JP300786 A JP 300786A JP S62161113 A JPS62161113 A JP S62161113A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pupil
- adjustment
- focusing unit
- line sensor
- adjusting screw
- Prior art date
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- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、−眼レフレックスカメラ等に用いられる二次
結像ずれ方式の合焦装置において、合焦ユニットの光軸
とカメラ側の光軸を合わせる調整機構即ち瞳出し機構を
備えた焦点検出装置に関するものである。
結像ずれ方式の合焦装置において、合焦ユニットの光軸
とカメラ側の光軸を合わせる調整機構即ち瞳出し機構を
備えた焦点検出装置に関するものである。
[従来の技術]
従来からこの種の合焦装置においては、合焦ユニット全
体の傾きを調整して瞳出しを行うようにしている場合が
一般的である。例えば、特開昭60−39612号公報
に開示されている装置では、合焦ユニットを3木のビス
とばねを用いてカメラの前板に取り付け、ビスの繰り出
しによって合焦ユニットの姿勢つまり傾きを調整するよ
うにしている。しかしこの方式のものは1合焦ユニット
をカメラに組込むときに、 II&出し調整のみしか行
えず、ファインダに対するパララックス調整がし難いと
いう゛難点を持っている。その理由は1合焦ユニットが
取付用ばねの弾力で浮き上り、ビスの頭に押し付けられ
ているため、合焦ユニットを円滑に平行移動させること
ができないからである。このように、組込時にパララッ
クス調整やその他の調整が難しいため、組立や調整の作
業性が悪く、測距精度もあまり良くないという欠点があ
る。
体の傾きを調整して瞳出しを行うようにしている場合が
一般的である。例えば、特開昭60−39612号公報
に開示されている装置では、合焦ユニットを3木のビス
とばねを用いてカメラの前板に取り付け、ビスの繰り出
しによって合焦ユニットの姿勢つまり傾きを調整するよ
うにしている。しかしこの方式のものは1合焦ユニット
をカメラに組込むときに、 II&出し調整のみしか行
えず、ファインダに対するパララックス調整がし難いと
いう゛難点を持っている。その理由は1合焦ユニットが
取付用ばねの弾力で浮き上り、ビスの頭に押し付けられ
ているため、合焦ユニットを円滑に平行移動させること
ができないからである。このように、組込時にパララッ
クス調整やその他の調整が難しいため、組立や調整の作
業性が悪く、測距精度もあまり良くないという欠点があ
る。
[発明の目的]
本発明の目的は、このような従来例の欠点を改善するた
め、合焦ユニットを取り付けるビスと瞳出し調整用ビス
とを別個にすることにより、瞳出し調整とパララックス
調整の両方が容易にできるようにした焦点検出装置を提
供することにある。
め、合焦ユニットを取り付けるビスと瞳出し調整用ビス
とを別個にすることにより、瞳出し調整とパララックス
調整の両方が容易にできるようにした焦点検出装置を提
供することにある。
[発明の概要]
上述の目的を達成するための本発明の要旨は、合焦ユニ
ット本体をカメラ本体に取り付ける場合において、前記
ユニット本体に前記カメラ本体に対する3個の位置決め
用突起部材を設け、その内の1個を固定部材とし、残り
の2個を高さ調整が可能な調整部材とし、前記固定部材
と前記2個の調整部材とを結ぶ線分同志が直交する配置
としたことを特徴とする焦点検出装置である。
ット本体をカメラ本体に取り付ける場合において、前記
ユニット本体に前記カメラ本体に対する3個の位置決め
用突起部材を設け、その内の1個を固定部材とし、残り
の2個を高さ調整が可能な調整部材とし、前記固定部材
と前記2個の調整部材とを結ぶ線分同志が直交する配置
としたことを特徴とする焦点検出装置である。
[発明の実施例]
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る光学系の基本的な構成図を示し、
lは撮影レンズであり、その光軸に沿って順次に視野マ
スク2、フィールドレンズ3、光軸に対称な2つの開口
部4a、4bを有する絞り4.2つの要素5a、5bか
ら成る二次結像レンズ5.2つの要素6a、6bから成
るラインセンサ6が配置されている。
lは撮影レンズであり、その光軸に沿って順次に視野マ
スク2、フィールドレンズ3、光軸に対称な2つの開口
部4a、4bを有する絞り4.2つの要素5a、5bか
ら成る二次結像レンズ5.2つの要素6a、6bから成
るラインセンサ6が配置されている。
この中の視野マスク2は測距視野外の不要な光束が合焦
装置系へ入射することを阻止し、フィールドレンズ3は
絞り4の開口部4a、4bと撮影レンズ1の射出瞳Sを
結像関係に置くことにより、撮影レンズ1を通った光束
をラインセンサ6へ有効に導く役割を果している。絞り
4は光束を制限するためのものであり、二次結像レンズ
5の2つの要素5a、5bは、撮影レンズ1の射出瞳S
の異なる領域を通る光束を、ラインセンサ6ヒに再結像
させる役割をするものである。ラインセンサ6の2つの
要素6a、6bの出力から、二次結像レンズ5により再
結像された2つの像の位置の相関を求め、ディフォーカ
ス量が検出される。
装置系へ入射することを阻止し、フィールドレンズ3は
絞り4の開口部4a、4bと撮影レンズ1の射出瞳Sを
結像関係に置くことにより、撮影レンズ1を通った光束
をラインセンサ6へ有効に導く役割を果している。絞り
4は光束を制限するためのものであり、二次結像レンズ
5の2つの要素5a、5bは、撮影レンズ1の射出瞳S
の異なる領域を通る光束を、ラインセンサ6ヒに再結像
させる役割をするものである。ラインセンサ6の2つの
要素6a、6bの出力から、二次結像レンズ5により再
結像された2つの像の位置の相関を求め、ディフォーカ
ス量が検出される。
二次結像レンズ5は撮影レンズ1の射出瞳Sの異なる領
域を通過した光束から視差を持った二次像を、ラインセ
ンサ6の光電素子の配列上に形成している。
域を通過した光束から視差を持った二次像を、ラインセ
ンサ6の光電素子の配列上に形成している。
第2図は本発明に係る焦点検出系を一眼レフレックスカ
メラに適用した場合の断面図であり、撮影レンズ1の背
後にクイックリターンミラー7が配置され、ここで上方
に反射された光束はコンデンサレンズ8、ペンタダハプ
リズム9、アイピースレンズ10から成るファインダ系
に導かれるようになっている。また、クイックリターン
ミラー7の後方には感光フィルム11が配置され、撮影
レンズ1と共に撮影系を構成している。なお、クイック
リターンミラー7の透光部の背後にはサブミラー12が
取り付けられており、タイツクリターンミラー7と共に
跳ねヒげ又は復帰するようになっている。このサブミラ
ー12の反射側には、第2図の合焦光学系を横方向から
見た第3図の断面図にも示すように、撮影レンズ1の予
定結像面近傍に配置された視野マスク2、フィールドレ
ンズ3.光路を折曲するためのミラー13、光軸に対称
の2つの開口部4a、4bを有する絞り4、二次結像レ
ンズ5及びラインセンサ6が順次に配置されている。
メラに適用した場合の断面図であり、撮影レンズ1の背
後にクイックリターンミラー7が配置され、ここで上方
に反射された光束はコンデンサレンズ8、ペンタダハプ
リズム9、アイピースレンズ10から成るファインダ系
に導かれるようになっている。また、クイックリターン
ミラー7の後方には感光フィルム11が配置され、撮影
レンズ1と共に撮影系を構成している。なお、クイック
リターンミラー7の透光部の背後にはサブミラー12が
取り付けられており、タイツクリターンミラー7と共に
跳ねヒげ又は復帰するようになっている。このサブミラ
ー12の反射側には、第2図の合焦光学系を横方向から
見た第3図の断面図にも示すように、撮影レンズ1の予
定結像面近傍に配置された視野マスク2、フィールドレ
ンズ3.光路を折曲するためのミラー13、光軸に対称
の2つの開口部4a、4bを有する絞り4、二次結像レ
ンズ5及びラインセンサ6が順次に配置されている。
第4図は合焦ユニットの具体的な構成例を分解図によっ
て示したものである。第2図、第3図に示すサブミラー
12からラインセンサ6に至るまでの全ての光学部材が
、1つのユニット、を体14にまとめて取り付けられて
いる。サブミラー12と視野マスク2との間に、赤外カ
ットフィルタ15及び反射防止部材16が挿入されてお
り1反射防止部材16は赤外カットフィルタ15の表面
における反射光がフィルム11に達することを防止する
ためのものである。また、ラインセンサ6の前方には固
定ステージ17と回転ステージ18とが配置され、ユニ
ット本体14は取付用ねじ19によりカメラの前板に固
定され、ラインセンサ6はセンサ保持用ピン20により
固定ステージ17に仮保持され、フィールドレンズ3は
フィールドレンズ調整用ピン21によりユニット本体1
4に対して調整し得るようにされている。
て示したものである。第2図、第3図に示すサブミラー
12からラインセンサ6に至るまでの全ての光学部材が
、1つのユニット、を体14にまとめて取り付けられて
いる。サブミラー12と視野マスク2との間に、赤外カ
ットフィルタ15及び反射防止部材16が挿入されてお
り1反射防止部材16は赤外カットフィルタ15の表面
における反射光がフィルム11に達することを防止する
ためのものである。また、ラインセンサ6の前方には固
定ステージ17と回転ステージ18とが配置され、ユニ
ット本体14は取付用ねじ19によりカメラの前板に固
定され、ラインセンサ6はセンサ保持用ピン20により
固定ステージ17に仮保持され、フィールドレンズ3は
フィールドレンズ調整用ピン21によりユニット本体1
4に対して調整し得るようにされている。
ユニット本体14には瞳出し調整用ビス21.22が取
り付けられるようになっており、位置決め用凸体23が
一体に設けられていて、これらは光軸の傾きを調整する
役目と光軸の平行移動方向の調整のためのガイド役を兼
ねている。
り付けられるようになっており、位置決め用凸体23が
一体に設けられていて、これらは光軸の傾きを調整する
役目と光軸の平行移動方向の調整のためのガイド役を兼
ねている。
次に、この合焦ユニットは瞳出し調整用ビス21.22
をユニット本体14にねじ込んでから、第4図の矢印A
I、A2、A3・・・の組立手順に従って組立を行う。
をユニット本体14にねじ込んでから、第4図の矢印A
I、A2、A3・・・の組立手順に従って組立を行う。
Al:赤外カットフィルタ15を反射防止部材16に貼
付する。
付する。
A2:視野マスク2を赤外カットフィルタ15に貼付す
る。
る。
A3:フィールドレンズ3を穴3aとユニット本体14
と凸体14dとの嵌合によりユニット本体14上に載置
する。
と凸体14dとの嵌合によりユニット本体14上に載置
する。
A4:反射防止部材16の孔16aをユニット本体14
のダボ14aに圧入することによりカットフィルタ15
をユニット本体14に組込む。
のダボ14aに圧入することによりカットフィルタ15
をユニット本体14に組込む。
A5:ミラー13をユニット本体14に貼付する。
へ〇:絞り4を二次結像レンズ5に貼付する。
A7:二次結像レンズ5の位置決め部5Cをユニット本
体14に突き当てて、回転方向の位置決めをしながら二
次結像レンズ5をユニット本体14に組込む。
体14に突き当てて、回転方向の位置決めをしながら二
次結像レンズ5をユニット本体14に組込む。
へ8:固定ステージ17をラインセンサ6に貼付する。
へ〇:回転ステージ18をユニット本体14に取り付け
る。
る。
AIO:固定ステージ17が回転ステージ18を挟み込
む形で、固定ステージ17をユニット本体14に組込み
、固定ステージ17の突部17aをユニット本体14の
係合部14bで仮保持する。
む形で、固定ステージ17をユニット本体14に組込み
、固定ステージ17の突部17aをユニット本体14の
係合部14bで仮保持する。
次に、合焦ユニット全体を調整工具に取り付ける。瞳出
し調整用ビス21.22はねじ部21a、22aの頭に
位置決め部21b、22bを有し、またユニット本体1
4には別に位置決め用凸体23が設けであるので、これ
らの位置決め部21b、22b及び凸体23を調整工具
の位置決め穴に嵌合して位置を決定する。また、ユニッ
ト本体14の底面14fから図示しないスプリングで付
勢して調整工具に保持する。
し調整用ビス21.22はねじ部21a、22aの頭に
位置決め部21b、22bを有し、またユニット本体1
4には別に位置決め用凸体23が設けであるので、これ
らの位置決め部21b、22b及び凸体23を調整工具
の位置決め穴に嵌合して位置を決定する。また、ユニッ
ト本体14の底面14fから図示しないスプリングで付
勢して調整工具に保持する。
更に、調整手順を図面の矢印S1〜S9 (ただしs3
は図示せず)に従って説明する。
は図示せず)に従って説明する。
Sl:センサ保持用ピン20をラインセンサ6の孔6C
と切欠孔6dに挿入して固定ステージ17に対するライ
ンセンサ6の位置を規制する。
と切欠孔6dに挿入して固定ステージ17に対するライ
ンセンサ6の位置を規制する。
S2:瞳出し、即ち合焦ユニー、トとカメラ本体の前板
の光軸合わせを行う。絞り4の開口部4a、4bをフィ
ールドレンズ3によって場影レンズlの射出W S内に
正しく投影させるための調整を行う。瞳出し調整用ビス
21と位置決め用凸体23とを結ぶ線と、瞳出し調整用
ビス22と位置決め用凸体23を結ぶ線とはほぼ直角に
なるよう配置されており、調整用ビス21を廻すと合焦
ユニット全体が位置決め用凸体23を中心にしてZ軸廻
りに僅かに回動する。同様に、調整用ビス22を捻回す
るとY軸廻りに僅かに回動じ、この2方向の回動によっ
て瞳出し調整が可能となる。そして、調整後は調整用ビ
ス21.22を接着剤で固定する。
の光軸合わせを行う。絞り4の開口部4a、4bをフィ
ールドレンズ3によって場影レンズlの射出W S内に
正しく投影させるための調整を行う。瞳出し調整用ビス
21と位置決め用凸体23とを結ぶ線と、瞳出し調整用
ビス22と位置決め用凸体23を結ぶ線とはほぼ直角に
なるよう配置されており、調整用ビス21を廻すと合焦
ユニット全体が位置決め用凸体23を中心にしてZ軸廻
りに僅かに回動する。同様に、調整用ビス22を捻回す
るとY軸廻りに僅かに回動じ、この2方向の回動によっ
て瞳出し調整が可能となる。そして、調整後は調整用ビ
ス21.22を接着剤で固定する。
S3:図示しないが、シェーディング補正を均一輝度面
チャードを使って、ラインセンサ6上の光量むらとライ
ンセンサ6の感度むらを一括してEEFROMで補正す
る。
チャードを使って、ラインセンサ6上の光量むらとライ
ンセンサ6の感度むらを一括してEEFROMで補正す
る。
S4:回転ステージ18をチャックしてX゛軸廻に回転
させ、ラインセンサ6と固定ステージ17を一体にY°
軸廻りに揺動させてラインセンサ6の傾き調整を行う、
この調整方法と原理については、第5図により後述する
。この調整後に、固定ステージ゛17と回転ステージ1
8を接着して固定する。
させ、ラインセンサ6と固定ステージ17を一体にY°
軸廻りに揺動させてラインセンサ6の傾き調整を行う、
この調整方法と原理については、第5図により後述する
。この調整後に、固定ステージ゛17と回転ステージ1
8を接着して固定する。
S5:センサ保持用ビン20を抜きとる。
S6:回転ステージ18のチャッキングをそのままにし
、回転ステージ18をY’−Z’面内で平行移動させて
、ラインセンサ6の中心と光軸を合わせてラインセンサ
6の位置出しを行う。
、回転ステージ18をY’−Z’面内で平行移動させて
、ラインセンサ6の中心と光軸を合わせてラインセンサ
6の位置出しを行う。
S7:回転ステージ18を回転してX′軸廻りのライン
センサ6の回転調整を行い、ラインセンサ6を2゛軸方
向に合わせてやぶにらみの調整を行う。
センサ6の回転調整を行い、ラインセンサ6を2゛軸方
向に合わせてやぶにらみの調整を行う。
以上の手順によって合焦ユニットとしての調整が終了す
るので、合焦ユニットを調整工具から外し、次のS8、
S9の調整を行う。
るので、合焦ユニットを調整工具から外し、次のS8、
S9の調整を行う。
S8:合焦ユニットをカメラの前板に取り付けるとき、
測距中心とファインダ内の測距枠中心を合致するために
、合焦ユニット全体をY軸方向に動かしてパララックス
の調整を行う、この場合、カメラの前板底面の取付部に
は、前述の位置決め用凸体23、調整用ビス21.22
に相当する個所にY軸方向に延在するガイド溝が形成さ
れており、このガイド溝の底面つまりカメラの正位置で
は溝の天井はこれらの調整用ビス21.22及び位置決
め用凸体23の頭部に突き当るようになっている。従っ
て、合焦ユニットを前板に置いた状態では、先に瞳出し
を行ったときの合焦ユニットの傾きが再現されているか
ら、ここで再び瞳出しを行う必要は無く、単に前述のガ
イド溝に沿ってY軸方向に平行移動させるだけでファイ
ダ測距枠とのパララックスを調整することができる。
測距中心とファインダ内の測距枠中心を合致するために
、合焦ユニット全体をY軸方向に動かしてパララックス
の調整を行う、この場合、カメラの前板底面の取付部に
は、前述の位置決め用凸体23、調整用ビス21.22
に相当する個所にY軸方向に延在するガイド溝が形成さ
れており、このガイド溝の底面つまりカメラの正位置で
は溝の天井はこれらの調整用ビス21.22及び位置決
め用凸体23の頭部に突き当るようになっている。従っ
て、合焦ユニットを前板に置いた状態では、先に瞳出し
を行ったときの合焦ユニットの傾きが再現されているか
ら、ここで再び瞳出しを行う必要は無く、単に前述のガ
イド溝に沿ってY軸方向に平行移動させるだけでファイ
ダ測距枠とのパララックスを調整することができる。
なお、Z軸方向のパララックスは、ラインセンサ6の長
手方向に相当するので、Y軸方向はど精度を必要としな
い、従って、ここでは合焦ユニットとファインダのZ軸
方向のパララックス調整は行われない、しかし、ライン
センサ6のY’ −Z′面内での位置出しにより、合焦
ユニット内でのパララックス調整は完了している。
手方向に相当するので、Y軸方向はど精度を必要としな
い、従って、ここでは合焦ユニットとファインダのZ軸
方向のパララックス調整は行われない、しかし、ライン
センサ6のY’ −Z′面内での位置出しにより、合焦
ユニット内でのパララックス調整は完了している。
S8:取付用ねじ19によってユニット本体14をカメ
ラの前板に固定した後に、合焦ユニットの焦点をEEF
ROMを使用して電気的に合致させる。
ラの前板に固定した後に、合焦ユニットの焦点をEEF
ROMを使用して電気的に合致させる。
前述の手順S4におけるラインセンサ6の傾き調整とそ
の原理を次に詳説する。第4図において、回転ステージ
18の周りの凹面18aを図示しない治具の3木瓜でチ
ャックし、回転ステージ18をX°軸廻りに回転する。
の原理を次に詳説する。第4図において、回転ステージ
18の周りの凹面18aを図示しない治具の3木瓜でチ
ャックし、回転ステージ18をX°軸廻りに回転する。
この場合に、固定ステージ17と回転ステージ18の接
触面17b、18bとは互いに平行で光軸に対し所定の
角度だけ傾斜している。また、固定ステージ17と回転
ステージ18はセンサ保持用ビン20によって回転が規
制されているので1回転ステージ18のみを廻すことに
より、固定ステージ17と回転ステージ18は一体にな
ってY′軸廻りに回転調整される。
触面17b、18bとは互いに平行で光軸に対し所定の
角度だけ傾斜している。また、固定ステージ17と回転
ステージ18はセンサ保持用ビン20によって回転が規
制されているので1回転ステージ18のみを廻すことに
より、固定ステージ17と回転ステージ18は一体にな
ってY′軸廻りに回転調整される。
その原理を第5図(a)に示すと、固定ステージ17と
回転ステージ18のそれぞれの接触面17b、18bは
前述の通り光軸に対し傾斜しているので、接触面18b
の法線N1の傾き角を仮にφとする。なお、固定ステー
ジ17の初期位置では法線NlはX’−Y’面内にある
。ここで、回転ステージ18のみを反時計方向に角度θ
だけ回転させると、回転ステージ18は第5図(b)に
示すように光軸に対して傾き始め、その傾きは固定ステ
ージ17の面17cにおける法&lN2の光軸からの傾
き角θy′で表される。なお、固定ステージ17は光軸
が傾斜面17b、18bと交叉する点Cを中心に首振り
運動をするように図示されているので、面17cはZ′
軸方向にdzだけシフトしているが、実際には固定ステ
ージ17と回転ステージ18はセンサ保持用ビン20に
より規制されているので、シフト量dzの発生は接触面
17b、18b間のZ°軸方向の滑りで打消され、ライ
ンセンサ6の中心が光軸からずれることはない。
回転ステージ18のそれぞれの接触面17b、18bは
前述の通り光軸に対し傾斜しているので、接触面18b
の法線N1の傾き角を仮にφとする。なお、固定ステー
ジ17の初期位置では法線NlはX’−Y’面内にある
。ここで、回転ステージ18のみを反時計方向に角度θ
だけ回転させると、回転ステージ18は第5図(b)に
示すように光軸に対して傾き始め、その傾きは固定ステ
ージ17の面17cにおける法&lN2の光軸からの傾
き角θy′で表される。なお、固定ステージ17は光軸
が傾斜面17b、18bと交叉する点Cを中心に首振り
運動をするように図示されているので、面17cはZ′
軸方向にdzだけシフトしているが、実際には固定ステ
ージ17と回転ステージ18はセンサ保持用ビン20に
より規制されているので、シフト量dzの発生は接触面
17b、18b間のZ°軸方向の滑りで打消され、ライ
ンセンサ6の中心が光軸からずれることはない。
上述の角度θとθy′の関係は第6図に示すように表さ
れる。ここで注目すべきことは、法線NlはY゛軸廻の
傾き角θy′の他に、Z軸廻りの傾き角θ2゛が発生す
るが、実際の調整範囲は一01〜θ!の間の極〈狭い範
囲であるから、その範囲内では傾き角02′は傾き角θ
y′に比べて殆ど無視できる程度のものとなり実用上問
題はない。
れる。ここで注目すべきことは、法線NlはY゛軸廻の
傾き角θy′の他に、Z軸廻りの傾き角θ2゛が発生す
るが、実際の調整範囲は一01〜θ!の間の極〈狭い範
囲であるから、その範囲内では傾き角02′は傾き角θ
y′に比べて殆ど無視できる程度のものとなり実用上問
題はない。
[発明の効果]
以上説明したように本発明に係る焦点検出装置は、1個
の固定部材と2個の調整部材とを用いて合焦ユニットに
おける瞳出し及びファインダに対するパララックス調整
を完了することができ、組立及び調整作業の作業性が改
善され、自動組立及び自動調整に有利である。
の固定部材と2個の調整部材とを用いて合焦ユニットに
おける瞳出し及びファインダに対するパララックス調整
を完了することができ、組立及び調整作業の作業性が改
善され、自動組立及び自動調整に有利である。
図面は本発明に係る焦点検出装置の実施例を示すもので
あり、第1図は光学系の基本的な構成図、第2図はカメ
ラ内の断面図、第3図はその一部を別方向から見た断面
図、第4図は合焦ユニットの具体的構成例の分解図、第
5図はラインセンサの傾き調整の原理図、第6図はライ
ンセンサの傾きを定量的に表したグラフ図である。 符号1は撮影レンズ、2は視野マスク、3はフィールド
レンズ、4は絞り、5は二次結像レンズ、4は絞り、6
はラインセンサ、7はクイックリターンミラー、12は
サブミラー、13はミラー、14はユニット本体、15
は赤外カットフィルタ、16は反射防止部材、17は固
定ステージ、18は回転ステージ、19は取付用ねじ、
20はセンサ保持用ビン、21.22は瞳出し調整用ビ
ス、23は位置決め用凸体である。 特許出願人 キャノン株式会社 第2図 第3図 第5図 (b)
あり、第1図は光学系の基本的な構成図、第2図はカメ
ラ内の断面図、第3図はその一部を別方向から見た断面
図、第4図は合焦ユニットの具体的構成例の分解図、第
5図はラインセンサの傾き調整の原理図、第6図はライ
ンセンサの傾きを定量的に表したグラフ図である。 符号1は撮影レンズ、2は視野マスク、3はフィールド
レンズ、4は絞り、5は二次結像レンズ、4は絞り、6
はラインセンサ、7はクイックリターンミラー、12は
サブミラー、13はミラー、14はユニット本体、15
は赤外カットフィルタ、16は反射防止部材、17は固
定ステージ、18は回転ステージ、19は取付用ねじ、
20はセンサ保持用ビン、21.22は瞳出し調整用ビ
ス、23は位置決め用凸体である。 特許出願人 キャノン株式会社 第2図 第3図 第5図 (b)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、合焦ユニット本体をカメラ本体に取り付ける場合に
おいて、前記ユニット本体に前記カメラ本体に対する3
個の位置決め用突起部材を設け、その内の1個を固定部
材とし、残りの2個を高さ調整が可能な調整部材とし、
前記固定部材と前記2個の調整部材とを結ぶ線分同志が
直交する配置としたことを特徴とする焦点検出装置。 2、前記固定部材を前記ユニット本体に設けられた凸体
とし、前記調整部材を前記ユニット本体にねじ込んだ調
整用ビスとした特許請求の範囲第1項に記載の焦点検出
装置。 3、前記3個の位置決め用突起は前記合焦ユニットをカ
メラ本体に対して、パララックス調整時のガイドとなる
ようにした特許請求の範囲第1項に記載の焦点検出装置
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61003007A JPH0731303B2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 焦点検出装置 |
US06/947,824 US4728785A (en) | 1986-01-10 | 1986-12-30 | Focus detecting device using adjustable inclined sensing means |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61003007A JPH0731303B2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 焦点検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161113A true JPS62161113A (ja) | 1987-07-17 |
JPH0731303B2 JPH0731303B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=11545289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61003007A Expired - Lifetime JPH0731303B2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 焦点検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731303B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3912353A1 (de) * | 1988-04-14 | 1989-11-09 | Nissan Motor | Selbststeuerndes fahrzeug und verfahren zum betrieb desselben |
JP2007225684A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Pentax Corp | カメラのafモジュール取付装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008299226A (ja) | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Nikon Corp | カメラ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58185830U (ja) * | 1982-06-03 | 1983-12-10 | 富士写真光機株式会社 | 折り畳み式カメラ用オ−トフオ−カス装置 |
JPS6039612A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-01 | Minolta Camera Co Ltd | カメラの焦点検出装置 |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP61003007A patent/JPH0731303B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58185830U (ja) * | 1982-06-03 | 1983-12-10 | 富士写真光機株式会社 | 折り畳み式カメラ用オ−トフオ−カス装置 |
JPS6039612A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-01 | Minolta Camera Co Ltd | カメラの焦点検出装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3912353A1 (de) * | 1988-04-14 | 1989-11-09 | Nissan Motor | Selbststeuerndes fahrzeug und verfahren zum betrieb desselben |
DE3912353C2 (ja) * | 1988-04-14 | 1993-06-17 | Nissan Motor Co., Ltd., Yokohama, Kanagawa, Jp | |
JP2007225684A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Pentax Corp | カメラのafモジュール取付装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0731303B2 (ja) | 1995-04-10 |
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