JPS62160650A - イオンマイクロアナライザ - Google Patents

イオンマイクロアナライザ

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JPS62160650A
JPS62160650A JP61000592A JP59286A JPS62160650A JP S62160650 A JPS62160650 A JP S62160650A JP 61000592 A JP61000592 A JP 61000592A JP 59286 A JP59286 A JP 59286A JP S62160650 A JPS62160650 A JP S62160650A
Authority
JP
Japan
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sample
electrode
electron
drawer
electron beam
Prior art date
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Pending
Application number
JP61000592A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Izumi
泉 栄一
Hiroshi Iwamoto
寛 岩本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、イオンマイクロアナライザに係シ、特に絶縁
物分析に好適なイオンマイクロアナライザに関する。
〔従来の技術〕
従来装置は、特許第996233号に記載のように試料
と二次イオン引出電極の間の空間に電子源を有し試料面
に電子ビームを照射する。電子ビームは一次イオンビー
ム照射位置に重畳することが絶対条件となる。しかし試
料と引出電極の間には100〜100OV/mの引出電
界が掛けられ二次イオンが効率良く二次イオン質量分析
計へ導かれるようにしている。この電界によって電子ビ
ームが偏向作用を受け、イオンビーム照射位置に重畳照
射しなくなる。重畳照射しないと絶縁物の帯電防止がで
きなくなる。このため電子ビームのエネルギーを高くす
るか、電子源に機械的に軸合せをする調節機構を有した
りする。エネルギーを高くすると電子ビームの偏向量は
少くなるが零にはできない。またエネルギーの高い分、
試料の加熱量が増し熱に弱い試料の分析ができなくなる
欠点を有している。一方、電子源の機械的調節機構はイ
オンビームとの重畳照射点を選択できるけれども、操作
性が著しく悪くなる。また二次イオンの極性が変る時、
二次イオン引出電界が逆になるため電子ビームの偏向方
向が逆になシ、極性変更毎に調節が必要となり極性切替
の高速応答はできなくなる欠点を有している。しかし従
来法ではこれらの欠点を解決すべく手段等については全
く触れていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の如〈従来技術は、引出電界によって電子ビームが
偏向されるためエネルギーを高くしていた。このため試
料を加熱し熱に弱い試料(たとえば、有機物など)を分
析するには不向きであった。
軸合せ機構を有しても二次イオンの極性を変えると偏向
方向が変るので再び軸合せが必要となり、操作性が悪い
、極性切替時、軸合せ操作のために応答が悪いなどの欠
点があった。
これらの欠点を解決すること、つ′1シ低いエネルギー
の電子ビームでの一次イオンビームニ重畳照射し、充分
に中和がとられ比較的熱に弱い試料でも分析可能なイオ
ンマイクロアナライザを提供することを目的とする。
第2図に従来法の原理構成を示す。図に示す如く試料2
と引出電極5の電界によって電子ビーム4は偏向され試
料2上の分析点3とは離れた点13に照射し充分に帯電
防止ができない。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、従来、試料と引出電極の中間に電子源を装
備し、引出電界に直交方向から電子ビームを照射してい
たものを、引出電極の試料と反対側に電子源を装備し、
引出電界と同方向から電子ビームを照射することにより
達成できる。
〔作用〕
引出電界と同方向Kg電子ビーム照射することにより電
子ビームは直進し分析点つまシニ次イオン放出点に照射
する。そのため−次イオンビーム照射位置と電子ビーム
照射位置が重畳し、絶縁物分析時の帯電現象を防ぐこと
ができる。
〔実施列〕
以下本発明の一実施例を第1図によシ説明する。
−次イオン1が試料2の点3に照射すると二次イオン7
が放出する。この二次イオン7は引出電極5によって引
出され二次イオン質分析計へ導かれる。試料2には二次
イオン加速電源11によって加速電圧が印加されている
。一方引出電極5には、プリーダ10を介して試料より
低い電圧が印加されている。この丸め試料2と引出電極
50間には、効率良く二次イオン7を引出すための電界
がかけられている。試料2が絶縁物の場合、試料2上の
分析点31Cは正の電極が蓄積する。いわゆる帯電現象
が起る。この帯電現象を防止するための電子源6が引出
電極5の試料と反対方向に取り付けられている。この電
子源6には電子源電源9が接続されており、その一端が
引出電極5に接続している。これにより電子源6は引出
電極5とほぼ同電位となる。電子源6を作動させると電
子ビーム4を放出する。この電子ビーム4は更に電位の
低い接地電極8へは到達できず、結局一番電位の高い試
料2上へ照射する。電子ビームが飛行している空間にお
いて引出電界と同方向であるため電界の大小にかかわら
ず偏向作用を受けず直進し分析点3に照射する。しかる
に−次イオンビームlと電子ビーム4は重畳照射し目的
が達成できる。
本実施例では、ブリーダー10を用いることで記載した
が別の独立した電源を用いても良い。また引出電極5と
接地電極80間に静電レンズや偏向電極を配列しても効
果忙変りはない。
但し本法の有効性は、試料2に正の加速電圧を印加し正
の二次イオンを引出す場合にのみ有効である。試料に負
の加速電圧を印加し負の二次イオノンを引出す場合は従
来法との併用切替えを行う。
この場合、従来の電子源は負イオン専用となるので正負
極性切替時の無駄なN整が必要なくなり応答性が良い、
正負各々専用の電子源を有しているので確実に作動する
などの特徴がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば確実な帯電防止ができる、電子ビームの
エネルギーを低くできるので試料加熱が少くなシ、熱い
弱い絶縁物試料が分析可能となるなどの効果がある。
負二次イオン分析の場合は電子銃を二つおいて切替える
ので確実な帯電防止が調整なしにできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明、実施例の説明図、第2図は従来実施例
の説明図である。 1・・・−次イオンビーム、2・・・試料、3・・・分
析点、4・・・電子ビーム、5・・・引出電極、6・・
・電子源、7・・・二次イオン、8・・・接地電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分析対象試料に一次イオンビームを照料することに
    より、試料より放出する二次イオンを質量分析するイオ
    ンマイクロアナライザにおいて、試料電位よりも低い電
    位の引出電極の開孔部より二次イオンを引出し質量分析
    計へ導き、且、前記引出電極の開孔部の質量分析計側に
    二次イオン光学系と同軸上に電子源フィラメントを配置
    したことを特徴とするイオンマイクロアナライザ。 2、特許請求の範囲第1項において、フィラメントを引
    出電極と同電位としたことを特徴とするイオンマイクロ
    アナライザ。 3、特許請求の範囲第1項において、試料近傍に前記フ
    ィラメントの他に第2のフィラメントを有し電子銃とし
    て切替使用可能としたことを特徴とするイオンマイクロ
    アナライザ。
JP61000592A 1986-01-08 1986-01-08 イオンマイクロアナライザ Pending JPS62160650A (ja)

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