JPS62160130A - 粉体排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は粉体排出装置に関するもので、特に付ゾ 着性の強い石膏原料を、その貯槽から排出する装置に関
する。

従来の技術 従来、吸湿性が大で付着性の強い石膏原料を、供給槽か
ら中間槽に排出するものとして、第４図〜第６図に示す
ような排出装置がある。即ち、この排出装置は、供給槽
（２）の底板（２１ａ）の排出口四周囲から下方に垂設
されると共に中間槽（図示せず）上面から上方に突設さ
れた接続筒−と同径にされた排出筒（至）と、この排出
筒■内に水平軸体（２）を介して鉛直面内で揺動自在に
されると共に排出口（２）より大きくされた開閉板（至
）と、この開閉板（至）をアーム（ロ）及び水平軸体（
イ）を介して排出口（２）の閉鎖位置（第４図実線位置
）とその開放位置（第４図仮想線位１１１）との間で揺
動させるシリンダー装ｆｌｌ＠とから構成されていた。

発明が解決しようとする問題点 上記の構成によると、開閉板（２）は排出口（２）より
大きくされると共に下方から当接するようにしているた
め、第６図に示すように、開閉板（７）上面に付着した
石膏原料（ａ）がその閉鎖時に周囲に広がると共に底板
（２１ａ）との間に噛込んでしまい、閉鎖が十分にでき
ないという問題があり、また排出筒に）と接続筒に）と
は同径にされているため、第４図に示すように、接続筒
骨から排出筒（ハ）にかけて石膏原料が内壁に付着して
開閉板（ホ）の開動作が十分に行なうことができないと
いう問題があった。

そこで、本開明は上記問題を解消し得る粉体排出装置を
提供することを目的とする。

問題を解決するための手段 上記問題を解消するため、本発明の粉体排出装置は、第
１の貯槽から接続筒を介して第２の貯槽内に粉体を排出
する装置であって、第１の貯槽底板の排出口周囲から下
方に垂設されると共に下端部が第２の貯槽の槽本体頂板
から、しかも頂板面積より狭い開口断面積を有して突設
された接続筒に接続された排出筒と、この排出筒内に水
平軸体を介して鉛直血肉で揺動自在にされると共に排出
口内に嵌入離脱自在な大きさにされた開閉板と、この開
閉板をアーム及び水平軸体を介して排出口内の閉鎖位１
とその開放位はとの間で揺動させるシリンダー装置とか
ら構成し、且つ上記接続筒の長さを、開閉板が開放位置
にあるときに開閉板下端が槽本体内に位置するように選
定したものである。

作用 上記構成によると、第１の貯槽の排出口を開閉する開閉
板を、排出口に嵌入離脱自在な大きさにしたので、たと
え開閉板周囲に粉体が付着していても開閉板自身の閉動
作により粉体が剥離され、また接続筒の開口断面積を槽
本体頂板の面積より小さくすると共に開閉板の開放位置
においてその下端が槽本体内に位置するようにしたため
、開閉板の背面側の接続筒内壁面には粉体が堆積しなく
なり、従って排出口の開閉をスムースに行なうことがで
きる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図に基づき説明
する。なお、本実施例においては、石膏原料を焼成して
三水石膏を得る石膏焼成設備に設けられる石膏原料の排
出装置について説明する。

（１）は石膏原料を一時的に貯えると共に中間槽（第２
の貯槽）（２）を介して焼成装置（図示しないが例えば
回転乾燥機）に供給するための供給槽（第１の貯槽）で
、その底板（１ａ）の所定位置には矩形状の排出口（３
）が形成されると共に内部には攪拌羽根（図示せず）が
配置されている。また、上記中間槽（２）は、所定幅で
しかも側面視形状が台形にされた槽本体（４）と、槽本
体（４）の頂板（４ａ）中央からしかも頂板（４ａ）の
面積より狭い開口断面積を有して突設された接続筒（５
）とから構成され、更に上記槽本体（４）下端にはスク
リュウコンベア（６）が取付けられている。（７）は本
発明に係る石膏原料の排出装置で、を記供給槽（１）の
底板（１ａ）の排出口（３）周囲から下方に垂設される
と共に下端部が上記接続筒（５）に接続された排出筒（
７）と、この排出筒（７）内に水平軸体（８）を介して
鉛直面内で揺動自在にされると共に排出口（３）内に嵌
入離脱自在な大きさにされた開閉板（９）と、この開閉
板（９）をアームαｑ及び水平軸体（８）を介して排出
口（３）内の閉鎖位置（第１図実線位置）とその開放位
置（第１図仮想線位置）との間で揺動させるシリンダー
装置（例えばエアシリンダー）（ロ）とから構成されて
いる。なお、排出口（３）周縁と開閉板（９）周縁との
隙間（→は、閉状態で粉体が落下しない幅にされるが、
粉体の流動性によって異なる。例えば、石膏原料の場合
は、付着水分が１３〜１５％で４〜３１１Ｊ１が良い。

また、接続筒（５）の長さは、開閉板（９）が開放位置
にあるときに開閉板（９）下端が一定長さく例えば開閉
板（９）自身の長さの１／３）以上突出するような長さ
に選定されている。

上記構成において、供給槽（１）から石膏原料を中間槽
（２）内に排出する動作について説明する。まず、シリ
ンダー装置（２）を作動させて開閉板（９）を開放位置
に揺動させる。次に、供給槽（１）内の攪拌羽根を回転
させて石膏原料を排出口（３）より中間槽（２）の槽本
体（４）に排出した後、開閉板（９）が閉じられる。こ
の時、排出口（３）と開閉板（９）との間には隙間があ
るため、たとえ開閉板（９）周囲に石膏原料が付着して
いても、開閉板（９）自身の閉動作により石膏原料が剥
離される。また、開閉板（９）の開放位置にあっては、
その下端が接続筒（５）より広い槽本体（４）内に位置
しているため、開閉板（９）の背面側の接続筒（５）内
壁面に石膏原料が付着することがなく、開閉動作をスム
ースに行なうことができる。そして、槽本体（４）内に
石膏原料が所定ｊｌ（例えば開閉板（９）下端に接融し
ない程度）貯えられると、スクリュウコンベア（６）が
駆動されて回転乾燥機に供給される。

なお、槽本体（４）の形状は、台形状即ち頂板（４ａ）
から下端に行くに従って広くされているため、ブリッジ
現象は生じない。

発明の効果 上記本発明の構成によると、第１の貯槽の排出口を開閉
する開閉板を、排出口に嵌入離脱自在な大きさにしたの
で、たとえ開閉板周囲に粉体が付着していても開閉板自
身の閉動作により粉体が剥離され、また接続筒の開口面
積を槽本体頂板の面積より小さくすると共に開閉板の開
放位置においてその下端が槽水体内に位置するようにし
たため、開閉板の背ｉ側の接続筒内壁面には粉体が堆積
しなくなり、従って排出口の開閉を、スムースに行なう
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第８図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は一部切欠拡大側面図、第２図は全体概略断面図、第
８図は第２図のＩ−Ｉ矢視図、第４図〜第６図は従来例
を示すもので、第４図は一部切欠拡大側面図、第５図は
第４図の■−■矢視図、第６図は石膏原料の噛込み状態
を示す図である。 （１）・・・供給槽（第１の貯槽）、（ｌａ）・・・底
板、（２）・・・中間槽（第２の貯槽）、（３）・・・
排出口、（４）・・・槽本体、（４ａ）・・・頂板、（
６）−・・接続筒、（７）・・・排出筒、（８）・・・
水平軸体、（９）・・・開閉板、Ｑｌ・・・アーム、（
ロ）・・・シリンダー装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、第１の貯槽から接続筒を介して第２の貯槽内に粉体
   を排出する装置であつて、第１の貯槽底板の排出口周囲
   から下方に垂設されると共に下端部が第２の貯槽の槽本
   体頂板から、しかも頂板面積より狭い開口断面積を有し
   て突設された接続筒に接続された排出筒と、この排出筒
   内に水平軸体を介して鉛直面内で揺動自在にされると共
   に排出口内に嵌入離脱自在な大きさにされた開閉板と、
   この開閉板をアーム及び水平軸体を介して排出口内の閉
   鎖位置とその開放位置との間で揺動させるシリンダー装
   置とから構成し、且つ上記接続筒の長さを、開閉板が開
   放位置にあるときに開閉板下端が槽本体内に位置するよ
   うに選定したことを特徴とする粉体排出装置。