JPS6215895A - クリツプ付鎖の保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は小形電子機器を携帯する等に適したクリップ付
鎖の保持装置に関するものである。

従来の技術 第４図は、従来の小形電子機器としての無線機に使用さ
れる落下防止用のクリップ付鎖の保持装置を示し、１は
無線機ケース、２は操作部、３は鎖、３・１，３・２は
小環、４はクリップ、６は取付金具である。第５図は取
付金具の詳細構造を示し、６・１は円形の保合溝、６・
２は結合孔、６・３はＥリング、１−１はケース１の側
面に設けた穴である。

上記構成で、取付金具６の係合溝６・１をケース１の穴
１・１を貫通させて取付け、Ｂ　Ｕフグ６・３をはめて
ケース１に固定し、小環３・１及び３・２を介して鎖３
及びクリップ４を取付ける。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来のクリップ付鎖の保持構造では
コスト高となる欠点がある。また、静電気がクリップ付
鎖および鎖取付金具を介して内蔵の電子機器に悪影響を
与える欠点があった。

本発明はこれら従来例の問題を解決するもので、低コス
トで静電気の影響のない保持装置を提供することを目的
とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、従来の鎖取付金具の
ようなコストの高い部品を止めて、その代りに安価な金
属環をケースに設けた溝で保持させ、−鋲取付機能を形
成させるように構成したものである。

作　　　　用 したがって、本発明によれば、特別にクリップ付備の保
持のために鎖取付金具を設けず、ふた〆や操作パネル等
とケースの間の環状部材を挟む形で組立ることで、自在
環を形成させてクリップ付備を保持させるものであるか
ら、低コスト化できるという効果を有する。また、ケー
ス内には鎖と結合された金属体がないので、静電気によ
り内蔵の電子回路への影響を与えることがない。

実施例 第１〜第３図は本発明の一実施例の構成を示しており、
第１図で、１はプラスチック材によシ形成された無線機
のケース、２は操作部でケース１の上部に溝１ａを介し
装着されている。２Ｃは操作部２の側面に設けた突起で
、下端に平坦部２ｄを有し、ケース１の上部の突起１ｂ
の平坦部１ｃと対向している。平坦部２ｄの内側を切欠
いて半円形の小孔２ｅが設けられており、突起１ｂの周
辺には金属環５の収納用の溝１ｄが穿たれている。第２
図は断面の様子を示す。第３図は全体の様子を示し、２
ａ　、　２ｂは操作部２に設けたスイッチ２ａ及びスピ
ーカ２ｂであり他の第４．第５図と同様の符号は同一の
名称を表わすものとする。

次に動作を説明する。金属環５を小孔２ｅに挿入し、溝
１ａによりケース１に操作部を取付けると、突起２Ｃと
１ｂのそれぞれの平坦部２ｄとＩＣが当接し、金属環の
抜は止めとなる。なお、金属環を収納するには、溝１ｄ
に、また使用時には小孔２ｅを支軸に１転させれば良い
。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、以下に示す各
種の効果を有する。

（１）クリップ付備と結合するだめの高価な精密加工金
具を不用とし、ケースおよび操作パネルで安価な金属環
を挾むだけなので、コスト低下が可能で組立工数も小さ
くできる。　　　　゛（２）ケース内に静電気を伝導す
るような鎖取付金具を用いないので内蔵電子機器を安全
に動作す　　　　　　　する。

（３）自在環収納用凹部を設ければ、突出量を小さくす
ることができるので、取扱いが便利であるとともに美観
上も有利である。

ツブ付鎖の保持装置の構成を示し、第１図は要部第４図
は外観図、第５図は要部説明図である。

１・・・ケース、１ｂ・・・突起、２・・・操作部、２
Ｃ・・・突起、２ｅ・・・小孔、３・・・鎖、４クリツ
プ、５・・・金属環。

代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｌ　
ケース 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　接合部を境に２分割されるプラスチックケースの前記
   接合部に設けた切欠部、前記切欠部に係合され、前記接
   合部を組立てた時に保持される金属環を有し、前記金属
   環にクリップ付鎖を装着保持するようにしたクリップ付
   鎖の保持装置。