JPS62158425A - 果実収獲等装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は梅、栗等の果実のふり落しあるいは樹木の枝打
ち等に使用する果実収獲等装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、梅、栗等の収獲においては棒で枝をたたいて地面
にそれらを落下させ、それらを拾い集めて収獲していた
。

また、樹木の枝打ち等ははしごを使用したり先端に鋸あ
るいは刃物を取付けた棒を使用して行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記、棒で枝をたたいて果実を地面に落下させる方法は
不自然な姿勢となり、重労働であるとともに枝に一方向
から衝撃を加えるのみであるため、果実を効率よく落下
させることができず、さらに枝を折ったり損傷する欠点
があった。

また、はしごを使用した枝打ちは危険を伴うとともに非
能率的であり、さらに先端に鋸あるいは刃物を取付けた
棒による枝打ちは完全な枝打ちに時間と熟練を要すると
ともに不自然な姿勢となり、重労働であった。

本発明は上記問題点を解決し、迅速な果実収穫等の作業
を容易に行うことができるものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記問題点を解決するため、伸縮自在の回転シ
ャフトを内蔵した伸縮自在の操作桿の後端に設けられ、
上記回転シャフトを回転させる原動機、先端に設けられ
た歯車室、歯車室先端に設けられ上記回転シャフトの回
転により往復動させられる枝掛具等からなる構成とした
ものである。

〔作　用〕

本発明では作業現場に合わせて、操作棒の長さが調整さ
れる。

それにしたがい回転シャフトも伸縮する。そして先端の
枝掛具を必要とする枝に掛けたのち、原動機を駆動させ
れば、回転シャフトが回転させられ、操作棒先端の歯車
室先端に設けられた枝掛具が往復動させられ、枝を前後
に振って果実をふり落すことができるものである。

なお、上記枝掛具にかえて鋸を連結すれば枝打ち作業に
使用できるものである。

〔実施例〕

（１）は内燃機関からなる原動機であり、伸縮自在の回
転シャフト（２）を内蔵した伸縮自在の操作棒（３）を
有する。

なお、上記回転シャフト（２）は遠心クラッチ等を介し
て原動機（１）により回転させられる構成となっている
。

回転シャフト（２）について述べると、該回転シャフト
（２）は二つに分割され、その一方が中空に構成されて
他方を受入れ、伸縮自在とされ、回転は一体に行われる
構造、すなわち、スプライン構造となっている。

また、操作棒（１）は二つに分割され、双方とも中空に
構成されて一方が他方を受入れ、伸縮自在とされ、連結
部を袋ナツト（４）で締付は固定できる構成となってい
る。

なお、袋ナツト（４）に変えて大径の操作棒（３）端部
に割れ目を入れ、その間を締付けて細径の操作棒（３）
に締付は固定してもよいものである。

図中（５）はそれぞれ軸受である。

つぎに、操作棒（３）の先端に歯車室（６）が設けられ
る。

歯車室（６）は第３図示のごとく、後端に操作棒（３）
先端の受入れ部（７）が構成され、その先端方向に操作
棒（３）と直線状になるように傘歯車（８）カ設けられ
、軸受（９）で支持されている。

そして、上記受入れ部（７）に適合固定された操作棒（
３）に内蔵された回転シャフト（２）の先端に傘歯車０
０が設けられ、該傘歯車αＱが前記傘歯車（８）と噛み
合わされる。そして、さらに傘歯車（８）の偏心位置に
ピンα］）１（よりクランクα諺が止着され、該クラン
ク（６）の先端が直線運動するようにガイドされた枝掛
具α１にビンα→で止着される。

なお、枝掛具０３は第４図示のごとく歯車室（６）側か
ら設けた溝付きのガイドローラαＱで両側を規制され、
直線運動するよう構成されている。

さらに、歯車室（６）は二つ割りに構成されてボルト止
めされ、第３図における右側部分を取外し、枝舟具ａ３
部分をクランクａａから取外し、それに変えて第５図示
のごとく鋸αりを取付けることができるよう構成されて
いる。

上記構成の本発明は作業現場、具体的には樹木の高さに
合わせて袋ナツト（４）を緩め操作棒（３）の長さが伸
長させられる。

すなわち、不使用時、７携帯時等には短く収縮させれば
コンパクトであり、取扱いが容易である。

上記伸縮調整時には回転シャフト（２）も同時に伸縮さ
れる。

つぎに、先端の枝掛具０→を所要の枝（α）に掛けて原
動機（１）により回転シャフト（２）を回転させれば、
傘歯車（８）を介して傘歯車α０が回転させられ、クラ
ンクαつにより枝掛具αＪが往復動させられ、枝（α）
が前後に振られ、果実がふり落される。

なお、枝掛具α１の内部にはゴム等の緩衝材α力を設け
ると枝を損傷させることが全くないものである。

つぎに、本発明の装置を枝打ちに使用する場合には上記
枝掛具（１３にかえて鋸（１Ｇを取付ければよいもので
ある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、果実のふり落しのための枝振りあるい
はさらに枝打ちを迅速かつ容易に行うことができる効果
を得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はその全
体を示す正面図、第２図は操作桿部の断面図、第３図は
歯車室の断面図、第４図は要部の拡大正面図、第５図は
他の実施例を示し、その全体を示す正面図である。 （１）・・・原動機、（２）・・・回転シャフト、（３
）・・・操作桿、（６）・・・歯車室、α１・・・枝掛
具、αＱ・・・鋸。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伸縮自在の回転シャフトを内蔵した伸縮自在の操作桿の
   後端に設けられ上記回転シャフトを回転させる原動機、
   先端に設けられた歯車室、歯車室先端に設けられ上記回
   転シャフトの回転により往復動させられる枝掛具等から
   なることを特徴とする果実収獲等装置。