JPH08289652A - 振動収穫機 - Google Patents
振動収穫機Info
- Publication number
- JPH08289652A JPH08289652A JP12069795A JP12069795A JPH08289652A JP H08289652 A JPH08289652 A JP H08289652A JP 12069795 A JP12069795 A JP 12069795A JP 12069795 A JP12069795 A JP 12069795A JP H08289652 A JPH08289652 A JP H08289652A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- vibration
- sub
- main rod
- harvester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D46/00—Picking of fruits, vegetables, hops, or the like; Devices for shaking trees or shrubs
- A01D46/26—Devices for shaking trees or shrubs; Fruit catching devices to be used therewith
- A01D46/264—Devices for beating or vibrating the foliage; Fruit catching devices to be used therewith
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D46/00—Picking of fruits, vegetables, hops, or the like; Devices for shaking trees or shrubs
- A01D46/26—Devices for shaking trees or shrubs; Fruit catching devices to be used therewith
- A01D2046/266—Portable devices to shake branches
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 振動収穫機の振動を抑制する。
〔構成〕 振動発生装置によってロッドに軸方向の往復
動振動を起こさせ、ロッドの先端に取り付けたフックで
枝を揺すって果実を落とす振動収穫機において、ロッド
を主ロッドと副ロッドとで構成して途中で連結するとと
もに、この連結個所に、主ロッドと副ロッドの位相を逆
にする振動相殺装置を設けたことを特徴とする振動収穫
機。
動振動を起こさせ、ロッドの先端に取り付けたフックで
枝を揺すって果実を落とす振動収穫機において、ロッド
を主ロッドと副ロッドとで構成して途中で連結するとと
もに、この連結個所に、主ロッドと副ロッドの位相を逆
にする振動相殺装置を設けたことを特徴とする振動収穫
機。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、梅やオリーブといった
果実をこれを付けた枝を揺すって落とす振動収穫機に関
するものである。
果実をこれを付けた枝を揺すって落とす振動収穫機に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の振動収穫機は、手元から延びて
先端にフックが取り付けられるロッドにクランク等の振
動発生装置によって軸方向に往復動振動を与え、フック
で枝を揺すって果実を落とすものである。
先端にフックが取り付けられるロッドにクランク等の振
動発生装置によって軸方向に往復動振動を与え、フック
で枝を揺すって果実を落とすものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ロッドの振
幅は３０〜４０ｍｍ（振動数は毎分９００回程度）と比
較的大きいから、身体に大きく響く。特に、高い個所の
枝を揺するときにはかなりの重労働になる。本発明は、
ロッドの振動を相殺する振動相殺装置を取り付けてこの
振動を抑制したものである。
幅は３０〜４０ｍｍ（振動数は毎分９００回程度）と比
較的大きいから、身体に大きく響く。特に、高い個所の
枝を揺するときにはかなりの重労働になる。本発明は、
ロッドの振動を相殺する振動相殺装置を取り付けてこの
振動を抑制したものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、振動発生装置によってロッドに軸方向の往復動振動
を起こさせ、ロッドの先端に取り付けたフックで枝を揺
すって果実を落とす振動収穫機において、ロッドを主ロ
ッドと副ロッドとで構成して途中で連結するとともに、
この連結個所に、主ロッドと副ロッドの位相を逆にする
振動相殺装置を設けたことを特徴とする振動収穫機を提
供する。
は、振動発生装置によってロッドに軸方向の往復動振動
を起こさせ、ロッドの先端に取り付けたフックで枝を揺
すって果実を落とす振動収穫機において、ロッドを主ロ
ッドと副ロッドとで構成して途中で連結するとともに、
この連結個所に、主ロッドと副ロッドの位相を逆にする
振動相殺装置を設けたことを特徴とする振動収穫機を提
供する。
【０００５】
【作用】以上の手段をとることにより、主ロッドと副ロ
ッドとは振動相殺装置によって各々の位相が逆に設定さ
れるから、機全体の振動は抑制される。
ッドとは振動相殺装置によって各々の位相が逆に設定さ
れるから、機全体の振動は抑制される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図３は本発明に係る振動収穫機の平面図、図４は
一部側面図であるが、この振動収穫機は、グリップ１０
から主ロッド１２を延長させ、その先端に振動相殺装置
１４を介して副ロッド１６を接続し、副ロッド１６の先
端にフック１８を取り付けたものである。尚、主ロッド
１２及び副ロッド１６とも、それぞれスリーブカバー２
０、２２で覆われている。グリップ１０には振動発生装
置２４が設けられており、主ロッド１２に軸方向に往復
動振動を与える。
する。図３は本発明に係る振動収穫機の平面図、図４は
一部側面図であるが、この振動収穫機は、グリップ１０
から主ロッド１２を延長させ、その先端に振動相殺装置
１４を介して副ロッド１６を接続し、副ロッド１６の先
端にフック１８を取り付けたものである。尚、主ロッド
１２及び副ロッド１６とも、それぞれスリーブカバー２
０、２２で覆われている。グリップ１０には振動発生装
置２４が設けられており、主ロッド１２に軸方向に往復
動振動を与える。
【０００７】振動発生装置２４は、主ロッド１２に軸方
向と直角に設けられる溝体２６と、溝体２６に嵌合され
るローラ２８を偏心位置に取り付けたギア３０と、ギア
３０に噛み合い、グリップ１０とは別に携帯可能に設け
られる原動機からフレキシブルワイヤ３２で駆動される
ベベルギア機構３４によって回転させられる小ギア３６
とからなる。
向と直角に設けられる溝体２６と、溝体２６に嵌合され
るローラ２８を偏心位置に取り付けたギア３０と、ギア
３０に噛み合い、グリップ１０とは別に携帯可能に設け
られる原動機からフレキシブルワイヤ３２で駆動される
ベベルギア機構３４によって回転させられる小ギア３６
とからなる。
【０００８】主ロッド１２と副ロッド１６との接合個所
には振動相殺装置１４が設けられている。図１はこの振
動相殺装置１４の第１実施例を示す縦断面図、図２は横
断面図であるが、本例の振動相殺装置１４は、それぞれ
のスリーブ２０、２２の端部に連結されるケース３８
と、ケース３８内に軸支される軸４０に取り付けられる
ピニオン４２及びギア４４と、ピニオン４２及びギア４
４に各々対向した状態で噛み合って主ロッド１２及び副
ロッド１６に接続されるラック４６、４８とからなる。
には振動相殺装置１４が設けられている。図１はこの振
動相殺装置１４の第１実施例を示す縦断面図、図２は横
断面図であるが、本例の振動相殺装置１４は、それぞれ
のスリーブ２０、２２の端部に連結されるケース３８
と、ケース３８内に軸支される軸４０に取り付けられる
ピニオン４２及びギア４４と、ピニオン４２及びギア４
４に各々対向した状態で噛み合って主ロッド１２及び副
ロッド１６に接続されるラック４６、４８とからなる。
【０００９】この構成により、主ロッド１２に振動発生
装置２４で往復動振動を与えると、振動相殺装置１４に
よって副ロッド１６にも往復動振動が与えられる。尚、
副ロッド１６の先端にはフック１８が取り付けられてい
るから、フック１８を枝等に引っ掛けておくと、往復動
振動によって枝に付いた果実を落とす。
装置２４で往復動振動を与えると、振動相殺装置１４に
よって副ロッド１６にも往復動振動が与えられる。尚、
副ロッド１６の先端にはフック１８が取り付けられてい
るから、フック１８を枝等に引っ掛けておくと、往復動
振動によって枝に付いた果実を落とす。
【００１０】ところで、この場合、前記したラック４
６、４８、ピニオン４２及びギア４４の構成によって副
ロッド１６の往復動振動は主ロッド１２のそれと位相が
逆になる。又、前記した例のものでは、ギア４４の径は
ピニオン４２のそれよりも大きいから、それに応じて副
ロッド１６の振幅は主ロッド１２のそれよりも増幅され
る。尚、両ラック４６、４８とも、ケース３８から突出
する状態になるから、これを覆う筒状のカバー５０、５
２を設けて安全を図っている。
６、４８、ピニオン４２及びギア４４の構成によって副
ロッド１６の往復動振動は主ロッド１２のそれと位相が
逆になる。又、前記した例のものでは、ギア４４の径は
ピニオン４２のそれよりも大きいから、それに応じて副
ロッド１６の振幅は主ロッド１２のそれよりも増幅され
る。尚、両ラック４６、４８とも、ケース３８から突出
する状態になるから、これを覆う筒状のカバー５０、５
２を設けて安全を図っている。
【００１１】図５は振動相殺装置１４の第２実施例を示
す縦断面図であるが、本例のものは、ケース３８内に、
ピン５４を中心に揺動可能なリンク５６を設け、リンク
５６の両端に主ロッド１２と副ロッド１６を連結したも
のである。即ち、主ロッド１２、副ロッド１６にそれぞ
れ連結金具５８、６０を接続し、連結金具５８、６０に
設けたピン６２、６４をリンク５６に形成した長孔６
６、６８に挿入して連結したものである。
す縦断面図であるが、本例のものは、ケース３８内に、
ピン５４を中心に揺動可能なリンク５６を設け、リンク
５６の両端に主ロッド１２と副ロッド１６を連結したも
のである。即ち、主ロッド１２、副ロッド１６にそれぞ
れ連結金具５８、６０を接続し、連結金具５８、６０に
設けたピン６２、６４をリンク５６に形成した長孔６
６、６８に挿入して連結したものである。
【００１２】以上の構成により、主ロッド１２に往復動
振動を与えると、副ロッド１６はこれと逆の位相で往復
動振動をすることになる。この場合も、中心のピン５４
と各ローラ６２、６４までの長さをそれぞれ変えること
で、副ロッド１６の振幅を主ロッド１２のそれよりも増
幅することができる。
振動を与えると、副ロッド１６はこれと逆の位相で往復
動振動をすることになる。この場合も、中心のピン５４
と各ローラ６２、６４までの長さをそれぞれ変えること
で、副ロッド１６の振幅を主ロッド１２のそれよりも増
幅することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上、本発明は前記したものであるか
ら、次のような効果が期待できる。 ａ）主ロッドと副ロッドの往復動振動は位相が逆になる
から、これによって振動は相殺され、機全体の振動が抑
制できる。 ｂ）副ロッドの振幅を主ロッドのそれよりも増幅できる
から、主ロッドに往復動振動を与えるグリップ側の振動
発生装置は小型のもので足りる。 ｃ）主ロッドと副ロッド相互の振幅は、ピニオン（ギ
ア）の歯数やリンクの作用長を変えることで簡単に変更
できる。
ら、次のような効果が期待できる。 ａ）主ロッドと副ロッドの往復動振動は位相が逆になる
から、これによって振動は相殺され、機全体の振動が抑
制できる。 ｂ）副ロッドの振幅を主ロッドのそれよりも増幅できる
から、主ロッドに往復動振動を与えるグリップ側の振動
発生装置は小型のもので足りる。 ｃ）主ロッドと副ロッド相互の振幅は、ピニオン（ギ
ア）の歯数やリンクの作用長を変えることで簡単に変更
できる。
【図１】振動収穫機における振動相殺装置の第１実施例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図２】振動収穫機における振動相殺装置の第１実施例
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図３】本発明に係る振動収穫機の平面図である。
【図４】本発明に係る振動収穫機の一部側面図である。
【図５】振動収穫機における振動相殺装置の第２実施例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
１２ 主ロッド １４ 振動相殺装置 １６ 副ロッド １８ フック ２４ 振動発生装置 ４０ 軸 ４２ ピニオン ４４ ギア ４６ ラック ４８ ラック ５４ ピン ５６ リンク
Claims (4)
- 【請求項１】 振動発生装置によってロッドに軸方向の
往復動振動を起こさせ、ロッドの先端に取り付けたフッ
クで枝を揺すって果実を落とす振動収穫機において、ロ
ッドを主ロッドと副ロッドとで構成して途中で連結する
とともに、この連結個所に、主ロッドと副ロッドの位相
を逆にする振動相殺装置を設けたことを特徴とする振動
収穫機。 - 【請求項２】 振動相殺装置が、軸を中心に回転可能な
ギアと、ギアに対向した状態で噛み合う二つのラックと
を設け、各々のラックに主ロッドと副ロッドを連結した
ものである請求項１の振動収穫機。 - 【請求項３】 振動相殺装置が、ピンを中心に揺動可能
なリンクを設け、リンクの両端に主ロッドと副ロッドを
連結したものである請求項１の振動収穫機。 - 【請求項４】 副ロッドの振幅が主ロッドの振幅に対し
て増幅されるようにした請求項１〜３いずれかの振動収
穫機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12069795A JPH08289652A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 振動収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12069795A JPH08289652A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 振動収穫機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08289652A true JPH08289652A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14792747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12069795A Pending JPH08289652A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 振動収穫機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08289652A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100352278B1 (ko) * | 2000-09-05 | 2002-09-12 | 충청남도 | 구기자 수확기 |
| CN103563565A (zh) * | 2013-09-06 | 2014-02-12 | 西北农林科技大学 | 一种振动式果实采摘器 |
| EP2829170A1 (en) | 2013-07-23 | 2015-01-28 | Mehmet Celik | Harvest machine for olive and similar fruits with adjustable fruit resonance vibration frequency |
| CN105850373A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-08-17 | 中国农业大学 | 一种电磁脉冲撞击式林果收获机 |
| CN109729833A (zh) * | 2019-01-10 | 2019-05-10 | 陕西科技大学 | 一种用于收集红枣的装置 |
| CN110100575A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-08-09 | 山西省农业科学院果树研究所 | 一种振动式枣子快速摘取装置及其摘取方法 |
| CN112703893A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-27 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 一种果枝挑振果实采收机 |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP12069795A patent/JPH08289652A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100352278B1 (ko) * | 2000-09-05 | 2002-09-12 | 충청남도 | 구기자 수확기 |
| EP2829170A1 (en) | 2013-07-23 | 2015-01-28 | Mehmet Celik | Harvest machine for olive and similar fruits with adjustable fruit resonance vibration frequency |
| CN103563565A (zh) * | 2013-09-06 | 2014-02-12 | 西北农林科技大学 | 一种振动式果实采摘器 |
| CN105850373A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-08-17 | 中国农业大学 | 一种电磁脉冲撞击式林果收获机 |
| CN109729833A (zh) * | 2019-01-10 | 2019-05-10 | 陕西科技大学 | 一种用于收集红枣的装置 |
| CN110100575A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-08-09 | 山西省农业科学院果树研究所 | 一种振动式枣子快速摘取装置及其摘取方法 |
| CN112703893A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-27 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 一种果枝挑振果实采收机 |
| CN112703893B (zh) * | 2020-12-28 | 2022-01-25 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 一种果枝挑振果实采收机 |
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