JPS62158241A - エチレン系不飽和化合物のカルボニル化方法 - Google Patents

エチレン系不飽和化合物のカルボニル化方法

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JPS62158241A
JPS62158241A JP30192786A JP30192786A JPS62158241A JP S62158241 A JPS62158241 A JP S62158241A JP 30192786 A JP30192786 A JP 30192786A JP 30192786 A JP30192786 A JP 30192786A JP S62158241 A JPS62158241 A JP S62158241A
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    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/10Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
    • C07C51/14Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide on a carbon-to-carbon unsaturated bond in organic compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、炭素−炭素二重結合の炭素原子のそれぞれが
第二級または第三級であるエチレン系不飽和化合物のカ
ルボニル化方法に関する。
ヨーロッパ特許出@0,106.379は、エチレン系
不飽和化合物が、水、アルコールおよび/またはカルボ
ン酸、パラジウム触媒、パラジウム1原子当り少なくと
も5モルのトリアリールホスフィンおよびpKa 2未
満の酸であってハロゲン化水素酸とカルボン酸を除いた
酸の存在下で一酸化炭素によりカルボニル化される方法
を記載している。
この公知の方法は、炭素−炭素二重結合の炭素原子のそ
れぞれが第二級または第三級であるエチレン系不飽和化
合物を出発化合物として用いたときに比較的ゆっくりと
進行する。
反応速度は、さらに下記に詳述する二車配位子の存在に
より極めて速められることが見出された。
したがって、本発明は、炭素−炭素二重結合の炭素原子
のそれぞれが第二級または第三級であるエチレン系不飽
和化合物を水および/またはアルカノールの存在下で一
酸化炭素によりカルボニル化する方法において、該方法
が: a)パラジウムおよび/またはパラジウム化合物、 b)ハロゲン化水素酸およびカルボン酸を除く、水溶液
中で18℃で測定してpに、2.0未満を有する酸、 C)一般式I R’R寡−)l−R−M−R’R’     (1)(
式中、Mは、燐原子、砒素原子またはアンチモン原子を
表わし、Rは、橋に3〜5個の炭素原子(これらの炭素
原子のいずれも立体障害を起こす置喚基を有していない
)を有する二価の有機架橋基を表わし、そしてR1,、
R1、R3およびR4のそれぞれは、任意には置換され
ていてもよい炭化水素基を表わす)を有する二車配位子
を組合せ、そしてpalm 2.0未満を有する酸対該
二車配位子のモル比を0.5より大きくして製造した触
媒系(catalyticsystem)の存在下で行
われることを特徴とする方法を提供する。
11Km 2.0未満を有する酸は、非配位陰イオン(
non−coordinating anion)を好
ましくは有し、ここで、非配位陰イオンとは、パラジウ
ムと陰イオンとの間に共有相互作用がほとんどまたは全
く起こらないことを意味する(GB−^2,058.0
7Bを参照)。
そのような陰イオンの典型例は、PF、−1SbFi−
BFt−および(JO#−である。
好ましい酸は、たとえば、スルホン酸があり、さらには
、たとえばBFs、AaPs、5bFS、 PF55 
TagsおよびNBFsのごときルイス酸とたとえばハ
ロゲン化水素酸特にHF、フルオロスルホン酸、燐酸ま
たは硫酸のごときブロエンステッド酸(Broenst
edacid)との相互作用により恐らくその場で形成
され得る酸である。後者の種類の酸の特定の例はフルオ
ロ珪酸、■BF9、HPPいおよびHSbF6である。
使用できるスルホン酸の例は、フルオロスルホン酸およ
びクロロスルホン酸および後述する特定のスルホン酸で
ある。pKs 2.0未満を有する酸は一般式■ (式中、Xは、硫黄原子または塩素原子を表わし、そし
て、Xが塩素原子を表わすとき、R%は酸素原子を表わ
し、Xが硫黄原子を表わすとき、R5はO■基を表わす
かまたは任意には置換されていてもよい炭化水素基を表
わす)を存する。
前述の酸が、本発明に従う方法に使用されると、酸の陰
イオンは、非配位であると見なすことができる。
一般式!を有する酸で、R8により表わされる任意には
置換されていてもよい炭化水素は、好ましくは、1〜3
0個、特に1〜14個の炭素原子を有するアルキル基、
アリール基、アラルキル基またはアルカリール基である
。炭化水素基は、たとえば、ハロゲン原子、特に弗素原
子により置換されていてもよい。
一般式■の適当な酸の例は、過塩素酸、硫酸、2−ヒド
ロキシプロパン−2−スルホ・ン酸、p−トルエンスル
ホン酸およびトリフルオロメタンスルホン酸であり、後
の2つの酸が最も好ましい。
一般式■の酸は、また、スルホン酸基を含むイオン交換
体、たとえば、アンバーライト(A■berl i t
e)25211(rアンバーライト1は商品名である)
であってもよい、この場合、炭化水素基Q%は、スルホ
ン酸基により置換された高分子炭化水素基、たとえばポ
リスチレン基を示す。
二基配位子では、立体障害を与える置換基は、存在すべ
きでなく、このことは、一般式mを有する錯化合物の形
成を妨げ得る置換基が存在しないであろうことを意味す
る。
た溶剤配位子、たとえば、アセトニトリル、メタノール
、アセトンまたはアセチルアセトンであるか、または、
後述するパラジウム化合物に用いられるものと一致する
)と書くこともできる。
二基配位子では、Mは好ましくは燐である。炭化水素基
R1、R8,11!およびR4は通常2〜18個の炭素
原子、好ましくは6〜14個の炭素原子を含んでよい、
アリール基が最も好ましく、特にフ立ニル基が好ましい
、フェニル基は、たとえば、ハロゲン原子およびアルキ
ル基、アリール基、アルコキシン基、カルバルコキシ基
、トリハロゲンメチル基、シアノ基またはジアルキルア
ミノ基で置換されていてもよい、好ましい架橋基−R−
は、式−+CR’R’← (式中、R−およびR?はそ
れぞれハロゲン原子または立体障害を起さない任意には
置換されていてもよい炭化水素基を表わし、そしてnは
3〜5の整数である)を有する架橋基である。
置換基R−および11?は好ましくは水素原子を表わす
架橋基Rは環状構造の一部を構成してもよく、たとえば
芳香族基または脂環式基の一部を構成してもよく、炭素
−炭素結合または橋の結合は飽和されていてもまたは不
飽和であってもよく、そして橋では、または、橋に結合
した環状基または非環状基では、1個またはそれ以上の
へテロ原子、たとえば硫黄、酸素、鉄または窒素が、両
原子Mをつなげている橋に存在しなくてはならない2つ
の炭素原子以外の炭素原子に代ってもよい。
適当な二基配位子の例を次に示す: 1.3−ジ(ジフェニルホスフィノ)プロパン、1.4
−ジ(ジフェニルホスフィノ)ブタン、2.3−ジメチ
ル−1,4−ジ(ジフェニルホスフィノ)ブタン、 1.5−ジ(メチル−フェニル−ホスフィノ)ペンタン
、 1.4−ジ(ジシクロへキシルホスフィノ)ブタン、1
.5−ジ(ジナフチルホスフィノ)ペンタン、1.3−
ジ(ジ−p−1−リルホスフイノ)プロパン、1.4−
ジ(ジ−p−メトキシフェニルホスフィノ)ブタン、 2.3−ジ(ジフェニルホスフィノ)−2−ブタン、1
.3−ジ(ジフェニルホスフィノ)−2−オキサプロパ
ン、 2−メチル、2−(メチルジフェニルホスフィノ)−1
,3−ジ(ジフェニルホスフィノ)プロパン、0、O゛
−ジ(ジフェニルホスフィノ)ビフェニル、1.8−ジ
(ジフェニルホスフィノ)ナフタレンおよび、 ビス(α、α゛−ジフェニルホスフィノ)0−キシレン
二基配位子は、パラジウムおよび/またはパラジウム化
合物に関連した量で用いられてよく、その量は、広い限
度内の範囲にあってよく、パラジウム化合物1モル当り
適切には25モル未満、たとえば、0.1〜20モルで
あってよい、好ましい量は、0.3〜10モル/1モル
である。
二基配位子に加え、1種またはそれ以上の一座配位子も
触媒系の製造に用いられてもよい、適当な一座配位子は
、特に、任意には置換されていてもよいトリアリールホ
スフィンたとえばトリフェニルホスフィンであり、ここ
でフェニル基は、アルキル、アルコキシ、ハロゲンおよ
びトリへロメチル基により任意には置換されていてもよ
い、パラジウムおよび/またはパラジウム化合物に関し
て一座配位子の過剰量を使用することが推奨される。好
ましい量は、パラジウムおよび/またはパラジウム化合
物に関し281から50:1の範囲である。
一酸化炭素は、本発明に従う方法で、純粋な形態で用い
てもよく、または、不活性ガスたとえば水素、窒素、貴
ガスまたは二酸化炭素により希釈して用いてよい。
本発明の方法は、温度20〜225℃、特に50〜20
0℃で行われ、全圧は好ましくは、1〜100、特に2
0〜75バールゲージの範囲である。バッチ法、連続法
または半連続法としてもよい。
均質および不均質パラジウム化合物が用いられ得る。均
質系が好ましい、適当なパラジウム化合物は、パラジウ
ムと、たとえば、1分子当り12個以下の炭素原子を有
するアルカン酸、硫酸または硝酸との塩である。ハロゲ
ン化水素酸の塩も、理論的には使用可能であるが、ハロ
ゲンイオン腐食作用を有し得る欠点を持っている。カル
ボン酸パラジウムは、好ましく用いられる触媒であり、
特に酢酸パラジウムが好ましい、加えて、パラジウムア
セチルアセトネートも用いられ得る。炭素に担持させた
パラジウムおよびイオン交換体に結合させたパラジウム
、たとえば、スルホン酸基を含むものが、適当な均質パ
ラジウム化合物の例である。
パラジウムおよび/またはパラジウム化合物の量は、臨
界的ではない、好ましくは、エチレン系不飽和出発化合
物1モル当り10−’から10−’モルのパラジウムお
よび/またはパラジウム化合物の量が用いられる。エチ
レン系不飽和出発化合物対−酸化炭素のモル比は、通常
、5:95〜95:5好ましくは1:5〜Salであろ
う。
本発明に従う方法は、pKa 2.0未満を有する酸対
一般式Iの二基配位子のモル比を0.5より多くして行
なわれ、このモル比が0.5よりも大きくないと、反応
速度は非常に遅い、好ましくは、酸対二車配位子のモル
比1〜10の範囲を用い、所望ならこのモル比は10よ
り大きく、たとえば、25以下であってよい。
本発明に従う方法は、都合よくは、中性溶媒の存在下で
行なわれる。各種の溶媒が通用され得、次にその例を示
す:エーテル、たとえば、ジエチルエーテル、ジエチレ
ングリコールのジメチルエーテル(「ジグリムjともい
う)、アニソールおよびジフェニルエーテル;芳香族化
合物、たとえば、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン
および3種のキシレン;ハロゲン化芳香族化合物、たと
えば、クロロベンゼンおよび3種のジクロロベンゼン;
ハロゲン化アルカン、たとえば、塩化メチレンおよび四
塩化炭素;アルカン、たとえば、ヘキサン、ヘプタンお
よび2.2.3−トリメチルペンタン;シクロアルカン
、たとえば、シクロヘキサンおよびメチルシクロヘキサ
ン;ニトリル、たとえば、ベンゾニトリルおよびアセト
ニトリル;エステル、たとえば、メチルベンゾエート、
メチルアセテートおよびジメチルフタレート;スルホン
、たとえば、ジメチルスルホンおよびテトラヒドロチオ
フェン1.1−ジオキシド(「スルホランjともいう)
、溶剤の混合物も適切に適用され得る。出発アルカノー
ルの過剰量を溶剤として用いることも可能である。芳香
族炭化水素を用いたとき、また、エーテルを用いたとき
に非常に良好な結果が得られている。
炭素−炭素二重結合の炭素原子のそれぞれが第二級であ
る(2つの他の炭素原子に結合している炭素原子)か、
または、第三級である(3つの他の炭素原子に結合して
いる炭素原子)エチレン系不飽和化合物は次のものであ
ってよい; 1分子当り30個以下の炭素原子を有する
アルケン、たとえハ、2−7’テン、2−ペンテン、2
−ヘキセン、3−ヘキセン、2−ヘプテン、3−ヘプテ
ン、2−オクテン、3−オクテン、4−オクテン、2−
ノネン、3−ノネン、4−ノネン; 1分子当り30個
以下の炭素原子を有するシクロアルケン、たとえば、シ
クロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、シク
ロドデセンおよびメチルシクロオクテン; 1分子当り
30個以下の炭素原子を有するアルカン酸の、たとえば
、クロトン酸、2−ペンテン酸、3−ペンテン酸、2−
ヘキセン酸、3−ヘキセン酸のフェニルエステルまたは
アルキルエステル(アルキル基は適切には30個以下の
炭素原子を有する)。
水存在下でのカルボニル化は、カルボン酸の形成をもた
らし、アルコールの存在下でのカルボニル化は、カルボ
ン酸エステルの生成をもたらす。
アルカノールは、適切には1分子当り30個以下の炭素
原子を有し、1個またはそれ以上の置換基で置換されて
いてもよく、たとえば、1個またはそれ以上のハロゲン
原子またはシアノ基、エステル基、アルコキシ基または
アリール基で置換されていてよい。適当なアルカノール
の例は、メタノール、エタノール、プロパツール、2−
プロパツール、2−ブタノール、tert−ブチルアル
コールおよびクロロカプリルアルコールである。非常に
良好な結果が、メタノールとエタノールで得られている
エチレン系不飽和化合物対水および/またはアルカノー
ルのモル比は、臨界的ではなく広い範囲内であり得、適
切には0.1:1〜10:1である。
モノエチレン系不飽和化合物を用いる場合、アルカノー
ルの過剰量の使用が通常好ましい。
本発明により得られるカルボン酸またはエステルは、適
当な方法により、たとえば蒸留により反応混合物から単
離され得る。適切には、酸またはエステルは、蒸留物留
分中に得られ、触媒系に一緒に残る中性溶媒は、蒸留の
残液留分中に選□択される。残液留分は、本発明の方法
で触媒系として再使用される。
以下の例により本発明をさらに説明する。
1および2および ′A−E 25hlの磁気的に攪拌したハステロイCオートクレー
ブ(Hastelloy Cautoclave: r
ハステロイ1は商品名である)に、n−オクテン(20
m 12 ) 、溶剤(30ml)、メタノール(1(
1w It ) 、パラジウム(II)アセテート(0
,4ミリモル)、配位子および酸を入れた。後述する表
に使用溶剤の種類および配位子および酸の使用量を示す
、n−オクテンの混合物は2.5%の1−オクテン、3
9%の2−オクテン、39%の3−オクテンおよび19
.5%の4−オクテンからなつていた。
オートクレーブは、−酸化炭素でフラッジしてから、圧
力40バールで一酸化炭素を満たし、シールをし、温度
155℃に加熱した0反応後、オートクレーブの内容物
は、気相クロマトグラフィーにより分析した0表は、n
−オクテンの変換率、n−オクテンのモル数/Pd1モ
ル/hでの反応速度および技なしエステルの含量を示し
ている。記号φは、フェニル基を示し、pTsAは、p
−トルエンスルホン酸を指す。
(以下余白) 比較例Aは、二基配位子φ*P (CHi) tPφ2
に関し過剰量の酸を使用した(本発明に従わない)にも
かかわらず、オクテン変換がみられなかったことを示す
比較例Bは、二基配位子φ*P(CHx)。Pφgに関
し過剰量の酸を使用した(本発明に従わない)にもかか
わらず、生成物が生ずる速度は比較的遅いことを示して
いる。
例1は、二基配位子φzP(CHt) 2Pφ雪に関し
過剰量の酸を用いると、反応速度の大きな増加が見られ
ることを示している。
例2は、二基配位子φzP(CHi)aPφ2に関し過
剰量の酸が用いられると、高い反応速度が得られること
を示している。
比較実験CおよびDは、pi(、2,0未満を有するカ
ルボン酸を用いると(本発明に従わない)、生成物が生
ずる速度は、比較的遅いことを示している。
比較実験Eは、トリフェニルホスフィン(本発明に従わ
ない)を用いると、生成物が生ずる速度は比較的遅いこ
とを示している。
ム 例2のようにして実験を行い、トルエン<30m l!
 )の代りにジグリム(30■l)、そしてメタノール
(10s+ 1 )の代りに水(5m+ 1 )を用い
た。n−オクテンの変換率は55%、反応速度は、n−
オクテン110モル/Pd1モル/hで、技なしエステ
ルの容量は、62%であった。
■土 例2のようにして実験を行い、n−オクテン(20m 
A )の代りにクロトン酸エチル(LoIlll )を
用いた。
クロトン酸エチルの変換率は100%、反応速度は、ク
ロトン酸二チル180モル/Pd1モル/hで、技なし
エステルの含量は31%であり、ジエステルは、グルタ
ル酸ジメチル、グルタル酸メチルエチルおよびグルタル
酸ジエチルからなる混合物であった。
1」− 例2のようにして実験を行い、メタノール(10ml1
)の代りにエタノール(15mmり 、n−オクテン(
20m l )の代りに、クロトン酸エチル(Low 
l )を用いた。
クロトン酸エチルの変換率は100%、反応速度はクロ
トン酸エチル180モル/Pd1モル/hで、技なしジ
エステルの含量は81.5%であり、技なしジエステル
はグルタル酸ジエチルであった。
ル較尖慧ヱ 例5のように実験を行い、φzP(CHz)aPφ、を
1.6ミリモルの代りに10ミリモル用いて、酸対配位
子のモル比0.4とした。
クロトン酸エチルの変換率は5%未満であり、反応速度
は、クロトン酸エチル5モル未満/Pd 1モル/hで
あった。
肛 例5のようにして実験を行い、φzP(CHg)aPφ
を1.6ミリモルの代りに3.2ミリモル用い、酸対配
位子のモル比を)、 25とした。クロトン酸エチルの
変換率は95%であり、反応速度は、クロトン酸エチル
100モル/Pd1モル/hであり、技なしジエステル
の含量は69%であり、技なしジエステルはグルタル酸
ジエチルであった。
■工 例5のようにして実験を行い、エタノールを15m1に
代え40mA使用し、トルエンは存在させなかった。
クロトン酸エチルの変換率は100%であり、反応速度
はクロトン酸エチル150モル/Pd1モル/hであり
、技なしジエステルの含量は83%で、枝なレジエステ
ルはグルタル酸ジエチルであった。
肛 例5のように実験を行い、トルエン(30m A )の
代りにアニソール(3hl)を用いた。
クロトン酸エチルの変換率は100%で、反応速度はク
ロトン酸エチル160モル/Pd1モル/hであり、技
なしジエステルの含量は83%で、枝なしジエステルは
、グルタル酸ジエチルであった。
例8のようにして実験を行い、クロトン酸エチル(10
(1) )の代りに、シスおよびトランスエチル3−ペ
ンテノエートからなる混合物を用いた。
エチル3−ペンテノエートの変換率は100%で、反応
速度は、エチル3−ペンテノエート150モル/Pd 
1モル/hであり、技なしジエステルの含量は70%で
あり、技なしジエステルはアジピン酸ジエチルであった
止較大狭立 例9のようにして実験を行い、この際、φzP(CHz
)aPφ!(1,6ミリモル)をトリフェニルホスフィ
ン(3,2ミリモル)に代え、アニソール(30m l
 )をトルエン(30On+ 1 )に代えた。
クロトン酸エチルの変換は観察されなかった。
止較爽狼且 例日のようにして実験を行い、この際、1)−トルエン
スルホン酸(4ミリモル)を塩化水素(4ミリモル)で
代えた。クロトン酸エチルの変換は観察されなかった。
■亙 例6のようにして実験を行い、この際、φtP(CHz
)*Pφ冨362ミリモルの代りに0.8ミリモルとし
、さらにトリフェニルホスフィン(2ミリモル)を加え
た。
クロトン酸エチルの変換率は100%で、反応速度はク
ロトン酸エチル120モル/Pd1モル/hであり、技
なしジエステルの含量は82%であって、技なしジエス
テルはグルタル酸ジエチルであった。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素−炭素二重結合の炭素原子のそれぞれが第二
    級または第三級であるエチレン系不飽和化合物を水およ
    び/またはアルカノールの存在下で一酸化炭素によりカ
    ルボニル化する方法において、該方法が: a)パラジウムおよび/またはパラジウム化合物、 b)ハロゲン化水素酸およびカルボン酸を除く、水溶液
    中で18℃で測定してpK_a2.0未満を有する酸、
    および c)一般式 I R^1R^2−M−R−M−R^3R^4( I )(式
    中、Mは、燐原子、砒素原子またはアンチモン原子を表
    わし、Rは、橋に3〜5個の炭素原子(これらの炭素原
    子のいずれも立体障害を起こす置換基を有していない)
    を有する二価の有機架橋基を表わし、そしてR^1、R
    ^2、R^3およびR^4のそれぞれは、任意には置換
    されていてもよい炭化水素基を表わす)を有する二座配
    位子を組合せ、そしてpK_a2.0未満を有する酸対
    該二座配位子のモル比を0.5より大きくして製造した
    触媒系の存在下で行われることを特徴とする方法。
  2. (2)pK_a2.0未満を有する酸が非配位陰イオン
    を有する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)pK_a2.0未満を有する酸が、スルホン酸で
    あるかまたはルイス酸とブロエンステッド酸との相互作
    用により生じ得る酸である特許請求の範囲第1項または
    第2項に記載の方法。
  4. (4)pK_a2.0未満を有する酸が一般式II▲数式
    、化学式、表等があります▼(II) (式中、Xは、硫黄原子または塩素原子を表わし、そし
    て、Xが塩素原子を表わすとき、R^5は酸素原子を表
    わし、Xが硫黄原子を表わすとき、R^5はOH基を表
    わすかまたは任意には置換されていてもよい炭化水素基
    を表わす)を有する特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の方法。
  5. (5)R^5により表わされる任意には置換されていて
    もよい炭化水素基が、1〜30個の炭素原子を有するア
    ルキル基、アリール基、アラルキル基またはアルカリー
    ル基である特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)酸が、p−トルエンスルホン酸またはトリフルオ
    ロメタンスルホン酸である特許請求の範囲第4項または
    第5項に記載の方法。
  7. (7)一般式 I の基−R−が、基−(CR^6R^7
    )−_n(ここで、R^6およびR^7は水素原子を表
    わすか、または立体障害を与えない任意には置換されて
    いてもよい炭化水素基を表わし、そしてnは2〜5の整
    数である)である特許請求の範囲第1項〜6項のいずれ
    か1項に記載の方法。
  8. (8)一般式 I のR^1、R^2、R^3およびR^
    4のそれぞれが、6〜14個の炭素原子を有するアリー
    ル基を表わす特許請求の範囲第1項〜7項のいずれか1
    項に記載の方法。
  9. (9)アリール基がフェニル基である特許請求の範囲第
    8項記載の方法。
  10. (10)pK_a2.0未満を有する酸対該二座配位子
    のモル比25未満が用いられる特許請求の範囲第1項〜
    9項のいずれか1項に記載の方法。
  11. (11)パラジウムおよび/またはパラジウム化合物1
    モル当り一般式 I を有する二座配位子0.3〜10モ
    ルが用いられる特許請求の範囲第1項〜10項のいずれ
    か1項に記載の方法。
  12. (12)二座配位子がホスフィンである特許請求の範囲
    第1項〜11項のいずれか1項に記載の方法。
  13. (13)pK_a2.0未満を有する酸対該二座配位子
    のモル比1〜10が用いられる特許請求の範囲第1項〜
    12項のいずれか1項に記載の方法。
  14. (14)芳香族炭化水素またはエーテルを含む溶剤の存
    在下で行われる特許請求の範囲第1項〜13項のいずれ
    か1項に記載の方法。
  15. (15)得られる反応混合物が、再使用のためにプロセ
    スに再循環される触媒系を含む残留留分と、カルボニル
    化生成物を含む蒸留留分とに蒸留により分けられる特許
    請求の範囲第1項〜14項のいずれか1項に記載の方法
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