JPS62158238A - ポリフルオロ脂肪族モノおよびポリカルボン酸の分離精製方法 - Google Patents

ポリフルオロ脂肪族モノおよびポリカルボン酸の分離精製方法

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JPS62158238A
JPS62158238A JP29808785A JP29808785A JPS62158238A JP S62158238 A JPS62158238 A JP S62158238A JP 29808785 A JP29808785 A JP 29808785A JP 29808785 A JP29808785 A JP 29808785A JP S62158238 A JPS62158238 A JP S62158238A
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organic solvent
solvent
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JP29808785A
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Hideo Akeyama
朱山 秀雄
Osamu Miyano
宮野 修
Mitsuru Takahashi
満 高橋
Yukihiro Tsutsumi
堤 幸弘
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Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリフルオロ脂肪族カルゼン酸の単離精製方
法に関する。更に詳しくは、ポリフルオロ脂肪族モノお
よびポリハライドをアミド系非プロトン性極性溶媒中、
亜鉛の存在下二酸化炭素と反応して得られる反応混合物
からIラフルオロ脂肪族モノおよびポリカルノン酸を単
離精製する方法に関するものである。
ポリフルオロ脂肪族カルデン酸は化学的又は生理的性質
の面から特に界面活性剤、撥水撥油剤、医農薬の合成中
間体として産業上有用な化合物である。
〔従来の技術〕
ポリフルオロ脂肪族カルがン酸は従来より種々の方法で
合成できる事が報告されているが、中でも温和な条件で
簡便にしかも比較的収車よく合成できる方法として該カ
ルゲン酸の一種でアルベルフル、t!:l脂肪族モノカ
ルボン酸(以下、 R,cooHと記す)の合成方法の
ひとつが優れた方法として挙げられる。
該方法はペルフルオロ脂肪族モノハロダン化物(以下、
R,Xと記す。但しXは臭素あるいはヨウ素原子を表わ
す)に亜鉛存在下、二酸化炭素を反応させ生成する反応
中間体を鉱酸等の酸水溶液により加水分解する方法であ
る(例えば特開昭52−106808号、同53−77
008号、同59−128349号公報、西独特開28
48197号公報)。その際、溶媒としては非プロトン
性極性溶媒を用いた場合に高収富を達成でき、中でもア
ミド系非プロトン性極性溶媒が特にすぐれた溶媒である
しかしながら、このようにして得られた反応混合物から
高純度のRfCOOHを単離しようとすると以下のよう
な問題点があう念。
■ 通常、ポリフルオロ脂肪族モノ及びポリカルボン酸
(以下、R,(Coot()nと記す)は塩酸、硫酸等
の強酸と同様にアミド系非プロトン性極性溶媒と付加体
を形成し易い。従ってR,(COOH)nとアミド系非
プロトン性極性溶媒とが混合使用あるいは共存する場合
、その系からのu、(cooH)nの回収又は分離は著
しく煩雑となる。従って、上記反応混合物中の反応中間
体の加水分解により生成するRfCooHは共存するア
ミド系非プロトン性極性溶媒と多くの場合1:1の付加
体を直ちに形成する。
この付加体は極めて安定であり、そのまま加熱蒸留して
も1分解しない。このように該付加体を分解しR,C0
OHを工業技術的に有利に分離する事は比較的離しい。
■ 該反応混合物中の反応中間体の鉱酸による加水分解
でR,C0OHが生成するが、この時同時に量論量の亜
鉛の臭化あるいはヨウ化物が生成し、このため加水分解
系中に臭素ある込はヨウ素の陰イオンが共存する事にな
る。しかも、該陰イオンは非常に酸化され易く、多くが
臭素あるbはヨウ素分子となり、その結果として系全体
が臭素、ヨウ素の色に着色されてしまう。このため、該
系中から白色の高純度のR、C0OHを得る事は著しく
困難となる。
従来、このような問題点を解決するための方法としては
、西独特開2848197号公報に開示された方法があ
るにすぎない。
該特許に開示された問題点■を解決する方法は、反応中
間体の加水分解後、回収される有機相即ちR,Cool
とアミド系非プロトン性極性溶媒との付加体を含有して
いると考えられる粗M R4C0OHを濃硫酸存在下〈
シ返し蒸留する方法である。
又、該特許に開示された問題点■を解決する方法は、ヨ
ウ素によシ着色した粗W RfCOOHをフレオン41
3に溶解し、該溶液を活性炭によシ処理し、着色分と吸
着除去する方法である。
−万、前記の如く、ポリカルがン酸の場合もアミド系非
プロトン性極性溶媒とは同様な付加体を形成するが、そ
の付加体の分解及び分離する方法は全く知られていなり
0又、ポリフルオロ脂肪族ポリカルボン酸を、相当する
ポリハロゲン化物(以下RfXnと記す)を原料とし、
二酸化炭素と亜鉛とを用いて合成する方法においても、
反応混合物からlポリフルオロ脂肪族ポリカルぎン酸を
単離する方法は全く未知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の如< R,(COOH)nとアミド系非プロトン
性極性溶媒との付加体は極めて安定であるため、アミド
系非プロトン性極性溶媒が存在する系よりRt (C0
0H)nを分離することは困難であり、R,C0OHの
場合のみ濃硫酸存在下で蒸留をくり返すという煩雑でか
つ苛酷な方法が知られているにすぎない。
更にこの方法は、蒸留が比較的容易に成し得る沸点範囲
のRf(COOT()nの分離には一般に適用し得ると
考えられるが、高沸点のものには極めて難しい。
更に又、濃硫酸存在下では上記した系中に共存する臭素
あるいはヨウ素陰イオンの酸化が著しく促進はれ臭素あ
るいはヨウ素分子の遊離が激しくなる。その結果、R、
C0OHを蒸留した後も、臭素あるいはヨウ素による着
色がはなはだしい。
このような着色分を除去する方法としては、着色シた粗
R,C0OHをフレオン113に溶かし、該溶液を活性
炭処理するという煩雑な方法が知られているにすぎない
。又、フレオン113に対するRCooHの溶解度は、
R2中の炭素数が多くなる((つれ次第に低下し、例え
ばイルフルオロノナン酸の場合ですら、その溶解度はあ
まり高くなく処理量を多くしようとすれば、処理すべき
フレオン113の溶液量が著しく過大となる。
従ってアミド系非プロトン性極性溶媒を用いてR,Xか
ら亜鉛と二酸化炭素とにより、R,C00I(を工業的
だ製造する場合をはじめとして、一般にR,X□から同
様の方法により合成したRf(COOH)nを含む有機
混合物から、R,(COO)l) nとアミド系非プロ
トン性極性溶媒との付加体を分解し、かつ着色のない高
純度のRf(cooH)nを分離する方法の確立は極め
て重要な問題である。本発明の目的は、この問題を解決
する方法を提供する事にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記事情に鑑み、鋭意検討した結果、次の
ような新たな事実を見出し、本発明を完成するに至った
。即ち、 ■ RfXnを該溶媒中で、亜鉛と二酸化炭素とを反応
させて得た反応中間体を、鉱酸により加水分解して得ら
れるRf(COOH)nと9該溶媒との付加体は、公知
技術の如く強酸との接触によりある程度分解されるが、
完全には進行しないことが明らかとなった。即ち、該付
加体と硫酸・塩酸等の鉱酸水溶液を攪拌、振とう等によ
り充分混合しても、多くの場合、水相と付加体、R,(
cooH)n及び少量の溶媒を主体とする有機相に分離
し、Rf(C00H)nが完全に遊離しない。しかしそ
の際、実質的に水と混和せず、且つ少なくともR,(C
OOT() nを溶解しうる有機溶媒を共存させさえす
れば、該付加体は容易且つ完全に分離されるという新規
な事実を見出した。更に、有機溶媒として該付加体を溶
解しうるものを使用した場合でも、その分解にはなんら
支障なく付加体が該溶媒中に混在することは、はとんど
ない。更に有利なことは、一般にRf(COOH)nは
通常のカルぎン酸類に比して、疎水性が高くなる念め、
極めて高い回収率で、該有機溶媒に抽出されてくる。
■ 上記のようにして得られたR、(COOH)nを有
機溶媒に溶解させた溶液は原料RfXn中のXに由来す
る臭素あるいはヨウ素分子の念め赤色に着色しており、
このまま有機溶媒を蒸留除去し残渣を蒸留精製しても留
出分の脱色を完全に口、高純度のR,(COOH)nを
単離する事はできない。公知技術の如く該留出分をフレ
オン113に溶解させ活性炭で処理し、再びフレオン1
13を蒸留除去する方法を行えば脱色できるが、該工程
は非常に煩雑であり、本発明者らはより簡便な脱色方法
を確立するために上記R,(cooH)nが有機溶媒に
とけたままの状態で脱色する方法について検討した結果
、臭素あるいはヨウ素を含む該有機溶液を還元剤を溶解
させた水溶液で洗浄する事により極めて簡単て脱色でき
、その後の操作によりR,(COOH)nを単離する工
程においても、再着色は全く見られない事を見出した。
一般に臭素、ヨウ素等のハロダンを還元剤により還元し
、これらの陰イオンとし6、ノ・ロダンを除去する方法
は公知であるが、本発明のようにR,Xn  と亜鉛と
二酸化炭素からR,(COOH)nを合成しこれを単離
する工程で有機相に存在する臭素、ヨウ素を除去できる
事を見出し念のは、本発明前らがはじめてであり、本方
法によれば、用いる還元剤あるいは還元反応により生じ
る生成物等は全く有機相には混入せず、従ってR,(C
OOH)nの純度を低下させる事なく極めて効果的に臭
素、ヨウ素を有機相から除去でき、該有機相を脱色でき
る事が判った。
以上本発明は、新規な事実に基づhてなされたものであ
り、一般式R,Xnで表わされるポリフルオロ脂肪族モ
ノ又はポリハライド(式中、R2は炭素数3〜20の飽
和又は不飽和で直鎖又は分岐を有する。f? +7フル
オロ脂肪族基、nは1からRtの結合基数より2少ない
数までの整数、Xは臭素、ヨウ素原子のいずれかを表わ
す)をアミド系非プロトン性極性溶媒中、亜鉛の存在下
、二酸化炭素と反応して得られる反応混合物を鉱酸によ
り処理した後得られる有機相から一般式R,(COOH
)nで表わされるポリフルオロ脂肪族モノ又は−リヵル
ゼン酸(式中、R,及びnは前記したものに同じ)を単
離精製する方法において、上記有機相を、下記の(a)
から(c)に示す工程原に処理する事を特徴とするポリ
フルオロ脂肪族モノおよびポリカルボン酸の単離精製方
法に関するものである。
(a)  該有機相と、実質的に水を混和せずかつ少な
くともR,(COOH)nを溶解し得る有機溶媒とを混
合し、該混合液をさらに鉱酸と接触させ、処理する工程 (b)  工程(a)で得られた有機相を更に還元剤を
溶解した水溶液で洗浄処理する工程 (6)  工程(b)で得られた有機溶液中の有機溶媒
を蒸留除去する工程 以下、本発明の方法を詳細に説明する。
本発明の方法においては、ポリフルオロ脂肪族モノ又は
ポリハライドをアミド系非プロトン性極性溶媒中で亜鉛
の存在下に二酸化炭素を反応させ、更に該反応混合物を
鉱酸で処理して得られるポリフルオロ脂肪族モノ又はポ
リカルノン酸と溶媒との付加体を含む有機相に前記した
特定の処理を施す事によりポリフルオロ脂肪族モノおよ
びポリカルノン酸が単離される。
適用されるカルゲン酸としては一般弐R,(COOH)
n(但し、式中R2は炭素数3〜20の飽和又は不飽和
で直鎖又は分岐を有するポリフルオロ脂肪族基で、nは
1からR2の結合基数より2少ない数までの整数を表わ
す。)で表わされるモノ及びボリーカルゼン酸であるが
、好ましくはnが1〜2のモノ及びジカルボン酸である
尚、ここでいう結合基数とは、他の原子と結合し得るR
2炭素骨格上の結合の手の数の事である。
例えば、R2が炭素数nなる飽和の直鎖或いは分岐の炭
素骨格を有する場合、結合基数は2n+2である。又、
R2が炭素数nで二重結合を1個含む直鎖或いは分岐の
炭素骨格を有する場合、結合基数は2nとなる。又、R
,(cooH)nの例として、以下のような化合物をあ
げることができる。
n−CF C0OH−1go−C3FyCOOH* n
−C4Ii’、C0OH−n−C5F1.C0OH、n
−C6F1.C0OH、n−C,F、5COOHan 
−C3F1.C00T(、n−C,。F21COOHH
OOC(CF2lC00HH OOC(CF2)4COOHC,)CF = CFCO
OH従って、原料となるポリフルオロ脂肪族モノおよび
ポリハライドもこれらカルゼン酸に対応するものであり
、一般式R、Xnで表わされるl 1式中、Rfh n
は上記に同じ、Xは臭素、ヨウ素原子のいずれかを表わ
す)。
R,(COOH)nと付加体を形成するアミド系非プロ
トン性極性溶媒は、R,Xnと亜鉛と二酸化炭素との反
応に用いる溶媒に由来しており、反応収率の点から、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチ
ルピロリドン等が例示されるが特に制限はなRfX、と
亜鉛と二酸化炭素の反応はアミド系非プロトン性極性溶
媒を用りて任意の方法で行う事ができる。
例えば、■溶媒中に亜鉛もしくは亜鉛を含有する金属粉
を懸濁させた状態で二酸化炭素を常圧で通気しながら、
これにR,Xnを添加してbく方法、■ ■の方法で反
応させ々がら該系に超音波を照射する方法、■ オート
クレーブを用い、二酸化炭素加圧下に行う方法等が挙げ
られるが、本発明においては特に制限はない。
上記の反応により得られた反応混合物は次に鉱酸による
処理を行う必要がある。これは反応混合物中に存在する
カルぜン酸の亜鉛塩を酸分解してカルボン酸を生成させ
るためである。該処理は例えば、反応混合物から未反応
の亜鉛もしくは亜鉛を含む金属を除去した後、膣液を鉱
酸水溶液と混合する事によシ行える。この時、被処理液
は反応後の濃度のままでもよいが、溶媒を留去して濃縮
したものを用いてもよい。
又、処理温度は室温下でも行えるが、酸分解反応の効率
を上げるために、室温から100℃までの任意の温度に
加熱して反応を行ってもよい。用する鉱酸は、塩酸、硝
酸、硫酸のうちから選ばれ、その量は存在するカルボン
酸の亜鉛塩に対し当量あれば充分であるが、通常は1.
5倍当量以上用込る事が好ましい。鉱酸は通常水溶液と
して用いら机るがその濃度は0.01 mollA以上
であればよい。
又、混合時間は被処理液中のカルボン酸亜鉛塩の濃度、
鉱酸水名液の濃度、処理温度により異なるが通常、2時
間以内で充分である。
以上の処理によりR,(COOH)nと溶媒との付加体
を含む溶液が水相より分離した有機相として得られ、該
有機相が本発明の各工程の処理に供される。
本発明の方法に対して、該有機相をそのまま供してもよ
いが、R4(COOT(几と溶媒との付加体の濃度が5
0 wte6未満の場合には50 wt’1以上になる
よう+1濃縮して供する方が以後の操作を容易にできる
事から好ましい。
本発明の(a)工程は、該有機相を実質的に水を混和せ
ずかつ少なくともR4(COOH)nを溶解し得る有機
溶媒とを混合し、該混合液を更に鉱酸水溶液と混合し処
理する工程である。
用いる有機溶媒は、実質的に水と混和せず且つ少なくと
もRf(COOH)nを溶解しうるものである。
ここで実質的に水と混和しないとは、水と混合し念際、
2相に分離しうる水との量比を持ちうろことを意味する
。更に少なくともRf(COOH)nを溶解しうること
が、本発明の有機溶媒として必須条件であるが、適用さ
れる付加体をも溶解するものであっても何ら支障ない。
従って有機溶媒としては、エーテル系、エステル系、ア
ルコール系、へロrン化炭化水素系等の溶媒が広く使用
しうるが1本発明の方法を有利に実施するためには、R
f(COOH)nの溶解度が高い方が良く、好ましくは
炭素数4〜10迄のエーテル系溶媒、例えばエチルエー
テル、イソプロピルエーテル、ブチルエーテル等である
特に好ましくは、イソプロピルエーテルでちる。
又、エステル系の溶媒としては、C2〜C4のカルボン
酸とC1〜C,8のアルキル基からなるもので、例えば
酢酸エチル、酢酸イソアミル、プロピオン酸エチル等で
ある。アルコール系溶媒としては、C4〜C8の1価〜
3価アルコールで、例えば、n−フタ/−ル、 1ao
−アミルアルコール、n−ヘキサノール等である。さら
にハロダン化炭化水素系溶媒としては、へロrン類で置
換されたC4〜C4の炭化水素で、例えば、クロロホル
ム、1,1.1−トリククロエタン、1,1.2−  
)ジクロクー2.2.1−トリフルオロエ2者である。
有機溶媒の使用量は当然のこととして、鉱酸水溶液と2
相を形成し分解遊離されるJ(COOH)nを充分に溶
解しうる量であれば、特に制限ない。−万、有機溶媒中
14(COOH)nの濃度が低い場合はど、付加体の分
解及びR4(COOT()nの分離は容易になるが、該
溶媒の使用量は過大となる。従って、通常付加体から分
離したRf(COOH)nの有機溶媒中の濃度が1〜7
0wt4の範囲、好ましくは5〜50 wt4になる様
な範囲の有機溶媒量が使用される。
本工程に用いる鉱酸としては、特には制限な込が水溶液
中で強酸性を示すものが良く、通常塩酸、硫酸、硝酸が
使用される。好ましくは、取扱い上及び本発明の方法に
よる処理後、除去しやすい等の点で塩酸が使用される。
これらの鉱酸は水溶液として使用される。その濃度は0
.01 mob/J以上であれば良い。一般忙、濃度は
低い方が取扱す易いが、必要とされる水溶液量が著しく
増大する。一方、付加体の分解には濃度は高い程望まし
いが、その効果は小さい。従って、通常1〜10 mo
17’Zの範囲の濃度として使用すれば良い。必要とさ
れる鉱酸量は系内べ存在するアミド系非プロトン性極性
溶媒のアミド基を構成する窒素原子と少なくとも当量で
ある。通常、付加体の分解をより容易にする念めには、
過剰量の万が良く、好ましくは1.5倍当景以上である
−万、25倍当量以上用いても、その効果の上昇は認め
られない。
本工程においては前記の如く、付加体、有機溶媒及び鉱
酸水溶液を攪拌、振とう等により混合し付加体の分解が
実施されるが、その具体的な方法の一つとしては、公知
の液−液抽出操作と同様に行えば良い。勿論、付加体を
溶解しうる溶媒を使用する場合は、付加体と有機溶媒か
らなる溶液を、鉱酸水溶液で同様だ処理しても何ら支障
ない・その際、温度は加熱又は冷却下で実、施すること
も可能であるが、通常20〜30℃の室温で良い。
斯して、混合された該溶液は静定され、Rf(COOH
)n有機溶媒相と水相に分離される。なお所定量の鉱酸
水溶液を分割して操作をくり返してもなんら支障はなり
0分離された有機溶媒相はRf(COOH)!lIとと
もに少量の鉱酸を含有する場合があるが同様な操作にて
水で洗浄すれば、鉱酸を除くことができる。一方、分離
された水相にRf (COOH)nが少量含有される場
合があるが、分解に使用される有機溶媒で抽出すれば、
Rf (COOT()Hの損失を防止することができる
本発明の(b)工程は、上記c&)工程で得られたR4
(COOH)nを溶解した有機相を更に還元剤を溶解し
た水溶液で洗浄処理する工程である。
本工程で使用できる還元剤としては種々あるが、臭素又
はヨウ素を還元する能力をもち、還元の前後で有機相に
溶解しないものであればよい。例えばチオ硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸水素ナトリウム、ギ酸、シュウ酸、アスコル
ビン酸又はこれらの塩(例えばアルカリ金属塩)等が例
示できる。中でも還元剤自身あるいは還元反応後の生成
物が上記有機相中に全く溶解せず従って、製品中の不純
物とはならない点及び還元効率の点からアスコルビン酸
が好まし込。又、その量は原料R,Xn中のXと当量で
充分であるが(a)工程で得之有機相中には原料RfX
n中のXの一部しか存在せず、従って実質上還元剤は当
量以下で充分であり、その必要量は有機相の脱色程度を
観察しながら任意に決めればよい。尚、還元剤水溶液濃
度には特に制限はなく還元剤の飽和溶解度までの間任意
に選ぶことができるO 処理方法は前記した(a)工程の際述べた如く公知の液
−液抽出操作と同様に行えばよい。
その際、温度は通常20〜30℃の室温でよ(又、処理
時間は脱色程度観察しながら決定すればよいが、通常1
時間以内で充分である。
本発明の(e)工程は上記(b)工程で得られた有機相
中の有機溶媒を蒸留除去しRf (COOH)nを分離
回収する工程である。
尚、Rf(COOH)nを分離回収後必要ならば、これ
を更に蒸留、再結晶等釦より精製する工程を設けてもさ
しつかえない。
以上のようにして効率よく簡単に高純度のR4(COO
H)nを分離回収することができる。
〔発明の効果〕
以上述べ念ように、本発明の方法によればポリフルオロ
脂肪族モノ又はIリハライドを原料とし、アミド系非プ
ロトン性極性溶媒中、亜鉛の存在下、二酸化炭素を反応
させて得られる反応混合物から、ポリフルオロ脂肪族モ
ノ又はポリカルゲン酸を簡単な操作により、効率よくし
かも着色のない高純度の状態で得ることができる。
〔実施例〕 以下、本発明を実施例によシ更に説明するが、本発明は
なんらこれに限定されるものではない。
実施例に 酸化炭素導入及びペルフルオロアルキルアイオダイドの
圧入口を備えつけ念200eeの電磁攪拌型オートクレ
ーブ内にあらかじめ0.5Nの塩酸で洗浄乾燥した23
.3.9(356ミリグラム原子)の亜鉛粉末(平均粒
径約15μm)を仕込んだ後、該オートクレーブを水浴
に入れオートクレーブ内を15℃とし念。2次圧調整器
を介して二酸化炭素圧を8.0 kg/am2(ゲージ
圧)とし、以後、反応終了までの間、オートクレーブ内
の圧力は、この圧力に保たれるようKした。次いで、高
圧液送ポンプを用い攪拌しつつ、オートクレーブ内に9
4.7rnl(89,41)のDMF加え念。次イテ、
−! ルア A/オロオクチルアイオダイP(64,8
Ji’ 、 119mmot)と5.7m/(5,4g
)のDMFの混合物を高圧液送ポンプによりオートクレ
ーブ内に70分かけて一定速度で圧入し、更に導管内洗
浄のため14.2d(13,4#)のDMFを20分で
圧入した。同温度でさらに2時間半攪拌後、オートクレ
ーブ内の二酸化炭素圧を常圧にもどし反応を終了させた
反応混合物から戸別によシ過剰の亜鉛を除去した後(こ
の時、濾過亜鉛を67.2mj(63,4,9)のDM
Fで洗浄し、洗浄液はFWの反応混合物に加えた)、灰
石混合物中のDMF 150.2ゼ(141,9II)
を減圧蒸留によシ除去した所、残渣が固化した。これに
6 mot/Jの塩酸50mを加え80℃で30分間加
熱攪拌した所、固化物は消失し有機相が遊離し念。分液
ロートにより有機相を分離した所、有機相63.419
が得られた。
該有機相はガスクロマトグラフによる分析の結果、ペル
フルオロノナン酸とDMFの付加体とDMFとの混合物
であり、該付加体を93.1 wt4含有している事が
わかった。
〔付加体を59.11 (110mmoL )含みアミ
ドとして170 mmoL含む〕 上記、溶液をイソプロピルエーテル2QOrnl(14
511)に溶解させ均一溶液とした。該溶液に6 mo
ljAの塩酸水溶液5o―(塩化水素を300ryun
ol含む)を加え有機相と水相の2相溶液とした。
室温下I/c該2相溶液を攪拌し、溶液を懸濁させた。
5分間攪拌後、溶液を静置し、再び2相に分離させた。
イソゾロビルエーテル溶液をガスクロマトグラフにより
分析するとペルフルオロノナン酸とDMFの付加体のピ
ークは完全に消失し、かわりIIC<ルフルオロノナン
酸のピークが現われた。
この結果、該付加体は完全に分離し、イルフルオロノナ
ン酸のイソプロピルエーテル溶!(26wt蛎)となっ
ている事が判明した。
尚、該イソプロピルエーテル溶液は遊離し念ヨウ素によ
勺赤色に着色してhた。
次に該溶液をアスコルビン酸10.56 g (60m
rnoL )を水80rILtに溶かした水溶液と室温
下攪拌混合した。赤色は、直ちに脱色され混合系は無色
となった。混合物を静定し、有機層を分離した。
更て該イソプロピルエーテル溶液から蒸留によりイソプ
ロピルエーテルを完全に除去した所1残として白色のペ
ルフルオロノナン酸が得られた。
(融点68.5〜70.5℃) 又、更に上記で得られたペルフルオロノナン酸を減圧蒸
留により精製し、49.51 (107ynmot)の
白色結晶を得た。(融点70〜71℃、収塞90憾) 実施例2 イルフルオロオクチルアイオダイド64.8.9のかワ
リに鬼ヘルフルオロへキシルアイオダイド53.11を
用いた他は全て実施例1と同様の方法にて生成物の減圧
蒸留精製まで行った所、C6F、3COOH38、91
(107mmot)を得た。
融点25〜26℃、収率9o幅 実施例3 二酸化炭素導入口を備えた2 00 ccの電磁攪拌型
オートクレーブ中に、13.01 (20mmot)の
パーフルオロデシルアイオダイドとあらかじめ0.5に
の塩酸で洗浄乾燥した4、01 (61mmot)の亜
鉛粉末(平均粒径15μm)を加え、外部冷却によりオ
ートクレーブ内を5℃とし、定圧装置を介して二酸化炭
素圧を導入し圧力を4 kg/cm2(絶対圧)とした
。以後反応終了1で該圧力に維持されるようにした。
オートクレーブ内を攪拌しつつ同温度で801Lt(7
5,6,9)のDMFを30分かけて圧入した。次すで
外部加温により、オートクレーブ内を35℃に−し4時
間攪拌した後、オートクレーブ内を常圧にもどし、反応
を終了させた。
反応混合物から炉別により過剰の亜鉛を除去し念後(こ
の時、濾過亜鉛を12.0m(11,3311)のT)
MFで洗浄し、洗浄液はろ液の反ろ混合物に加えた。)
反応混合物中のDMF 46.0mj(43,4,F)
を減圧蒸留により除去した。次に3mot/lの塩酸水
溶液27プを加/180℃で30分間、加熱攪拌した所
有機相が遊離した。分液ロートfより有機相を分離した
所有機相20.2gが得られた。
該有機相はがスクロマトグラフによる分析の結果、C1
oF21COOHとDMFの付加体とDMFの混合物で
あり、該付加体を58.2 vt4含有している事がわ
かった。
〔付加体を11.7 ji (18,4mmot)含み
、アミrとして134 mmoL含む〕 上記溶液をイソプロピルエーテル47m(34fI)に
溶解させ、均一溶液とした。
該溶液K 6 mob/Jの塩酸水溶液67M(塩化水
素を402 mmot含む)を加え有機相と水相の2相
溶液とし念。
室温下に該2層溶液を攪拌し、溶液を懸濁させ念。5分
間撹拌後、溶液を静置し再び2層に分離させた。イソプ
ロピルエーテル溶液ヲガスクロマトグラフにより分析す
ると、C1゜F2.C0OHとDMFの付加体のピーク
は完全に消失し、かわりにC4゜F2.C00Hのピー
クが現われた。
この結果、該付加体は完全に分解しc1cF21Coo
Hのイソプロピルエーテル溶液(23wt4 ) トf
xっている事が分った。
尚、該イソプロピルエーテル溶液は遊離したヨウ素によ
プ赤色に着色してい念。
次に該溶液をアスコルビン酸1.76II(10mmo
t)を水40rLtに溶かした水溶液を室温下、攪拌混
合し念。赤色は直ちに脱色され混合系は無色となった。
混合液を静定し、有機相を分離した。
更に該イソプロピルエーテル溶液から蒸留によりイソプ
ロピルエーテルを完全に除去した所、釜残として白色の
C1oF2.C0OHが10.41 (18,4mmo
t)得られた(融点103〜105℃、収車924 )
実施例4 二酸化炭素導入口及びベルフルオロアルキルジアイオダ
イドの圧入口を備えつけた2 00 eeの電磁攪拌型
オートクレーブ中にあらかじめ0.5Nの塩酸水溶液で
洗浄乾燥した19.6!1(300ミリグラム原子)の
亜鉛粉末(平均粒径約15μrn)を加え、外部加温に
よりオートクレーブ内を35℃とした。定圧装置を介し
て、二酸化炭素圧を60kg/CrIL2(絶対圧)と
し以後、反応終了までの間、オートクレーブ内の二酸化
炭素圧がこの圧力に保たれるようにした。次いで液送ポ
ンプを用い攪拌しつつオートクレーブ内に80al?(
75,6,9)の(9,4#)のDMFとの混合物を液
送4ンデによりオートクレーブ内に1時間かけて圧入し
、更に導管内洗浄のため14nl(13,4,9)のD
MFを圧入した。同温度でさらに1時間攪拌した後、オ
ートクレーブ内の二酸化炭素の圧力を常圧にもどし灰石
を終了させ念。
反応混合物から戸別にょシ過剰の亜鉛を除去した後、(
この時濾過亜鉛を60.0mj(56,7,9)のDM
Fで洗浄し洗浄液はF液の反応混合物に加え念。)反応
混合物中のDMF 136 ml (129J’ )を
減圧蒸留により除去し九。
これに6 mol/lの濃度の塩酸水溶液50mを加え
、80℃で30分間加熱攪拌した所1、有機相が遊離し
念。分液ロートにより有機相を分離した所有機相23.
2gが得られた。
該有機相はがスクロマトグラフによる分析の結果、被ル
フルオロアジピン酸とDMFの1=2の付加体とDMF
の混合物であり該付加体を83 Wt<含有して込る事
がわかった。
〔付加体を19.21 (44,Ommot)含みアミ
ドとして143 mmot含む〕 上記溶液をイソプロピルエーテル100 ml (72
,611)に溶解させ均一に溶液とした。
該溶液に6 mo4/lの塩酸水溶液50m7(塩化水
素を3.00 mmoL含む)を加え、有機相と水相の
2相溶液とし念。
室温下r該2相溶液を攪拌し、溶液を懸濁させた。5分
間攪拌後、溶液を静置し再び2相に分離させた。
インプロピルエーテル溶液をがスクロマトクラフにより
分析すると前記付加体のピークは完全に消失しかわりに
ペルフルオロアジピン酸のピークが現われ念。
この結果、該付加体は完全に分解しペルフルオロアジピ
ン酸のイソプロピルエーテル溶i(15wt4 )とな
っている事が判明した。
尚、該イソプロピルエーテル溶液は遊離し念ヨウ素によ
り赤色に着色してhた。
次に該溶液をアスコルビン酸8.81 (50mmo4
)を水80mに溶かした水溶液を室温下、攪拌混合した
。赤色は直ちに脱色され混合系は無色となった。混合液
を静定し有機相を分離した。
W K Bイソプロピルエーテル溶液から蒸留によりイ
ソプロピルエーテルを完全に除去した所、釜残として白
色のイルフルオロアジピン酸が12.81 (44,0
mmoL )得られた。(融点132〜134℃、収率
88%) 比較例1 実施例1での、イルフルオロノナン酸とDMFとの付加
体のDMF溶液(93,1wt4 )をイソプロピルエ
ーテルに溶解せず、そのt t 6 mob/Lの塩酸
水溶液50dと攪拌混合した。5分間攪拌後、有機相を
ガスクロマトグラフにより分析すると、イルフルオロノ
ナン酸とDMFとの付加体の分解は、全く起こっていな
い事がわかっ念。
比較例2 実施例1での着色し九(ルフルオロノナン酸のイソプロ
ピルエーテル溶液(26wt4 )を還元剤で処理せず
、イソゾロビルエーテルを蒸留除去すルト、釜残には赤
色に着色したペルフルオロノナン酸が残った。
更に該ペルフルオロノナン酸を減圧蒸留により精製しよ
うと試みたが、ヨウ素のもつ昇華性の念め、ヨウ素の留
出分への混入は避けられなかった。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式R_fX_nで表わされるポリフルオロ脂
    肪族モノ又は、ポリハライド(式中、R_fは炭素数3
    〜20の飽和又は不飽和で直鎖又は分岐を有するポリフ
    ルオロ脂肪族基、nは1からR_fの結合基数より2少
    ない数までの整数、Xは臭素、ヨウ素原子のいずれかを
    表わす) を、アミド系非プロトン性極性溶媒中、亜鉛の存在下、
    二酸化炭素と反応して得られる反応混合物を鉱酸により
    処理した後に得られる有機相から、一般式R_f(CO
    OH)_nで表わされるポリフルオロ脂肪族モノ又はポ
    リカルボン酸(式中、R_f及びnは前記したものに同
    じ)を分離精製する方法において、(a)該有機相と、
    水を混和せずかつ少なくともR_f(COOH)_nを
    溶解し得る有機溶媒とを混合し、該混合液をさらに鉱酸
    と接触させ処理する工程、(b)工程(a)で得られた
    有機相を更に還元剤を溶解した水溶液で洗浄処理する工
    程、 (c)工程(b)で得られた有機相中の有機溶媒を蒸留
    除去する工程、 からなることを特徴とするポリフルオロ脂肪族モノおよ
    びポリカルボン酸の分離精製方法。
  2. (2)用いる鉱酸が、塩酸、硝酸、硫酸のうちから選ば
    れる特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
  3. (3)工程(a)で用いる有機溶媒が、エーテル系溶媒
    である特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の
    方法。
  4. (4)工程(a)で用いる有機溶媒が、イソプロピルエ
    ーテルである特許請求の範囲第(1)項〜第(3)項に
    記載のいずれかの方法。
  5. (5)工程(b)で用いる還元剤が、チオ硫酸ナトリウ
    ム、亜硫酸水素ナトリウム、ギ酸、シュウ酸、アスコル
    ビン酸又はこれらの塩のうちから選ばれる特許請求の範
    囲第(1)項〜第(4)項に記載のいずれかの方法。
  6. (6)工程(b)で用いる還元剤が、アスコルビン酸で
    ある特許請求の範囲第(1)項〜第(5)項に記載のい
    ずれかの方法。
  7. (7)nが1あるいは2である特許請求の範囲第(1)
    項〜第(6)項に記載のいずれかの方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2016021441A1 (ja) * 2014-08-08 2016-02-11 ユニマテック株式会社 ポリフルオロアルケンカルボン酸またはその塩の混合物およびその製造法

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