JPS6215798B2 - - Google Patents

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JPS6215798B2
JPS6215798B2 JP1099381A JP1099381A JPS6215798B2 JP S6215798 B2 JPS6215798 B2 JP S6215798B2 JP 1099381 A JP1099381 A JP 1099381A JP 1099381 A JP1099381 A JP 1099381A JP S6215798 B2 JPS6215798 B2 JP S6215798B2
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cylinder
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outer diameter
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Takeo Inoe
So Shirasawa
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば金属製気密容器の壁面を貫
通して取付けたり、或は金属管の中間に介在させ
て絶縁を保持する目的に使用する、中心部に貫通
孔を有する絶縁管継手の製造方法に関する。この
発明に係る絶縁管継手は、例えば液体窒素或は液
体ヘリウム等、低温液体を使用する冷却装置等
に、また100℃〜200℃常温より高い状態の液体も
しくは気体の絶縁を保持して流通するのに好適に
使用されるものである。上記目的に使用される絶
縁管継手に要求される特性中主なものを挙げると
次のようになる。
気密特性が良好であること、耐冷熱衝撃に富み
温度の急激な上昇下降の反復により気密特性が低
下しないこと、機械的衝撃強度が大きいこと、管
の内径に凹凸部がなく流通抵抗が低いこと、およ
び経年変化がなく、長期信頼性を有することなど
である。このほか広く実用されるためには器壁へ
の取付け、あるいは金属管との接続が容易である
こと、一定流通量に対して外径寸法が小形である
こと、および製造が容易で、価格が低廉であるこ
と等が切実に要求される。
この種絶縁管継手の場合、二つの導管の間に絶
縁物を介在させた構造が基本構造になる。この場
合特性を最も大きく支配するのは絶縁物である。
以下この絶縁物について説明する。絶縁物に有機
材料を使用した場合には、温度が高くなつたり、
あるいは上昇下降の反復にあうと、材料自体の特
性の径年変化により、気密特性が劣化するという
致命的な欠陥があるため現実には使用不可能であ
る。次にガラス質を使用した場合には温度の急変
によりひび割れを発生すること、あるいは機械的
衝撃強度が低いという欠陥があり、また磁器材料
を使用し、低融点金属で封着した場合もガラス質
の場合と同様熱的および機械的衝撃強度が低いと
いう致命的な欠陥があり、これらもまた現実には
使用不可能である。上記の各種特性を総合して最
も優れたものに次に詳細に説明するガラス、マイ
カ塑造体よりなる絶縁物がある。
ガラス、マイカ塑造体とは、ガラス質の粉末と
マイカの粉末の混合物を原料とし、この原料粉末
をガラス質が軟化して加圧により流動する温度に
加熱し、加熱状態で加圧成形して得る絶縁物のこ
とである。
ガラス、マイカ塑造体を絶縁物とした絶縁管継
手で最も理想的なものは、先に本発明者らが提案
(特開昭56−147988)したものである。以下第1
図によりその構造を説明する。
第1図はその構造を示す縦断面図で、第1図に
おいて1は円筒状の筒体1−1を有する第1の管
状部材、2は円筒状の第2の管状部材で、第1の
管状部材の筒体1−1の内外径と同じ内外径であ
る筒体2−3の一端部に肩部2−1を介して第1
の管状部材1の筒体1−1の外径より内径の大き
い外周金具2−2を具備している。何れも600℃
程度の加熱に耐える金属からなり、鉄、ステンレ
ス等が好適に使用される。第1および第2の管状
部材1,2は空間部3および3−1を保持して支
えられ、この空間部3,3−1にガラス、マイカ
塑造体からなる絶縁物4が充填され、第1の管状
部材1と第2の管状部材2を完全に密封固着する
とともに絶縁を保持している。1aおよび2aは
器壁または金属管に対する接続部分で溶接、ネジ
止め等適当な方法で接続される。この絶縁管継手
は気密特性、冷熱および機械的衝撃強度および径
年変化に対する信頼性等要求される基体的特性は
完全にこれを保持しており、形状が小形の場合、
例えば管状部材1,2の内径が1インチ(2.54
cm)より細い場合には、その製造は比較的容易で
あるが、内径が大きく例えば8インチ(20.32
cm)あるいは10インチ(25.4cm)にもなると成形
設備とも関連し、その製造は極めて困難になる。
仮に必要条件を満す設備を設置しても製造工程が
繁雑になり、かつ製造価格は極めて高いものにな
る、という極めて重大な欠陥がある。
この発明は、大形の形状品でも容易に製造し得
る方法を提供するものである。内容の説明に先立
ち小形形状品を対象にした従来の製造方法を第2
図により説明する。
第2図は従来の小形形状品を対象にした成形状
態を示す縦断面図で、第2図a(左半分)は加圧
成形直前の状態を第2図b、(右半分)は加圧成
形完了後の状態を示すものである。第2図におい
て1,1−1,2,2−1,2−2,2−3,
3,3−1および4は第1図と同一部分である。
1−2は第1の管状部材の底部に設けられた支持
部である。5は分割構造の壁部、6は枠、7は保
持台で、第2の管状部材の中央貫通孔に位置し、
第1の管状部材1の支持部1−2を支持するよう
になつており、第2の管状部材2と第1の管状部
材1の空間部3−1は円錐形状を保持する構造に
なつている。8は支持台で、壁部5と第2の管状
部材2の間にあたり第2の管状部材2の肩部2−
1を支持している。9は加圧金で壁部5と第1の
管状部材1の筒体1−1に嵌合するように出来て
いる。10は押金で第1の管状部材1の上部に位
置し、駆動部11の加圧力を受け第1の管状部材
1を加圧する働きをする。壁部5、枠6、支持台
8および加圧金9で外部成形型を構成し、保持台
7で内部成形型を構成する。
以上5部品で構成された成形型5,6,7,
8,9及び押金10を使用する。12は予備成形
体で絶縁物4の原料であるガラス質粉末と、マイ
カ粉末の混合粉末に水分を加え湿潤状態とし、予
め別の成形型(図示せず)により中央に貫通孔を
有する円筒形状品に成形し、乾燥して水分を除去
したものである。
成形は第2図aに示すように壁部5、枠6、保
持台7および支持台8を組立て、組立てない状態
の加圧金9とともに所定温度に加熱する。押金1
0は加熱しない。第1の管状部材1、第2の管状
部材2及び予備成形体12をそれぞれ所定温度に
加熱する。加熱が完了すると先ず第2の管状部材
2を保持台7と支持台8の空間部に挿填する。次
に第1の管状部材1を支持台7の上に載置する。
次に第1の管状部材1の上に押金10を載置
し、最後に予備成形体12を第2の管状部材2の
上に載置する。この時の状態が第2図aに示して
ある。挿填が完了すると加圧金9を予備成形体1
2の上に載置し、駆動部11により押金10に圧
力を加え続いて加圧成形機を用いて加圧金9を加
圧する。予備成形体12は流動して空隙部3及び
3−1を充填すると共に絶縁物4を構成する。こ
の時の状態が第2図bに示してある。予備成形体
12が流動すると第1の管状部材1の底面に矢印
13に示す浮上圧が発生し、第1の管状部材1が
浮上する現象が発生する。この浮上を防止するた
めに加圧金9の加圧に先立ち押金10に浮上圧よ
りも大きな圧力を加えて浮上を防止する処置を必
要とする。加圧成形の工程が完了すると成形品を
所定温度に冷却し、成形型を分解して成形品を取
り出す。成形品は第2図bに縦鎖線で示す削除部
14を機械加工により削除して、第1図に示す製
品にする。
扨、上記の従来の方法により、前記の様に管状
部材1,2の内径が1インチ程度より細い場合に
は、極めて有効に適用出来るが、内径寸法が太く
なると適用が具体的に困難になる。以下その理由
について説明する。一般にガラス、マイカ塑造体
を成形する場合成形時の加圧力は1〜2ton/cm2
必要である。具体的には第2図において予備成形
体12に対する全圧力を400tonに設定した場合矢
印13に示す浮上力は200〜250tonに達する。上
記条件を満たすためには、加圧成形機は加圧金9
を加圧するための主駆動部(図示せず)の容量と
して400tonを具備し、この主駆動部の内部に主駆
動部と独立して押金10を加圧するための副駆動
部11に容量250tonを具備するものが必要にな
る。上記のように主駆動部の内部に独立した副駆
動部を設ける場合、副駆動部の容量は主駆動部の
容量の30%が一般的な限度である。そのため副駆
動部の容量を250tonに設定すると主駆動部の容量
は必然的に約800tonが必要になる。このように成
形設備としての加圧成形機が厖大になり必然的に
製品価格が高騰する事、および設備が大形化する
ため成形操作が難かしくなり安定した成形が困難
になるなど、製造面に多くの問題が発生し、現実
問題として生産が不可能になるという致命的な欠
陥がある。
本発明者等は、ガラス、マイカ塑造体などを絶
縁物兼封着剤とした小形形状の絶縁管継手が保持
する優れた特性を完全に確保した大形形状品を特
殊でかつ大容量の加圧成形機を使用せずに、安価
に製造し得る絶縁管継手を得る可く多くの研究を
重ねた結果満足な製品を得ることに成功した。
本発明による絶縁管継手の製造方法の一実施例
を第3図および第4図により説明する。
第3図aは成形を完了した状態を示す縦断面
図、第3図bは機械加工を完了した製品の構造を
示す縦断面図である。詳細な説明に先立ち第4図
に従いその製造方法を説明する。金型は壁部5、
枠6、保持台7、および加圧金9の4部品で構成
されたものを使用する。保持台7は成形冶具15
を載置する構造になつている。第1の管状部材1
には筒体1−1の一端に内径寸法が筒体1−1と
同等であり、外径寸法が筒体1−1の外径より小
さい内周筒体1−4を保持するものを使用する。
第2の管状部材には、第1の管状部材1の筒体1
−1と同寸法の筒体2−3の一端に外径寸法が筒
体2−3と同等であり、内径寸法が第1の管状部
材1の内周筒体1−4の外径寸法より大きい外周
筒体2−4を保持するものを使用する。この他に
外径寸法が筒体2−3および内周金具1−4の内
周に嵌合し、長サが外周筒体2−4と予備成形体
12の長サの和より長い成形冶具15を使用す
る。なおこの成形冶具15の肉厚には特に制約は
ない。
成形は、第2図について説明した従来の方法と
同様成形形5,6,7および加圧金9、第1およ
び第2の管状部材1,2、成形冶具15、および
予備成形体12をそれぞれ所定温度に加熱し、第
4図aに示すように第2の管状部材2を枠5と保
持台7の間に挿入し、次に成形冶具15を筒体2
−3内に嵌入し、保持台上に載置し、次に外周筒
体2−4上に予備成形体12を、最后に第1管状
部材1を予備成形体12上に載置する。この状態
が第4図aに示してある。なおこの予備成形体1
2は前述のとおりガラス質およびマイカ粉末より
構成され、予め円筒状に成形されたガラスマイカ
塑造体の予備成形体である。
次に加圧金9を介して加圧成形機により第1の
管状部材1を加圧する。
内周筒体1−4は外周筒体2−4の内部に突入
し、内周筒体1−4と外周筒体2−4の構成する
空間部、内周筒体1−4と壁5の空間部3−2お
よび外周筒体2−4と成形冶具15の空間部3−
3に予備成形体12が圧入され絶縁部4−1,4
−2および4−3が構成される。この時の状態が
第4図bに示してある。
上記製造方法によつた場合、第1の管状部材1
に浮上圧が全く発生しないので、従来の製造方法
のように予備成形体12の加圧に先達ち第1の管
状部材1に浮上防止のために加圧する必要がなく
なる。成形完了品は機械加工により、第3図bに
示す形状の製品に仕上げる。
次に他の構造の例を第5図および第6図により
説明する。第5図第6図aは成形を完了した状態
の構造を、第5図、第6図bは製品の構造を示す
縦断面図である。
第5図の場合、第1の管状部材1に筒体1−1
と、内周筒体1−4の間に内径寸法が筒体1−1
と等しく外径寸法が、筒体1−1の外径寸法より
小さく、内周筒体1−4より大きい補助筒体1−
5を介在させたものを、第2の管状部材2には筒
体2−3と外周筒体2−4の間に外径寸法が筒体
2−3の外径に等しく内径寸法が筒体2−3の内
径より大きく、外周筒体2−4の内径より小さい
補助筒体2−5を介在させたものを使用する。成
形は第4図に示す、第3図に示した構造実施例と
同様に行う、この例の場合、構成される絶縁物4
−1,4−2,4−3の厚さが大畧等しく構成さ
れているので、予備成形体12の量が減少し、成
形が容易になり、かつ特性も安定する。
次に第6図に示す例の場合第1の管状部材1
に、内周筒体1−4の内周部に空間部3−5を設
けたものを、第2の管状部材に外周筒体2−4の
外周部に空間部3−6を設けたものを使用し、第
5図の例と同様に成形する。製品は外周絶縁物4
−1および内周絶縁物4−3の沿面長サが長くな
つているので、沿面絶縁抵抗が高いものが得られ
る悪環境条件下で使用され、高度の沿面絶縁抵抗
が要求される場合極めて有用である。
上記例の説明で明らかなように、本発明の製造
方法に従えば、絶縁物となる原料を加圧注入した
際に、第1の管状部材が浮上するという現象が完
全に消失するので、従来の構造品を対象にした製
造方法のように絶縁物となる原料の加圧に先立ち
第1の管状部材に浮上を防止するための圧力を加
えておく必要がなくなるので、製品形状が大形化
しても特殊な機能と構造を有する加圧成形機を使
用せずに、一般的な加圧成形機を使用して容易に
安価に製造することが可能になつた。
上記説明により本発明の要旨は明らかであるが
理解を容易にするため、従来の構造品と製造方法
によつた場合の加圧成形圧力と、第1の管状部材
の浮上圧力の関係を成形条件とともに具体的に説
明する。
先ず予備成形体12の作成であるが、ガラス質
にはPbO:0.7、ZnO:0.3、B2O3:0.5、SiO2
0.5のモル比組成品を200メツシユに粉砕したガラ
ス質粉末48W%、合成含弗素金マイカ粉末60〜
150メツシユ品52W%を混合し、水5W%を加え湿
潤状態にしたものを原料とし、別の成形型(図示
せず)を使用し、冷間加圧成形により成形品の大
きさ、形状に従い、必要量を充填可能な円筒形状
に成形し、120℃の乾燥器中に保持して水分を除
去して作成した。
管状部材については鉄材を使用した。次に成形
条件であるが内外成形型及び加圧金は450℃に第
1の管状部材1、および第2の管状部材2は550
℃に、予備成形体12は650℃にそれぞれ加熱し
て加圧成形を行つた。
加圧成形時の加圧力と第1の管状部材1の浮上
力の関係を作成した絶縁管継手の構造形状を対象
に具体的に説明する。先ず小形形状品であるが、
第1の管状部材1および第2の管状部材2の筒体
の内径25mmφ、外径35mmφ、外周金具2−2の内
径41mmφ、外径51mmφ、支持部1−2の内径15mm
φの管状部材を使用し、第2図に示す方法で成形
した。この時の支持台7の上端径は19mmφであ
る。加圧金9で予備成形体12に加えた圧力は
1.5ton/cm2で全圧力は16.2tonである。この時浮上
圧を受ける面積は(352−192)×π/4=6.78cm2
で全浮上圧力は10.16tonになる。但し、この値は
予備成形体12の流動体の内部抵抗を無視した場
合の計算値であり現実には約20%が低減され約
8tonになる。前記のように一般に副駆動部の容量
の限度は主駆動部容量の約30%であるから、主駆
動部50ton、副駆動部10tonの加圧成形機を使用す
ることにより容易に製造することが出来る。
次に大形形状品であるが、第1の管状部材1お
よび第2の管状部材2の筒体の内径250mmφ、外
径300mmφ、外周金具2−2の内径312mmφ、外径
362mmφ、支持部1−2の内径226mmφの管状部材
を使用し、第2図に示す方法で成形した場合の支
持台7の上端径は234mmφである。
この場合、予備成形状12の加圧力を1.5ton/
cm2に設定すると加圧面積が321.8cm2になるので全
圧力は482tonになるこの場合浮上圧を受ける面積
は(3002−2342)×π/4で276.6cm2となり全浮上
圧力は計算値で415tonになり、内部抵抗による低
下率を20%とすると実際の浮上圧力は331tonにな
る。副駆動部の容量を331tonにし、これを主駆動
部の30%にすると主駆動部の容量が約1100tonの
ものが必要になり、現実の問題として上記性能を
有する加圧成形機がないと製造不能ということに
なる。
次に本発明の製造方法の場合について説明す
る。前記の大形々状品と同じ大きさにした。即
ち、第1の管状部材1および第2の管状部材の筒
体1−1,2−3の内径250mmφ外径362mmφ、第
1の管状部材1の内周筒体1−4の内径250mm
φ、外径寸法300mmφ、第2の管状部材2の外周
金具2−4の内径312mmφ、外径362mmφの管状部
材になる。成形は第4図に示す方法によつた。こ
の場合加圧面積を内周筒体1−4の外径と筒体1
−1の外径部分とし、加圧力を1.5ton/cm2として
全圧力482tonで成形した。
浮上圧力が発生しないため主駆動部に482tonの
加圧容量を有する一般的な加圧成形機で製造が可
能である。
上記のように本発明の製造方法により、従来の
製造方法で製造した小形形状品が保持する気密特
性・冷熱および機械的衝撃強度あるいは径年変化
に対する信頼性等要求される特性を完備した大形
形状の絶縁管継手が、特殊な機能、即ち主駆動部
の中心部に同一方向に独立して駆動する副駆動部
を内包する加圧成形機を必要とせず、一般的な加
圧成形機を使用して容易に製造することが可能に
なり、加圧成形機の容量が無駄なく活用出来、設
備の大形化、機能の複雑化が避けられるので、価
格の高騰は自ずと排除され、形状の大きさに制約
されずに、安価な製品を提供できるようになりそ
の実用的効果は極めて大きい。
なお本発明の説明にあたつては、使用ガラスに
含鉛ガラスを管状部材に鉄材を対象にしたが、ガ
ラス質についてはこの種ガラス質に限定されるも
のでないことは云うまでもなく市販の鉄器用琺瑯
釉薬も使用できる。また管状部材は、鉄、ステン
レスのほかチタンなども使用可能で要は650℃程
度の加熱時に鉄程度の機械強度を保持するもので
あればよく何ら限定されないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の絶縁管継手の構造を示す縦断面
図、第2図は従来の小形々状品を対象にした製造
方法を示す縦断面図で、第2図aは加圧成形直前
の状態を、第2図bは加圧成形完了後の状態を示
す。第3図は本発明ににより製造された絶縁管継
手の例の形態を示す縦断面図で、第3図aは加圧
成形完了後の状態を、第3図bは成形品の構造を
示す。第4図はこの発明の製造方法の一実施例を
示し、第3図に示す絶縁管継手の製造方法を示す
縦断面図で、第4図aは加圧成形直前の状態を、
第4図bは加圧成形完了後の状態を示す。第5
図、第6図は本発明により製造された絶縁管継手
の他の例を示す縦断面図で、第5図、第6図aは
加圧成形完了後の状態を、第5図、第6図bは成
形品の構造を示す。 図中、1は第1の管状部材、1−1は筒体、1
−4は内周筒体、1−5は補助筒体、2は第2の
管状部材、2−2は外周金具、2−3は筒体、2
−4は外周筒体、2−5は補助筒体、3,3−
1,3−2,3−3は空間部、4,4−1,4−
2,4−3は絶縁物、5は壁部、6は枠、7は保
持台、8は支持台、9は加圧金、10は押金、1
1は駆動部、12は予備成形体、13は浮上圧を
示す矢印、14は削除部、15は成形冶具であ
る。なお同一符号は、同一もしくは相当部分を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筒体Aと、この筒体の一端部に成形された内
    径が筒体Aと等しく外径が筒体Aの外径より小さ
    い筒体Bを有する第1の管状部材、第1の管状部
    材の筒体Aと同内外径寸法の筒体Cと、この筒体
    の一端部に一体に成形された外径が筒体Cと等し
    く内径が上記筒体Bの外径より大きい筒体Dを有
    する第2の管状部材を備え、第2の管状部材の外
    周に外部成形型を配置し、第2の管状部材の筒体
    内に内部成形型を配置する工程、内部成形型上に
    外径が第1および第2の管状部材の筒体Aおよび
    Cの内径に嵌合する成形治具を載置する工程、ガ
    ラス質およびマイカ粉末により構成され、予め円
    筒状に成形されたガラスマイカ塑造体の予備成形
    体を外部成形型と成形治具との空間部において第
    1の管状部材の筒体Bと第2の管状部材の筒体D
    とで挾持するように配設する工程、第1の管状部
    材を加準し、第1および第2の管状部材を空間部
    を介在させて嵌め合わせ、この空間部に予備成形
    体を圧入しガラスマイカ塑造体を形成する工程、
    成形治具を削除して成形したガラスマイカ塑造体
    を露出させると共に、第1と第2の管状部材の筒
    体の内径と露出したガラスマイカ塑造体の内径を
    一致させる工程を施す絶縁管継手の製造方法。
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