JPS6215609A - 制御装置用診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は休止中の発電所の制御装置の診断に係り、特に
制御装置の電源を断させ完全に休止させることによる省
エネと休止中の制御装置を点検なしに運転再開可能な制
御装置用診断装置に関する。

〔発明の背景〕

従来の制御装置用診断袋！（例えばデータ収録装置Ｉ　
（ｏＥｓｃｏＭ−６８０）　）は目的が運転状態の異常
状態監視であり、データ収集・編集、運転監視。

事故分析が主であった。

従って１発電所の休止状態の時、診断信号を出して制御
装置及び操作端の異常を検出するようには配慮されてい
なかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は休止中の発電所の制御装置の劣化の自動
点検する装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

最近小容量火力発電所が原子力発電所や大容量火力発電
所の新設に伴ない一時休止する計画が予定されている。

休止する発電所ではピーク時の給電指令待ち及び制御装
置内部品の劣化防止のため電源を入れたまま休止してい
るのが現状である。

本発明の動機は電源を切って休止することによる省エネ
効果が期待できることがわかり、また、周期的に電源を
投入し制御装置内部品及び操作端の異常を検出す回路を
設けることにより信頼性の向上が計れるものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図により説明
する。

制御装置用診断装置１は自動診断指令回路２と手動指令
回路３の○Ｒ４により診断指令信号となり、併入でない
及び診断回路使用等のインターロック回路６とのＡＮＤ
５で診断指令出力信号となる。本信号が制御袋！８に入
ると装置は自動的に模擬試験される。模擬試験により操
作端９が駆動され、その操作端９の動作状態が制御装置
８に取込まれる。

以上により、休止状態の制御装置の素化診断試験でき、
給電指令がきた場合でも問題なく制御できる。また、模
擬試験中に操作端９又は制御装置８が異常のときは異常
を記録する回路７が制御装置用診断装置１に設けられて
おり修復が容易である。

第２図は実施例の詳細内容である。自動診断回路２は周
期的点検プログラム２０により、例えば月１回のパルス
が出力される回路である。

点検プログラム２０と自動条件２１のＡＮＤにより、自
動診断回路２が構成される。一方、手動指令回路３は点
検押ボタンスイッチ３１と手動条件３２のＡＮＤ３３に
より構成される。

診断指令信号は自動診断回路２と手動指令回路３の○Ｒ
４によりなる。一方、診断指令信号を出すか出さないか
のインターロックとして、併入でないの信号６１と診断
回路使用６２のＡＮＤ６３で構成する。

本実施例の制御装置８はバーナ自動制御の例を示す。次
に制御装置８の中のロジックの動きを説明する。制御装
置用診断装置１からの診断信号は遠隔点火信号８１と０
Ｒ８２で接続される。

０Ｒ８２の信号はメモリー８３にセットされ一連のシー
ケンスキック信号となる。バーナ点火順番はキック信号
によりガン挿入電磁弁９１が励磁され、ガンが挿入れる
。ガン挿入位置はリミットスイッチ９２で検出され次の
ステップに進む。

以下１点火トランス９３、バーナ元弁用電磁弁９４が励
磁されバーナが点火される。

バーナが点火されるとバーナの火炎を火炎検出器９５で
検出し、バーナは点火完了となる。

バーナ点火完了の信号により、メモリー８３はリセット
される。

また、制御装置内に操作端９の異常診断回路がある。そ
の原理は操作端指令信号にタイマー８４を設け、一定時
間たっても、リミットスイッチ９２の信号がフィードバ
ックされないときは操作端、本例ではガン挿入異常と判
定し、警報８６を発すると共に、制御装置用診断装置１
内の異常記録回路７により所定のフォーマットに自動的
に記録し特性経歴がわかる様にして保守性の向上を計る
。又、その内容を異常表示回路１０で表示する。

本実施例では簡単な回路を説明したが、点検プログラム
２０は時計を内蔵することにより、自動設定（可変）が
可能である。

また、制御装置及び発電所装置本体の特性に対しあらか
じめ設定した異常判定値回路１１と比較し５診断内容が
不合理である場合には異常と判定し、記録表示できるこ
とが可能である。また、本内容を他の制御装置にも適用
可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、火力発電所が休止した場合。

従来は制御装置の電源を入ればなしであったが、制御装
置用診断装置を設置することにより、電源を断し保管で
きる。従って、制御装置の消費電力がｌ０ＫＷの場合年
間約１５０万円の節約となる。

火力発電所には多数の制御装置があり、節約金額は上記
の１０数倍となる。

また、制御装置の電源が切って休止状態となるため運転
員と保守員の削減が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第２図は同じく詳細を示す構成図である。 １・・・制御装置用診断装置、２・・・自動診断指令回
路、６・・・インターロック回路、７・・・異常記録回
路、８・・・制御装置、９・・・操作端、１ｏ・・・異
常表示回路、１１・・・異常判定設定値回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、発電所の制御装置において、発電所が運転休止中は
   制御装置も運転を休止させるようにし、且つ、発電所が
   休止中には定期的に制御装置を復電し、発電装置本体と
   制御装置を自動的に診断させるようにしたことを特徴と
   する制御装置用診断装置。