JPS62156000A - 含油汚泥の処理方法 - Google Patents
含油汚泥の処理方法Info
- Publication number
- JPS62156000A JPS62156000A JP60298902A JP29890285A JPS62156000A JP S62156000 A JPS62156000 A JP S62156000A JP 60298902 A JP60298902 A JP 60298902A JP 29890285 A JP29890285 A JP 29890285A JP S62156000 A JPS62156000 A JP S62156000A
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- Japan
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- oil
- sludge
- contg
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- flocs
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は含油汚泥の処理方法に関する。
本発明で処理する含油汚泥の原水は、例えば機械洗浄や
金属加工工程で生ずる洗徐廃水など、鉱油成分を多く含
む廃水であり、これ等廃水は通常、無ａ凝集剤とポリア
クリルアミド系高分子凝集剤による凝集分離、又は無薬
注で浮」二分離するのでこれを収集処理している。この
ような汚泥はいかなる凝集剤を用いても油分が多量に含
まれているため生成フロックが小さく、また強度も劣る
ため脱水が困難であり、水分が９０％以上含む汚泥のま
＼で、イ）そのまき焼却、口）、他の汚泥と混合して脱
水、ハ）消石灰等の、固形分を大量に添加して脱水する
、等の手法で処”理している。
金属加工工程で生ずる洗徐廃水など、鉱油成分を多く含
む廃水であり、これ等廃水は通常、無ａ凝集剤とポリア
クリルアミド系高分子凝集剤による凝集分離、又は無薬
注で浮」二分離するのでこれを収集処理している。この
ような汚泥はいかなる凝集剤を用いても油分が多量に含
まれているため生成フロックが小さく、また強度も劣る
ため脱水が困難であり、水分が９０％以上含む汚泥のま
＼で、イ）そのまき焼却、口）、他の汚泥と混合して脱
水、ハ）消石灰等の、固形分を大量に添加して脱水する
、等の手法で処”理している。
本発明がこのような従来の手法を改善するためになされ
たもので、油分を包み込んだ粗大な、また強度の高いフ
ロックを形成させ、重力ｌ過を行なうのみで、含油汚泥
を１７３〜１１５に濃縮する方法を提供するものであり
、結果的には含油汚泥の処理費を大巾に低減させようと
するものである。
たもので、油分を包み込んだ粗大な、また強度の高いフ
ロックを形成させ、重力ｌ過を行なうのみで、含油汚泥
を１７３〜１１５に濃縮する方法を提供するものであり
、結果的には含油汚泥の処理費を大巾に低減させようと
するものである。
本発明の汚泥の処理方法は、含油汚泥に、無機凝集剤と
アクリル酸ヒドラジド系高分子化合物を添加した後機械
脱水することを特徴とする汚泥の処理方法である。
アクリル酸ヒドラジド系高分子化合物を添加した後機械
脱水することを特徴とする汚泥の処理方法である。
本発明に使用する多価金属塩は亜鉛、鉄、アルミニウム
および銅の塩から成る群から選ばれる少くとも１種もし
くは２種以上の混合物である。これら金属塩を具体的に
示せば硫酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸第一鉄、硫
酸第二鉄、塩化第二鉄、塩化第二鉄、ポリ硫酸鉄、塩化
アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、硝酸アルミニウム、硫酸銅、塩化銅、硝酸銅など、
亜鉛、鉄、アルミニウム又は銅などの塩が挙げられる。
および銅の塩から成る群から選ばれる少くとも１種もし
くは２種以上の混合物である。これら金属塩を具体的に
示せば硫酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸第一鉄、硫
酸第二鉄、塩化第二鉄、塩化第二鉄、ポリ硫酸鉄、塩化
アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、硝酸アルミニウム、硫酸銅、塩化銅、硝酸銅など、
亜鉛、鉄、アルミニウム又は銅などの塩が挙げられる。
なお、カルシウムやマグネシウムなどのアルカリ土類金
属塩も使用に供することができるが、前述の多価金属塩
に比べると効果が劣る。
属塩も使用に供することができるが、前述の多価金属塩
に比べると効果が劣る。
また本発明で使用するアクリル酸ヒドラジド系高分子化
合物（以下、ＰＡＩ＋ポリマーという）としては 一般式 （式中、ＲはＩＩまたはＣＨ９を表わし、Ａはアクリル
アミド、メタクリルアミド、アグリル酸エステル、メタ
クリル酸エステルのモノマ一単位を表わし、Ｂはアクリ
ル酸又はその塩、メタクリル酸又はその塩、または前記
Ａと共重合可能なモノマ一単位を表わし、Ｑ、ｍ及びｎ
は ０モル％〈０５１００モル％ ｎ＋ｍ＋ｆｌ ＝ １００’モル％の関係を有する
） で表わされる化合物が好ましい。Ａ単位と共重合可能な
り単位としては塩化ビニノシ、酢酸ビニル、ブタジェン
、スチレン、アクリロニトリル等が挙げられる。ＰＡＨ
ポリマーの重合形態はブロック型、交互型、ランダム型
のいずれであってもよい。またＰＡＩＩポリマーの固有
粘度はましい。なお、ＰＡＨポリマーの製造例を後記に
示したが、ＰＡＤポリマーの製造法については特開ｍ５
ｓ−１４４ｏｏｓ号公報に詳細に開示されている。
合物（以下、ＰＡＩ＋ポリマーという）としては 一般式 （式中、ＲはＩＩまたはＣＨ９を表わし、Ａはアクリル
アミド、メタクリルアミド、アグリル酸エステル、メタ
クリル酸エステルのモノマ一単位を表わし、Ｂはアクリ
ル酸又はその塩、メタクリル酸又はその塩、または前記
Ａと共重合可能なモノマ一単位を表わし、Ｑ、ｍ及びｎ
は ０モル％〈０５１００モル％ ｎ＋ｍ＋ｆｌ ＝ １００’モル％の関係を有する
） で表わされる化合物が好ましい。Ａ単位と共重合可能な
り単位としては塩化ビニノシ、酢酸ビニル、ブタジェン
、スチレン、アクリロニトリル等が挙げられる。ＰＡＨ
ポリマーの重合形態はブロック型、交互型、ランダム型
のいずれであってもよい。またＰＡＩＩポリマーの固有
粘度はましい。なお、ＰＡＨポリマーの製造例を後記に
示したが、ＰＡＤポリマーの製造法については特開ｍ５
ｓ−１４４ｏｏｓ号公報に詳細に開示されている。
本発明では以上に述べたよう゛に含油汚泥に対し、無機
凝集剤とアクリル酸ヒドラジド系高分子化合物とを併用
するが、この両者の汚泥への添加は同時に行っても個別
に行ってもよい、しかし含水率の少い強いフロックを形
成させるためには両者を交互に逐凍加えていくのがよい
。
凝集剤とアクリル酸ヒドラジド系高分子化合物とを併用
するが、この両者の汚泥への添加は同時に行っても個別
に行ってもよい、しかし含水率の少い強いフロックを形
成させるためには両者を交互に逐凍加えていくのがよい
。
本発明による含水汚泥の凝集機構は定かではないが、
ＰＡＩＩポリマーは多価金属イオンとキレート結合を打
い、金属を介してＰＡ）１分子の架橋が生じ、このとき
ＰＡＨ溶液は増粘さらにはＰＡｔｌの析出フロック化が
起こる。この性質が、含油廃木処理汚泥のフロック化、
脱水に効果的に作用するものと思われる。すなわち、通
常の高分子凝集剤による凝集では、汚泥中の粒子と高分
子は凝集剤は直接反応、吸着してフロックを形成するこ
とで脱水可能なフロックを生成するがこのとき、油分の
ごとく、液体で高分子凝集剤と反応、吸着しない物質が
存在するとフロックの強度を弱め、脱水が非常に困難に
なるのに対し無機凝集剤とＰＡＨポリマーによる凝集で
は、金属イオンとＰＡ）ｌとのキレートによって生じた
強固なフロックの中に油分がとりこまれる状態となるた
め、脱水の容易なフロックを形成するのである。
ＰＡＩＩポリマーは多価金属イオンとキレート結合を打
い、金属を介してＰＡ）１分子の架橋が生じ、このとき
ＰＡＨ溶液は増粘さらにはＰＡｔｌの析出フロック化が
起こる。この性質が、含油廃木処理汚泥のフロック化、
脱水に効果的に作用するものと思われる。すなわち、通
常の高分子凝集剤による凝集では、汚泥中の粒子と高分
子は凝集剤は直接反応、吸着してフロックを形成するこ
とで脱水可能なフロックを生成するがこのとき、油分の
ごとく、液体で高分子凝集剤と反応、吸着しない物質が
存在するとフロックの強度を弱め、脱水が非常に困難に
なるのに対し無機凝集剤とＰＡＨポリマーによる凝集で
は、金属イオンとＰＡ）ｌとのキレートによって生じた
強固なフロックの中に油分がとりこまれる状態となるた
め、脱水の容易なフロックを形成するのである。
以下本発明を実施例につき説明する。
実施例１
ｐ１１＝７．２、電気伝導率１０２０μｓ／Ｃｍ、 Ｔ
Ｓ （全固形分）６．５７％、ＶＴＳ４．５６％油分（
ｎ −ｈｅｘａｎｅ抽出物） １．５６％の石油精製工
程の含油廃水の凝集処理スカムを３００ｍ Ｑビーカに
２００ｍ Ｑ採取し、表−１に記載の薬剤を添加して２
５０ｒｐｍで３０秒間攪拌したのち５０ｍｅｓｈナイロ
ンデ布（濾過面積１９．６ｃｍ２）を用いて重力濾過を
行なった。濾過時間１０．６０秒後の枦液量、枦布から
の剥離性を調べた。なお用いたＰＡＩＩはヒドラジド基
を８モル％含有する固有粘度５．０のものである。結果
を比較例と共に表−１に示す。
Ｓ （全固形分）６．５７％、ＶＴＳ４．５６％油分（
ｎ −ｈｅｘａｎｅ抽出物） １．５６％の石油精製工
程の含油廃水の凝集処理スカムを３００ｍ Ｑビーカに
２００ｍ Ｑ採取し、表−１に記載の薬剤を添加して２
５０ｒｐｍで３０秒間攪拌したのち５０ｍｅｓｈナイロ
ンデ布（濾過面積１９．６ｃｍ２）を用いて重力濾過を
行なった。濾過時間１０．６０秒後の枦液量、枦布から
の剥離性を調べた。なお用いたＰＡＩＩはヒドラジド基
を８モル％含有する固有粘度５．０のものである。結果
を比較例と共に表−１に示す。
（以下余白）
表−１
註１．ＰＡＣポリ塩化アルミニウム １０％
溶液にて使用２、ＰＡ１１ポリアクリル酸ヒドラジド
０．４％ 〃３、ＤＡＭジメチルアミノメタ
アクリレート−アクリルアミド共重合物 ０．
４％ 〃（固有粘度１０．０コロイド当量２．０ｍｅ
ｑ／ｇ）４、ＡＡＭポリアクリルアミド部分加水分解物
０．４％ 〃（固有粘度１８．０コロイド当量−１
，４ｍｅｑ／ｇ）画表から分るようにポリ塩化アルミニ
ウムとＰＡ）ｌの併用処理により、原汚泥のＴＳ６．５
７％が重力濾過のみで、容易に２０％以上に濃縮できた
。
溶液にて使用２、ＰＡ１１ポリアクリル酸ヒドラジド
０．４％ 〃３、ＤＡＭジメチルアミノメタ
アクリレート−アクリルアミド共重合物 ０．
４％ 〃（固有粘度１０．０コロイド当量２．０ｍｅ
ｑ／ｇ）４、ＡＡＭポリアクリルアミド部分加水分解物
０．４％ 〃（固有粘度１８．０コロイド当量−１
，４ｍｅｑ／ｇ）画表から分るようにポリ塩化アルミニ
ウムとＰＡ）ｌの併用処理により、原汚泥のＴＳ６．５
７％が重力濾過のみで、容易に２０％以上に濃縮できた
。
一方、従来法ではジメチルアミノアクリレートとアクリ
ルアミドの共重合物が凝集性を示すが。
ルアミドの共重合物が凝集性を示すが。
ブロックが弱く、重力濃縮で１１．９％までしか濃縮し
なかった。
なかった。
また、アニオン性ポリアクリルアミドでは、重力濾過は
ほとんど不可能であり、ＰＡＣを併用しても、改善は見
られなかった。
ほとんど不可能であり、ＰＡＣを併用しても、改善は見
られなかった。
実施例２
対象汚泥
鉄道機関区の含油廃水の凝集浮上処理スカムＰ１１＝７
．０ 電気伝導率１２５０ ｐ ｓ／ｃｍ ＴＳ２
．４０％ＶＴＳ１．７２％ 油分（ｎ −ｈｅｘａｎｅ
抽出物） ０．６８％試験手段および結果 試験手段 スカム槽中に貯留しである、浮上スカム２ｍ’に対しＰ
Ａ１１１５００ｇ（７５０＋＋＋ｇハＤを溶解して添加
混合の後、ＰＡＣｌｌｏｏｇ（５５０＋ｍｇ／ Ｑ ）
を添加混合してフロックを生成せしめ、しかる後ロータ
リースクリーンで脱水を行なった。
．０ 電気伝導率１２５０ ｐ ｓ／ｃｍ ＴＳ２
．４０％ＶＴＳ１．７２％ 油分（ｎ −ｈｅｘａｎｅ
抽出物） ０．６８％試験手段および結果 試験手段 スカム槽中に貯留しである、浮上スカム２ｍ’に対しＰ
Ａ１１１５００ｇ（７５０＋＋＋ｇハＤを溶解して添加
混合の後、ＰＡＣｌｌｏｏｇ（５５０＋ｍｇ／ Ｑ ）
を添加混合してフロックを生成せしめ、しかる後ロータ
リースクリーンで脱水を行なった。
なお、このスカムは現在加圧浮上工程で使用しているＰ
ＡＣとアニオン性ポリアクリルアミドでの脱水は不可能
なものである。
ＡＣとアニオン性ポリアクリルアミドでの脱水は不可能
なものである。
結 果
凝集フロックは５粒径ｌＯ〜２０ｍｍの粗大なものとな
り、ポンプを通してロータリースクリーンに供給したが
、ポンプ通過後でも７〜１０ｍｎ＋の大きさを保つ強固
なフロックであり、ロータリースクリーンで良好に脱水
することができた。またスクリーン出口の脱水汚泥のＴ
Ｓは１８．９％と約８倍に濃縮されていた。
り、ポンプを通してロータリースクリーンに供給したが
、ポンプ通過後でも７〜１０ｍｎ＋の大きさを保つ強固
なフロックであり、ロータリースクリーンで良好に脱水
することができた。またスクリーン出口の脱水汚泥のＴ
Ｓは１８．９％と約８倍に濃縮されていた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、含油汚泥に、無機凝集剤とアクリル酸ヒドラジド系
高分子化合物を添加した後機械脱水することを特徴とす
る含油汚泥の処理方法。 ２、アクリル酸ヒドラジド系高分子化合物が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中、ＲはＨまたはＣＨ＿３を表わし、Ａはアクリル
アミド、メタクリルアミド、ア クリル酸エステル、メタクリル酸エステル のモノマー単位を表わし、Ｂはアクリル酸 又はその塩、メタアクリル酸又はその塩、 または前記Ａと共重合可能なモノマー単位 を表わし、ｌ、ｍ及びｎは ０モル％＜ｌ≦１００モル％ ｎ＋ｍ＋ｌ＝１００モル％ の関係を有する） で表わされる化合物である特許請求の範囲第１項記載の
含油汚泥の処理方法。 ３、無機凝集剤が亜鉛、鉄、アルミニウムおよび銅の塩
から成る群から選ばれる少くとも１種である特許請求の
範囲第１項又は第２項に記載の含油汚泥の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60298902A JPS62156000A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 含油汚泥の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60298902A JPS62156000A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 含油汚泥の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62156000A true JPS62156000A (ja) | 1987-07-10 |
Family
ID=17865641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60298902A Pending JPS62156000A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 含油汚泥の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62156000A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0589444U (ja) * | 1992-04-28 | 1993-12-07 | 富士電子工業株式会社 | クランクシャフトの高周波焼入装置 |
| JPH0739918U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-18 | 親和工業株式会社 | 湿式集塵装置 |
| EP1988123A1 (en) * | 2006-02-24 | 2008-11-05 | The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. | Resin composition and use thereof |
| CN102627381A (zh) * | 2012-04-26 | 2012-08-08 | 陕西科技大学 | 含油污泥两步法资源化处理工艺 |
| CN105621823A (zh) * | 2014-10-30 | 2016-06-01 | 中国石油天然气股份有限公司 | 油田污水处理产生的含油污泥的处理工艺 |
| CN106430880A (zh) * | 2016-11-23 | 2017-02-22 | 李军 | 一种含油污泥处理剂及其制备方法和使用方法 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP60298902A patent/JPS62156000A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0589444U (ja) * | 1992-04-28 | 1993-12-07 | 富士電子工業株式会社 | クランクシャフトの高周波焼入装置 |
| JPH0739918U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-18 | 親和工業株式会社 | 湿式集塵装置 |
| EP1988123A1 (en) * | 2006-02-24 | 2008-11-05 | The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. | Resin composition and use thereof |
| EP1988123A4 (en) * | 2006-02-24 | 2009-04-01 | Nippon Synthetic Chem Ind | RESIN COMPOSITION AND USE THEREOF |
| CN102627381A (zh) * | 2012-04-26 | 2012-08-08 | 陕西科技大学 | 含油污泥两步法资源化处理工艺 |
| CN105621823A (zh) * | 2014-10-30 | 2016-06-01 | 中国石油天然气股份有限公司 | 油田污水处理产生的含油污泥的处理工艺 |
| CN106430880A (zh) * | 2016-11-23 | 2017-02-22 | 李军 | 一种含油污泥处理剂及其制备方法和使用方法 |
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