JPS62155901A - 溶液の自動濃縮装置 - Google Patents

溶液の自動濃縮装置

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JPS62155901A
JPS62155901A JP29915185A JP29915185A JPS62155901A JP S62155901 A JPS62155901 A JP S62155901A JP 29915185 A JP29915185 A JP 29915185A JP 29915185 A JP29915185 A JP 29915185A JP S62155901 A JPS62155901 A JP S62155901A
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JP
Japan
Prior art keywords
solution
temperature
concentration
sensor
temperature sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP29915185A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimitsu Shoji
庄子 則光
Tsutomu Koda
甲田 勉
Hiroshi Mori
博史 森
Toshibumi Kuroishi
黒石 俊文
Isamu Kuzuhara
葛原 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASIA KIYOUSEKI KK
Original Assignee
ASIA KIYOUSEKI KK
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Publication date
Application filed by ASIA KIYOUSEKI KK filed Critical ASIA KIYOUSEKI KK
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Publication of JPS62155901A publication Critical patent/JPS62155901A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 11五へ秤肛傾」 本発明は、溶液の濃縮工程において、溶液を加熱処理し
て目的とする濃度の溶液を得る溶液の自動濃縮装置に関
するものである。
A木Δ挟帆 従来、溶液の濃度を間接的に検出して目的の濃度溶液を
得る方法として、溶液の濃度と重量との相関関係を利用
した重量法、溶液の濃度と電気伝導度、どの相関量、係
を利用した電極法、あるいは溶液の濃度と液面レベルと
の相関関係を利用する方法などがあった。
明が  しようとする  11、 しかしながら1.上記重量法については、予め濃縮譚の
溶液の重量を把握しておく必要があり、秤量装置も高価
となる問題点があった。
また、上記電極法については、溶液に浸漬した電極間の
溶液の電気伝導度の変化から検知するため、溶液中の化
合物や電極の材質によっては、それら、の成分が溶解し
てしまう恐れがあった。
さ、らに、溶液の濃縮作業中に作業員が液面レベルを目
視して、該液面レベルが所定の高さ位置に達した時1、
加熱を停止する方法では、作業具が長時間液面レベルを
注視していなければならず、過4労になり易いばかりで
なく、他の作業が出来ない等の問題点があった。さらに
、他の作零をしていて濃縮(J業をしていることを忘れ
、溶液を乾固させてしまう場合が多く、その改善が要請
されてぃた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、構造および操作が簡
単で故障がしにくく安価に提供することができるだけで
なく、検出精度が優れ、人手を煩わす必要のない溶液の
自動濃縮装置を提供することにある。
[発明の構成1 間 点を解 するための手段 本発明の溶液の自動濃縮装置は、溶液を加熱して所望の
濃度に濃縮する装置において、該所望濃度時の液面レベ
ルから露出する位置に温度センサーを設置し、該温度セ
ンサーが液面から露出して検出温度が低下した時、上記
加熱を自動的に停止せしめて目的とする濃縮溶液を得る
ようにしたことを特徴とするものである。
K嵐1 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は、好適な温度センサーを選択する目的の実験装
置を示すものであって、ビーカー1に冷水2を入れ、こ
れを電気ヒーター3により加熱し、水2が沸騰したとこ
ろで温度計4を垂直方向に移動させて温度変化を調べた
その結果、第2図に示すように、加熱水2中では100
°Cを示し、温度計4の検出端4aが水面2aから空気
相5に露出したところで3°C程度の温度降下を示すこ
とが解った。
このように液相(水2)と気相(空気相5)の3°Cの
温度差を鋭敏に且つ迅速に検知する温度センサーを選択
するため、(1)サーミスター、(2)熱電対、(3)
白金抵抗体の3種類について検討した。
その結果、サーミスターと白金抵抗体は、いずれも上記
温度差3℃を感度よく、応答性も早く検知し得る点で優
れていることが解った。しかし、熱電対は感度及び追従
性の点で他の温度センサーより劣り、満足な作動が得ら
れなかった。
続いて、温度センサーとして白金抵抗体を用い、実際に
濃縮システムを満足させる回路を設計するために、次の
ような検討を行なった。
溶液に上記白金抵抗体の温度センサーを差込み、この溶
液を加熱濃縮して溶液の液面レベルが下がり、温度セン
サーの検出端が液面より露出するまでの検出温度の推移
を調べた結果、第3図に示すようになった。
この図を見ると、溶液を加熱して温度が上昇し沸点(1
00℃)近くになると、溶液の温度が対流のために乱れ
ることが解る。そして、98℃から100℃に達するま
では約20秒の時間を要することが解った。
沸騰中は溶液の水分が蒸発し、蒸発潜熱が奪われるため
温度は100℃を保つが、さらに蒸発が進んで液面レベ
ルが低下し、温度センサーの検出端が液面から露出し始
める。この状態では、液面が沸騰による乱れを起こして
いるために、温度センサーの検出端が液面に接触したり
離れたりすることによって、図示のように温度センサー
の検出値に再び乱れが生じていることが理解される。
以上のような現象を踏まえて、装置を設計する場合、ま
ず、加熱により溶液の温度が上昇し、設4一 定温度(98°C)にいったん達した後、乱れにより設
定値以下に下がったとしても加熱を停止させないように
工夫しなければならない。即ち、溶液の温度が上昇し、
設定温度98℃に達しても一定時間(約20秒間)タイ
マーを働かせて電源が切れないよう通電状態を保持させ
る。尚、本発明において、温度センサーの設定温度は上
記のように98℃に限定するものではないが、蒸発中の
一定温度100℃より若干低めに設定しておくのがよい
20秒経過後は溶液温度が設定温度98℃より高くなり
、乱れによる温度変動の影響が無くなる。
蒸発濃縮により液面レベルが低下して温度センサーの検
出端が液面から露出し、設定温度98℃まで降下したら
、加熱ヒーターの電源を切ると同時にブザーを鳴らすよ
うにする。
以上のような作動を満足させるために、第4図に示すよ
うなタイムテーブルを作成すると共に、第5図に示す回
路を設計した。
即ち、第4図及び第5図において、溶液の温度上昇時に
おいて、まず温度センサーにより設定温度(98℃)以
上の温度が検出されると、コントローラーCが働いて、
第1コントローラー接点CIはONL、第2コントロー
ラー接点c2はOFF状態となる。尚、この第2コント
ローラー接点C2は設定温度以下でONするようにして
おく。
第1コントローラー接点C3がONすると、タイマーT
が働いて、その後、20秒経過してからタイマー接点t
をONさせる。
タイマー接点tがONすると、第1リレーR5が働いて
、第1リレー接点rH−Lr+−2がONする。
溶液が蒸発濃縮されて液面が低下し、温度センサーの検
出温度が設定値以下になると、第2コントローラー接点
c2がOFL、しかも第1リレー接点rビ2がON状態
にあるので、第2リレーR2が作動する。
第2リレーR2が働くと、第2リレー接点r2−1゜r
2−2yr2−3がONL、ブザーBが鳴ると共に第3
 +7レーR3が働いて、第3リレー接点r3がOFF
となる。
第3リレー接点r、がOFFとなると、ヒーター用コン
セントHがOFFとなって、加熱を停止する。
次に、第6図に示すような本実施例装置の作動を確認す
る実験を行なった。
まず、ビーカー6内に溶液7を入れて電気ヒーター8の
上に乗せる。続いて、白金抵抗体の温度センサー9の検
出端9aを目的とする濃度の液面レベル7aに合わせる
うにして溶液7中に挿入し、スタンド10に固定する。
その際に、温度センサー9がビーカー6のガラス壁の温
度の影響を受けないようにするため、温度センサー9を
ガラス壁から十分に離しておく。
次に、シーケンスのスイッチSWを入れると電気ヒータ
ー8の電源が入り、溶液7の温度が上昇する。
溶液7が設定温度になると、コントローラー〇の作動で
タイマーTが作動し、20秒後にリレーR3が働き始め
る。
その後、加熱濃縮により液面が低下して温度センサー9
の検出端9aが液面7aより露出し、温度センサー9の
検出値が低下し始め、設定温度に達すると、リレーR2
が作動して電気ヒーター8の電源を切ると同時にブザー
Bが鳴った。
尚、さらに濃縮操作を続けたい場合には、シー 、ケン
スのスイッチSWを切ることにより電気ヒーター8の電
源を再びONすることができる。
[発明の効果] 本発明は、温度センサーが液面から露出して検出温度が
低下した時、溶液の加熱を自動的に停止せしめるように
したので、装置および□操作が簡単で安価に提供するこ
とが出来、迅速且つ精度よく目的とする濃度に濃縮する
ことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実験装置の概略図、第2図は装置で温度計を垂
直方向に移動させたときの温度変化図、第3図は白金抵
抗体の温度センサーが加熱濃縮して溶液中より露出する
までの温度推移図、第4図は温度変化に対する各リレー
及びタイマー等の動作チャート図、第5図は装置本体の
回路図、第6図は本発明装置の一実施例を示す斜視図で
ある。 1・・・ビーカー、2・・・水、2a・・・水面、3・
・・電気ヒーター、4・・・温度計、4a・・・検出端
、5・・・空気相、6・・・ビーカー、7・・・溶液、
7a・・・液面レベル、8・・・電気ヒーター、9・・
・温度センサー、9a・・・検・・・第2コントローラ
ー接点、T・・・タイマー、t・・・タイマー接点、R
4・・・第1リレー、r+−Lr+−2・・・第1リレ
ー接点、R2・・・第2リレー、r2−Lr2−2+r
2−3・・・第2リレー接点、R3・・・第3リレー、
r3・・・第3リレー接点、B・・・ブザー、H・・・
ヒーター用コンセント。 特許出願人 アジア共石株式会社 第1図 第2図 □り1皮 第3図 □醋聞

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶液を加熱して所望の濃度に濃縮する装置において、該
    所望濃度時の液面レベルから露出する位置に温度センサ
    ーを設置し、該温度センサーが液面から露出して検出温
    度が低下した時、上記加熱を自動的に停止せしめて目的
    とする濃縮溶液を得るようにしたことを特徴とする溶液
    の自動濃縮装置。
JP29915185A 1985-12-27 1985-12-27 溶液の自動濃縮装置 Pending JPS62155901A (ja)

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JP29915185A JPS62155901A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 溶液の自動濃縮装置

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JP29915185A JPS62155901A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 溶液の自動濃縮装置

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JPS62155901A true JPS62155901A (ja) 1987-07-10

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ID=17868783

Family Applications (1)

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JP29915185A Pending JPS62155901A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 溶液の自動濃縮装置

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JP (1) JPS62155901A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012135378A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Nikki Universal Co Ltd 濃縮器及びこれを備えた過酸化水素ガス発生装置
KR20180038738A (ko) * 2016-10-07 2018-04-17 충북대학교 산학협력단 용액 가열기기의 무선 통신 방식 안전장치 및 전원 차단 방법
KR20180038737A (ko) * 2016-10-07 2018-04-17 충북대학교 산학협력단 용액 가열기기의 안전장치 및 전원 차단 방법

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KR20180038738A (ko) * 2016-10-07 2018-04-17 충북대학교 산학협력단 용액 가열기기의 무선 통신 방식 안전장치 및 전원 차단 방법
KR20180038737A (ko) * 2016-10-07 2018-04-17 충북대학교 산학협력단 용액 가열기기의 안전장치 및 전원 차단 방법

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