JPS6215568A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS6215568A
JPS6215568A JP60155518A JP15551885A JPS6215568A JP S6215568 A JPS6215568 A JP S6215568A JP 60155518 A JP60155518 A JP 60155518A JP 15551885 A JP15551885 A JP 15551885A JP S6215568 A JPS6215568 A JP S6215568A
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JP
Japan
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image
erasing
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spot light
motor
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Application number
JP60155518A
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English (en)
Inventor
Junji Watanabe
渡辺 順児
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野〕 この発明は、例えば電子複写機に適用される画像形成装
置に間する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、電子複写機は、原稿画像をそのまま用紙に複写
したり、原稿画像を拡大あるいは縮小して複写する機能
を有している。
ところで、原稿画像には不要な部分が存在することがあ
る。しかし、従来の複写機は原稿画像の一部を選択的に
指定して複写することができないものであった。
〔発明の目的〕
この発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、
その目的とするところは装置形状を大型化することな≦
、原稿画像の任意の部分を消去して複写することが可能
な画像形成装置を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
この発明は、原稿画像にスポット光を照射し、このスポ
ット光を移動して消去範囲を指定し、この指定された消
去範囲に対応して感光体ドラムに光を照射して静電潜像
、あるいは帯電を消去して画像を形成するものであり、
特に、原稿の消去範囲を指定する際、変倍用レンズブロ
ックを拡大位置以外の位置に移動するようにしたもので
ある。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第6図、第7図はこの発明の画像形成装置、例えば複写
機を概略的に示すものである。即ち、1は複写機本体で
あり、この本体1の上面には原稿を支承する原稿台(透
明ガラス)2が固定されている。この原稿台2の長手方
向両端部には原稿のセット基準となる固定スケール21
.22が設けられ、さらに、原稿台2の近傍には開閉自
在の原稿カバー11およびワークテーブル12が設けら
れている。そして、上記原稿台2に載置された原稿は、
露光ランプ4、ミラー5.6.7からなる光学系が原稿
台2の下面に沿って矢印a方向に往復動することにより
、その往復時に露光走査されるようになっている。この
場合、ミラー6.7は光露長を保持するようにミラー5
の1/2の速度にて移動する。上記光学系の走査による
原稿からの反射光、つまり露光ランプ4の光照射による
原稿からの反射光は上記ミラー5.6.7によって反射
されたのち変倍用レンズブロック8を通り・、さらに、
ミラー9によって反射されて感光体ドラム10に導かれ
、原稿の像が感光体ドラム10の表面に結像されるよう
になっている。
上記感光体ドラムゴ0は図示矢印C方向に回転し、先ず
、帯電用帯電器11によって表面が帯電され、しかる後
画像がスリット露光されることにより、表面に静電潜像
が形成される。この静電潜像は現像器12によってトナ
ーが付着されることにより可視像化されるようになって
いる。
一方、用紙(被転−写材)Pは、選択された上段給紙カ
セアト13、あるいは下段給紙カセット14から送出ロ
ーラ15あるいは16によって一枚ずつ取出される。こ
の取出された用紙P−は、用紙案内路17あるいは18
を通ってレジストローラ対19へ案内され、このレジス
トローラ対19によって転写即今案内されるようになっ
ている。ここで、上記給紙カセット13.14は、本体
1・の右側下端部に着脱自在に設けられており、後述す
る操作パネルにおいていプれか一方が選択できるように
なっている。尚、上記各給紙カセット13.14はそれ
ぞれカセットサイズ検知スイッチ601.602によっ
てカセットサイズが検知されるものである。このカセッ
トサイズ検知スイッチ601.602はサイズの異なる
カセットの挿入に応じてオン−オフされる複数のマイク
ロスイッチにより構成されている。
上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯電器20の部
分で感光体ドラム10の表面と密着することにより、上
記帯電器2oの作用で感光体ドラム10上のトナー像が
転写される。この転写された用紙Pは、剥離用帯電器2
1の作用で感光体ドラム10から静電的に剥離されて搬
送ベルl−22で搬送され、その終端部・に設けられた
定着器としての定着ローラ対23へ送られ、ここを通過
することにより転写像が定着される。そして、定着後の
用MPは、排紙ローラ対24によって本体1外のトレイ
25に排出されるようになっている。また、転写後の感
光体ドラム10は、除電用帯電器26によって除電され
た後、クリーナ27で表面の残留トナーが除去され、さ
らに除電ランプ2/8によって残像が消去されることに
より、初期状態に戻るようになっている。尚、29は本
体1内の温度上昇を防止するための冷却ファンである。
第8図は本体1に設けられた操作パネル30を示すもの
である。301は複写開始を指令する複写キー、302
は複写枚数の設定等を行なうテンキー、303各部の動
作状態や用紙のジャム等を表示する表示部、’304は
上段、下段給紙力セツ−〇− ト13.14を選択するカセット選択キー、305は選
択されたカセットを表示するカセット表示部、306は
複写の拡大、縮小倍率を所定の関係で設定する倍率設定
キー、307は拡大、縮小倍率を無段階に設定するズー
ムキー、30aは設定された倍率を表示する表示部、3
09は複写濃度を設定する濃度設定部、30a、30b
、3QC,3,Odはそれぞれ後述する原稿の消去位置
を示すスポット光源を移動させる操作キー、30eはス
ポット光源が示す座標位置を入力する位置指定キー、3
0 f 、、 30 CJはそれぞれ指定された位置に
おける消去範囲を指定する消去範囲指定キーである。
第9図は上記のように構成された複写機の各駆動部の駆
動源構成例を示すものであり、以下のようなモータで構
成される。即ち、31はレンズ用モータであり、変倍を
行わせるための前記レンズブロック8の位置を移動させ
るためのモータである。32はミラー用モータであり、
変倍を行なわせるための前記ミラー5とミラー6.7と
の間の距1i1(光路長)を変更させるためのモータで
ある。
33は走査用モータであり、前記露光ランプ4およびミ
ラー5、前記ミラー6.7を原稿走査のために移動させ
るためのモータである。34はシャッタ用モータであり
、変倍時の感光体ドラム10への帯電器11による帯電
幅を調整するためのシャッタ(図示しない)を移動させ
るためのモータである。35は現像用モータであり、前
記現像器12の現像ローラなどを駆動するためのモータ
である。36はドラム用モータであり、前記感光体ドラ
ム10を駆動するためのモータである。37は定着用モ
ータであり、前記用紙搬送路22、定着ローラ対23お
よび排紙ローラ対24を駆動するためのモータである。
38は給紙用モータであり、前記送出ロー515,16
を駆動するためのモータである。39は紙送り用モータ
であり、前記レジストローラ対19を駆動するためのモ
ータである。40はファン用モータであり、前記冷却フ
ァン29を駆動するためのモータである。
第10図は前記光学系を往復移動させるための駆動機構
を示すものである。即ち、ミラー5および露光ランプ4
は第1キヤリツジ411に、ミラー、6.7は第2キヤ
リツジ422にそれぞれ支持されており、これらキャリ
ッジ411..412は案内レール42r 、422に
案内されて矢印a方向に平行移動自在となっている。即
ち、4相パルスモータ33はプーリ43を駆動する。こ
のプーリ43とアイドルプーリ44との間には無端ベル
ト45が掛渡されており、このベルト45の中途部にミ
ラー5を支持する第1キヤリツジ411の一端が固定さ
れている。一方、ミラー6.7を支持する第2キヤリツ
ジ422の案内部46には、レール422の軸方向に離
間して2つのプーリ47.47が回転自在に設けられて
おり、これらプーリ47.47間にワイヤ48が掛渡さ
れている。
このワイヤ48の一端は固定部49に、他端はコイルス
プリング50を介して上記固定部49にそれぞれ固定さ
れている。また、上記ワイヤ48の中途部には第1キヤ
リツジ411の一端が固定されている。したがって、パ
ルスモータ33が回転−〇− することにより、ベルト45が回転して第1キヤリツジ
41菫が移動し、それに伴って第2キヤリツジ422も
移動される。このとき、プーリ47.47が動滑車の役
目をするため、第1キヤリツジ411に対して第2キヤ
リラジ422が1/2の速度にて同一方向へ移動される
。尚、第1、第2キヤリツジ411.412の移動方向
は、パルスモータ33の回転方向を切換えることにより
制御される。
また、前記原稿台2には指定された用紙に対応する複写
可能範囲が表示される。即ち、用紙選択キー304によ
って指定された用紙サイズを(Px、Py)とし、倍率
設定キー306.307によって指定された複写倍率を
Kとすると、複写筒φ 能範囲(x、y)、rX−PX/KJ、ry−Py/K
Jとなる。この複写可能範囲(x、y)のうち、X方向
は原稿台2の裏面に配設された指針51.52によって
表示され、y方向は前記第1キヤリツジ411の上面部
に設けられたスケール53によって表示されるようにな
っている。
上記指針51.52は第11図に示すように、プーリ5
4.55との間にスプリング56を介して掛渡されたワ
イヤ57に設けられている。前記プーリ55はモータ5
8によって回転されるようになっており、このモータ5
8の回転が用紙サイズおよび倍率に応じて駆動されるこ
とにより、指針51.52の相互間距離が変えられるよ
うになっている。
また、第1キヤリツジ411は用紙サイズおよび倍率に
応じてモータ33が駆動されることにより、所定の位置
(倍率に応じたホームポジション)へ移動するようにな
っている。そして、複写キー301が押されると、第1
キヤリツジ411は、先ず、第2キヤリツジ412方向
へ移動され、その後ランプ4が点灯されて第2キヤリツ
ジ412から離れる方向に移動される。原稿の走査が完
了すると、ランプ4が消灯され、第1キヤリツジ411
は前記ホームポジションに復帰される。
第12図は全体的な制御回路を示すものであり、メイン
プロセッサ群71と第1.第2サブプロセツサ群72.
73とを主体に構成される。上記メインプロセッサ群7
1は、操作パネル30および各種スイッチやセンサ、例
えば前記カセットサイズ検知スイッチ601.602な
どの入力機器75からの入力を検知し、前記各種帯電器
を駆動する高圧トランス76、前記除電ランプ28、前
記クリーナ27のプレードソレノイド27a1前記定着
ローラ対23のヒータ23a1前記露光ランプ4、およ
び前記各モータ31〜40.58などを制御して、前述
の複写動作を行なうとともに、スポット光?l!131
、パルスモータ135、メモリ140、消去アレイ15
0、アレイ駆動部160などを制御して原稿の不要な部
分を消去する動作を行なう。尚、スポット光源131、
パルスモータ135、消去アレイ1501アレイ駆動部
160、メモリ140は後述する。
上記モータ31〜40.58のうち、モータ35.37
.40および現像器12にトナーを供給するトナー用モ
ータ77は、モータドライバ78を介してメインプロセ
ッサ群71で制御され、モータ31〜34および135
は、パルスモータドライバ79を介して第1サブプロセ
ッサ群72で制御され、モータ36,39,38.58
は、パルスモータドライバ80を介して第2サブプロセ
ッサ群73で制御される。また、露光ランプ4はランプ
レギュレータ81を介してメインプロセッサ群71で制
御され、ヒータ23aはヒータ制御部82を介してメイ
ンプロセッサ群71で制御される。そして、メインプロ
セッサ群71から第1゜第2サブプロセツサ群72.7
3へは各モータの駆動、停止命令が送られ、第1.第2
サブプロセツサ群72.73からメインプロセッサ群7
1へは各モータの駆動、停止状態を示すステータス信号
が送られる。また、第1サブプロセッサ群72には、モ
ータ31〜34の各初期位置を検出する位置センサ83
からの位置情報が入力されている。
第13図はメインプロセッサ群71の構成例を示すもの
である。即ち、91はワンチップマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと略称する)であり、入出力ボート9
2を介して図示しない操作パネルのキー人力検知および
各種表示制御などを行なう。また、マイコン91は入出
力ボート93〜96によって拡張されている。そして、
入出力ボート93には高圧トランス76、モータドライ
バ78、ランプレギュレータ81およびその他出力など
が接続され、入出力ボート94には用紙サイズを検知す
るサイズスイッチおよびその他人力が接続され、入出力
ボート95には複写条件設定スイッチおよびその他人力
などが接続される。尚、入出力ボート96はオプション
用である。
第14図は第1サブプロセッサ群72の構成例を示すも
のである。即ち、101はマイコンであり、メインプロ
セッサ群71と接続されている。
102はパルスモータの相切換間隔時間制御用のプログ
ラマブル・インターバル・タイマであり、マイコン10
1から設定値がセットされることにより、それに基づい
てカウントし、カウントアウトすると終了パルスをマイ
コン101の割込みラインに出力する。上記タイマ10
2には基準クロックパルスが入力されている。また、マ
イコン101には、前記位置センサ83からの位置情報
が入力されるとともに、入出力ポート103.104が
接続されている。そして、上記入出力ポート104には
、前記パルスモータドライバ79を介してモータ31〜
34.135が接続されている。
尚、上記入出力ポート103は、各パルスモータのステ
ータス信号をメインプロセッサ群71へ出力する場合な
どに使用される。
第15図は第2サブプロセッサ群73の構成を示すもの
である。即ち、111はマイコンであり、メインプロセ
ッサ群71と接続されている。112はパルスモータの
相切換間隔時間制御用のプログラマブル・インターバル
・タイマであり、マイコン111から設定値がセ゛ット
されることにより、それに基づいてカウントし、カウン
トアウトすると終了パルスを出力する。この終了パルス
はラッチ回路113にラッチされ、その出力はマイコン
111の割込みライン゛と入出力ボート入力ラインに供
給される。また、マイコン111には入出力ボート11
4が接続されており、この人出力ボ−ト114には前記
パルスモータドライバ80を介してモータ36.38.
39.58が接続されている。
第16図はパルスモータの制御回路を示すものであり、
入出力ボート121(第14図、第15図の入出力ボー
ト104.114に相当)にはパルスモータドライバ1
22(第12図のパルスモータドライバ79.80に相
当)が接続され、このパルスモータドライバ122にパ
ルスモータ123(前記パルスモータ31〜34.36
.38.39に相当)の各巻線A、B、A、Bが接続さ
れている。
第17図はパルスモータの速度制御方法を示すもので゛
ある。同図(a)はパルスモータの速度曲線であり、同
図(b)は相切換間隔を示している。
この図から明らかなように、始めは相切換間隔が長く、
徐徐に短くし、やがて等間隔になり、再び徐徐に長くな
り、停止する。即ち、これはパルスモータのスルーアッ
プおよびスルーダウンを示し、始めは自起動領域から立
上がり、高速領域で使用し、やがて立ち下がることであ
る。尚、tl、t2I・・txは相切換間隔の時間を示
す。
次に、この発明の要旨である原稿画像の消去手段につい
て説明する。
第18図、第19図において、第1キヤリツジ411に
はランプ4の光が遮られた部分にランプ4に沿ってガイ
ド軸130が設けられており、このガイド軸130には
原稿の消去範囲を指示する手段としてのスポット光源1
31が移動自在に設けられている。このスポット光源1
31は第19図に示すように、原稿台2に対向して設け
られた、例えば発光ダイオードあるいはランプ等の発光
素子132およびレンズ133からなり、発光素子13
2によって発生された光はレンズ133により、原稿台
2に直径dになるスポット光として照射されるようにな
っている。このスポット光は原稿台2にセットされた例
えば葉書程度の厚みの原稿Gを透過可能な輝度を有して
いる。また、スポット光m131はガイド軸130に沿
って配設されたタイミングベルト(歯付きベルト)13
4に17一 連結されている。このタイミングベルト134パルスモ
ータ135の回転軸に設けられたプーリ136と従動プ
ーリ137とに掛は渡されている。
したがって、パルスモータ135が回転されることによ
り、スポット光源131は第1キヤリツジ411の走査
方向と直交する方向に移動される。
また、ガイド軸130のパルスモータ135側端部に位
置する第1キヤリツジ411にはスポット光源131の
初期位置を検出するマイクロスイッチからなる位置セン
サ138が設けられている。
例えばスポット光源131が移動される場合、先ず、ス
ポット光源131が位置センサ138に当接して初期位
置が検知されるようになっている。
次に、上記′スポット光源131を用いて原稿の消去範
囲を指定する方法について説明する。このスポット光1
1131は前述した操作キー308〜30dを操作する
ことにより、発光素子132が点灯した状態で移動され
る。即ち、操作キー30b、30dを押すと、モータ3
3が駆動され、第1キヤリツジ411およびスポット光
源131が走査方向(第20図に示す矢印X方向)に移
動される。また、操作キー30a、30cを押すと、モ
ータ135が駆動され、スポット光源131が走査方向
と直交する方向(第20図に示す矢印X方向)に移動さ
れる。操作者は原稿Gを透過したスポット光を目視しな
がら操作キー308〜30dを操作し、例えば第21図
(a)に示す原稿G上のSi点にスポット光を移動した
状態で位置指定キー30eを押す。すると、このSlで
指定された座標位置が第12図に示すメインプロセッサ
群71に記憶される。同様にして原稿Gの82点にスポ
ット光を移動した状態で位置指定キー30eを押すと、
82点の位置がメインプロセッサ群71に記憶される。
このスポット光の位置は例えばパルスモータ33.13
5の駆動パルス数を計数することにより検知することが
できる。この後、消去範囲指定キー30fを押すと、第
21図(a)に示すように81.32点を対角点とする
長方形の領域(斜線で示す)が消去範囲として指定され
る。また、第21図(b)に示す如(原稿Gの83点、
84点を指定し、消去範囲指定キー300を押すと、8
3.84点を対角点とする正方形以外の部分が消去範囲
として指定される。このように、消去範囲指定キー30
f、30Qを押すと、指定された2点の位置および複写
倍率に基づいてメインプロセッサ群71で演算が行われ
、前記メモリ・140には消去範囲部分にハイレベル信
号 II I II、 それ以外の部分にローレベル信
号”0″が記憶される。即ち、このメモリ140は例え
ば各列方向の容量がスポット光1131のX方向の移動
距離÷yX方向位置解像度とほぼ一致されたRAMによ
って構成されており、メインプロセッサ群71より供給
されるデータにより、第21図(a)の場合であれば第
22図(a)に示すように、また、第21図(b)の場
合であれば第22図(b)に示すように、斜線部に対応
するアドレスにハイレベル信号、それ以外のアドレスに
ローレベル信号が記憶されるようになっている。
尚、この場合、原稿は複写面を表としてセットされ、消
去範囲指定終了後、裏返えして固定スケール21に沿っ
てセットされる。したがって、第22図に示すようにメ
モリ140に記憶される情報も実際は行方向に反転され
て記憶される。
一方、第23図に示すように、感光体ドラム10の例え
ば帯電器11と露光部phの間には消去手段としての消
去アレイ150が近接して設けられている。この消去ア
レイ150は第24図、第25図に示すように、感光体
ドラム10の回転方向と直交する方向に複数個の遮光用
セル151が配設され、これら遮光用セル151の内部
にそれぞれ第26図(a)(b)に示すような、例えば
発光ダイオードからなる発光素子152が設けられてい
る。また、各セル151の感光体ドラム10と対向する
開口部には発光素子152の光を感光体ドラム10の表
面に集光するレンズ153が設けられている。この消去
アレイ150に配設される発光素子の数は例えば前記メ
モリ140の列方向の容量と一致されている。ここで、
発光素子152相互間の距離をPとし、個数をN個とす
ると消去アレイ150の全長はQ=NXPとなる。
上記消去アレイ150は前述したアレイ駆動部160に
よって駆動される。このアレイ駆動部160は第27図
に示すように、前記メモリ140の列方向のビット数と
同一ビット数を有するシフトレジスタ161、このシフ
トレジスタ161の内容が保持されるストアレジスタ1
62、このストアレジスタ162の各出力信号によって
オン、オフ制御される複数のスイッチ素子163からな
るスイッチ回路164によって構成されており、これら
スイッチ素子163の可動接片163aは接地され、固
定接点163bはそれぞれ前記消去アレイ150を構成
する発光素子152の各カソードに接続されている。′
これら各発光素子152のアノードは電流制限用抵抗R
をそれぞれ介して電源VCCに接続されている。
しかして、前述したように原稿の消去範囲を指定した後
、原稿カバー11を閉じ、複写キー301を押すと、第
1キヤリツジ411および感光体ドラム10が動作され
るとともに、前記メモリ140より行方向(第22図に
示す)に1列分のデータが順次読出される。この読み出
されたデータD1はクロシフ信号CLKにより、アレイ
駆動部160のシフトレジスタ161に転送される。
シフトレジスタ161に1列分のデータが転送された後
、感光体ドラム10の帯電された部分が消去アレイ15
0に到達すると、メインプロセッサ群71よりラッチ信
号ILTFIが出力され、この信号に応じてシフトレジ
スタ162に供給される。
即ち、消去アレイ150は帯電器11と露光部Phとの
間に配置されているため、前記メモリ140により出力
される1行分のデータは、例えば消去アレイ150と露
光部Phの角度がθlであり、感光体ドラム10が各速
度で回転しているとすると、θ1/ωより以前にストア
レジスタ162に供給されるようラッチ信号LTH′の
出力タイミングが制御されている。
スイッチ回路164の各スイッチ素子1′63はこのス
トアレジスタ162の出力信号によって制御される。つ
まり、ストアレジスタ162の出力レベルがハイレベル
である場合はオンとされ、ローレベルである場合はオフ
とされる。この結果、各スイッチ回路163に接続され
た発光素子152は支イッチ素子162がオンの場合点
灯され、オフの場合消灯される。したがって、感光体ド
ラム10の帯電部分のうち、発光素子152が点灯され
た部分は除電され、この除電された部分はその後露光さ
れても静電潜像が形成されず、原稿画像の消去が行われ
たことになる。以下、同様にして、メモリ140のデー
タが1列づつ読出され、画像の消去が行われる。
次に、この発明の要旨について説明する。この発明にお
いては、スポット光を移動して原稿の消去範囲を指定□
する場合、変倍用レンズブロック8が少なくとも拡大位
置以外の位置に移動されるようになっている。
第1図はミラー6.7と変倍用レンズプロ・ツク8の関
係を示すものである。一般に、変倍を行なうためには、
光路長(原稿面から感光体ドラム10繭での距離)と変
倍用レンズブロック8位置を1/a+1/b=1/f 
     ’の式にしたがって変えなければならない。
つまり、変倍用レンズブロック8は縮小の場合、等偏位
置AからBの範囲に移動され、拡大の場合、等偏位置A
からCの範囲に移動される。また、光路長を変えるには
、ミラー5.6.7を移動することによって行われる。
□ところで、最近の複呻機は形状を小型化するため、原
稿台2を最大限・に走査する″場合、ミラー6.7を第
2図に示す如く、等偏位置′にある変倍用レンズブロッ
ク8の′極近傍まで移動させる傾向がある。したがって
、前述したスポット光源131を用いて、第3図に示す
如く、”最大消去゛範囲Emaxの内部で消去範囲を指
定する場合、変倍用レンズブロック8が拡大位置にある
と、スポット光源131を移動する際、支障を来たすこ
とがある。 そこで、この発明においては、消去範囲を
指定する際、変倍用レンズブロック8が拡大位置以外の
位置に移動されるようになっている。
即ち、前述した如く、原稿、を固定スケニル22に沿っ
てセットした後、操作パネル30における操作キー30
8〜30dのいずれかを操作すると、前記メインプロセ
ッサ群′71では、第4図に示すような制御が行われる
。即ち、先ず、ステップST1では操作キー30a〜3
6dが操作されたか杏かが判別され、操作されたものと
判別された場合は、制−がステップST2へ移行される
。この −ステップST2では変倍用レンズブロック゛
8が拡大位置にあるか否かが、例えば倍率設定キー30
gやズームキー307の設定状態より判別される。この
結果、拡大倍率が設定されているものと判別さ□れた場
合、制御がステップST3に移行され、移゛動フうグが
オンとされる。この後、ステップ8T4に゛おいて、変
倍用レンズブロック8が例えば等偏位置に移動された後
、制御がステレプST5へ移行される。また、前記ステ
ップST2において、変倍用レンズブロック8が拡大位
置にないものと判別され゛た場合は、制御が゛ステップ
ST5に移行され−る。このステップST5では、前述
したように゛操作キー30a〜30dの操作に従って、
スポット光5131が移動され、原稿の消去範囲が指定
される。この後、ステップST6において、消去範囲指
定キー30f、30oが操作されたか否かが判別され、
操作された場合は、制御がステップST7に移行される
。このステップST7では、前記移動フラグがオンとさ
れているか否かが判別される。この結果、移動フラグが
オンとされている場合は、ステップST8において、変
倍用レンズブロック8が元の位置に復帰され、制御がス
テップST9に移行される。また、前記ステップST7
において、移動フラグがオフであるものと判別された場
合は、制御がステップST9に移行される。このステッ
プST9では、複写キー301が操作されたか否かが判
別され、操作された場合は、ステップ5T10において
、前述した消去・複写動作が行われる。この消去・複写
動作が終了すると、全ての処理が終了される。
尚、上記説明で、は、消去範囲指定キー30f、30o
の操作に応じて、変倍用レンズブロック8の復帰タイミ
ングを設定したが、これに限らず、例えば第5図にステ
ップST11〜ステツプ5T14で示す如く、ステップ
ST6に示す消去範囲指定キー30 f 、 30Ωの
操作検出後、ステップST11において、複写キー30
1が操作されたか否かを判別し、複写キー301が操作
された場合、移動フラグの状態に応じて変倍用レンズブ
ロック8を制御するようにしてもよい。尚、第5図にお
いて、第4図と同一部分には同一符号を付す。
上記実施例によれば、原稿の不要な部分を指定して消去
することができるため、複写画像の編集等を行なう上で
便利である。しかも、操作キー308〜30dを操作し
、スポット光源131を移動すると、変倍用レンズブロ
ック8が少なくとも拡大位置以外に移動されるようにな
っている。したがって、スポット光源131を消去指定
範囲の最大限まで、支障なく移動することが可能である
また、消去範囲指定時に変倍用レンズブロック8を移動
することにより、複写機本体1の大型化を抑えることが
可能である。
さらに、操作キー30a〜30dの操作に対応して変倍
用レンズブロック8が自動的に移動されるため、操作性
が良好なものである。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば前記消去アレイ150の配設位置は第23図に限
らず、第28図に示す如く、露光部Phと現像器12の
間に配設し、形成された静電潜像を指定に応じて消去す
るように構成することも可能である。
その他この発明の要旨を変えない範囲において種々変形
実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、装置形状を大
型化することなく、原稿画像の任意の部分を消去して複
写することが可能な画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれこの発明に係わる画像形成装
置の一実施例を示すものであり、変倍用レンズブロック
とミラーの関係を説明するために示す図、第3図は消去
指定範囲を説明するために示す要部の平面図、第4図は
この発明の詳細な説明するために示す図、第5図はこの
発明の他の実施例を示すものであり、動作を説明するた
めに示す図、第6図、第7図はそれぞれ画像形成装置の
構成を示すものであり、第6図は外観斜視図、第7図は
側断面図、第8図は操作パネルの構成を示す平面図、第
9図は駆動部の構成を示す斜視図、第10図は光学系の
駆動機構を概略的に示す斜視図、第11図は指針の駆動
機構を概略的に示す斜視図、第12図は全体的な制御回
路を示す構成図、第13図はメインプロセッサ群の構成
図、第14図は第1サブプロセッサ群の構成図、第15
図は第2サブ/ロセツサ群の構成図、第16図はパルス
モータの制御回路を示す概略構成図、第17図はパルス
モータの速度制御方法を説明するための図、第18図は
スポット光源を示す要部の斜視図、第19図はスポット
光源を示す要部の側断面図、第20図および第21図は
それぞれスポット光源の動作を説明するために示す平面
図、第22図はメモリの内容を説明するための図、第2
3図は消去アレイの配置を示す要部の側断面図、第24
図、第25図はそれぞれ消去アレイと感光体ドラムの関
係を示すものであり、第24図は要部のみを示す斜視図
、第25図は要部のみを示す正面図、第26図は消去ア
レイの構成を示すものであり、同図(a)は側断面図、
同図(b)は一部を切除して示す正面図、第27図はア
レイ駆動部の構成を示す回路図、第28図は消去アレイ
の他の配置例を示す要部の側断面図である。 1・・・本体、2・・・原稿台、10・・・感光体ドラ
ム、30・・・操作パネル、30a〜30d・・・操作
キー、30e・・・位置指定キー、71・・・メインプ
ロセッサ群、131・・・スポット光源、132・・・
・・・発光素子、133・・・レンズ、135・・・パ
ルスモータ、140・・・メモリ、150・・・消去ア
レイ、152・・・発光素子、153・・・レンズ、1
60・・・アレイ駆動部、P・・・用紙、ph・・・露
光部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 諏 /’7A 第19図 d 第20図 第21図 第22図 (a) 品 第23図 第28図 第24図 第25図 第26図 第27図 1づO

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿台に載置された原稿を光学的に走査する走査
    手段と、この走査手段によって得られた光学像を電荷が
    付与された像担持体へ結像する光学系と、この光学系内
    に設けられ前記光学像の形成倍率を変える変倍手段と、
    前記像担持体に形成された像を現像する現像手段と、こ
    の現像された像を被転写材に転写する転写手段とからな
    る画像形成装置において、前記走査手段に設けられスポ
    ット光により原稿の所定範囲を指示する指示手段と、画
    像形成時に前記指定された範囲内あるいは範囲外の電荷
    あるいは画像を前記像担持体より消去する消去手段と、
    前記指示手段の動作時に前記変倍手段を少なくとも拡大
    位置以外に移動させる制御手段とを具備したことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. (2)前記指示手段は走査手段の移動方向と直交する方
    向に移動可能で前記原稿にスポット光を照射する発光素
    子からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の画像形成装置。
  3. (3)前記消去手段は前記像担持体に沿って配設された
    複数個の発光素子からなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の画像形成装置。
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