JPS62154826A - エコ−制御方式 - Google Patents
エコ−制御方式Info
- Publication number
- JPS62154826A JPS62154826A JP29583485A JP29583485A JPS62154826A JP S62154826 A JPS62154826 A JP S62154826A JP 29583485 A JP29583485 A JP 29583485A JP 29583485 A JP29583485 A JP 29583485A JP S62154826 A JPS62154826 A JP S62154826A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- echo
- signal
- control device
- output
- microphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
スピニカからの音声を音響結合によってマイクに帰還す
るエコーパスを有する系において、エコー信号の過去の
信号系列からエコー信号の予測値を生成し、これをエコ
ー信号から減算することによって、エコー信号を消去す
る。
るエコーパスを有する系において、エコー信号の過去の
信号系列からエコー信号の予測値を生成し、これをエコ
ー信号から減算することによって、エコー信号を消去す
る。
本発明はエコーを防止するための方式に係り、特に予測
器を用いて簡易にエコーを消去するエコー制御方式に関
するものである。
器を用いて簡易にエコーを消去するエコー制御方式に関
するものである。
エコーは例えば音声会議装置等において問題となるもの
である。第7図は、音声会議装置における一方の会議室
におけるスピーカとマイクの配置を示したものであって
、近接して配置されたスピーカ1とマイク2の間におけ
る音響結合によってエコーが発生する。エコーが発生す
ると一般に著しく音質を損い、明瞭度が低下するため、
エコーを防止することが要望される。
である。第7図は、音声会議装置における一方の会議室
におけるスピーカとマイクの配置を示したものであって
、近接して配置されたスピーカ1とマイク2の間におけ
る音響結合によってエコーが発生する。エコーが発生す
ると一般に著しく音質を損い、明瞭度が低下するため、
エコーを防止することが要望される。
従来、エコーを防止するためには周知のエコーキャンセ
ラが一般に用いられている。エコーキャンセラは、入力
状態に応じてその特性を適応的に変化してエコーパスの
特性を推定するFIR(FiniteImpTLlse
Re5ponce ) フィルタを有し、スヒーカ
入力信号からこのフィルタを経てエコー成分と同一の補
償用信号を作成し、マイク出力から補償用信号を減算す
ることによってエコー成分を除去された出力信号を得る
ものであり、これによって有効にエコーを防止すること
ができる。
ラが一般に用いられている。エコーキャンセラは、入力
状態に応じてその特性を適応的に変化してエコーパスの
特性を推定するFIR(FiniteImpTLlse
Re5ponce ) フィルタを有し、スヒーカ
入力信号からこのフィルタを経てエコー成分と同一の補
償用信号を作成し、マイク出力から補償用信号を減算す
ることによってエコー成分を除去された出力信号を得る
ものであり、これによって有効にエコーを防止すること
ができる。
エコーキャンセラは構成が複雑であり、特に会議室が大
きくエコーバスにおける遅延時間が長い場合には、適応
形FIRフィルタにおけるタップ数が著しく多くなる0
例えば遅延時間が250m5の場合、8 KHzサンプ
リングのFil?フィルタにおいて必要なタップ数は2
000であって、回路規模が大きくなり従って高価なも
のになることを避けられない。
きくエコーバスにおける遅延時間が長い場合には、適応
形FIRフィルタにおけるタップ数が著しく多くなる0
例えば遅延時間が250m5の場合、8 KHzサンプ
リングのFil?フィルタにおいて必要なタップ数は2
000であって、回路規模が大きくなり従って高価なも
のになることを避けられない。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決しようとす
るものであって、第1図に、示すような原理的構成を具
えでいる。
るものであって、第1図に、示すような原理的構成を具
えでいる。
101は予測手段であってエコー信号の過去の信号系列
からエコー信号の予測値を生成する。
からエコー信号の予測値を生成する。
+02は減算手段であって、予測手段101の生成した
予測値をエコー信号から減算する。
予測値をエコー信号から減算する。
エコー信号の予測値を生成してエコー信号から差引くエ
コー制御装置を信号経路に挿入したので、エコーバスを
有する系の信号経路におけるエコー信号が消去される。
コー制御装置を信号経路に挿入したので、エコーバスを
有する系の信号経路におけるエコー信号が消去される。
第2図は本発明の一実施例であって、IOは本発明によ
るエコー制御装置を示し、11は線形予測器、12は加
算器である。
るエコー制御装置を示し、11は線形予測器、12は加
算器である。
第2図において、マイク2の出力信号はエコー制御装置
10に加えられる。マイク出力信号にはエコー成分の信
号E (Z)が含まれている。線形予測器11はエコー
信号E (Z)の過去の信号系列を用いて推定したエコ
ーバスの伝達関数の推定値H。
10に加えられる。マイク出力信号にはエコー成分の信
号E (Z)が含まれている。線形予測器11はエコー
信号E (Z)の過去の信号系列を用いて推定したエコ
ーバスの伝達関数の推定値H。
(Z)を有し、エコー制御装置10の出力信号(工おい
て、エコー信号E (Z)と逆極性に加算される。従っ
て加算器12の出力においてはエコー信号は打ち消され
、エコー制御装置10からエコーを消去されたマイク出
力信号を得る。
て、エコー信号E (Z)と逆極性に加算される。従っ
て加算器12の出力においてはエコー信号は打ち消され
、エコー制御装置10からエコーを消去されたマイク出
力信号を得る。
このように線形予測を用いてエコーの消去を行うことが
できる理由は、以下のように音声信号における線形予測
との類推から説明される。
できる理由は、以下のように音声信号における線形予測
との類推から説明される。
第3図は音声信号の生成過程を示したものである。同図
において21は音声の生成伝達関数を示し、駆動信号P
(Z)(一般にホワイトノイズまたはインパルスからな
る信号)に生成伝達関数HP(Z)を乗じることによっ
て、音声信号V (Z)が得られる。
において21は音声の生成伝達関数を示し、駆動信号P
(Z)(一般にホワイトノイズまたはインパルスからな
る信号)に生成伝達関数HP(Z)を乗じることによっ
て、音声信号V (Z)が得られる。
第4図は音声の線形予測を説明したものである。
線形予測器11は音声信号の過去の信号系列を用い、線
形予測によって生成伝達関数の推定値Hy (Z )を
作成して保持しており、出力信号(誤差信号P(Z))
に、生成伝達関数HP(Z)を乗じて音声信号の予測値
V (Z)を発生する。加算器12においては、音声信
号V (Z)に対してその予測値■(Z)を逆極性に加
算することによって、出力誤差信号P (Z)を得る。
形予測によって生成伝達関数の推定値Hy (Z )を
作成して保持しており、出力信号(誤差信号P(Z))
に、生成伝達関数HP(Z)を乗じて音声信号の予測値
V (Z)を発生する。加算器12においては、音声信
号V (Z)に対してその予測値■(Z)を逆極性に加
算することによって、出力誤差信号P (Z)を得る。
いま線形予測器11において、予測が十分正しく行われ
ていれば誤差信号P(Z)は零となる。
ていれば誤差信号P(Z)は零となる。
第5図はエコー信号の生成過程を説明するものであり、
22はエコーバスの伝達関数Ht、・(Z )を示して
いる。
22はエコーバスの伝達関数Ht、・(Z )を示して
いる。
第5図(1)において、駆動信号P (Z)に音声の生
成伝達関数H,(Z)を乗じることによって、音声信号
V (Z)を得、これにエコーバスの伝達関数HE(Z
)を乗じることによって、エコー信号E(Z)を得る。
成伝達関数H,(Z)を乗じることによって、音声信号
V (Z)を得、これにエコーバスの伝達関数HE(Z
)を乗じることによって、エコー信号E(Z)を得る。
伝達関数HP(Z)とHE(Z)は順序を逆にしても同
じ結果が得られる。第5図(2)において、駆動信号P
(Z)にエコーバスの伝達関数HE(Z)を乗じるこ
とによって信号U (Z)を得、これに音声の生成伝達
関数H,,(Z)を乗じることによって、エコー信号E
(Z)を得る。
じ結果が得られる。第5図(2)において、駆動信号P
(Z)にエコーバスの伝達関数HE(Z)を乗じるこ
とによって信号U (Z)を得、これに音声の生成伝達
関数H,,(Z)を乗じることによって、エコー信号E
(Z)を得る。
第6図はエコー信号の線形予測を説明したものである。
線形予測器11は、エコー信号の過去の信号系列を用い
て、線形予測によって生成伝達関数の推定値HV(Z)
を作成して保持しており、出力信号(誤差信号U (Z
) =P (Z) ・HE(Z) )に生成伝達関数
Hy (Z )を乗じてエコー信号の予へ 測値E (Z)を発生する。加算器12においてはエコ
ー信号E (Z)に対してその予測値E (Z)を逆極
性に加算することによって、出力誤差信号U(Z)を得
る。いま線形予測器11において予測が十分正しく行わ
れていれば、誤差信号U (Z)は零となる。
て、線形予測によって生成伝達関数の推定値HV(Z)
を作成して保持しており、出力信号(誤差信号U (Z
) =P (Z) ・HE(Z) )に生成伝達関数
Hy (Z )を乗じてエコー信号の予へ 測値E (Z)を発生する。加算器12においてはエコ
ー信号E (Z)に対してその予測値E (Z)を逆極
性に加算することによって、出力誤差信号U(Z)を得
る。いま線形予測器11において予測が十分正しく行わ
れていれば、誤差信号U (Z)は零となる。
第2図に示された本発明の実施例においては、第6図に
示された線形予測を利用して、エコー信を得るようにし
ている。従って、線形予測器11における予測が十分正
しく行われれば、誤差信号出力は零となりエコーが打ち
消される。
示された線形予測を利用して、エコー信を得るようにし
ている。従って、線形予測器11における予測が十分正
しく行われれば、誤差信号出力は零となりエコーが打ち
消される。
第4図に示されたように音声に線形予測を通用した場合
の予測ゲイン(入力信号のパワー/出力信号のパワー)
は、予測器MP(Z)と音声信号V (Z) =P (
Z) ・H,(Z)のレベル差によって示され、一般
に15〜20dB程度の値が得られる。
の予測ゲイン(入力信号のパワー/出力信号のパワー)
は、予測器MP(Z)と音声信号V (Z) =P (
Z) ・H,(Z)のレベル差によって示され、一般
に15〜20dB程度の値が得られる。
一方、エコーバスの伝達関数H,(Z)の利得は、一般
に1以下であり大きくlを超えることはない。
に1以下であり大きくlを超えることはない。
従ってエコー制御装置の出力信号P (Z) ・HE
(Z)のパワーは予測ゲインで規定される分だけエコー
信号E (Z)のパワーより小さくなる。すなわち第2
図に示されたエコー制御装置では、予測ゲインがエコー
抑圧量(エコー制御装置の入力パワー/出力パワー)と
なる。
(Z)のパワーは予測ゲインで規定される分だけエコー
信号E (Z)のパワーより小さくなる。すなわち第2
図に示されたエコー制御装置では、予測ゲインがエコー
抑圧量(エコー制御装置の入力パワー/出力パワー)と
なる。
このように音声信号を扱うエコー制御装置では、エコー
信号の過去の信号系列を用いて、線形予測によりエコー
を抑圧することが可能である。
信号の過去の信号系列を用いて、線形予測によりエコー
を抑圧することが可能である。
以上説明したように本発明の方式によれ12′、エコー
信号の過去の信号系列を用い、線形予測によってエコー
信号の推定値を得てこれによってエコーの抑圧を行うこ
とができる。本発明の方式によれば簡易な構成でエコー
消去を行うことができ、エコーパスの遅延時間が大きい
場合にもあまり回路規模が増大しない利点がある。
信号の過去の信号系列を用い、線形予測によってエコー
信号の推定値を得てこれによってエコーの抑圧を行うこ
とができる。本発明の方式によれば簡易な構成でエコー
消去を行うことができ、エコーパスの遅延時間が大きい
場合にもあまり回路規模が増大しない利点がある。
第1図は本発明の原理的構成を示す図、第2図は本発明
の一実施例を示す図、 第3図は音声信号の生成過程を示す図、第4図は音声信
号の線形予測を説明する図、第5図はエコー信号の生成
過程を示す図、第6図はエコー信号の線形予測を説明す
る図、第7図は音声会議装置におけるエコーの発生を説
明する図である。 l・・・スピーカ、 2・・・マイク、 10・・・エコー制御装置、 11・・・線形予測器、 12・・・加算器、 加算器 本発明の原理的構成を示す図 第 1 図 本発明の一実施例を示す図 第 2 図 音声信号の生成過程を示す図 第 ろ 図 加算器 1゛1線形予測器 音声信号の線形予測を説明する図 第 4 図 21・・・音声の生成伝達関数 22・・・エコーバ
スの伝達関数エコー信号の生成を説明する図 第 5 図 加算器 エコー信号の線形予測を説明する図 第 6 図 エコーの発生を説明する図 第 7 図
の一実施例を示す図、 第3図は音声信号の生成過程を示す図、第4図は音声信
号の線形予測を説明する図、第5図はエコー信号の生成
過程を示す図、第6図はエコー信号の線形予測を説明す
る図、第7図は音声会議装置におけるエコーの発生を説
明する図である。 l・・・スピーカ、 2・・・マイク、 10・・・エコー制御装置、 11・・・線形予測器、 12・・・加算器、 加算器 本発明の原理的構成を示す図 第 1 図 本発明の一実施例を示す図 第 2 図 音声信号の生成過程を示す図 第 ろ 図 加算器 1゛1線形予測器 音声信号の線形予測を説明する図 第 4 図 21・・・音声の生成伝達関数 22・・・エコーバ
スの伝達関数エコー信号の生成を説明する図 第 5 図 加算器 エコー信号の線形予測を説明する図 第 6 図 エコーの発生を説明する図 第 7 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 スピーカからの音声を音響結合によってマイクに帰還す
るエコーパスを有する系において、エコー信号の過去の
信号系列からエコー信号の予測値を生成する予測手段(
101)と、 該予測値をエコー信号から差引く減算手段(102)と
を具えてなるエコー制御装置を信号経路に挿入してなる
ことを特徴とするエコー制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29583485A JPS62154826A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | エコ−制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29583485A JPS62154826A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | エコ−制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62154826A true JPS62154826A (ja) | 1987-07-09 |
Family
ID=17825785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29583485A Pending JPS62154826A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | エコ−制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62154826A (ja) |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP29583485A patent/JPS62154826A/ja active Pending
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