JPS62154502A - 感圧導電性ゴム組成物 - Google Patents

感圧導電性ゴム組成物

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JPS62154502A
JPS62154502A JP60294718A JP29471885A JPS62154502A JP S62154502 A JPS62154502 A JP S62154502A JP 60294718 A JP60294718 A JP 60294718A JP 29471885 A JP29471885 A JP 29471885A JP S62154502 A JPS62154502 A JP S62154502A
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JP
Japan
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pressure
rubber composition
sensitive
conductive
conductive rubber
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Application number
JP60294718A
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English (en)
Inventor
孝之 柴崎
上村 一夫
渡辺 治雄
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、スイッチなどに用いられる感圧導電性ゴム組
成物に関する。
〔従来技術とその問題点〕
感圧導電性ゴム組成物として、金属系の貴金属粉,ニッ
ケル粉,銀メッキした銅粉などを導電粒子として用いた
ものがあるが、このような感圧導電性ゴム組成物は金属
の酸化や、ゴムの劣化が生じ易い問題があった。そこで
各種添加剤を加えることににつで酸化防止、劣化防止が
図られでいるが、機械的性質・耐久性等の改善にはまだ
不十分である。
また、lA素系のカーボンブラック、黒鉛粉、マイク[
コカーボンなどを導″電粒子とした感圧導電性ゴムにあ
っては、導電性粒子が無機物であるもろいため、繰り返
し耐久性が悪いという欠点がある。
このように感圧導電性ゴムは、繰り返しによる電気伝導
度の安定性J5よび耐久性に問題が有るため、従来から
その改良が図られて来た。
例えば特開昭54−80350号公報で開示された感圧
導電性ゴム組成物にあっては、人造黒鉛粒子の丸み度を
コントロールすることにより繰り返し耐久性を向上させ
ている。
また、特開昭53−43749号公報で開示された感圧
導電性ゴム組成物にあっては、金属製の導電粒子にジア
ルキルチタネート化合物等を添加づることにJ、り再現
性・繰り返しによる市気特tIの変化を押さえでいる。
しかしながら、これらの感圧導電性ゴム組成物にあって
も、実用上充分な繰り返し耐久性を達成できない不)曇
)があった。
c問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明の感圧導電性ゴム組成物にあっては、導
電性材料の粉末と高分子物質どの混合物によって導゛市
粒子を形成することによって上記問題点の解決を図った
以下、本発明の感圧導電性ゴム組成物を詳しく説明する
感圧導電性ゴム組成物(以下、感圧ゴムと略称する)は
、ゴム状組成物中に導電粒子が分散されたもので、本発
明の感圧ゴムにあっては導電粒子が導電性材料の粉末と
高分子物質とから形成されている。
S雪粒子をなで一導電性材料としては、一般の導゛眉樹
脂に使用されている各種のもの、例えば、カーボンブラ
ック、黒鉛粉、マイクロカーボン、銀・金・白金等の員
金属の粉末、ニッケルの粉末。
ステンレス鋼の粉末、銅粉末、銀メッキされた銅粉末な
どを用いることができる。中でも、350d以上の吸油
mを有するカーボンブラック(通称ECブラック)は、
少ない添加量で高い導電性を示すので、ロス1〜的に安
価であるうえ(りられる感圧導電性ゴムの繰り返し耐久
性を大幅に向上できる利点がある。
これら導電性材料は粒径約50μm以下に粉末化されて
用いられる。導電性材料の粒径が50μmを越えると、
後述する高分子材料と混合されて導電粒子となされた際
に各導電粒子に均一に分散し1qなくなり、導電粒子の
伝導度のバラツキが大きくなる不都合が生じる。
この導電性材料の粉末と混合される高分子材料としては
、導′市性粉宋・繊維・箔を混合・分散して導電性を示
すものであるならば、感圧ゴムの使用目的に合わせて種
々のものをj■いることができる。 例えば、凡用的な
合成樹脂であるポリエチレン(PE)、ポリプロピレン
(PP)、スチレン・アクリロニ1−リルコボリマー〈
△S)、アクリニトリル・ブタジェン・スチレンターポ
リマー<ABS)、ポリビニルフルコ−/L/ (PV
A)。
ポリカーボネート(PC)、ボリスヂレン(PS)およ
びポリエチレンテレフタレート(PET)。
ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリ■ステ
ル、ナイロン等のポリアミド(P A )にjどを、感
圧ゴムの使用環境に合わせて適宜利用することができる
上記導電性材料の粉末と高分子物質とは、均一に混合さ
れた後粉砕等により小粒子化され、導′市粒子とされる
。その際、導電性材料の粉末と高分子物質とは、得られ
る導電粒子の電気伝′)j)率が10 ”mho /c
m程度以上になるような割合で混合される。導電粒子の
電気伝導率が10 ”10mha/ cm未渦になると
、(qられる感圧ゴムの電気抵抗が大と4【す、感圧導
電性が1(1なわれる不都合が生じる。
また、この導電粒子の粒径は1〜600 u m程度と
される。導電粒子の粒IYが1μm未満にhると、上記
導電性材料の粉末を各粒子に均一に分散させ難くなる。
ま10粒径が600μmを越えると、感圧性を発揮づる
ように感圧ゴム中に導電粒子を均一に分散できなくなる
不都合が生じる。
このような5g電粒子が分散されるゴム状組成物として
は、シリコンゴム、クロロブレンゴム、スヂレンブタジ
エンラバ−(SBR)、天然ゴムなど、種々のゴム状弾
性体を用いることができる。
ゴム状組成物に対Jる導電粒子の混合51は、体積分率
で5%〜50%、好ましくは10%〜40%である。こ
の混合量が5%未満では感圧ゴムが圧力を加えても導電
性は生じないものとなる。又50%を越えると感圧ゴム
が非加圧時にも導電性が生じ、感圧性を示さないものと
なり、いずれの場合も好ましくない。
〔作用〕
本発明の感圧ゴムは、導電性材料の粉末と高分子物質と
が混合されて導電粒子が形成されているので、高分子物
質によって、ゴムの劣化を促進するような触媒効果を抑
制することができ、そのうえ更に導電性材料の粉末の破
損が防出される。従って、本発明の感圧ゴムは耐久性が
よく長期間の使用によっても電気的特性1機械的特性が
変化しない安定性の良い感圧ゴムとなる。
また、従来の感圧ゴムに用いられている導電粒子は、そ
の体積固有抵抗が一定であるが、本発明の感圧ゴムに用
いられる導電粒子は混合物であるので、導電粒子中の導
電材料の割合を変えることによりその体積固有抵抗をコ
ントロールすることができる。従って、本発明の感圧ゴ
ムは、加圧時の体積固有抵抗を、導電粒子の粒径1粒径
分布および導電粒子の体積分率から独立してコントロー
ルできるものとなる。
〔実施例〕
以下、実施例に沿って本発明の感圧ゴムをさらに詳しく
説明する。
実施例 1 ECブラック(吸油ff1350d)15重量部と、A
s樹脂85重番部をバンバリーミキサ−で加熱・混合し
た。この混合物を粉砕し、ふるいで150メツシユから
250メツシユの粒子を補集して導電粒子とした。この
導電粒子30重組部をシリコンゴム70重足部に加え常
法により硬化させ厚さ0.58のシートとした。
次にこのシートを以下の方法で試験して、その耐久性の
評価を行なった。まずシートを上下から電極ではさみ5
00 Q / oiの力で繰り返し加圧し、一定回数ご
とに加圧力と抵抗のグラフを書いた。
グラフはしばらくは同じ形を描くが回数を増加していく
と次第にグラフの形が変化してい(。そしである回数以
上になると急激に形が変化する。その時の回数をシート
の寿命と判定した。
実施例 2 ECブラック(吸油量350雇)15手W部と、へBS
樹脂85重缶部をバンバリーミキサ−で加熱・混合した
。この混合物を粉砕し、ふるいで150メツシユから2
50メツシユの粒子を補集した。この導電粒子30重置
部をシリコンゴハフ0m吊部に加え、畠°法により(〆
万化させ厚さ0.5mmのシートとした。以下実施例1
と同様にしてシートの耐久性を測定した。
実施例 3 ECブラック(吸油量350d)15重量部と、PP樹
樹脂8虫 ・混合した。この混合物を粉砕し、ふるいで150メツ
シユから250メツシユの粒子を補集した。
この導電粒子30重置部をシリコンゴム7Offlff
f部に加え、常法により硬化さけ厚さ0.5酬のシート
とした。以下実施例1と同様にしてシートの耐久性を測
定した。
比較例 1 EC7ラツク(吸ff1ffi350d)4.5重量部
に、粉砕されふるいで150メツシユから250メツシ
コの粒径にそろえられたAS樹脂25.5重量部とシリ
コンゴム70’lt部とを加え、常法により硬化させ厚
さ0.5mのシートとした。以下、実施例1と同様にし
てシートの耐久性を測定した。
比較例 2 黒?()を粉砕して150メツシユから250メッシコ
の粒子を補集した。この粒子50重組部をシリコンゴム
1oo=aa部に加え、常法により硬化させ厚さ0.5
m+++のシー1〜とした。以下実施例1と同様にシー
1〜の耐久性を測定した。
比較例 3 ニッケル粉末150重M部、シリコ重量ゴム100重吊
部を混合し、比較例1とh1様に0.5+nmのシー1
〜を作った。以下実施例1と同様にシー1〜の耐久性を
測定した。
結果を下表に示す。
衷 上表の結果から、本発明の感圧ゴムは優れた繰り返し耐
久性を右でるものであることが判明した。
(発明の効果) 以上詳しく説明したように、本発明の感圧導電性ゴム組
成物は、導電性材料と高分子物質との混合物の粉末を導
電粒子としたちのく1ので、導電粒子が機械的強度の優
れたものどなる。従って、本発明の感J]:導電性ゴム
組成物は、繰り返し耐久性の高いものとなる。
また、本発明の感圧導電性ゴム組成物の導電粒子は混合
物であるので、その組成比により粒子の体積固有抵抗を
任意に変化させることができる。
よって、本発明の感圧導電性ゴム組成物は、その体積固
有抵抗が導電粒子の粒径い粒径分布あるいは導電粒子の
混入市等から独立してコントロールできることとなるの
で、その調整が飛躍的に容易になり、望む性能の感圧S
電性ゴムを簡便に製造できる利点がある。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゴム状組成物中に導電粒子が分散されてなる感圧
    導電性ゴム組成物において、 上記導電粒子が、導電性材料の粉末と高分子物質とが混
    合されてなるものであることを特徴とする感圧導電性ゴ
    ム組成物。
  2. (2)上記導電性材料の粉末が、カーボンブラック、黒
    鉛粉、マイクロカーボンあるいは貴金属、ニッケル、ス
    テンレス鋼、銅、銀メッキされた銅の粉末よりなる群か
    ら選ばれたものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の感圧導電性ゴム組成物。
  3. (3)上記カーボンブラックが吸油量350ml以上の
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の感圧導電性ゴム組成物。
  4. (4)上記高分子物質が合成樹脂であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の感圧導電性ゴム組成物。
  5. (5)上記合成樹脂が、ポリエチレン、ポリプロピレン
    、スチレン・アクリロニトリルコポリマー、アクリロニ
    トリル・ブタジエン・スチレンターポリマー、ポリビニ
    ルアルコール、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ
    エステル、ポリアミドよりなる群から選ばれたものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の感圧導
    電性ゴム組成物。
  6. (6)上記導電粒子の粒径が1〜600μmであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の感圧導電性ゴ
    ム組成物。
JP60294718A 1985-12-27 1985-12-27 感圧導電性ゴム組成物 Pending JPS62154502A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62283140A (ja) * 1986-05-30 1987-12-09 Nok Corp 導電性ゴム組成物の製造法
JP2016534339A (ja) * 2013-08-12 2016-11-04 ライフスキャン・スコットランド・リミテッド 電気接点一体型の水密ケーシング

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