JPS62154080A - Ｉｃカ−ド読み取り・書き込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の喀 本発明は、半導体素子を内蔵したプラスチック製カード
、いわゆる、ＩＣカードの読み取り・書き込み装置に間
するものである。

良迷！ｌ支止− ＩＣカード読み取り・書き込み装置の主要な機能は、Ｉ
Ｃカードと、外部機器との間の電気的な接触を確実に行
うことにある。

現在、このような目的のために使用ないしは提案されて
いるＩＣカード読み取り・書き込み装置としては、添付
図面の第６及び７図に示すようなしのが知られている。

すなわち、第６図に示す装置においては、中空箱状のハ
ウジング３ｂの内部に形成されたＩＣカード搬送路３ｃ
に沿ってＩＣカード３ａが搬入され、ＩＣカード３ａが
所定の位置に規定されると、コンタクト・ヘッド３ｄを
備えているソレノイド３ｅが作動し、コンタクト・ヘッ
ド３ｄと、ＩＣカード３ａとの端子間の接触が行なわれ
るようになっているものである。

これに対し、第７図に示す装置は、ＩＣカード４ａと中
空箱状のハウジング４ｂ内のコンタクト・ヘッド４ｄと
が一緒に動きながら両端子間の接触を行うもので、この
ために、ヘッド・キャリヤ４ｅに取り付けられているコ
ンタクト・ヘッド４ｄが、ハウジング４ｂ内に設置され
たカム・ブロック４ｆに沿って降下可能とされており、
ＩＣカード４ａがカード搬送路４ｃに沿って搬入される
と、ヘッド・キャリヤ４ｅに突き当たり、その時点にお
いて両端子間の位置決めが行なわれ、更に、ＩＣカード
４ａが、カード搬送路４Ｃに沿って搬入されると、コン
タクト・ヘッド４ｄは、カム・ブロック４ｆに沿って降
下し、両端子間の接触が行われるが、その間における両
端子間の位置決めは、くずれることが無い。

日が　゛　しよう　　る口 しかしながら、これらの公知の両装置によると、コンタ
クト・ヘッド３ｄないしは４ｄは、ＩＣカード３ａない
しは４ａの端子に対して垂直に昇降するだけであるので
、両端子が接触する際に、両者の間には、何らのしゆう
動運動も行われることが無い、従って、両端子間におけ
る接触抵抗の変動が大きく、殊に、それらの端子の間に
、ごみや、油などが介在している場合には、導通不良を
生ずる場合があり、ＩＣカード３ａないしは４ａが、そ
の完全な機能を発揮することが不能となる恐れがある。

そこで、本発明は、従来公知の装置における上記のよう
な問題点の生ずることが無いことの他に、全体の形状・
寸法、特に、厚さを小さくすることが可能である新規な
ＩＣカードの読み取り・書き込み装置を得ることを、そ
の目的とするものである。

口　　を　゛　　るための 本発明は、この目的を達成するために、添付図面の第４
及び５図に示すように、横断面がほぼ長方形状の中空箱
状のハウジング２０の一つの側壁２１１に、その底部２
１゜に平行にＩＣカード３０の挿入用開口２０゜をあけ
、その下部に平面輪郭がほぼ長方形状のカード・キヤリ
ヤ２２を、ハウジング２０の内部にその底部２１ｏに平
行にその長手方向に移動自在に配置し、また、ハウジン
グ２０の内部には、ＩＣカード３０の挿入用開口２０１
の近くにおいて、カード・キヤリヤ２２の上部に、その
長手方向に対して直角に、自動復帰機能を有している巻
き取り用軸２５を回転自在に配！し、この軸２５の上に
は、たわみ性を有するフレキシブル・プリント基板１０
をその１端部において固着すると共にこの軸２５の上に
数層を巻き付け、この帯状のフレキシブル・プリント基
板ｌＯは、その他端部部分は、カード・キヤリヤ２２に
沿いＩＣカード３０の挿入用開口２０１と反対側の方へ
導き、その先頭端部２２、においてカード・キヤリヤ２
２の下部に導くと共にこれに適宜に固着し、この端部は
ハウジング２０の適宜に箇所に固着し、この場き、この
フレキシブル・プリント基板１０の所定箇所に所定個数
をカード・キヤリヤ２２の方に向けて表面から突出して
設けられた接触端子１４を、カード・キヤリヤ２２の上
の所定の位置に載せられたＩＣカード３０に設けられた
対応する各端子３０．と対向するようにし、更に、ハウ
ジング２０の内部には、ＩＣカード３０が全挿入された
状態において、その端子３０．の列の上方部に、それと
平行に端子押さえ用ロール２４．．２４．を回転自在に
取り付けて成ることＩＣカード読み取り・書き込み装置
を特徴とするものでる。

１−一一肌 ＩＣカード読み取り書き込み装置の中にＩＣカード３０
を挿入すると、ＩＣカード３０は、最初に、その先頭端
部が、第４及び５図に示すように、カード・キヤリヤ２
２の先頭部分に形成された段部２２２に当たり、この位
置においてフレキシブル・プリント基板１０の接触端子
１４に対向し、更に、ＩＣカード３０を押し込むと、カ
ード・キヤリヤ２２も同時に移動し、ＩＣカート３０が
ハウジング２０の内部に全部挿入された状態において、
フレキシブル　プリント基板１０は、端子押さえ用ロー
ル２４．，２４□により上方から押圧されるので、これ
らの接触端子１４及びＩＣカード３０の端子３０．は強
力に接触し、また、この場合に、フレキシブル・プリン
ト基板１０のたわみ性のために、両者の間にはしゆう動
運動も行なわれるようになる。

え−創一匹 以下、本発明をそのｌ実施例を示す添付図面の第１〜５
図に基づいて詳細に説明をする。

まず、本発明においては、その寸法、特に、厚さを薄く
するために、第６及び７図に示した従来のＩＣカード読
み取り書き込み装置においては、いずれも、接触端子と
して、第８及び９図に示すようなスプリング・コンタク
ト・１０−ブ５を使用しているのに対し、この使用を廃
止するようにするものである。すなわち、このスプリン
グ・コンタクト・プローブ５は、第８及び９図に示すよ
うに、ある長さを有する円柱状のプランジャ６が、その
外径に対応する内径を有し且つ１端部を底部により閉塞
されていると共にこの底部に中心間ロア１を有している
中空円筒状のバレル７の内部に、その反対端部の開口部
７２から軸方向にしゆう動自在にはめられており、プラ
ンジャ６は、バレルフの中心間ロア１を設けられている
底部に向かっている、その１端部６．と、バレル７のこ
の底部との間に配置されたコイルばね８により、端面が
球面状の接点６□を形成しているその他端部が、バレル
７の他端部フ、から突出するようにされている。なお、
このプランジャ６の、バレル７からの脱出は、バレル７
にその長さ方向の中間部に形成された径縮小部７．と、
プランジャ６の端部６．の近くに対応して形成された径
増大部６３との間の係きにより阻止されるようになって
いる。更に、このバレル７は、その外径に対応する内径
を有していると共に１端部を閉塞された有底の中空円筒
状のソケット９の内部に、その底部の内面９．にバレル
７の中心間ロア、を有する底部が接触する状態にはめら
れており、プランジャ６の端部６□が、コイルばね８の
作用に抗してバレル７の内部に押し込まれる時は、この
プランジャ６の外周面とバレル７の内周面及びその外周
面とソケット９の内周面との間に電気的な導通が生じ、
ＩＣカードに設置された対応する端子とソケット９との
間にプランジャ６を介して電気的な導通が生ずるように
しである。しかしながら、このような構成を有している
スプリング・１０輪−の長さを有している）、プランジ
ャ６と、バレルフとの間及びバレル７とソケット９との
間には接触抵抗があり、ＩＣカードと、外部機器との間
における電気的な確実な接触を図る上で、不安定な要素
があることとなる。

そこで、本発明においては、まず、この不安定な要素を
解消させると共にその寸法、特に、高さを低くさせるた
めに、接触端子として、このような構成を有するスプリ
ング・コンタクト・プローブ５を使用すること無く、第
１．２及び３図に示すように、フレキシブル・プリント
基板１０として、適当な熱可塑性合成樹脂製の所定の厚
さ及び幅を有する長い帯状のベース・フィルム１１の上
に、銅箔から成る所要数の細長い、所定の厚さを有する
電気導体板１２を、はぼ基板１１の長手方向に且つ相互
の間に間隔を置いてほぼ平行に配列し、その上面には、
同一の幅及び所定の厚さを有する、同様に、適当な。

熱可塑性合成樹脂製の帯状のカバー・フィルム１３を配
置し、これらのフィルム１１．１３を電気導体板１２と
共に一体に接着し、また、接触端子１４として、各電気
導体板としての銅箔１２の端部に、カバー・フィルム１
３を貫通して突出するように、はぼ球面状の突起を形成
して置くが、これらの所定数の接触端子１４は、本実施
例においては、ベース・フィルム１１の長手方向に対し
て横方向に等間隔を置かれて配！された各４藺の接触端
子１４から成る列が、ベース・フィルム１１の長手方向
に相互に間隔を置かれて且つ各２個の接触端子１４が、
ベース　フィルム１１の長手方向において相互に対向す
るように２列に配列されている。このフレキシブル・プ
リント基板１０は、このような構成を有しているので、
これは十分なたわみ性を有していることは、明らかなと
ころである。

本発明においては、このような構成を有している、たわ
み可能なフレキシブル・プリント基板１０を、ＩＣカー
ド読み取り・書き込み装置の接触機構として使用するも
のであるが、このフレキシブル・プリント基板１０を使
用した本発明によるＩＣカード読み取り・書き込み装置
は、第４及び５図に示すように、横断面が、はぼ長方形
状の中空箱状のハウジング２０から成り立っており、そ
の一つの短い側壁２１１の高さのほぼ中央部には、ハウ
ジング２０の底部２１゜に平行にＩＣカード３０の挿入
用開口２０１を、はぼその全幅に渡って開口してあり、
また、これに隣接する１対の対向する側壁２１．．２１
．の内部には、この挿入用開口２０＋の下辺と同一平面
の上面を有している、平面輪郭がほぼ長方形の板状のカ
ード・キヤリヤ２２が、ハウジング２０の長手方向にそ
の底部２１゜と平行に移動自在であるように、その各側
辺を案内するための案内部材が設けられている。なお、
このカード・キヤリヤ２２のＩＣカード３０の挿入用開
口２０．と反対端部であるその先頭端部部分２２゜は、
半円形状に形成されると共にその付近の上面２２．は、
ある長さだけ、はぼＩＣカード３０の厚さに相当するだ
け厚くされており、その本体との間には段部２２２が形
成されるようになっている。このようにして、この段部
２２２には、ハウジング２０の内部に、ＩＣカード挿入
用開口２０＋から差し込まれたＩＣカード３０の先端部
が当たるようなっている。また、ハウジング２０の内部
には、ハウジング２０の内部に挿入されたＩＣカー゛ド
３０の先頭端部により、カード・キヤリヤ２２がその段
部２２２を介してハウジング２０内に押し込まれ、ＩＣ
カード３０がちょうどハウジング２０の内部に挿入され
た位置において、その上面に設けられた２列が１組とな
っている端子３０１の各列に対応する位置に２本の軸２
３．，２３□を、それらの端部を各側壁２１．。

２１、により回転自在に支持するようにし、また、各軸
２３．．２３２には、それらのＩｃカード３０の端子３
０１の各列に対応する位置において、端子押さえ用ゴム
・ロール２４．．２４２が取り１寸けられている。更に
、ハウジング２０のＩｃカード３０の挿入用開口２０．
の近い端部には、そのカー１〜・キャリヤ２２の上方部
において、端子押さえ用ゴム・ロール２４．．２４２が
それぞれ収り付けられている軸２３．，２３２と平行に
、１本の巻き取り軸２５が、その各端部をハウジング２
０の各側壁２１．、ＺＬにより回転自在に支持されてい
る。なお、この巻き取り軸２５の内部には、巻き取り軸
２５の回転によりエネルギーを蓄積されるようにされた
コイルばねが内蔵されており、また、その外面には、フ
レキシブル・プリント基板１０が、その長手方向の１端
部において固着されており、その上にコイルばねの力に
抗して数回巻がれな後、他端部部分は、はぼ、カード・
キヤリヤ２２に沿いハウジング２０の内部に導かれ、そ
の先頭端部部分の板厚部分２２．の上を通り、その先頭
端部２２゜がらその下面に導き、適当な湾曲部１００を
形成した後、ハウジング２０の、ＩＣカード３０の挿入
用開口２０１をあけた側壁２１．に対向する側壁２１２
に適宜に固着するようしであるが、フレキシブル・プリ
ント基板１０は、カード　キャリヤ２２の先頭部分２Ｌ
などに適宜に固着して置くものとする。なお、図には示
していないが、ハウジング２０の内部にＩＣカード３０
が所定位置まで差し込まれた時に、カード・キヤリヤ２
２をハウジング２０に対して解放自在に鎖錠するために
適宜な鎖錠機構が設けられているものとする。さらに、
フレキシブル・プリント基板１０は、そのカバー・フィ
ルム１３の側がカード・キヤリヤ２２の方に面するよう
に巻き取り軸２５の上に巻き取られており、そのフィル
ム１３から突出している各接触端子１４は、第４図に示
すように、カード・キヤリヤ２２の上に形成された段部
２２□にＩＣカード３０の先頭端部が、ちょうど接触し
た時に、ＩＣカード３０の各端子３０１に対向するよう
な状態となるように、その巻き取り軸２５及びカード　
キャリヤ２２に対する相対的位置を、あらかじめ決めて
置くものとする。

本発明は、このような構成を有しており、このＩＣカー
ド読み取り・書き込み装置のハウジング２゜のＩＣカー
ド３０の挿入用開口部２０．から、その内部へＩＣカー
ド３０を挿入すると、その下部にあるカード・キヤリヤ
２２の段部２２２にＩＣカード３０の先頭端部が当たり
、更に、ＩＣカード３０をハウジングＺ。

内に押し込むと、カード・キヤリヤ２２も同行され、フ
レキシブル・プリント基板１０はその巻き取り軸２５か
ら巻き戻され、その際に、その内部に内蔵されたコイル
ばねにエネルギーを蓄積し、また、その移動の途中にお
いて、端子押さえ用ゴム・ロール２４１゜２４２の下部
を通過し、この際に、あらかじめ対向するようにされて
いたフレキシブル・プリント基板１０の接触端子１４と
、ＩＣカード３０の端子３０．とが、これらのゴム・ロ
ール２４．．２４２により押圧され、これらの間の電気
的接触が確立されることとなる。

また、この場合、フレキシブル　プリント基板１０のた
わみ性及びゴム・ロール２４．．２４２の協同によりに
より、その各接触端子１４は、ＩＣカード３ｏの対応す
る各端子３０．と、しゅう動的に接触するようになる。

なお、ＩＣカード３０が、ハウジング２ｏの内部に完全
に挿入されると、カード・キヤリヤ２２はハウジング２
０に対して、鎖錠されることは、上記のとおりである。

また、この鎖錠を解き、ＩＣカード３ｏをハウジング２
０から引き出す時には、フレキシブル・プリント基板１
０は、その端部が固着されるでいる巻き取り用軸２５の
内部に内蔵されたコイルばねに、ＩＣカード３０の挿入
の際に蓄積されていたエネルギーの放出によりこの軸２
５の上に巻き取られ、同時に、ＩＣカード３０のハウジ
ング２０からの引き抜きが行なわれるようになる。

北浬Ｆと飢１一 本発明は、上記のような構成及び作用を有しているので
、次ぎのような効果を発揮するものであることは、明ら
かなところである。

】、凸状の接触端子を有しているフレキシブル・プリン
ト基板をＩｃカードの搬入・搬出機構部材及び端子接触
機構部材として使用することによりＩＣカードと、外部
機器との間における電気的接続を確実に且つ安定して図
ることができること２、ＩＣカード読み取り・書き取り
装置として小形の、特に、高さの低いものを提供するこ
とができること などである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明において使用されるフレキシブル・プ
リント基板の一部を示す平面図、第２図は、その拡大縦
断面図、第３図は、第２図の平面図、第４図は、本発明
の１実施例を示す縦断面図、第５図は、その一部切断断
面図、第６図は、従来のＩＣカード読み取り・書き取り
装置の１例を示す縦断面図、第７図は、その他の例を示
す同様の図、第８図は、従来装置に使用されているスプ
リング・コンタクト・プローブの縦断面図、第９図は、
それと共同して使用されるソケットの縦断面図を示すも
のである。 １０・・・フレキシブル・プリント基板、１４・・・接
触端子、２０・・・ハウジング、２２・・・カード・キ
ヤリヤ、２３・・・端子押さえ用ロール軸、２４・・端
子押さえ用ゴム・ロール、２５・・・巻き取り軸、３０
・・・ＩＣカード、３ｏ１・・端子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、横断面がほぼ長方形状の中空箱状のハウジングの一
   つの側壁に、その底部に平行にＩＣカードの挿入用開口
   をあけ、その下部に平面輪郭がほぼ長方形状のカード・
   キヤリヤを、ハウジングの内部にその底部に平行にその
   長手方向に移動自在に配置し、また、ハウジングの内部
   には、ＩＣカードの挿入用開口の近くにおいて、カード
   ・キヤリヤの上部に、その長手方向に対して直角に、自
   動復帰機能を有している巻き取り用軸を回転自在に配置
   し、この軸の上には、たわみ性を有するフレキシブル・
   プリント基板をその１端部において固着すると共にこの
   軸の上に数層を巻き付け、この帯状のフレキシブル・プ
   リント基板は、その他端部部分は、カード・キヤリヤに
   沿いＩＣカードの挿入用開口と反対側の方へ導き、その
   先頭端部においてカード・キヤリヤの下部に導くと共に
   これに適宜に固着し、この端部はハウジングの適宜に箇
   所に固着し、この場合、このフレキシブル・プリント基
   板の所定箇所に所定個数をカード・キヤリヤの方に向け
   て表面から突出して設けられた接触端子を、カード・キ
   ヤリヤの上の所定の位置に載せられたＩＣカードに設け
   られた対応する各端子と対向するようにし、更に、ハウ
   ジングの内部には、ＩＣカードが全挿入された状態にお
   いて、その端子の列の上方部に、それと平行に端子押さ
   え用ロールを回転自在に取り付けて成ることを特徴とす
   るＩＣカード読み取り・書き込み装置。 ２、フレキシブル・プリント基板を、所定の幅及び厚さ
   を有する帯状のベース・フィルムと、ベース・フィルム
   の上にその長手方向に平行に配置された、厚さの薄い所
   要個数の細い帯状の金属箔から成る電気導体板と、ベー
   ス・フィルムの上に、電気導体板を埋め込むように配置
   された、ベース・フィルムと同じ幅を有すると共に所要
   の厚さを有する帯状のカバー・フィルムとから成り立ち
   、各電気導体板の端部は、カバー・フィルムの面から突
   出するように接触端子が設けられている特許請求の範囲
   第１項記載のＩＣカード読み取り・書き込み装置。 ３、フレキシブル・プリント基板のベース・フィルム及
   びカバー・フィルムが、適当な熱可塑性合成樹脂から成
   り立っている特許請求の範囲第２項記載のＩＣカード読
   み取り書き込み装置。 ４、端子押さえ用ゴム・ロールを、ハウジング内部に回
   転自在に取り付けられた端子押さえ用軸の上に固着して
   成る特許請求の範囲第１又は２項記載のＩＣカード読み
   取り・書き込み装置。