JPS6215392Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はベランダ、物干し場などの美観を保
持し、洗濯物などを外部から遮蔽するための保持
具に関するものである。

一般に高層住宅では、晴天時にはベランダ、物
干し場などの手すりにふとんや洗濯物をかけてほ
していた。

そのため高層住宅のベランダでは種々色あいの
ふとん、洗濯物が満艦飾となり、外観点に見ぐる
しくあまり体裁のよい光景ではないのである。

この考案によるベランダ等の美観保持具は、か
かる従来の外観上並びに体裁上の問題点を解決す
るためになされたものであり、ベランダの手すり
への取付を極めて容易とすると共に、手すりにか
けたふとんや洗濯物等を外部から遮蔽するが通気
性および太陽の照射をさまたげないベランダ、物
干し場等の美観保持具を提供することを目的とす
る。

以下、この考案の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。

図面において、Ａはベランダ、Ｂはベランダの
手すりである。

１は手すりＢから一定の間隔を設けて突出する
保持部材であり、該保持部材１は、その端部を直
接ベランダＢに固定するかまたは第２図、第３図
に示す如く、ベランダＡの空間に立設した伸縮自
在の支持柱２にその一端を摺動自在に固定しても
よい。

このように保持部材１を支持柱２に保持させれ
ば任意の高さに保持することができる。

前記した保持部材１は、手すりＢから一定の間
隔を設けて突出する側面コ字状のものであり、第
１図に示す如く、その前枠３にルーバー４，４…
を角度調整可能に保持したものである。

尚図示実施例ではルーバー４、…を示している
が、これらに代えて幕等をもつて遮蔽してもよい
のである。

図中５は、保持部材１の下端とベランダの手す
りＢと固定具である。

この考案のベランダ、物干し場等の美観保持具
は上記の如き構成であり、これらの手すりＢにふ
とんまたは洗濯物をかけて干した場合において
も、外部からはルーバー４、または幕等の遮蔽物
によりいんぺいされ、何ら美観をそこなうことな
く、保持部材１が手すりから一定の間隔を設けて
突出しているので通気性もよく、またルーバー４
…の角度により太陽の照射をもさまたげず美観を
保持し、さらにこの考案の美観保持具は簡単な構
造でその取付も極めて容易であり、ベランダの必
需用具の一つとされるものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すものであり、
第１図は斜面図、第２図と第３図は要部を示す側
面図である。 Ｂ……手すり、１……保持部材、２……支持
柱、３……前枠、４……ルーバー。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベランダの手すりから一定の間隔を設けて突
   出する側面コ字状の保持部材を固定し、該保持
   部材に適数個のルーバー又は幕体を角度調整可
   能に保持したことを特徴とするベランダ等の美
   観保持具。 (2) 保持部材の固定は直接ベランダの手すりへ取
   付けた実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のベ
   ランダ等の美観保持具。 (3) 保持部材の固定は、ベランダの空間に立設し
   た伸縮自在の支持柱に任意の高さに調整自在に
   固定した実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
   ベランダ等の美観保持具。