JPS62153487A - 坑底ボイラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は油井のケーシングパイプ内に挿入設置される
坑底ぎイラに関するものである。

〔従来の技術〕

坑底ボイラは油井のケーシングパイプ内に設置されるた
の断面形状に対する制約が大きい。

坑底はイラは、例えば第３図に示す構成となっているＯ 供回２の頂部に接続金物３を固定し、この接続金物に給
水管４、燃料管５、燃焼空気管６をダ 接続し、上下に排気管７を設けである。一方接続金物３
の下方に燃焼器８を接続すると共に、蒸発管入口管寄９
を設けである。この管寄９に多数の蒸発管を垂設し、水
冷管壁１０を形成して−る。この水冷管壁を形成してい
る多数の蒸発管をボイラの下端部で、２本を１本にまと
めることにより、燃焼排ガスの通路を形成すると共に又
蒸発管は半径方向内方に２回（１４ント°シ対流伝熱部
１）を形成することを可能とし、端部は供回２に固着さ
れた管板１３に接続されている。上下端を固定された蒸
発管の熱膨張を吸収するために屈曲部１２が形成されて
いる。そして、対流伝熱部１１を通った燃焼排ガスは上
記の通路を通り供回２と水冷管壁１０との間を通って、
水冷管壁１０を外側から加熱しつつ、上方から排出され
る。

上記構成の坑底ボイラを油井のケーシングパイプ１内に
挿入設置する。そして、供回２とケーシングパイプ１と
の間にマツＰ（泥水〕を封入する場合と燃焼用空気が封
入される場合とがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この場合供回２の温度は下方で高く上方に向って次第に
低くなっている。例えば下端で４００℃、上端で１５０
℃になっている。このために封入マ器の電気部品に損傷
を及ぼす恐れがある。またケーシングパイプ内に坑底ぎ
イラを設置するため、ケーシング／４’イブ内面と缶囲
外面との間に゛充分な隙間を設けることが難かしく、ケ
イラ保温のために保温材を設けることができないと込う
間粗があった。

〔問題点を解決するための手段、作用〕油井ケーシング
・平イブ内に挿入設置される坑底ボイラの缶囲外面に保
温用耐熱繊維を形状記憶合金を介して植設する。そして
、坑底ボイラをケーシングパイプに挿入する際には、耐
熱線維を倒伏させておき、ボイラ使用状態で耐熱線〔実
施例〕 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。供回２
の外面に保温用耐熱繊維２ノを形状記憶合金２２を介し
て植設する。形状記憶合金２２は常温においては、第２
（ａ）図に示す如く、側熱繊維２１を供回２の外面に沿
うように倒伏させ、ボイラ使用時の温度に上昇したとき
に、第２（ｂ）図に示す如く耐熱繊維２ノを起立させる
ものとする。

こうして、ボイラをケーシングバイｆｌ内に挿入設置す
るときは、第２（１）図に示す如く保温用耐熱繊維２１
を倒伏させておくことにより、ケーシングバイアイデ内
に容易に挿入できる。そしてはイラ使用状態で保温用耐
熱線維２１が第２ｒｂ１図に示す如く起立する。これに
よシ供回２とケーシングバイア’７との間に封入された
マッド又は空気の対流を抑制する。またマッドが昇温さ
れ、気化する場合も耐熱繊維２１ｔ−密に植設すること
によって、気泡の離脱を抑止し、保温、対流防止の効果
をあげることができる。

なお、保温用耐熱繊維２ノとしては、テフロン、アスベ
スト、岩綿繊維、ダラスウール、カオウール又は金属細
線等から温度、環境条件に応じて適切なものを選定する
。

〔発明の効果〕

この発明の坑底ボイラは上記のようなもので、従来困難
であった坑底ボイラの保温を効果的に行うことができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を使用状態で示す説明
図、第２図（ａ）　、　（ｂ）は形状記憶合金の作用説
明図、第３図は従来の坑底ボイラがケーシングパイプ内
に挿入設置された状態の説明図である。 １・・・ケーシング／母イブ、２・・・供回、２ノ・・
・保温用耐熱繊維、２２・・・形状記憶合金。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 （ｂ）　　　　　　　　　　（ａ） 第２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 油井のケーシングパイプ内に挿入設置される坑底ボイラ
   の缶囲外面に保温用耐熱繊維を形状記憶合金を介して植
   設してなる坑底ボイラ。