JPS62153468A - 急結剤自動供給調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）産業上の利用分野 本発明は主としてトンネル工事において掘削後の地山に
コンクリートを吹付けるのに好適な急結剤の自動供給装
置に関する。

（２）従来の技術 従来、トンネル工事において掘削後□の地山にコンクリ
ートを吹付けるのに、エアーコンプレッサーからのエア
ー圧送路に順次コンクリート流入機と混合器を介在する
と共に、該混合器に急結剤供給装置からの急結剤圧送路
の先端を接続し、１１１１記エアー圧送路の先端にノズ
ルを接続した配管系を採用し、事前の配合計画に従って
、コンクリートの付着情況を見ながら、急結剤供給装置
を手動調ｎして０２合する急結剤の埴を調節していた。

（３）発明が解決しようとする問題点 ところが、この従来の方式によれば、急結剤の供給が手
動調節であるので、常に変動しているエアーコンプレッ
サーからのエアーに同伴するコンクリートの圧送量に追
従して所定の配合比の急結剤を供給することが困難であ
り、急結剤の供給量が多めになってロスが多く、終局的
に配合計画量を大幅に上回る結果となる不都合があった
。

本発明はコンクリートの圧送量に常に追従して所定の配
合比の急結剤を供給するようにして＋ｉｉｊ述の不都合
を解消した急結剤の自動供給装置を提供することを目的
とする。

（４）問題点を解決するための手段 この］」的を達成すべく本発明は、前記高圧空気源と前
記コンクリート流入機との間の前記エアー圧送路に介在
したエアー流Ｉｔ　ｆｌｌｌ定器と、前記コンクリート
流入機と前記混合器との間の前記エアー圧送路に介在し
たコンクリート重ｉ　ｆｌｌｌ定器と、これらエアー流
ｒＩＣ測定器とコンクリ−１−重量Ａｌ１１定器とから
の測定信号を入力し急結剤の供給量を算出しその算出値
に相当する制御信号を前記急結剤供給装置に出力する演
算器ｗｍを具備したことを特徴とする急結剤自動供給調
節装置。

（５）作用 圧送されるエアーの流量をエアー流量測定器で′Ａ１１
ｌ定すると共に圧送されるコンクリート主針をコンクリ
ート重量測定器により測定し、演算制御器がこれらの測
定信号を入力して所定の配合比の急結剤の量を算出して
急結剤供給装置に制御信号を発生し、該供給装置がその
制御信号に応じて急結剤の圧送量を制御する。かくて、
該急結剤はコンクリートの圧送量の変動にもかかわらず
これに常時追従して所定の配合比で圧送され、従って従
来のように急結剤の供給量が多めになることがない。

（６）実施例 本発明の１実施例を図面に従って説明する。

（１）は高圧空気源であるエアーコンブレンサー、（２
）は該コンプレッサーの吐出口に接続したエアーホース
からなるエアー圧送路を示し、該エアー圧送路（２）は
その途中に流量測定器（３）とコンクリート流入機（４
）とコンクリート重量測定器（５）と混合器（６）とが
順次介在されていると共に先端にノズル（７）が接続さ
れており、前記エアー流量測定器（３）は例えば差圧流
量計等の公知の流量計からなり、又前記コンクリート流
入機（４）は従来公知のものでコンプレッサー（１）か
らエアー圧送路（２）を介して圧送されてくるエアーに
貯蔵タンク（４ａ）内の粉状コンクリートを同伴ごせて
下流側のエアー圧送路（２）に圧送するようになってお
り、又前記コンクリート互着測定器（５）はロードセル
その他の重量センサー（５ａ）−により支持された測定
用管体（５ｂ）からなり該管体（５ｂ）をその上流側及
び下流側のエアー圧送路（２）（２）にフレキシブル管
（５ｃ）（５ｃ）を介して接続して構成されており、更
に前記混合器（６）は管路かくはん器からなり、該混合
器（６）には急結剤供給装置（８）からの急結剤圧送路
（９）の先端が接続されている。尚、（８ａ）は液状の
急結剤の貯蔵タンクを示す。

次に上記配管系における急結剤の自動供給調節系を第２
図の制御系統図に従って説明する。

エアー流量測定器（３）及びコンクリート重量測定器（
５）の出力側に信号変換器（１０）（１１）をそれぞれ
接続すると共にとれも変換器（ｔｏ）（１１）の出力側
に演算器（１２）を接続し、該演算器（１２）の出力側
に制御器（１３）を接続し、該制御器（１３）の出力側
を前記急結剤供給装置（８）に接続した。そして前記演
算器（１２）と制御器（１３）とにより演算制御器（１
４）が構成され、該演算器（１２）において次のような
演算が実行される。

即ち、内容積Ａ　（ｍ”）で長さＬの測定用管体（５ｂ
）中をある単位時間中に通過するコンクリートｍｆｉｔ
をＧ（Ｋｇ／５ｅｃ）とするとこのコンクリートの体積
Ｖ　（ｍ”／５ｅｅ）＝Ｖ／γとなる。ここでγはコン
クリートの単位体積屯量（Ｋｇ／ｒｎ’）である。かく
て＋：ｒｉ記単位時単位時間中測定用管体（５ｂ）内の
エアーの占める体積Ｂ（ｍ’）は Ｂ＝Ａ−Ｇ／γ　　・・・（１） となる。そして前記測定用管体（５ｂ）内でのエアーの
占める平均断面積ｃ　（ｒｎ’）はＣ＝Ｂ／Ｌ　　　　
・・・（２） である。又、コンプレツサー（１）からの供給エアー流
量Ｑ　（ｍ′／　ｓ　ｅ　ｃ）とするとエアーの流ａＶ
　（ｍ／　ｓ　ｅ　ｃ）は Ｖ＝Ｑ／Ｃ・・・（３） となる。ところがコンクリートはエアーに比べてその流
速が遅く、エアーの流速に対するコンクリートの流速の
係数をαとすると、該コンクリートの流速Ｖ’（ｍ／５
ｅｃ）は ■＝αＶ　　　　・・・（４） である。次に測定用管体（５ｂ）内に占めるコンクリー
トの平均断面積Ｅ　（ｍ″）とすると断面積Ｅは Ｅ＝Ｖ／Ｌ　　　　・・・（５） であるから測定用管体（５ｂ）内のコンクリート流ｉＤ
　（ｒｎ’／　ｓ　ｅ　ｃ）はＤ＝ＶφＥ　　　・・・
（６） となる。そこでこの（６）式に（２）〜（５）式を代入
すると となり、コンクリート流量に対する急結剤の供給量の配
合比をＫとすると、該急結剤の供給性Ｘ　（ｍ’／　ｓ
　ｅ　ｃ　）は Ｘ＝に＠Ｄ　　　　・・・（８） である。そこで（８）式に（７）式を代入すると となる。即ちこの（９）式の演算を演算器（１２）によ
り実行する。

かくて、コンクリートの吹付けを行っているときエアー
コンプレフサ−（１）のエアー圧送量が変動し、これに
伴ってコンクリートの圧送量が変動しても、エアー流量
測定器（３）によりエアー流量Ｑを測定すると共にコン
クリート重量測定器（５）によりコンクリート重量流量
Ｇを測定し、演算器（１２）においてこれらＱ及びＧに
応じた信号を入力して（９）式の演算を実行し急結剤供
給ｌｘを算出し、制御器（１３）においてこのＸに応じ
た制御信号を出力して急結剤供給装置（８）のポンプを
制御して、常時コンクリートの圧送量に応じた所定の配
合比の流量の急結剤を供給する。即ち、急結剤供給装置
（８）はコンクリートの圧送量の変動に常時追従しなが
ら所定の配合比の流量の急結剤を供給しているので、従
来のように急結剤の供給量が多めになることがない。

（７）発明の効果 このように本発明によると、圧送されるエアーの流量を
エアー流量Ａ１１ｌ定器で測定すると共に圧送されるコ
ンクリート重着をコンクリート重丑測定器により測定し
、演算制御器がこれらの測定信号を入力して所定の配合
比のる結剤の量を算出して急結剤供給装置に制御信号を
発生し、該供給装置がその制御信号に応じて急結剤の圧
送量を制御するようにしているので、該急結剤はコンク
リートの圧送量の変動にもかかわらずこれに常時追従し
て所定の配合比の流量で圧送され、かくて従来のように
急結剤の供給量が多めになることがなく配合計画通りの
配合が達成されて経済的である効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の配管系統図、第２図はその
制御系統図である。 （１）・・・高圧空気源　（２）エアー圧送路（３）・
・・エアー流！−測定器 （４）・・・コンクリ−）　７７５人機（５）・・・コ
ンクリート重はＪｌｌ定器（６）・・・混合器　　　（
７）・・・ノズル（８）・・・急結剤供給装置 （９）・・・急結剤圧送路 （１４）・・・演算制御器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高圧空気源からのエアー圧送路に順次コンクリート流入
   機と混合器を介在すると共に、該混合器に急結剤供給装
   置からの急結剤圧送路の先端を接続し、前記エアー圧送
   路の先端にノズルを接続した配管系において、前記高圧
   空気源と前記コンクリート流入機との間の前記エアー圧
   送路に介在したエアー流量測定機と、前記コンクリート
   流入機と前記混合器との間の前記エアー圧送路に介在し
   たコンクリート重量測定器と、これらエアー流量測定器
   とコンクリート重量測定器とからの測定信号を入力し急
   結剤の供給量を算出しその算出値に相当する制御信号を
   前記急結剤供給装置に出力する演算制御器とを具備した
   ことを特徴とする急結剤自動供給調節装置。