JP2002059035A - 液混合吹付装置 - Google Patents

液混合吹付装置

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JP2002059035A
JP2002059035A JP2000293147A JP2000293147A JP2002059035A JP 2002059035 A JP2002059035 A JP 2002059035A JP 2000293147 A JP2000293147 A JP 2000293147A JP 2000293147 A JP2000293147 A JP 2000293147A JP 2002059035 A JP2002059035 A JP 2002059035A
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Japan
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liquid
pressure
atomizer
mixing
discharge
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JP2000293147A
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English (en)
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Iwao Kato
岩男 加藤
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SEVEN TEC KK
Original Assignee
SEVEN TEC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】定容積ポンプの回転数制御に因る吐出量と吐出
比率が計測困難な外乱に拠って乱される液混合吹付装置
の混合比率の変動が防がれ、不良混合に困る硬化不良を
防止できること。 【解決手段】長大距離ホースHa2,Hb2途中の外乱
に拠って起こる圧力変動で乱される吐出比率を検知して
補正する事が出来る制御装置Cを設置した。即ち霧化器
Nのすぐ手前にA液とB液それぞれの圧力を測定する圧
力センサーS1とS2を設置し、A液の圧力を基準とし
てB液の圧力を制御する流量調整弁Fを圧力センサーS
2のすぐ手前に設置し、霧化器Nへの流入圧力がA液と
B液との間に設定した流入比率を守る補正制御回路を制
御装置内Cに設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、建物壁部
に防音・断熱層を施工するにおいて、その防音・断熱層
を形成する基剤と添加剤を所定割合で併送して順次連続
的に混合供給する2数液混合送出ラインに用いる液混合
吹付装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来より、この種の2液混合型吹付装置
として、主剤と硬化剤とをそれぞれポンプによって加圧
した後に、スプレーガンなどの霧化器を用いて壁面や床
面などの施工面に吹き付けるものが提供されて居り、例
えば特開昭59−213468号、特開平7−1854
09号、がある。
【0004】
【技術的課題】しかし、上記公知の装置(特開昭59−
213468号、特開平7−185409号)では、混
合比を正確に制御することが困難となる場合がある。す
なわち、霧化器から定常の霧化稼動状態では2液送出ラ
インの各定容積ポンプは回転制御で流量を定量維持し
又、各々の流動損失圧も定常に維持して混合比は正確に
守られるが、流動損失圧の多い流量側と少ない側を比較
すると流動損失圧の変化の仕方に違いを生じることがあ
り、又、霧化器の開閉で2液を断続的に圧送する場合、
始動時は流動損失圧が無い保持圧から液の霧化器流入が
始まるので、全ての稼動状態で混合比を維持する上で問
題がある。さらに、流量の少ない側に用いられるポンプ
は、その計量精度をできるだけ高くするためにその適正
レンジ幅を狭くしておく必要があり、計量範囲したがっ
て混合比はある程度制限されてしまうという問題があ
る。特に、混合比が大きく且つ原料の粘度が大きく更に
温度差による粘度差が大きい場合には、その混合は極め
て困難である。
【0005】すなわち、前記の二液混合送出ラインを用
いる建築・建設の工事現場は、送出ポンプから霧化器に
至る距離が長大にして100メートル程に達することが
あり、その長大径路をホース連結して送出供給する上、
それ等工事環境は自然の寒暖環境そのままのため、A液
及びB液のポンプ送出量を所定割合に予め調整セットし
て前記の加熱装置を配設してもホース自体決して剛体で
は無く圧力変動による膨張収縮と長大ホースの曲折形態
の変動または外気温変動による粘性変化に拠ってA液又
はB液の流動損失圧は各々に異なる変化が起こり混合比
率が崩れて不良混合をもたらすケースがかなりの頻度で
発生すると言う難点がある事が判明した。
【0006】
【技術的課題を解決するための手段】本発明は、上記に
鑑みなされたもので、A液とB液を圧送して先端霧化器
で混合噴霧する装置の内部に装着されたA液及びB液の
定容積ポンプの吐出比率を設定された値に制御するポン
プ回転数の制御装置と霧化器のすぐ手前に前記A液とB
液それぞれの圧力を測定する圧力センサーAとBを設置
し、B液の圧力センサー直前のB液定容積ポンプ側に流
量調整弁を設置する、更にA液の圧力を基準としてB液
の圧力を流量調整弁で制御し霧化器への流入圧力がA液
とB液との間に設定した流入比率をまもる為の補助制御
回路をポンプ回転数制御装置内に設けることに拠り、定
常運転時の霧化器手前のA液とB液の圧力を監視させ補
助制御回路内に予め設定して置いたA液とB液各々の圧
力流量関係関数式と比較させて前記B液流量調整弁を制
御して、A液とB液の霧化器手前の圧力が如何なる状態
になってもA液とB液の吐出比率が設定値に成る様に制
御出来ると言う効果が期待できる。尚、液の種類が増加
しても主剤液であるA液を基準にB液同様の液圧送ライ
ンが複数増加する事はなんら差し支えなく補助制御回路
を追加できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る液混合吹付装
置1の構成を示す図である。図1において、液混合吹付
装置1は、ギヤー減速機付の電動機M1、M2に直結駆
動されるレシプロ型の定容積ポンプP1、P2、A液
槽、B液槽から液を吸入する吸入管11、14、安全装
置として逃弁12、15、脈動を防ぐアキュムレーター
13、16、先端に霧化器Nを設置する、前記定容積ポ
ンプと霧化器Nの間にはA液とB液の温度を制御するヒ
ーターHa1、Hb1、及び保温制御ヒーターが巻かれ
たホースHa2、Hb2、と圧力センサーS1、S2が
あり、B液の圧送ラインには圧力センサーS2の手前に
流量調整弁Fが取り付けられて居ます。前記定容積ポン
プには、例えばロータリエンコーダの様な回転数検出器
R1、R2が設置され回転数が制御装置Cにフイードバ
ックされ前記電動機の回転数を制御し前記の各定容積ポ
ンプの吐出量と定容積ポンプP1、P2の吐出比率が前
記制御装置Cにパラメトリックに指示設定した数値に成
るよう制御し、前記の各定容積ポンプ回転数見合った吐
出量と吐出比率で霧化器Nに流入し此処で混合されて噴
霧されます。
【0008】なお、定常噴霧稼動と違った稼動状態、例
えば霧化器Nの閉止、温度変化に因る流動損失圧の変
動、圧力変動によるホースの膨張収縮状態の変化や長大
ホースの曲折形態のホース変形に因る圧力変動を圧力セ
ンサーS1、S2で検知して制御装置Cの流量調整弁補
助制御回路にフイードバックして圧力センサーS1が検
知の圧力を基準に圧力センサーS2が検知の圧力で演算
処理し流量調整弁Fの開閉を制御してB液の圧送ライン
から霧化器Nへ流入する圧力を制御します。
【0009】前記制御装置CにはヒーターHa1、Hb
1、及び保温制御ヒーターが巻かれたホースHa2、H
b2、に付属する温度センサーからの温度情報と設定入
力した値に対応してオンオフ動作または比例積分微分動
作のヒーター温度制御回路が稼動状態に応じて選択して
組み込まれて居る。
【0010】図2は前記制御装置Cの演算処理の概念図
で定容積ポンプP1、P2に直結した電動機M1、M2
の回転速度制御ブロックダイアグラムを示す。
【0011】電動機M1は前記制御装置Cの回転速度設
定器20の出力値と回転速度検出器R1、の信号を突き
合わせて制御する、図2の一点鎖線で囲んだa電動機制
御回路部は例えばインバーター制御、サーボ制御などの
電動機制御回路である。
【0012】電動機M2は回転速度検出器R1の出力信
号値にある値を乗じたドロー比設定器22の信号と回転
速度検出器R2の信号を突き合わせて制御する。他に電
動機M2の回転速度を単独で設定する場合の回転速度設
定器21を設けてあり、前記ドロー比設定器22の信号
と切替器23a、23bで切り替え出来るものである。
【0013】図3はB液の流量を比例制御する為の流量
調整弁Fを制御するブロックダイアグラムを示す。B液
を比例制御する流量調整弁Fの制御電流は以下の制御を
行う、即ちA液の圧送ラインの圧力センサーS1で霧化
器N直前の圧力を検出し、此れにB液の圧送ラインの圧
力センサーS2で霧化器N直前の圧力検出値が比例する
様に制御する。圧力センサーS1検出圧力値と圧力セン
サーS2検出圧力値には次の関係がある、式、 但し、KはKiとして別に独立して設定可変値である。
勿論図示はしていないがB液を比例制御する流量調整弁
Fの制御電流値を直接流量調整弁の入力に帰還するマイ
ナーループの回路は付加されている。
【0014】
【発明の効果】本発明に拠って液混合吹付装置は定容積
ポンプの回転数制御に因る吐出量と吐出比率が計測困難
な外乱に拠って乱され、混合比率の変動が防がれ、不良
混合に因る硬化不良が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る液混合吹付装置1の構成を
示す図です。
【図2】図2は制御装置Cの演算処理の概念図で定容積
ポンプP1、P2に直結した電動機M1、M2の回転速
度制御ブロックダイアグラムを示す。
【図3】図3はB液の流量を比例制御する為の流量調整
弁Fを制御するブロックダイアグラムを示す。
【符号の説明】
A A液槽 B B液槽 C 制御装置 F 流量調整弁 Ha1、Hb1 ヒーター Ha2、Hb2 ホース M1、M2 電動機 N 霧化器 P1、P2 定容積ポンプ R1、R2 回転速度検出器 1 液混合吹付装置 2 A液圧送ライン 3 B液圧送ライン 11、14 吸入管 12、15 逃弁 13、16 アキュムレーター 20 電動機M1回転速度設定器 21 電動機M2回転速度設定器 22 ドロー比設定器(電動機M1、M2回
転速度ドロー比設定器) 23a、23b 切替器 25a、25b 調節部 26a、26b 電動機制御部 30 変換部 31 変換部 32 調節部 33 流量調整弁制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A液とB液との少なくとも2つの流動体を
    先端霧化器で混合噴霧する装置であって、霧化器と、前
    記A液を前記霧化器に送り込むための回転の吐出動作に
    よる流量が一定であるA液定容積ポンプと、同じくB液
    を前記霧化器に送り込むためのB液の定容積ポンプ及
    び、前記A液及びB液定容積ポンプの各々の吐出流量と
    A液及びB液定容積ポンプの吐出比率を設定値にポンプ
    回転数をフイードバック制御する制御装置とを有してな
    る液混合吹付装置において霧化器のすぐ手前に前記A液
    とB液それぞれの圧力を測定する圧力センサーAとBを
    設置し、B液の圧力センサー直前のB液定容積ポンプ側
    に流量調整弁を設置する、更にA液の圧力を基準として
    B液の圧力を流量調整弁で修正制御し霧化器への流入圧
    力がA液とB液との間に設定した流入比率を守る事が出
    来る流量調整弁の補助制御回路を制御装置内に設けるよ
    うにした液混合吹付装置
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