JPS62153100A - 中折れ式高所作業車のブ−ム駆動制御装置 - Google Patents

中折れ式高所作業車のブ−ム駆動制御装置

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JPS62153100A
JPS62153100A JP29599985A JP29599985A JPS62153100A JP S62153100 A JPS62153100 A JP S62153100A JP 29599985 A JP29599985 A JP 29599985A JP 29599985 A JP29599985 A JP 29599985A JP S62153100 A JPS62153100 A JP S62153100A
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JP
Japan
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boom
platform
undulation
amount
cylinder
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Application number
JP29599985A
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English (en)
Inventor
伊佐次 鎮
尚 栗谷
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は中折れ式高所作業車に係り、詳しくはプラッ
トホームを所定の作業位置に移動させるためのブーム駆
動制御装置に関するものである。
(従来技術) 従来、例えば中折れ式高所作業車においては下側ブーム
を起伏及び伸縮させるための下側ブーム操作レバー及び
上側ブームを起伏及び伸縮させるための上側ブーム操作
レバーがプラットホーム側と車両側にそれぞれ設けられ
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、プラットホームを所定の移動位置に移動させ
る際には、移動位置でのブームの状態は下側ブームの起
伏量、下側ブームの伸縮量、上側ブームの起伏量、及び
上側ブームの伸縮量の組合せにより多数存在し、その移
動操作は人の経験と肋に頼って行なわれていた。よって
、操作は複雑でかつ熟練を必要としていた。
この発明の目的は前記問題点を解決すべく、中折れ式高
所作業車において目的の作業位置を指示するだけでプラ
ットホームを所定の作業位置に自動的に案内させるよう
にして、プラットホームの移動操作を簡単に行うことが
できる中折れ式高所作業車のブーム駆動制御装置を提供
するにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は前記目的を達成するために、基端部が車体に
枢支された下側ブームと、基端部が前記下側ブームの先
端部に枢支された上側ブームと、前記上側ブームの先端
部に連結保持されたプラットホームと、前記下側ブーム
を車体に対し起伏回動させる第1の起伏シリンダと、前
記上側ブームを下側ブームに対し起伏回動させる第2の
起伏シリンダと、前記下側あるいは上側ブームの内少な
くとも一方を伸縮動させる伸縮シリンダとよりなる中折
れ式高所作業車において、前記ブームの状態を検出する
ブーム状態検出手段を設け、前記プラットホームの移動
位置を入力する入力装置を設ける。
さらに、前記プラットホームの移動可能な範囲を多数の
領域に分割し、その領域ごとに前記各シリンダの内2つ
を除くシリンダの状態を予め記憶した記憶手段を設け、
前記入力装置の移動位置データに基づいて移動位置が前
記記憶手段に記憶された各領域のいずむに属するか割出
すとともにその割出した領域の状態を記憶手段から読み
出し、その読み出したデータに基づいて移動位置でのブ
ーム状態を算出し、その算出データとブーム状態検出手
段の検出データに基づいてプラットホームを現在いる位
置から移動位置に移動させる為の駆動データを演口する
演篩手段を設け、前記演管手段の演算結果に基づいて前
記第1、第2の起伏シリンダ及び伸縮シリンダを駆動制
御してプラットホームを現在いる位置から移動位置に移
動させる駆動制御手段を備えてなる中折れ式高所作業車
のブーム駆動制御装置をその要旨とするものである。
(作用) 入力装置により移動位置をプラットホームの移動位置を
入力すると、演算手段は入力装置の移動位置データに基
づいて移動位置が記憶手段に記憶された各領域のいずれ
に属するか割出すとともにその割出した領域における各
シリンダの内2つを除くシリンダの状態を予め記憶した
記憶手段から読み出し、その読み出したデータに縫づい
て移動位置でのブーム状態を篩出し、その咋出データと
ブーム状態検出手段の検出データに基づいてプラットホ
ームを現在いる位置から移動位置に移動させる為の駆動
データを演算し、駆動制御手段はその演算手段の演算結
果に基づいて第1、第2の起伏シリンダ及び伸縮シリン
ダを駆動制御してプラットホームを所定の移動位置に移
動させる。
(実施例) 以下、この発明を中折れ式でかつ下側ブームと上側ブー
ムとも伸縮可能な高所作業車に具体化した一実施例を図
面に従って説明する。
第1図において、高所作業車1の車体フレーム2後側に
設けられた旋回座ベア゛リング3に対して水平方向に旋
回可能な旋回台4が取付けられている。旋回台4には下
側アウタブーム5の基端部が同旋回台4に対して上下方
向に回動可能に連結されている。同ブーム5と旋回台4
間には第1の起伏シリダ6が設けられ、同起伏シリンダ
6を作動さゼることにより、下側アウタブーム5を起伏
回動、すなわち同ブーム5を起こしたり(起動)、倒し
たり(伏動)できるようになっている。下側アウタブー
ム5には長手方向に移動可能に下側インナブーム7が配
設され、その下側インナブーム7は同じく下側アウタブ
ーA5に配設された第1の伸縮シリンダ8の作動により
伸縮動、すなわち下側インナブーム7を伸ばしたり(伸
動)、縮めたり(起動)できるようになっている。
前記下側インナブーム7の先端部には上側アウタブーム
9の基端部が同下側インナブーム7に対して起伏回動可
能に連結されている。同上側アウタブーム9と下側イン
ナブーム7には第2の起伏シリンダ10が設けられ、同
起伏シリ・ンダ10を作動させることにより、上側アウ
タブーム9を起伏回動、すなわち同ブーム9を起こした
り(起動)、倒したり(伏動)できるようになっている
。上側アウタブーム9には長手方向に移動可能に上側イ
ンナブーム11が配設され、その上側インナブーム11
は同じく上側アウタブーム9に配設された第2の伸縮シ
リンダ12の作動により伸縮動、すなわち上側インナブ
ーム11を伸ばしたり(伸動)、縮めたり(起動)でき
るようになっている。
前記上側インナブーム11の先端部にはプラットホーム
13が連結保持され、そのプラットホーム13には第2
図に示すようにコントロールパネル14が設けられてい
る。このコントロールパネル14にはプラットホーム1
3の移動位置を入力するための入力装置としてのキーボ
ード15、現在のプラットホーム13の位置を表示する
現在位置表示装置16、及びキーボード15の入力操作
により入力された移動位置を表示する移動位置表示装置
17が設けられている。又、このコントロールパネル1
4には旋回操作装置(図示しない)が設けられ、同旋回
操作装置を操作するこ・とによりプラットホーム13を
旋回させることができるようになっている。
尚、これらキーボード15、画表示装置116゜17及
び旋回操作装置を有するコントロールパネル14は前記
旋回台4にも設けられ、以下に説明する動作と同一動作
を行うようになっている。
キーボード15に配列される各キー18を順に説明する
と、テンキー19は数字を入力する際に使用され、クリ
アキー20はキー1,8を誤操作した時にその入力を解
除する際使用され、プラスキー21及びマイナスキー2
1はプラス及びマイナスを入力するためのものであ□る
。又、テンキー19の右側に配列された入力開始キー2
3は同キーボード15により入力を開始する際使用され
、距離キー24は後記する距離Xiを入力する際使用さ
れ、高さキー25は同じく後記する高さYiを入力する
際使用され、始動キー26はプラットホーム13の移動
を開始させる際使用される。さらに、ストップキー27
はプラットホーム13の移動中にその移動を停止させる
ためのものである。
移動位置の入力は第5図に示すX、Y座標において、そ
のXの値及びYの値を入力することにより行われ、その
座標は横軸方向に距離(水平方向における)Xをとり縦
軸方向に高さく垂直方向における)Yをとり、原点Oを
下側アウタブーム5ノ塁端(A点)での地上面としてい
る。
そして、キーボード15を使用してプラットホーム13
の移動位置を設定する場合には、入力開始キー23、距
離キー24を入力操作した後テンキー19により移動さ
せたいプラットホーム13の水平方向距離Xiを入力し
、さらに高さキー25を入力操作した後にテンキー19
により移動させたい地上からの高さYiを入力する。こ
の時、その入力した距離Xi及び高さYiが前記移動位
置表示装置17に表示される。よって、作業者がその移
動位置設定装e117にJ:り入力した値が正しいか確
認することができる。
このにうにして移動位置を入力後、始動キー26を操作
すると、ブームが始動しプラットホーム13が目的の移
動位置(Xi、Yi)に移動される。
尚、本実施例において移動の際の基準ポイントPはプラ
ットホーム13の先端側(第1図において車両の後方側
)の下部としている。又、テンキー1つにより入力する
数値、現在位置表示装置16及び移動位置表示装置17
に表示される数値は全てピンチメートル単位で入力及び
表示されるようになっている。さらに、コントロールパ
ネル14には移動位置の設定の際にそのプラスの方向及
びマイナスの方向を表す高所作業車コの概略図がプリン
トされ、その向きに合せて前記移動位置設定のためのキ
ー操作の際にプラスキー21及びマイナスキー22が使
用される。
次に、各起伏シリンダ6.10及び各伸縮シリンダ8,
12を作動させる油圧回路を第3図に従って説明する。
第1の油圧ポンプ28及びタンク29aは第1の起伏用
電磁切換制御弁30及び第2の伸縮用電磁切換制御弁3
1に接続されていて、その第1の起伏用電磁切換制御弁
30は管路32a、32bを介して前記第1の起伏シリ
ンダ6に接続され、第2の伸縮用電磁切換制御弁31は
管路33a。
33bを介して前記第2の伸縮シリンダ12に接続され
ている。
第1の起伏用電磁切換制御弁30は第3図において左側
の電磁ソレノイド30aが励磁されると、前記第1の油
圧ポンプ28からの作動油が第1の起伏シリンダ6のシ
リンダロッド室6bに供給され、シリンダボトム室6a
の作動油がタンク29aに排出されるように切換えられ
るようになっている。又、右側の電磁ソレノイド30b
が励磁されると、第1の起伏用電磁切換制御弁30は第
1の油圧ポンプ28からの作動油が第1の起伏シリンダ
6のシリンダボトム6aに供給され、シリンダロッド室
6bの作動油がタンク29aに排出されるように切換え
られるようになっている。
すなわち、左側電磁ソレノイド30aが励磁されると下
側アウタブーム5が伏動し、右側電磁ソレノイド30b
が励磁されると下側アウタブーム5が起動し、又、両電
磁ソレノイド30a、30bが非励磁の時、下側アウタ
ブーム5が静止状rフに保持される。
第2の伸縮用電磁切換制御弁31は左側の電磁ソレノイ
ド31aが励磁されると、第1の油圧ポンプ28からの
作動油が第2の伸縮シリンダ12のシリンダロッド室1
2bに供給されシリンダボトム室12aの作動油がタン
ク29aに排出されるように切換えられるようになって
いる。又、右側の電磁ソレノイド31k)が励磁される
と、第2の伸縮用電磁切換制御弁31は第1の油圧ポン
プ28からの作動油が第2の伸縮シリンダ12のシリン
ダボトム室12aに供給され、シリンダロッド室12b
の作動油がタンク29aに排出されるように切換えられ
るようになっている。
すなわち、左側電磁ソレノイド31aが励磁されると上
側インナブーム11が線動し、右側電磁ソレノイド31
bが励磁されると上側インナブーム11が伸動し、又、
両電磁ソレノイド31a。
31bが非励磁の時、上側インナブーム11が静止状態
に保持される。
第2の油圧ポンプ34及びタンク29bは第2の起伏用
電磁切換制御弁35及び第1の伸縮用電磁切換制御弁3
6に接続されていて、その第2の起伏用電磁切換制御弁
35は管路37・a、37bを介して前記第2の起伏シ
リンダ10に接続され、第1の伸縮用電磁切換制御弁3
6は管路38a。
38bを介して前記第1の伸縮シリンダ8に接続されて
いる。
第2の起伏用電磁切換制御弁35は左側の電磁ソレノイ
ド35aが励磁されると、第2の油圧ポンプ34からの
作動油が第2の起伏シリンダ10のシリンダボトム’J
10aに供給され、シリンダロッド室10bの作動油が
タンク29bに排出されるように切換えられるようにな
っている。又、右側の電磁ソレノイド35bが励磁され
ると、第2の起伏用電磁切換制御弁35は第2の油圧ポ
ンプ34からの作動油が第2の起伏シリンダ10のシリ
ンダボトムI’10bに供給され、シリンダボトム室1
0aの作動油がタンク29bに排出されるように切換え
られるようになっている。
すなわち、左側電磁ソレノイド35aが励磁されると上
側アウタブーム9が起動し、右側電磁ソレノイド35b
が励磁されると上側アウタブーム9が伏動し、又、両電
磁ソレノイド35a、35bが非励磁の時、上側アウタ
ブーム9が静止状態に保持される。
第1の伸縮用電磁切換制御弁36は左側の電磁ソレノイ
ド36aが励磁されると、第2の油圧ポンプ34からの
作動油が第1の伸縮シリンダ8のシリンダボトム室8a
に供給されシリンダロッド室8bの作動油がタンク29
bに排出されるように切換えられるようになっている。
又、右側の電磁ソレノイド36bが励磁されると、第1
の伸縮用電磁切換制御弁36は第2の油圧ポンプ34h
)らの作動油が第1の伸縮シリンダ8のシリンダロッド
室8bに供給され、シリンダボトム室8aの作動油がタ
ンク29bに排出されるように切換えられるようになっ
ている。
すなわち、左側電磁ソレノイド36aが励磁されると下
側インナブーム7が伸動し、右側電磁ソレノイド36b
が励磁されると下側インナブーム7が線動し、又、両電
磁ソレノイド36a、36bが非励磁の時、下側インナ
ブーム7が静止状態に保持される。
次に、前記各電磁切換制御弁30,31,35゜36を
切換制御するとともに、現在位置表示装置16及び移動
位置表示装置17での表示のための電気的構成を第4図
に従って説明する。
記憶手段、演算手段、及び駆動制御手段としてのマイク
ロコンピュータ39は中央処理装M(以下、CPUとい
う)40、読み出し専用のメモリ(ROM)よりなるプ
ログラムメモリ41、読み出し及び書き替え可能なメモ
リ(RAM)よりなる作業用メモリ42からなり、CP
tJ40はプログラムメモリ42に記憶されたルリ御プ
ログラムに従って動作する。
ブーム状態検出手段としての第1及び第2の起伏m検出
器43.44はそれぞれ対応する下側及び上側アウタブ
ーム5.9の起伏mを検出し、その起伏検出信号SG1
.SG2をCPtJ40に出力するようになっている。
そして、CPU40はこの起伏検出信号SG1.3G2
に基づいてその時の下側及び上側ブームの起伏led、
θUを演算する。
ブーム状態検出手段どしての第1及び第2の伸縮量検出
器45.46はそれぞれ対応する下側及び上側インナブ
ーム7.11の伸縮量を検出し、その伸縮検出信号SG
3.SG4をCPtJ40に出力するようになっている
。そして、CPU40はこの伸縮検出信号SG3.3G
4に基づいてその時の下側及び上側ブームの伸長1d、
1−uを演算する。さらに、CPU40はこのようにし
て綽出したその時のブームの起伏及び伸長(θd、eu
、ld、lu)に基づいて現在のプラットホーム13の
基準ポイントPの位置、すなわち、第5図に示すX、Y
座標におけるPポイントでの距離X及び高さYを下記に
示す式(1)、(2>で演算し、現在位置表示装置16
に信号を出力して同現在位置表示装B 16に距離X及
び高さYを表示させるようになっている。
X=Ld−CO5(ed) −LLI−CO3(eu−
ed)−b ・・・・・・ (1) Y=Ld’−5in(θd)+1ue3in(θU−〇
d)十a−c ・・・・・・ (2) 尚、ここで、a、b、cはそれぞれaが下側アウタブー
ム5の基端(A点)の地上からの高さ、bが上側インナ
ブーム11の先Pa(8点)から基準ポインl−Pまで
の水平方向の間隔、Cが同じく8点から基準ポインl−
Pまでの垂直方向の間隔である。
キーボード15は各キー18が入力操作されるとそれに
対応する信号をCPU40に出力するようになっている
。そして、CPU40は前記キーボード15の移動位置
設定のためのキー操作によりプラットホーム13の移動
位置(Xi、Yi)が入力されると、移動位置表示装置
17に信号を出力して同移動位置表示装置17に距11
1Xi及び高さYiを表示させるようになっている。
CPU40はキーボード15から移動のための信号を入
力すると、移動位置設定のための信号及び各検出器43
〜45からの検出信号SG1〜SG4に基づいて、それ
ぞれ各ブーム5.7,9゜11を起動させるべく駆動回
路47を介して各電磁切換制御弁30.31,35.3
6のそれぞれの電磁ソレノイド30a、30b、31a
、31b、35a、35b、36a、36bを励磁させ
る駆動制御信号を出力する。
前記プログラムメモリ41には移動マツプデータが記憶
されていて、その移動マツプデータは第6図に示すよう
にプラットホーム13の移動可能な範囲を定め、かつそ
の移動可能な範囲を七つの領域■〜■に区分し、その各
領域における所定のブームの起伏量、ブームの伸縮量を
予め固定的に設定したデータである。
そして、CPU40はキーボード15からの移動位置設
定のための入力信号に基づき、その設定された移動位置
が移動可能な範囲を七つの領域■〜■内にあると判断す
るとともに、さらに、その移動位置が七つの領域■〜■
の内とれに属するかを割出しその領域に対応する二つの
値、すなわら、。
具体的には、第1領域■では下側ブームの起伏量ed1
及び下側ブームの伸長Ld1が、第2領域■では下側ブ
ームの伸長Ld2及び上側ブームの伸長LIJ2が、第
3領域■では下側ブームの伸長Ld3及び上側ブームの
伸長LLI3が、第4領域■では下側ブームの起伏量θ
d4及び下側ブームの伸長Ld4が、第5領域■では下
側ブームの伸長Ld5及び上側ブームの伸長Lu5が、
第6領域■では下側ブームの起伏mθd6及び上側ブー
ムの起伏量θu6が、第7領域■では下側ブームの起伏
aθd7及び上側ブームの伸長Lu7がそれぞれ予め定
められていて、これらの値は各[においてこの定められ
た起伏(至)もしくは伸長にて当該対応するブームが保
持されるためのものである。従って、当該領域において
固定されていない起伏量もしくは伸長を変動させること
によってその範囲内でプラットホーム13を移動させる
こととなる。
CPU40は入力された移動位置が移動可能な範囲から
外れている場合には警報装置(図示しない)に信号を出
力して同警報装置から警報音を発生させるようになって
いる。
これら一連のCPIJ40の動作は予めプログラムメモ
リ41に記憶されたデータに基づいて行われる。
さらに、CPLJ40は前記旋回操作装置から信号を入
力したとき、図示しない油圧口、路を制御して前記旋回
台4を左旋回又は右旋回させて、プラットホーム13を
旋回させるようになっている。
次に、上記のように構成した高所作業車1の作用を第7
図に基づいて説明する。
CPU40は前記キーボード15の移動位置設定のため
のキー操作によりプラットホーム13の移動位R(Xi
、Yi)が入力されると、その入力された直を移動位置
表示装置17に表示させるとともに、移動位置(Xi、
Yi)を第6図に示す移動マツプと照合して移動可能な
範囲内であるか判断しその範囲から外れていると警報装
置から警報音を発生させるとともにブームの始動は行わ
ない。そして、CPtJ40はその設定した移動位1f
(Xi、Yi)が移動可能な範囲から外れていなければ
、その移動位置(Xi、Yi)の属する領域■〜のを割
出す。
そして、CPU40はその割出した領域の移動マツプデ
ータから当該領域の前記ブームの起伏及び伸縮のデータ
を読み出すとともに、このデータと入力値Xi、Yiに
基づいて次式(1a)。
(2b)から固定されていないブームの起伏量θd、θ
U及び伸長1.d、luを専用する。
X1=Ld−cos(ed)−1u− COS (θU−θd)−b ・・・・・・(1a) Yi=Ld−3in(ed)+Lu− 5i n (eu−ed ) +a−c・・・・・・(
2a) 例えば、入力された移動位置(Xi、Yi)が移動マツ
プにおいて第1領域■内であったとすると、下側ブーム
の起伏led及び下側ブームの仲良Ldは移動マツプデ
ータにて予め固定されていて、その値はedl、Ldl
をとるため、上式(1a>’、(2a)にこれらの値X
i、 Yi、θd1.Ld1を代入し演算処理すると、
固定されていない残りの上側ブームの起伏量θU(−θ
Ui)及び上側ブームの伸長Lu(=Lui)かの出さ
れる。
又、CPtJ40は常時、第1及び第2の起伏量検出器
43.44と第1及び第2の伸縮量検出器45.46か
らの検出信号SG1〜SG4に基づいて現時点での下側
及び上側ブームの起伏量ed。
θU、下側及び上側ブームの仲良しd、LUを0出する
とともに、これらの数値から前述した演紳式(1)、(
2)により現在位1ii1’(X、Y)をq出し現在位
置表示装置16に表示させている。
そして、CPLJ40は移動前の位置でのブームの起伏
量及び伸長(edn、θLJn、ldn、1un)と、
前記のように算出した移動位置でのブームの起伏量及び
伸長(θdi、θui、1−di。
1ui)とからその差Δed (=θdi−edn)、
Δeu (=eu i−θun)、ΔLd (=Ldi
−16n)、ΔLU (=LIJ 1−Lun)を演算
する。
さらに、CPLJ40はそのプラットホーム13の移動
が低位置から高位置への移動なのか(移動させようとす
る位置での高さYi≧移動前の位置での高さYn)、あ
るいは高位置から低位置への移動か(移動させようとす
る位置での高さYiく移動前の位置での高さYn)を判
断する。
そして、CPU40は低位置から高位置への移動の際に
は、まず第1及び第2の起伏用電磁切換制御弁30.3
5の電磁ソレノイド30a、30b、35a−,35b
を励磁させる駆動制御信号を駆動回路47に出力する。
すると、各電磁ソレノイド30a、30b、35a、3
5bの励磁に基づいて第1及び第2の起伏用電磁切換制
御弁30.35が切換ねり、第1及び第2の起伏シリン
ダ6.10が伸縮して下側アウタブーム5及び上側アウ
タブーム9が起伏動する。
この時、本実施例ではCP(J40は下側及び上側アウ
タブーム5.9の起伏動を同時に行わせるようになって
いる。
この状態において、CPtJ40は第1及び第2の起伏
検出信号 G1.SG2に基づいてその時々の下側及び上側ブーム
の起伏fled、euを算出している。
そして、CPU40が各起伏検出信号SGI。
SG2に基づいて下側及び上側ブームの起伏量θd、e
uがθdi、θuiとなったと判断した時、同CPU4
0は前記電磁ソレノイド30a、30b、35a、35
bを非励磁にして第1及び第2の起伏用電磁切換制御弁
30.35を中立の状態に切換え両アウタブーム5.9
をその状態に保持する。
次に、CPU40は第1及び第2の伸縮用電磁切換制御
弁31.36の電磁ソレノイド31a。
31b、36a、36bを励磁させる駆動制御信号を駆
動回路47に出力する。
両ソレノイド31a、31b、36a、36bの励磁に
基づいて第1及び第2の伸縮用電磁切換制御弁31.3
6が切換わり、第1及び第2の伸縮シリング8,12が
伸縮し下側及び上側インナブーム7.11が伸縮動する
この時ら、本実施例ではCP U 40は下側及び1ニ
側インナブーム7.11の伸縮動を同時に行わせるよう
になっている。
この状態において、同様にCPIJ40は第1及び第2
の伸縮量検出器45 、、.46からの伸縮検出信号S
G3.SG4に基づいてその時々の下側及び上側ブーム
の仲f%Ld、Luを算出している。
そして、CPU40が各伸縮検出信号SG3゜SG/I
に基づいて下側及び上側ブームの伸長Ld。
L uがしdi、luiとなったと判断した時、同CP
U40は目的の移動位置にプラットホーム13が移動し
たと判断すると電磁ソレノイド31a。
31b、36a、36bを非励磁にして第1及び第2の
伸縮用電隅切換制御井31.36を中立の状態に切換え
両インナブーム7.11をその状態に保持する。
逆に、プラットホーム13を高位置から低位置に移動す
る場合には、CPU40は前jホしたプラットホーム1
3を低位置から高位置に移動する場合とは逆に算出した
データΔθd、ΔeU、ΔLd、ΔしUに基づいて、ま
ず第1及び第2の伸縮シリンダ8.12を伸縮させて下
側及び上側インナブーム7.11を伸縮動させた後に、
第1及び第2の起伏シリンダ6.10を伸縮させて下側
及び上側アウタブーム5,9を起伏動させて所定移動位
置に移動させるようになっている。尚、プラットホーム
13を高位置から低位置に移動する場合にJ5けるブー
ムの起伏動及び伸縮動のためのCPU40の動作及び各
シリンダ6.8,10.12を作動させるための油圧回
路の駆動については、低位置から高位置への移動する場
合にJ3Gプるブームの起伏動及び伸縮動の時と同じで
あるので詳しい説明は省略する。
このように、本実施例の高所作業車においては、四つの
プラットホーム13の位置決定のための値(下側ブーム
の起伏ff1e(j、下側ブームの伸長Ld、上側ブー
ムの起伏■θU、上側ブームの伸長Lu)を持つ中折れ
式高所作業車において移動位置を入力操作するだけで自
動的に目的の移動位置にプラットホームを移動すること
ができる。よって、従来のように各種の操作レバーを順
次操作して作業位置に移動させるのに比べ操作が非常に
簡単になる。
なお、前記実施例の場合、中折れ式でかつ下側及び上側
インナブーム7.11が伸縮可能な高所作業車に具体化
したが、例えば本実施例の高所作業車に比べ上側インナ
ブームが伸縮しない、すなわち固定された一本の上側ブ
ームよりなる高所作業車に具体化し、移動マツプの各領
域には下側ブームの起伏ωθd、下側ブームの伸長Ld
、上側ブームの起伏量θUの内いずれか一つだけを予め
決めておくようにしてもよい。あるいは、本実施例の高
所作業車1に比べ下側インナブームが伸縮しない、すな
わち固定された一本の下側ブームよりなる高所作業車に
具体化し、移動マツプの各領域には下側ブームの起伏f
f1ed、上側ブームの起伏eeu、上側ブームの伸長
しUの内いずれか一つだけを予め決めておくようにして
もよい。
本実施例では移動させる前のプラットホーム13の位置
と移動したい位置でのブームの起伏量及び伸長の差Δe
d、Δeu、Δld、ΔLuを求めた後に、低位置から
高位置へ移動する場合と高位置から低位置へ移動する場
合に分けてブームの起伏動、伸縮動の順序を決めて上側
及び下側アウタブーム5,9の起伏動及び上側及び、下
側インナブーム7.11の伸縮動をそれぞれ同時に行う
ようにしたが、ブームの起伏動、伸縮動を全て同時に行
ったり、各ブーム5,7,9.11の起伏動あるいは伸
縮動をそれぞれ一つのブームの駆動が終了した後に次の
ブームの駆動が開始するように一つづつ順に駆動させて
もよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は移動位置の入力により
プラットホームを所定の作業位置に自助的に案内させる
ようにしたので、プラットホームの移動操作を簡単かつ
容易に行うことができる浸れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した中折れ式高所作業車の側
面図、第2図はコントロールパネルの正面図、第3図は
ブーム駆動装置の油圧回路図、第4図はブーム駆動制御
装置の電気ブロック回路図、第5図はブームの状態を説
明するための説明図、第6図はプラットホームの移動領
域を示すマツプ図、第7図はブーム駆動制御装置の作用
を説明するためのフローヂャ−1・図である。 図中、1は高所作業車、5は下側アウタブーム、6は第
1の起伏シリンダ、7は下側インナブーム、8は第1の
伸縮シリンダ、9は上側アウタブーム、10は第2の起
伏シリンダ、11は上側インナブーム、12は第2の伸
縮シリンダ、13はプラットホーム、15はキーボード
パネル、39はマイクロコンピュータ、40は中央処理
装置(CPLJ)、41はプログラムメモリ、43.4
4は第1及び第2の起伏量検出器、45.46は第1及
び第2の伸縮量検出器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基端部が車体に枢支された下側ブームと、基端部が
    前記下側ブームの先端部に枢支された上側ブームと、 前記上側ブームの先端部に連結保持されたプラットホー
    ムと、 前記下側ブームを車体に対し起伏回動させる第1の起伏
    シリンダと、 前記上側ブームを下側ブームに対し起伏回動させる第2
    の起伏シリンダと、 前記下側あるいは上側ブームの内少なくとも一方を伸縮
    動させる伸縮シリンダと よりなる中折れ式高所作業車において、 前記ブームの状態を検出するブーム状態検出手段と、 前記プラットホームの移動位置を入力する入力装置と、 前記プラットホームの移動可能な範囲を多数の領域に分
    割し、その領域ごとに前記各シリンダの内2つを除くシ
    リンダの状態を予め記憶した記憶手段と、 前記入力装置の移動位置データに基づいて移動位置が前
    記記憶手段に記憶された各領域のいずれに属するか割出
    すとともにその割出した領域の状態を記憶手段から読み
    出し、その読み出したデータに基づいて移動位置でのブ
    ーム状態を算出し、その算出データとブーム状態検出手
    段の検出データに基づいてプラットホームを現在いる位
    置から移動位置に移動させる為の駆動データを演算する
    演算手段と、 前記演算手段の演算結果に基づいて前記第1、第2の起
    伏シリンダ及び伸縮シリンダを駆動制御してプラットホ
    ームを現在いる位置から移動位置に移動させる駆動制御
    手段と を備えた中折れ式高所作業車のブーム駆動制御装置。 2、下側ブームは車体に枢支された下側アウタブームと
    同下側アウタブームに対して長手方向に移動可能に配設
    された下側インナブームとからなり、上側ブームは前記
    下側インナブームの先端部に枢支された上側アウタブー
    ムと同上側アウタブームに対して長手方向に移動可能に
    配設された上側インナブームとからなり、伸縮シリンダ
    は下側インナブームを伸縮動させる第1の伸縮シリンダ
    と上側インナブームを伸縮動させる第2の伸縮シリンダ
    であり、ブーム状態検出手段は下側アウタブームの起伏
    量を検出する第1の起伏量検出器と下側インナブームの
    伸縮量を検出する第1の伸縮量検出器と上側アウタブー
    ムの起伏量を検出する第2の起伏量検出器と上側インナ
    ブームの伸縮量を検出する第2の伸縮量検出器であり、
    記憶手段はその各領域に下側ブームの起伏量あるいは下
    側ブームの伸長あるいは上側ブームの起伏量あるいは上
    側ブームの伸長の内いずれか2つが予め記憶されている
    特許請求の範囲第1項に記載の中折れ式高所作業車のブ
    ーム駆動制御装置。
JP29599985A 1985-12-25 1985-12-25 中折れ式高所作業車のブ−ム駆動制御装置 Pending JPS62153100A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546900U (ja) * 1991-11-29 1993-06-22 株式会社アイチコーポレーション 屈伸型高所作業車の制御装置
JP2003221185A (ja) * 2002-01-09 2003-08-05 Potain Sa タワークレーンの折畳及び展開の安全指令/制御に関する方法及び装置

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