JPS6215283A - 土壌活性剤入り植生基盤材とその施工法 - Google Patents

土壌活性剤入り植生基盤材とその施工法

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JPS6215283A
JPS6215283A JP60154139A JP15413985A JPS6215283A JP S6215283 A JPS6215283 A JP S6215283A JP 60154139 A JP60154139 A JP 60154139A JP 15413985 A JP15413985 A JP 15413985A JP S6215283 A JPS6215283 A JP S6215283A
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JP
Japan
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base material
vegetation base
vegetation
humic acid
streptomyces
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Pending
Application number
JP60154139A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamamoto
清 山本
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Oyo Kikaku KK
Original Assignee
Oyo Kikaku KK
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Publication date
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  • Fertilizers (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は土壌活性剤の入った植生基盤材とその施工方
法にかかわる。
〔従来の技術〕
近時非常に条件の悪い法面をも環境保持の観点から緑化
をしたいという要望が強く、このため緩効性肥料などが
多用されるようになった。
しかし、化学肥料だけでは充分とは言えず、本来の地力
の強化が必要といはれている。このために、有効土壌菌
が使用されるようになってきた。例えば昭和56年特開
第134903号、昭和59年特開第150827号な
どの方法が提案されている。
〔発明が解決しようとした、問題点 〕上記のいずれの方法も有効土壌菌を植生基盤材に混入
し法面に吹きつける方法であるが、使用する土壌菌の内
容が特定されていない。土壌菌はその種類が極めて多く
、すべての菌が有効とは言い難く、菌の種類によっては
寧ろ害をマすおそれがないともいえない。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記の問題点を解決する目的のために、既に
農業分野において実績があり、菌の種類も明確にされ、
菌を乾燥状態で仮死させた状態の土壌活性剤を使用をす
るものである。
更に、この発明では田畑と法面の違いに着目し、田畑に
は適用できないが法面には適用出来る配合を用いること
によりこの土壌活性剤をより一層有効に使用するもので
ある。
この発明は昭和58年特開第208191、発明の名称
「土壌活性剤」によって公開された技術に基づくもので
ある。
基本技術は、腐植酸10%以上、タンパク態窒素1%以
上を含む担体に、バチルス・セレウス(Bacillu
s cereus ) 、バチルス・スブチリス(Ba
cillus 5ubtilis ) 、バチルス・メ
ガテリウム(Bacillus megaterium
 )より選ばれた一種もしくはそれ以上のバチルス属の
培養物、及びアクチノミセス・フラボビリデス(Act
ino−myces flavoviridis) 、
ストレプトミセス・フラブス(Streptomyce
s flavus ) 、ストレプトミセス・フラディ
エ(Streptomyces fradiae) −
ストレプトミセス・アルプス(Streptomyce
salbus )より選ばれた一種もしくはそれ以上の
放線菌の培養物を配合した土壌活性剤である。
この発明では土壌活性剤として、上記の基本技術に基づ
いて培養された土壌活性剤を、低温で乾燥し菌を仮死状
態に保ったー協立有機工業研究所のバイオファーティ 
(商品名)をその原料として使用する。
この発明ではバイオファーティに腐植酸を多く含有する
泥炭・草炭・亜炭・ボタなどの炭化植物及び/ないしは
魚粉・大豆粕・パーク堆肥・コンポストなどの有機肥料
を添加して植生基盤材を構成する。炭化植物と有機肥料
は両方を添加する方がより望ましい。
バイオファーティの添加量は通常植生基盤材1rrr当
たり500g〜2kgを目標にする。土壌活性剤・炭化
植物・有機肥料の三種類を以て構成する場合の配合例は
1:10〜50 : 10〜30である。
このように構成した植生基盤材には、この他一般の植生
基盤材に用いられているように、緩効性肥料・高度化成
肥料・土壌改良剤・保水材・植生種子等を適宜添加して
もよい。
このような植生基盤材を法面に施工する方法としては、
従来の泥吹き・土嚢詰め・植生盤などによる。
法面では無機質肥料の追肥が難しいので、長期に肥効の
ある窒素系緩効性肥料を用いるのが望ましい。これを植
生基盤材に添加してもよいし、三菱化成工業@製のイソ
ブチレンジウレアを素材とした大粒のウッドエース(登
録商標)等を法面に展張するネットに取りつけておく方
法もある。この他の緩効性肥料としてはチッソ旭肥料−
のハイコントロール(登録商標)が有効である。
〔作用〕
この発明で用いる土壌活性剤は乾燥した仮死状態で保た
れているので、工場で培養したままの成分が保証され、
雑菌などに犯されることなく有効な菌を確実に、且つ、
安定的に提供出来る。
乾燥状態の土壌活性剤を法面に施工した後、撒水や自然
の雨水と温度により、仮死状態の菌が再び活動を開始す
るが、この発明に用いた有効菌が充分に効果を発揮する
にはタンパク態窒素や無機態窒素が必要である。魚粉・
大豆粕・パーク堆肥などの有機肥料がタンパク態窒素の
供給元として適している。
又、有効菌にとって必要な成分としては腐植酸があり、
腐植酸は菌の生息の場を与え、抗菌物質養分の吸着保持
の役割を持つもので、土壌活性剤中に10%、又はそれ
以上の腐植酸を含むことが望ましい。泥炭・草炭・亜炭
・ボタ等の炭化植物が高濃度の腐植酸を含み、且つ経済
的である。これらの炭化植物は田畑には撒布し難いが、
法面の場合には後顧の憂いなく撒布できる。ボタ山や泥
炭地域の緑化の場合には添加する必要のないことは勿論
である。
〔実施例1〕 以下この発明の実施例を詳しく説明する。
脇立有機工業@製のパイオフアーチI(土壌活性剤・・
商品名):粉砕した泥炭:魚粉:パーク堆肥を重量比で
1:6:1:2の割合で配合してこの発明の植生基盤材
を得る。
第1図に示すように三菱化成工業@製のウッドエース(
登録商標)の−個15g程度の大粒の肥料1を透水性の
プラスチックネット2で連結包装して鎖状連結肥料3を
得る。1m当たり約10個の肥料を連結する。ポリエチ
レンモノフィラメントを編製してなる植生ネット4に、
横断的に平行に等間隔で取り付ける。使用するネットの
大きさは巾3m、長さ20m、取りつけの間隔は50印
である。
この植生ネットを第2図に示すように、適宜アンカーピ
ン5を打って法面6に固定し、この上から上記植生基盤
材7に植生種子8を添加し水を加えて泥状としたものを
モルタルガンを用いて吹きつける。厚さは2〜10cm
である。
〔実施例2〕 植生基盤材としては前例と同一のものを使用する。
第3図に示すように、合成樹脂延伸テープを編製して土
嚢袋9を形成する。従来行われているように、どの土嚢
袋の片面の裏面には植生種゛子8が付設されている。植
生現場に於いてこのような所謂植生土嚢袋に上記植生基
盤材を充愼し、法面に敷設する。脱落を防止するため、
法枠を予め施工したり、アンカーピン5を用いて土嚢を
安定させる。
〔実施例3〕 植生基盤材としては前二例と同様のものを使用する。
上記植生基盤材に少量のセメントを混入し、プレス機を
用いて加圧成形し、第4図に示すような平板状の植生@
10を得る。セメントは施工時に形を保つのが目的であ
り、余り硬くなると植生物の成育が妨げられるので、そ
の添加量は通常のコンクリート製品の場合に″比べ少な
くてよく、植生基盤材1%当たり精々100 kg程度
でよい。セメント硬化に必要な水は通常パーク堆肥の持
つ水分で充分であるが、不足の時には補充する。大きさ
・形状を規定するものではないが、通常、植生盤は一辺
30〜50cm、厚さは3〜10cmの長方形である。
植生盤には補強の目的で繊維状のものを混入したり、補
強用金網11を用いることも有効である。植生盤10を
形成する時に同時に植生種子を添加してもよいが、成形
後長期間の保存は無理である。
このように準備された植生盤10を法面6に敷き詰めて
施工する。植生盤ならびに将来の植生物の脱落を防止す
るため、植生盤を施工した上から落石防止用金網12等
を覆い、適宜アンカーピン5などを用いて固定すること
も有効である。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように構成されているので農業分野で
既に実績があり、土壌菌が特定されしかも乾燥状態で仮
死状態のバイオファーティを用いるので、有効な菌を確
実に、且つ、安定的に確保できる。しかも法面という特
殊事情から、炭化植物を配合することが可能なので、バ
イオファーティの土壌活性剤の効力を更に拡大し、植生
物を安定的に成育させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は鎖状連結肥料(一部切欠)を取り付けた植生ネ
ットの平面図、第2図は吹きつけの施工状況を示す側面
図、第3図は土嚢袋の斜視図(一部表面をめくり裏面を
表示)、第4図は植生盤の斜視図(一部切欠)、第5図
は植生盤の施工状況を示す側面図である。 1・・大粒の肥料、2・・プラスチックネット、3・・
鎖状連結肥料、4・・植生ネット、5・・アンカーピン
、6・・法面、7・・植生基盤材、8・・植生種子、9
・・土嚢袋、10・・植生盤、11・・補強用金網、1
2・・落石防止用金網。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)腐植酸10%以上、タンパク態窒素1%以上を含
    む担体に、バチルス属の菌の培養物及び放線菌の培養物
    を配合した乾燥状態の土壌活性剤、並びに腐植酸含有物
    である炭化植物及び/或いは有機肥料を不可欠要素とし
    たことを特徴とした植生基盤材。
  2. (2)バチルス属の菌がバチルス・セレウス(Baci
    −lluscereus)、バチルス・スブチリス(B
    aci−llussubtilis)、バチルス・メガ
    テリウム(Bacillusmegaterium)よ
    り選ばれた一種もしくはそれ以上の混合菌であり、放線
    菌がアクチノミセス・フラボビリデス(Actinom
    ycesflavoviridis)、ストレプトミセ
    ス・フラブス(Streptomycesflavus
    )、ストレプトミセス・フラデイエ(Streptom
    ycesfradiae)、ストレプトミセス・アルブ
    ス(Streptomycesalbus)より選ばれ
    た一種もしくはそれ以上の混合菌であることを特徴とし
    た、特許請求の範囲第(1)項記載の植生基盤材。
  3. (3)法面に網状物を固定した上から、特許請求の範囲
    第(1)項ないし第(2)項に記載された植生基盤材を
    泥状にして吹きつけることを特徴とした、植生基盤材の
    施工法。
  4. (4)網状物にイソブチリデンジウレアからなる大粒の
    肥料が適宜間隔に取り付けられたことを特徴とした、特
    許請求の範囲第(3)項記載の植生基盤材の施工法。
  5. (5)特許請求の範囲第(1)項ないし第(2)項に記
    載された植生基盤材を土嚢袋に詰めた上、法面に設置す
    ることを特徴とした、植生基盤材の施工法。
  6. (6)特許請求の範囲第(1)項ないし第(2)項に記
    載された植生基盤材を加圧して盤状に成形したものを法
    面に設置することを特徴とした植生基盤材の施工法。
  7. (7)植生基盤材にネットが覆われて保護されたことを
    特徴とした、特許請求の範囲第(6)項記載の植生基盤
    材の施工法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0579041A (ja) * 1991-09-24 1993-03-30 Tenryu Kogyo Kk 植生方法、植生基材、及び植生シート体
JPH07166552A (ja) * 1993-12-16 1995-06-27 Toko Kensetsu Kk 法面緑化工法
KR100397829B1 (ko) * 2001-05-22 2003-09-13 세흥조경산업 (주) 펩타이드 생태복원공법
KR20040006046A (ko) * 2002-07-09 2004-01-24 주식회사 엔바이오제네시스 유익한 토양 미생물을 포함하는 미생물 제제 및 제조 방법
JP2007138123A (ja) * 2005-11-20 2007-06-07 Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute 草炭からの土壌改良材およびこれを用いた植物成長方法

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