JPS62152465A - ゲル状組成物 - Google Patents
ゲル状組成物Info
- Publication number
- JPS62152465A JPS62152465A JP60292587A JP29258785A JPS62152465A JP S62152465 A JPS62152465 A JP S62152465A JP 60292587 A JP60292587 A JP 60292587A JP 29258785 A JP29258785 A JP 29258785A JP S62152465 A JPS62152465 A JP S62152465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gel
- carrageenan
- composition
- fragrance
- phosphate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、強度及び透明性に優れ、離水性の少ないカラ
ギーナン含有ゲル状組成物に関する。
ギーナン含有ゲル状組成物に関する。
近年、防臭又は芳香付与の製品は広範囲に利用され、身
体用、自動車用、室内用、動物用、産業用、公害防止用
など、ますます用途が広がりつつあり、殊に芳香消臭剤
としてゲル状芳香剤の伸びは著しい。このゲル状芳香剤
は主に水より構成されるゲル状物に香料を添加したもの
であり、香料の徐放性により長期間にわたり芳香効果を
持続する。
体用、自動車用、室内用、動物用、産業用、公害防止用
など、ますます用途が広がりつつあり、殊に芳香消臭剤
としてゲル状芳香剤の伸びは著しい。このゲル状芳香剤
は主に水より構成されるゲル状物に香料を添加したもの
であり、香料の徐放性により長期間にわたり芳香効果を
持続する。
芳香剤用ゲル化剤としてはカラギーナン、ファーセレラ
ン、寒天、ローカストビーンガム、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸、ヒドロキシプロピルセルロース、
グアガム、アラビアガム等が用いられているが、ゲル状
物の透明性1価格等の制約からカラギーナンが多用され
ている。しかしカラギーナンを主剤とする芳香剤では、
ゲルの透明性に欠けるので、従来この種の芳香剤は不透
明な容器等に収納されている。
ン、寒天、ローカストビーンガム、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸、ヒドロキシプロピルセルロース、
グアガム、アラビアガム等が用いられているが、ゲル状
物の透明性1価格等の制約からカラギーナンが多用され
ている。しかしカラギーナンを主剤とする芳香剤では、
ゲルの透明性に欠けるので、従来この種の芳香剤は不透
明な容器等に収納されている。
そのため最近のデオドラント製品のカラー化、ファッシ
ョン化、イメージアップ化等に対応しに((、商品価値
が低下している。さらにこのゲル化剤では離水現象が生
じ、ゲル表面より水が滲出するという問題点がある。離
水現象が生じると、香料等を含有する液が滴下して衣服
や皮膚に付着し、よごれを与えるだけでなく、芳香性が
低下し、形態の変化が大きくなる。
ョン化、イメージアップ化等に対応しに((、商品価値
が低下している。さらにこのゲル化剤では離水現象が生
じ、ゲル表面より水が滲出するという問題点がある。離
水現象が生じると、香料等を含有する液が滴下して衣服
や皮膚に付着し、よごれを与えるだけでなく、芳香性が
低下し、形態の変化が大きくなる。
本発明者らは、前記の問題点を解決することを目的に検
討を重ねた結果、カラギーナンにリン酸塩を添加するこ
とにより透明性が高くなり。
討を重ねた結果、カラギーナンにリン酸塩を添加するこ
とにより透明性が高くなり。
離水が抑制できることを見出して本発明を完成した。
本発明は、カラギーナンを0.5〜5.0%ならびにリ
ン酸塩をカラギーナンに対し10〜100%含有するこ
とを特徴とするゲル状組成物である。
ン酸塩をカラギーナンに対し10〜100%含有するこ
とを特徴とするゲル状組成物である。
本発明に用いられるカラギーナンとしては、カッパ、イ
オタ、ラムダのいずれのカラギーナンでもよいが、ゲル
の安定性、ゲル強度等からみてカッパカラギーナンが最
も好ましい。カラギーナンの含有量は組成物総量に対し
0.5〜5゜0%である。カラギーナン含有量が0.5
%未満の場合はゲル強度が低く、かつ離水量も多量とな
る。一方、カラギーナン含有量が5.0%より多い場合
には透明性が著しく低下し、かつ〕均一な溶解が困難と
なり、均一なゲル状組成物が得られなくなる。
オタ、ラムダのいずれのカラギーナンでもよいが、ゲル
の安定性、ゲル強度等からみてカッパカラギーナンが最
も好ましい。カラギーナンの含有量は組成物総量に対し
0.5〜5゜0%である。カラギーナン含有量が0.5
%未満の場合はゲル強度が低く、かつ離水量も多量とな
る。一方、カラギーナン含有量が5.0%より多い場合
には透明性が著しく低下し、かつ〕均一な溶解が困難と
なり、均一なゲル状組成物が得られなくなる。
リン酸塩としては、フィチン酸塩、オルトリン酸塩例え
ばKH2PO4,K2HPO4,K3PO4、NaH,
、PO2・H2O5Na2HPO4” 12 H2O、
Na5P 04 ” 12 H2O等、メタリン酸塩例
えばNaPO3、ボリメタリ酸塩例えば^ ヘキサメタリン酸ソーダ、ビロリン酸塩例えばに4P2
07 ・5H20、Na2H2P2O7” 6H20等
が挙げられる。
ばKH2PO4,K2HPO4,K3PO4、NaH,
、PO2・H2O5Na2HPO4” 12 H2O、
Na5P 04 ” 12 H2O等、メタリン酸塩例
えばNaPO3、ボリメタリ酸塩例えば^ ヘキサメタリン酸ソーダ、ビロリン酸塩例えばに4P2
07 ・5H20、Na2H2P2O7” 6H20等
が挙げられる。
これらのリン酸塩の2種以上を組合わせて用℃・でもよ
い。リン酸塩の含有量はゲル化剤に対して10〜100
%とすることが必要である。リン酸塩の含有量がこの範
囲外の場合は、充分な透明性向上効果及び離水抑制効果
が得られない。
い。リン酸塩の含有量はゲル化剤に対して10〜100
%とすることが必要である。リン酸塩の含有量がこの範
囲外の場合は、充分な透明性向上効果及び離水抑制効果
が得られない。
本発明のゲル状組成物は、例えば下記の方法で製造する
ことができる。カラギーナンとリン酸塩とを粉体状で混
合し、温水中に溶解したのち、ゲル化するまでに香料、
防腐剤1色素等を添加する方法。またカラギーナン溶液
を調製したのち、リン酸塩を添加し、ゲル化するまでに
香料等を添加することによりゲル状組成物を製造するこ
ともできる。リン酸塩を添加する時期はカラギーナン添
加O前又は後のいずれでもよい。さらにカラギーナン以
外のゲル化剤、増粘剤、界面活性剤、香料、防腐剤、多
価アルコール等を添加してもよい。
ことができる。カラギーナンとリン酸塩とを粉体状で混
合し、温水中に溶解したのち、ゲル化するまでに香料、
防腐剤1色素等を添加する方法。またカラギーナン溶液
を調製したのち、リン酸塩を添加し、ゲル化するまでに
香料等を添加することによりゲル状組成物を製造するこ
ともできる。リン酸塩を添加する時期はカラギーナン添
加O前又は後のいずれでもよい。さらにカラギーナン以
外のゲル化剤、増粘剤、界面活性剤、香料、防腐剤、多
価アルコール等を添加してもよい。
こうして製造されたゲル状組成物は、ゲルの芳香性の低
下、ゲル萎縮による形態変化の迅速化等の欠点を解消で
きる。
下、ゲル萎縮による形態変化の迅速化等の欠点を解消で
きる。
実施例1
200 rul容のビーカーに水100gを入れ。
湯浴で攪拌しながらカッパカラギーナン1.5gを徐々
に添加し、さらにヘキサメタリン酸ソーダ0.3gを添
加し、60分間攪拌溶解し、水分補正後の溶液重量を1
00、Ogとして調製液とした。この調製液の一部を分
光光度計(日立MODEL 101 )測定用セルに採
り、ゲル化させたのち、波長660 nmの透過率を、
蒸留水を対照にして測定したところ98.5%であった
。
に添加し、さらにヘキサメタリン酸ソーダ0.3gを添
加し、60分間攪拌溶解し、水分補正後の溶液重量を1
00、Ogとして調製液とした。この調製液の一部を分
光光度計(日立MODEL 101 )測定用セルに採
り、ゲル化させたのち、波長660 nmの透過率を、
蒸留水を対照にして測定したところ98.5%であった
。
一方、調製液を熱時に所定のカップに注入し、室温でゲ
ル化させゲル状批酸物を得た。このゲル状組成物の1週
間後の表面離水率を虎2戸紙(東洋F紙製)に吸い取っ
て測定したところ0゜16重量%であった。
ル化させゲル状批酸物を得た。このゲル状組成物の1週
間後の表面離水率を虎2戸紙(東洋F紙製)に吸い取っ
て測定したところ0゜16重量%であった。
実施例2〜5
カラギーナン量、リン酸塩の種類及び添加量を変え、そ
の他は実施例1と同様にしてゲル状組成物を製造した。
の他は実施例1と同様にしてゲル状組成物を製造した。
このゲル状組成物の透過率及び表面離水率を下記表に示
す。
す。
比較例1
水100gにカソパ力うギーナ71.59を添加し、ヘ
キサメタリン酸ソーダを除き、その他は実施例1と同様
にしてゲル状組成物を製造した。このゲル状組成物の透
過率及び表面離水率を測定したところ890%及び0.
22重量%であり、実施例1及び2と比較し透過率及び
表面離水率共に著しく劣って℃・た。
キサメタリン酸ソーダを除き、その他は実施例1と同様
にしてゲル状組成物を製造した。このゲル状組成物の透
過率及び表面離水率を測定したところ890%及び0.
22重量%であり、実施例1及び2と比較し透過率及び
表面離水率共に著しく劣って℃・た。
比較例2
水100gにカッパカラギーナン6.5gを添加し、ヘ
キサメタリン酸ソーダを除き、その他は実施例6と同様
にしてゲル状組成物を製造した。このゲル状組成物の透
過率及び表面離水率を測定したところ87.0%及び0
.15重量%であり、実施例2と比較し透過率及び表面
離水率共に著しく劣っていた。
キサメタリン酸ソーダを除き、その他は実施例6と同様
にしてゲル状組成物を製造した。このゲル状組成物の透
過率及び表面離水率を測定したところ87.0%及び0
.15重量%であり、実施例2と比較し透過率及び表面
離水率共に著しく劣っていた。
出願人 三菱アセテート株式会社
代理人 弁理士 小 林 正 雄外1名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、カラギーナンを0.5〜5.0%ならびにリン酸塩
をカラギーナンに対し10〜100%含有することを特
徴とするゲル状組成物。 2、リン酸塩がオルトリン酸塩、メタリン酸塩、ポリメ
タリン酸塩、ピロリン酸塩又はフィチン酸塩であること
を特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のゲル状組
成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60292587A JPS62152465A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | ゲル状組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60292587A JPS62152465A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | ゲル状組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62152465A true JPS62152465A (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=17783702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60292587A Pending JPS62152465A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | ゲル状組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62152465A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1038537A1 (en) * | 1999-03-23 | 2000-09-27 | Beta Pictoris Inc. | Deodorant composition especially formulated for motorcars and domestic environments, with high characteristics of stability, and relevant production process |
JP2006160607A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Medorekkusu:Kk | 局所麻酔薬物含有ゼリー剤 |
JP2011074090A (ja) * | 2011-01-14 | 2011-04-14 | Medorekkusu:Kk | リドカイン含有ゼリー剤 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60292587A patent/JPS62152465A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1038537A1 (en) * | 1999-03-23 | 2000-09-27 | Beta Pictoris Inc. | Deodorant composition especially formulated for motorcars and domestic environments, with high characteristics of stability, and relevant production process |
JP2006160607A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Medorekkusu:Kk | 局所麻酔薬物含有ゼリー剤 |
JP2011074090A (ja) * | 2011-01-14 | 2011-04-14 | Medorekkusu:Kk | リドカイン含有ゼリー剤 |
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