JPS62152448A - 医用光学機器の照明装置 - Google Patents

医用光学機器の照明装置

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JPS62152448A
JPS62152448A JP60296586A JP29658685A JPS62152448A JP S62152448 A JPS62152448 A JP S62152448A JP 60296586 A JP60296586 A JP 60296586A JP 29658685 A JP29658685 A JP 29658685A JP S62152448 A JPS62152448 A JP S62152448A
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角田 敏行
長野 隆
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、対象物に対して観察しながら処置を行うこと
を目的とする医用光学機器、特に手術用顕微鏡の照明装
置に関する。
(従来の技術〕 近年、微細な手術を顕微鏡観察下で拡大観察しながら行
うマイクロサージエリ−が盛んに行われるようになって
きており、これによれば手術を正確に行えることから、
眼科、脳外科、成形外科をはじめ各分野で多大な成果を
あげるに至っている。
マイクロサージエリ−では、顕微鏡観察下で行うため、
術野について通常の無影燈による照明のほかに極めて高
い照度の照明を行なう必要があり、手術用顕微鏡はその
ために同軸照明や斜照明などの光源を具備している。
しかしながら、上記照明の光源となるランプバルブは、
その寿命が数十時間程度であるが、手術中に点灯不能と
なるのをさけるために定期的に交換するのが好ましい。
又、定期的な交換がなされたとしても、バルブの個々の
品質のばらつきや使用状態などにより、手術中にバルブ
が切れることがある。その際バルブを速やかに交換する
必要があるため、各種のバルブ交換方法が考えられてい
る。例えば、実開昭52−160345号公報に開示さ
れているように、二つのランプハウスを左右に並べてそ
の一方を予備とし、通常は他方のうンプハウス内のバル
ブを点灯させ、それが切れた場合二つを一体として移動
させて予備のランプハウス内のバルブを点灯させる方法
などがある。
又、同様な光源補償装置としては、実開昭53−193
74号公報や特開昭56−16240号公報に開示され
ているように、複数のバルブを°扇状の回動自在なバル
ブ保持手段に取付け、点灯していたバルブが切れた時は
その位置に予備のバルブを回転移動させるものや、実開
昭55−48104号公報にあるように、主バルブの脱
線時にミラー等の光学系と電源を連動して予備のバルブ
に切換える装置等が考案とされている。
一方、マイクロサージエリ−を行なう時は数種類の照明
を同時に或は切り換えて使用する場合があり、そのため
の照明装置が各種考案されている。
−例として、同軸照明系と斜照明系が互いに独立してお
り、夫々別のランプバルブを光源としているものがある
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、実開昭52−160345号公報に記載の装
置では、万一手術中にバルブが切れた場合、ランプハウ
ス交換の作業中は点灯しないので、術者の視野は殆ど暗
黒になる。又、同軸照明系と斜照明系が互いに独立して
いるものでは、どちらか片方だけを使用している時にそ
のバルブが切れると、他方の照明に切換えが終るまでや
はり術者の視野は暗黒になり、手術を中断せざるを得な
い。
また、脳外科の手術などで同軸照明以外では手術が不可
能な場合は、やはりバルブの交換が必要になり、手術の
中断は避けられない。
マイクロサージエリ−においては、手術対象は非常に微
細な部分であり、また眼球や脳など重要な器官であるこ
と多く、バルブが切れた時に術者の視野が暗黒になると
周辺の組織を誤って傷つける危険があり、もしそうなっ
た場合患者に重篤な障害を引き起こすことが考えられる
又、実開昭53−19374号公報に記載の装置や実開
昭55−48104号公報に記載の装置でも、切換え時
には視野が暗黒となることが避けられず、又切換え手段
が機械的構造を持つためにバルブ交換方法が複雑になり
、予備のバルブが切れた際は全く危険な状況に陥る。又
、切り換え手段が故障した場合、それが補償手段として
の機能を失うばかりか、バルブ交換の複雑さと機械部分
の修理の必要から照明の復旧には相当の時間を要旨、重
大な危険を招く恐れがある。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであ
り、手術中に万一パルプ切れが起きても術野が暗黒にな
らず、従って誤って周辺の組織を傷つけるという事故を
未然−に防ぐことができ、且つ構成が簡単で、安全性及
び信頼性がともに極めて高い手術用顕微鏡等の医用光学
機器の照明装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明による
照明装置は、−個か或は複数の照明系を持つ医用光学機
器の照明装置において、各々の照明系に少なくとも二個
のバルブを配置して、−個の照明系が複数のバルブを光
源とする構成とし、それらのバルブの一つが切れても残
った他のバルブからの光の供給によって照明が′m続さ
れるうにしたものである。又、各々のバルブが外部から
独立して交換可能なランプソケットに個々に装着される
ようにして、切れたバルブを交換する場合においても他
のバルブが点灯していることによって照明光が確保され
るようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図示した各実施例に基づき本発明の詳細な説明す
る。
第1図は本発明の第一実施例の構造を示しており、■は
本体、2は光源である。電源2によってバルブ7a、7
bは同時に点灯する。集光レンズ5a、5cはバルブ7
a、7bのフィラメントの光を導光路4a、4bに夫々
集光する。又、リレーレンズ5bは、バルブ7aの光を
’J 光レンズ5Cを介して導光路4bに入射させると
同時に、バルブ7bの光を集光レンズ5aを介して導光
路4aに入射させる。この時、リレーレンズ5bに対し
てバルブ7aと7bは共役である必要はなく、バルブ7
aの光が導光路4bにバルブ7bの光が導光路4aに夫
々入射′するよう配置されていればよい。又、導光路4
a、4bは光フアイバー束であってもレンズ系による導
光手段であってもよい。
3a、3bは外部から独立に着脱可能なバルブソケット
であって、本体1に設けられたコネクタ6a、5bに装
着するのに伴い電気的に接続されるようになっているの
で、バルブソケット3a、3bの着脱の際に特に電気的
接続の作業をしなくてもよい。
本実施例を手術用顕微鏡に応用すれば第2図のようにな
る。二本の導光路14a、14bは夫々鏡体11及び斜
照明装置12に接続される。鏡体11に接続された導光
路14aの出射端面14a′から出射した光は、同軸照
明光学系15及び対物レンズ13を介して観察対象19
を照明する。又、斜照明装置12に接続された導光路1
4bの出射端面14b′から出射した光は、斜照明光学
系16を介して観察対象19を照明する。尚、17は結
像レンズ、18は接眼鏡筒である。
本実施例の装置において、通常はバルブ7a。
7bは同時に点灯している。ここで、片方のバルブ例え
ば7aが切れたとしても、リレーレンズ5bにより正常
なバルブ7bの光が導光路4aに入射するので、導光路
4a、4bによって光が供給されている照明系は、どち
らもある程度の光量が保証される。もし、バルブ7bが
切れ且つバルブ7aが正常であっても同様である。従っ
て、第1 。
図の導光路4a、4bを第2図の導光路14a。
14bに対応させれば、どちらか一方のバルブが切れて
も、同軸照明及び斜照明はともに全暗黒とはならない。
尚、両方のバルブが同時に切れることは極めてまれであ
る。
もし一方のバルブが切れたら、他方のバルブの光により
観察を続けながら、切れたバルブを保持するバルブソケ
ットを交換することにより、手術を中断せずに照明を正
常状態に復帰させることができる。
第3図は第二実施例での構造を示しており、21は本体
、22は電源である。第一実施例と同様に、バルブ27
a、27bは別個のバルブソケット23a、23bに装
着され、バルブソケット23a、23bはコネクタ26
a、26bを介して電ti、22と電気的に接続され且
つ本体21に対し夫々単独で着脱可能に装着されている
。バルブ27a、27bを発した光は夫々凹面鏡28a
、23b、集光レンズ25a、25bを介して正方形断
面を有する反射鏡20に至る。反射鏡20はその対角線
の一つがバルブ27aとバルブ27bを結ぶ直線と一致
する。ここで二方向からの光束は夫々垂直方向に三等分
され且つ合流して集束レンズ29a、29b、反射鏡2
0の他方の対角線の延長線上に配置された導光路24a
、24bに入射する。即ち、バルブ27a、27bの発
した光の夫々2ずつが導光路24a、24bに入射する
本実施例において使用されるバルブソケット23a及び
コネクタ26aの構造を第4図(A>乃至(C)に示す
。第4図はバルブソケット23aの正面図、第4図(B
)は第4図(A)のB−B徐に沿う断面図、第4図(C
)は本体21側に設けられるコネクタ26aの正面図で
ある。バルブ27aは点線で示すようにバルブ受け33
に取付けられる。バルブソケット23aは、そのガイド
ピン34a、34bをコネクタ26aのガイド穴35a
、35bに夫々嵌合され押し込むことにより位置決めさ
れ嵌着される。この時、ソケット23a側のコネクタ3
2とコネクタ26a側のレセプタクル36の嵌合によっ
て電気的にも接続される。この構造により、バルブソケ
ット23aは本体21の外部から個々に着脱が自在とな
る。
尚、バルブソケット23b及びコネクタ26bの構造も
上記と同様である。
本実施例によっても、上記第一実施例と同様、片方のバ
ルブが切れても導光路24a、24bに夫々入射する光
量は正常時のAが保証されている。
第5図は第三実施例として本発明を単独の照明手段の光
源として応用した例の構造を示している。
41は本体、42はilt源、43a、43bは外部か
ら別個に着脱自在なバルブソケット、46a。
46bはコネクタである。バルブ47a、47bを発し
た光は、凹面鏡48a、48b、集光レンズ45a、4
5bによって平行光束となり、断面が直角三角形のミラ
ー40に向う。ミラー40はその断面の各頂点を光束の
端に合わせており、且つその反射面がバルブ47a、4
7bを結ぶ直線と導光路44の中心軸の延長線の双方に
対し45°の角度となるよう配設されている。この構成
により、バルブ47a、47bを発した光は同一方向に
向かい、集束レンズ49を介して導光路44に入射する
この実施例は、単一の照明手段しか用いない場合に強力
な光量を提供し得、なおかつランプ切れの際にも光量が
ゼロにならない安全性の高い光源として機能する。又、
通常時の光量に余裕のあるときは、バルブ47a、47
bの電流値を定格よりも低くすることによりバルブ47
a、47bの寿命を延ばすことができ、更に安全性が増
す。
第6図は第四実施例として光量分割・加金手段に光フア
イバー束を用いた例の構造を示している。
51は本体、52は電源であって、バルブ57a。
57bの発する光は夫々凹面鏡58a、58b及び集光
レンズ55a、55bによって分岐部54a’、54b
’及び合流部54a″、54b”をもつ光フアイバー束
54a、54bの端面に入射する。ファイバー束54a
、54bは各々分岐部54a’、54b′によって三等
分され、合流部548″、54b’で一方の2と他方の
2とが合流する。このように、一本の光フアイバー束に
バルブ57a、57bの光の2ずつが入射することにな
る。従って、一方のバルブが切れたとしても、光フアイ
バー束54a、54bを通る光は他方の正常なバルブに
よって確保されることになる。その一方で前実施例と同
様パルプ57a、57bは個々に独立して着脱自在なバ
ルブソケソ)53a。
53bに装着されているので、一方が切れた場合でも速
やかに交換が可能である。
第7図及び第8図は第五実施例の構造を示している。第
7図はその光源装置を示しているが、これは従来の二系
統の照明のための光B W置と基本構成が同じである。
61は本体、62は光源であって、バルブ67a、67
bの発する光が凹面鏡53a、68b及び集光レンズ6
5a、65bを介して夫々別個に独立した導光路64a
、64bに入射する。
この光源装置を用いて一統計のみの照明を行なう時には
、第8図のような光フアイバー束を用いることによって
、ランプ切れの際に視野を確保することができる。第8
図において、光フアイバー束71は合流部74を持ち、
分岐部Via、71bに三等分されている。この光フア
イバー束71をアダプター72b、72cを用いて第7
図の導光路64a、64bの部分に装着し、端面73b
73cに夫々個々のバルブ67a、67bの発する光を
入射させる。すると、端面73aから出射する光束は、
端面73bと端面73cに入射した光束の和となる。従
って、各端面73b、73Cにおいて単位光ファイバー
の配列をランダムにしておくことによって、二つのバル
ブ67a、67bからの光をむらなく一つの照明系の光
源とすることができる。
第8図の構成をもつ光フアイバー束を用いれば、第7図
のような構成をもつ光tA 装Wでも本発明の意図する
安全性は確保される。又、上記ファイバー束を逆向きに
第5図に示す装置(第三実施例)に用いれば、第5図の
装置によっても二系統の照明を行なうことができる。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明による照明装置は、同時に複数個の
バルブを光源とするので、バルブの一つが切れても光量
は落ちるが暗黒にはならず、観察及び処置を続行するこ
とができる。又、切れたバルブは各々独立で交換可能で
あるので、観察及び処置を続行しながらバルブを交換す
ることができる。更に、バルブを一個だけ点灯させるも
のに比べて光量を簡単且つ大幅に増加させることができ
、また同じ光量であれば一個当りのバルブの負荷を低減
できるので、バルブの寿命の向上にもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による照明装置の第一実施例の構造を示
す図、第2図は第一実施例を手術用顕微鏡に応用した場
合を示す図、第3図は第二実施例の構造を示す図、第4
図(A)乃至(C)は第二実施例のバルブソケット及び
コネクタの構造を示す図、第5図及び第6図は夫々第三
実施例及び第四実施例の構造を示す図、第7図及び第8
図は夫々第五実施例の光源装置及び光フアイバー束を示
す図である。 I・・・・本体、2・・・・光源、3a、3b・・・・
バルブソケット、4a、4b・・・・導光路、5a、5
b・・・・集光レンズ、5b・・・・リレーレンズ、6
a。 6b・・・・コネクタ。 第1図 第3図 (C) 26a  36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一個の照明光学系と、該照明光学系に
    より照明された対象を観察する観察光学系とを有する医
    用光学機器の照明装置において、上記照明光学系が少な
    くとも二個の点灯するバルブを光源とすることを特徴と
    する照明装置。
  2. (2)各々のバルブが、独立して着脱可能に設けられた
    各ランプソケット内に夫々単独で保持されていることを
    特徴とする特許請求の範囲(1)に記載の照明装置。
JP60296586A 1985-12-25 1985-12-25 医用光学機器の照明装置 Expired - Fee Related JPH066135B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178478A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Topcon Corp 手術用顕微鏡

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JPS5532586A (en) * 1978-07-14 1980-03-07 Sybron Corp Light for largeescale surgical operation
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