JPS62152447A - 結石破砕装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は結石破砕装置、特に電極間の放電によって生じ
る衝撃波により生体内の結石を破砕する結石破砕装置に
関する。

［従来の技術１ 高電圧が印加された電極間に発生する衝撃波を生体器官
内の例えば尿管結石、膀胱結石等に作用させてその結石
を破砕覆る装置が周知であり、衝撃波発生電極が配設さ
れたプローブにより生体内の結石に向けて！ｔｌ波を与
えることができる。この場合、プローブの正負電極間に
は数ｋＶの電圧を印加し、１，０ＯＯＡ程瓜の放電電流
を数μｓ流しており、これによって電極間に結石を破砕
できる強い！Ｉｊ撃波発生生する。

このようにして、高電圧によって発生した衝撃波を結石
だけに与えることにより、開腹・切開手術をすることな
く効率良く結石を取り除くことができる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来技術の問題点 しかしながら、このような結石破砕装置では、プローブ
自体が常に水あるいは生理食塩水等に浸されており、ま
たプローブに設【プられた衝撃波発生電極には高電圧が
印加される等によりプローブの損傷、特に電極表面に酸
化が生じゃずいという問題があった。そして、この電極
表面の酸化＋、１従来では目視で行っているため、プロ
ーブ損傷の適切な判断が行えず、また放電しなくなった
時点でプローブを交換するのでは効率が悪いという問題
があった。

そこで、プローブ損傷を電気的な検知手段にて検知する
ことが必要となり、従来では、例えば特開昭５８−１０
９０４６号公報に示されるように、衝撃波発生電極間の
放電開始電圧を検出することが行われている。

しかし、結石破砕装置における出力回路は、高電圧を印
加することから人体との間に極めて高い絶縁状態を維持
する必要があり、出力回路自体を装置の筐体等に接地し
ない、いわゆるフローティング型の回路とすることが望
ましい。従って、このようなフローティング回路におい
ては、高電圧を検出するための検出回路を設けることが
極めて困難である。な゛（なら、衝撃波の出力回路には
数ｋＶの高電圧が印加されているため、低電圧で動作す
る電圧検出回路をそのまま適用することができないから
である。

発明の目的 本発明は前記従来の問題点に鑑みなされたものであり、
ぞの目的は、）［］−ディング出出回路においてもプロ
ーブ損傷の検出を正確に行い、安全性を向上さけること
のできる結石破砕装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段及び作用ｊ前記目的を達
成するために、本発明は、衝撃波発生電極が配設された
プローブを右し電極間の放電により生じた衝撃波により
結石を破砕する結石破砕装置において、電流検出回路と
、比較回路と、警報回路とが設けられていることを特徴
とする。

そして、前記電流検出回路はカレントトランスを用いて
放電時に流れる放電電流を誘起電流として検出し、比較
回路はこの検出電流に基づいてプローブ損傷の許容範囲
を超えたか否かを判断し、更に警報回路は前記比較回路
の出力信号から警報を発する。

以上の構成によれば、カレントトランスを用いて放電電
流を誘起電流として検出しているので、高圧電流であっ
ても回路に無理なく容易に検出することができ、フロー
ティング出力回路にて構成される結石破砕装置の場合に
も有効にプローブ損傷を検出することができる。

し実施例コ 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。

第１図には、結石破砕装置の主要な回路が示されてＪ５
す、８電圧制御回路１０が昇圧トランスＴ１に接続され
所定の高電圧を発生させている。

この高電圧は整流後充電用抵抗Ｒ１を介して充放電用コ
ンデンサＣ１に印加され、高圧電′ａ電荷がチせ−ジさ
れる。そして、充放電用コンデンサＣ１にチャージされ
た電荷はトリガ回路１２から出力されるトリが信号に基
づいて放電され、プローブ１４の先端に設けられた衝撃
波発生電極１６ａ、１６ｂに電極間放電が起こる。

従って、衝撃波発生゛上極１６ａ、１６ｂ間には！ｉｉ
ｍ波が発生し、このｆｔＪ撃波発生石に向けて出力され
る。なお、実施例における衝撃波の出力回路は、装置の
筐体から絶縁されており、フローティング回路となって
いる。

本発明において特徴的なことは、放電時に流れる大電流
の放電電流を検出してプローブの損傷を前もって検知す
ることであり、このために、カレントトランス（変流器
）Ｔ２を有する電流検出回路１８とプローブ損傷の度合
いを検知する比較回路としてのウィンドコンパレータ回
路２０と警報回路２２とが設けられる。

前記電流検出回路１８は、電圧トランスＴ１とは巻線比
の異なる巻線から成るカレント１−ランスＴ　とダイオ
ードＤ　、抵抗Ｒ２から成り、比較回路としてのウィン
ドコンパレータ回路２０は、ウィンド幅の上限を決める
ｏＰアンプ２４と下限を決めるＯＰアンプ２６とＡＮＤ
回路２８とから成る。

前記電流検出回路１８とウィンドコンパレータ回路２０
と間にはピーク電圧検出回路３０が設けられる。更に、
警報回路２２は、ＮＯＴ回路３２゜３３を介して設けら
れたＬＥＤ３４とスピーカ３８とから成る。

実施例は以上のような構成からなり、以下にその作用を
説明する。

前記電流検出回路１８内のカレントランスＴ２では、衝
撃波発生電極１６に向けて流れる大電流の放電電流をそ
の放電電流によって巻線コイルに誘起される小電流とし
て検出しており、この検出電流は抵抗Ｒ２で電圧変換さ
れ、ダイオードＤ１で半波整流され、ピーク電圧検出回
路３０でピーク電圧が検出される。

このピーク電圧はウィンドコンパレータ回路２０に供給
される。このウィンドコンパレータ回路２０において、
ＯＰアンプ２４ではウィンド幅の上限として放電電流５
００Ａに対応する電圧を設定し、またＯＰアンプ２６で
はウィンド幅の下限として放電電流０．１Ａに対応する
電圧を設定している。

従って、放電電流が０．ＩＡから５０ＯＡ以外の電流で
あるときにはＡＮＤ回路２８は作動しないが、放電電流
が５０ＯＡを下回るとＡＮＤ回路２８が作動してプロー
ブ損傷の許容範囲を超えたことを示す信号を警報回路２
２に向は出力する。

次いで、Ｗ報回路２２はＡＮＤ回路２８の出力信号を受
りて、ＬＥＤ３４を点灯さＶると同時にスピーカ３８に
より警報音を発生させ、プローブ＠傷の許容範囲を超え
たことを知らせる。そして、更にＡＮＤ回路２８の出力
はトリガ回路１２にも供給され、トリガ信号の出力を制
御する。なお、本発明における電流検出回路１８．比較
回路及び警報回路２２は実施例に示されたものに限られ
ず、これと同等の周知の回路が適用可能であり、例えば
比較回路ではウィンドコンパレータ回路２０によらず、
単なるコンパレータにて行うことも可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、衝撃波を発生さ
せる際の放電電流を検出するようにしたので、フローテ
ィング出力回路であってもプローブの損傷を容易に検出
することができる。この結果、酸化した電極の交換を早
めに行うことができ、安全性の高い結石破砕装置を得る
ことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る結石破砕袋はの好適な実施例を示
す回路図である。 １４　・・・　プローブ １６　・・・　発生電極 １８　・・・　電流検出回路 ２０　・・・　比較回路としての ウィンドコンパレータ回路 ２２　・・・　警報回路 Ｔ１　・・・　昇圧トランス Ｔ２　・・・　カレントトランス Ｒ１・・・　充電用抵抗 Ｃ１・・・　充放電用コンデンサ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）衝撃波発生電極が配設されたプローブを有し電極
   間の放電によって生じた衝撃波により結石を破砕する結
   石破砕装置において、カレントトランスを用いて放電時
   に流れる放電電流を誘起電流として検出する電流検出回
   路と、この電流検出回路出力に基づいてプローブ損傷の
   許容範囲を超えたか否かを判断する比較回路と、この比
   較回路の出力信号によって警報を発する警報回路と、が
   設けられていることを特徴とする結石破砕装置。