JPS62151818A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPS62151818A
JPS62151818A JP29706385A JP29706385A JPS62151818A JP S62151818 A JPS62151818 A JP S62151818A JP 29706385 A JP29706385 A JP 29706385A JP 29706385 A JP29706385 A JP 29706385A JP S62151818 A JPS62151818 A JP S62151818A
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JP
Japan
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distance
subject
screen
distance measurement
spd
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Application number
JP29706385A
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English (en)
Inventor
Motonobu Matsuda
松田 元伸
Yoshihiro Tanaka
良弘 田中
Motohiro Nakanishi
基浩 中西
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 庚呈上■肌■光国 本発明は、被写界の複数の測距点で測距する測距装置に
関する。
堡米q技歪 アクティブタイプのAF(オートフォーカス)機能を備
えた従来の多くのレンズシャッタカメラにおいては、そ
の測距エリアは、画面の中央部のほんのわずかな一部分
にしか過ぎない。そのため、被写体が画面の中央部から
ずれると、ti影したい被写体に対して測距するのでは
なく、それより遠方の物を測距することになり、いわゆ
る「すぬけ」が生じてピントの対象が被写体よりも志か
に遠方の物になってしまう。
そこで、測距エリアを広くする方法として、画面の中央
部の一部の距離を測定するだけでなく、画面上の多点で
測距する方法が考えられる。そのような測距装置として
、従来、特開昭59−31933号公報に開示されてい
るようなものが知られている。なお、この公報には、測
距点の配列に関して何も記載していない。
■が解ン しようとする間 り しかしながら、多点測距方式においては、/llI距点
が多い。即ち、SPD (シリコンフォトダイオード)
などの測距素子の数と、測光回路の数とが多い。そのた
め、コストアンプおよび故障確率の増加につながるとい
う問題があった。
従って、測距点をできるだけ少な(して、コストアップ
と故障確率の増加とを抑える必要がある。
本発明は、このような事情に迄みてなされたものであっ
て、測距点をできるだけ少なくしながら、前記のピント
はずれ(いわゆる「すぬけ」)の間題を解消することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、前記のような問題点を解決するために、次の
ような構成をとる。
即ち、本発明は、被写界の複数の測距点で測距する測距
装置において、前記複数の測距点を全体的に撮影画面の
上下方向において下方側に変位させた状態に配置してあ
ることを特徴とするものである。
本発明のこの構成は、無限遠の背景については測距する
必要がなく、かつ、レンズシャッタカメラにおける特に
近距離撮影時の被写体の大部分が人間であって無限遠よ
りも近側にあり、しかも、画面の下方側にかたよる傾向
が著しいという実際の撮影の状況を勘案したものである
作−■ この構成による作用は、次の通りである。
人間を被写体として撮影する場合、人間に焦点を合わせ
るが、その被写体(人間)の像は、画面の下方側にかた
よっている確率が非常に高い、即ち、本発明のように、
複数の測距点を全体的に壜影画面の上下方向において下
方側に変位させた状態に配置してあれば、あらゆる被写
体よりも小さい測距点を画面の全範囲にわたって隈無く
配置しなくてもよく、十分に少ない測距点であっても、
少なくとも1つの測距点に被写体の像が入ることになる
そのため、従来見られたピントはずれ(いわゆる「ずぬ
け」)の問題が生じない。
尖施■ 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
茅1大嵐桝 第1図は本発明の第1実施例に係る測距装置の概略構成
図である。
第1図において、(1)は、AE(自動露出)に用いら
れるものと同等な配光特性をもったフラッシュであり、
その前面には可視光領域をカットするフィルタが設けら
れていて、フラ・7シユ(1)を発光させると、赤外領
域の波長の光が撮影領域全体に発せられる。(2)は、
撮影レンズ(図示せず)と同じ視野をとらえる構成の受
光レンズである。
(A)は、多分割SPDであり、シリコンフォトダイオ
ードであるSP D (at )+ (ax ) ・・
を複数備えている。この多分割5PD(A)が受光レン
ズ(2)を通してみる画角は、撮影レンズを通してフィ
ルム面に入射する画角と同等である。
(3)は、ファインダであり、フィルム面上における被
写体像に対応する被写体像(4a)がファインダ(3)
の画面において占める位置と、多分割5PD(A)およ
び個々のSPD (at )。
(ag )・・がファインダ(3)の画面において占め
る位置とが示されている。
フラッシュ(1)から発せられた光は、人間である被写
体(4)に照射され、被写体(4)で反射された光が受
光レンズ(2)を通して多分割51)D(八)上に集光
される。
この場合、多分割5PD(A)における複数のSP D
 (a、 ) 、(ax ) ・・の1つ1つに入射さ
れる光量は、被写体像(4a)がその1つのSPD (
a)の有効領域の全域に含まれるときには、そのSPD
 (a)に入射される光量Bは、被写体(4)の反射率
をM、フラッシュ(1)の発光量をA、被写体距離(カ
メラから被写体(4)までの距離)をX、比例定数をK
とすると、B=に−M−A・ (1/X”)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・(11となる。
即ち、発光量Aを一定にすると、光fiBは、被写体(
4)の反射率Mと被写体距離xとによって決定される。
ところで、一般的な被写体の反射率は、赤外領域の光に
対しては、その標準的な反射率を中心として、その2倍
〜2倍の比較的狭い範囲内におさまる。つまり、反射率
Mの変量は、それほど太き(はない。
このことを考慮して光IBを測定すれば、式(1)から
被写体距#Xがある範囲内にあることを判断することが
できる。
そして、複数のSPD (at ) 、 (ax )”
が画角に対してファインダ(3)の画面に示されるよう
に配置されており、個々のSPD (at ) 。
(a2)・・で受光する光量B+、Bz・・に基づいて
、各SPD (at )、  (ax )”がとらえる
部分の被写体距離を演算し、そのうち最も適当である被
写体距離に対応した位置に撮影レンズを止めれば、実際
の1最影において問題とならない適正な被写体距離で撮
影することができる。つまり、撮影者は、測距エリアを
気にすることなく自由な構図で撮影することができる。
さて、この本発明では、撮影範囲内を被写体距離によっ
て適当なゾーンに分け、各ゾーンに撮影レンズのストッ
プ点を設け、測距により被写体(4)までの距離を測定
し、その測距距離に最も近いストップ点で撮影レンズを
止めるように構成している。
このような測距方式では、被写体(4)が無限遠ゾーン
にない場合には、必ず、少なくとも1つのSPD (a
)の有効領域の全域に被写体像(4a)が入っている必
要がある。即ち、その1つのSPD (a)の有効領域
の全域に被写体像(4a)が入っている状態を基準とし
て、被写体圧MXと受光光量Bとの関係を表す特性曲線
CCIを第3図において実線で示すように定める。なお
、第3図のグラフの横軸は、式(1)に合わせて被写体
距離Xの逆数(1/X)としている、受光光iMBを表
す縦軸の目盛は対数である。
このような基準の特性曲線CC1に基づいた基準光量B
の大きさによって、被写体距離についてのゾーンの分は
方を決めているため、もし、前記1つのSPD (a)
の有効領域の全域が被写体像(4a)によって占められ
ていない場合には、換言すれば、被写体像(4a)以外
の部分が少しでもSPD (a)の有効領域に入ってお
れば、そのときの受光光31Bの特性曲&1ccoは、
第3図において鎖線で示すように、実線で示した基準の
特性曲線CC+ の場合の光量よりも減少する。
ところが、被写体距離は、この減少した受光光量が基準
特性曲線CC1に従って判定された結果得られたもので
あるため、被写体距離が同一であっても、本来の被写体
距離よりも遠いと判定されることになる。
ただし、被写体(4)が無限遠ゾーンにある場合には、
基準の特性曲線CC9に従った光量よりも少ない光量と
なっても、それ以上に遠い撮影距離というものがないの
で問題はない。
先に、被写体(4)が無限遠ゾーンにない場合には、必
ず、少なくとも1つのSPD (a)の有効領域の全域
に被写体像(4a)が入っている必要があるとしたのは
、このような理由による。
被写体像(4a)がファインダ(3)の画面のどの位置
にあっても、必ず、少なくとも1つのSPD (a)の
有効領域の全域をその被写体像(4a)で占めるように
するための最も単純な考え方は、既に述べたように、個
々のSPDの大きさをあらゆる被写体の大きさよりも小
さくし、かつ、画面の全範囲にわたって隈無く多数のS
PDを配置することである。しかし、それだと、SPD
および測光回路の使用数が膨大なものとなるため、現実
的な解決策とはなりえない。
ところが、実際の撮影の状況を勘案して、一定の制限を
設けることにより、より少ないSPDであっても、はぼ
常に被写体が、必ず、少なくとも1つのSPD (a)
のを動領域の全域に入っているようにすることができる
その制限として、本実施例では、特定の距離における被
写体の大きさを考慮している。
まず、前記の特定の距離としては、以下で説明するよう
に、無限遠ゾーンにおけるストップ点よりも近側にある
被写界深度の端までの距離とする場合と、無限遠ゾーン
のストップ点と、それより1つ近側のストップ点との中
点までの距離とする場合とがある。
第2図には、35mの焦点距離のレンズシャッタカメラ
の被写体距離Xについての各ゾーンの被写界深度(両端
矢印の線分で示された範囲)(DI )〜(D、)と、
その被写界深度(Dl)〜(D、)のそれぞれに必要な
絞り値(F値)、撮影レンズを止めるべき位置であるス
トップ点(St )〜(S、)とを、被写体距離Xの逆
数(1/X)に対する受光光itBの特性面’hlc 
C+ 、CCz 、  CC1との関係において示しで
ある。
CC1は、第3図と同一の基準特性曲線、C・Ctは、
基準特性曲線CC3の場合の2倍の反射率の被写体につ
いての特性曲線、CC1は、基準特性曲線CCIの場合
の2倍の反射率の被写体についての特性曲線である。
TIは無限遠ゾーン判定用の光量レベル、T2は光量レ
ベルTlの2倍の光量レベル、Txは光量レベルT1の
22=4倍の光量レベル、T4は光量レベルTIの23
=8倍の光量レベル、T。
は光量レベルT1の2’=16倍の光量レベルである。
(DI )は、無限遠ゾーン(即ち光量レベルがT、以
下の場合)における開放F値での被写界深度である。被
写界深度(D2)は、無限遠ゾーン判定用の光量レベル
TIが反射率2倍の特性曲線CCxと交差する点(L、
)を遠側の端とし、光量レベルT2が反射率〃の特性曲
線CC1と交差する点(N2)を近側の端とするもので
、この深度を確保するのに必要なF値は開放F値である
以下同様にして、(Ds)は、光量レベルT2とT、と
の間の被写界深度である。この被写界深度(Ds)を確
保するのに必要なF値は4.3である。また、被写界深
度(D4 ) 、  (Ds >はそれぞれ、光量レベ
ルT3とT4および光量レベルT4とTsの間のもので
あり、これらの被写界深度を確保するのに必要なF値は
それぞれ、6.4および9である。
本実施例では、前記の焦点路1jJ (35am)と、
各被写界深度(DI ) 、  (D2 )をもつゾー
ンを基準として、複数のSPD (a+ ) 、 (a
m )”の間隔を考察している。
被写体像(4a)が必ず、少なくとも1つのSPD (
a)の有効領域の全域に入るという条件を満たす特定の
距離を、被写界深度(Dl)をもつ無限遠ゾーンにおけ
るストップ点(Sl)よりも近側(図面上の右側)の被
写界深度(Dl)の端までの距離X、  (横軸上では
、1/X、)としている。
この特定距離X、よりも遠側(図面上の左側)において
、被写体像(4a)が1つのSPD (a)の有効領域
から外れ、その結果、そのときの受光光量Bが基準特性
曲線CC1の光量よりも減少し 。
たとする。この場合、本来の被写体距離よりも遠い距離
と判定し、その距離に基づいてレンズが止められるのは
、無限遠ゾーンにおけるストップ点(Sl)となる、し
かし、このストップ点(Sl)に止めたとしても、この
距離は、無限遠ゾーン(21)の被写界深度(D、)内
に入るため、合焦条件を満たすことになる。
また、被写体像(4a)が必ず少なくとも1つのSPD
 (a)の有効領域の全域に入るという条件を満たす特
定の距離を、被写界深度(DI)をもつ無限遠ゾーンの
ストップ点(Sl)と、それより1つ近側の被写界深度
(D2)をもつゾーンにおけるストップ点(St )と
の丁度中点(S I□)までの距1jilX!(横軸上
では、l/X2)とすることも考えられる。その根拠は
、次の通りである。
即ち、上記中点(S+t)とストップ点(S2)との間
の距離範囲は被写界深度(DI ) 、  (Dz )
のいずれにも入っているので、上記距離範囲にある被写
体の像がいずれのSPD (a)にも入らず、レンズが
ストップ点(Sl)に止められることになっても問題は
ない。
しかし、上記距離範囲はストップ点(S、)よりもスト
ップ点(S2)に近く、レンズがストップ点(S2)に
止められた方がより分解能の高い写真を得ることができ
る。
このような理由から、上記特定の距離をx2とし、上記
距離範囲内にある被写体像についても少なくとも1つの
SPD (a)の有効領域の全域に必ず入ることを確保
するようにしてもよい。
次に、被写体(4)の大部分が人間であり、通常、人の
顔だけでなく、肩も含めて画面に入れることに着目して
、前記一定の制限を設けるに当たり、測距点の配置を決
める基準となる被写体として標準的なサイズの人間を選
び、隣接5PD(a)。
(a)の外端間の画面上での間隔を、前記の特定距離X
1またはX2における標準的なサイズの人体の肩幅に相
当する画面上での間隔Wに設定しである。これによって
、人間である被写体像(4a)がファインダ(3)の画
面のどの位置にあっても、必ず、少なくとも1つのSP
D (a)に被写体像(4a)の有効領域の全域に被写
体が入ることになる。
第4図は、第2図における無限遠ゾーンにおけるストッ
プ点(Sl)よりも近側にある被写界深度(DI >の
端までの距M (XI)=2.5mでの標準的な人間の
ファインダ(3)の画面における被写体像(4a)の大
きさを示す、なお、開放F(L3.5F、焦点距離35
龍のレンズを用いている。
この標準的な被写体像(4a)に合わせて、隣接SP 
D (a+ ) 、  (at*+ )の外端間の画面
上での間隔Wを、前記の特定距離X1における標準的な
サイズの人体の肩幅に相当する画面上での間隔に設定す
るに当たり、第5図に示すように複数のSP[)(a+
 ) 〜(a4)をファインダ(3)の画面の縦方向で
の中央点を通る横−直線上に、各々の外端間の画面上で
の間隔Wをあける状態にして配置しである。ハンチング
を施した部分がSPDの有効領域である。
隣接する各SPD (a+ )、  <ax ) 、5
PD(a2)、  (a−)・・の外端間の間隔Wはす
べて等しい。なお、複数の5PD(al)〜(a4)を
横方向に並列しであるのは、人間のサイズが縦方向より
も横方向の方が小さいためである。
隣接SPD (a)、  (a)の外端間の画面上での
間隔Wを前記の肩幅に相当する画面上での間隔に設定す
ることにより、人間の被写体像(4a)がファインダ(
3)の画面において、第5図の(A)から(B)を経て
(C)の状態となっても、いずれの場合も、被写体像(
4a)が必ず、少なくとも1つのSPD (a)の有効
領域の全域に入るという条件を満す。
なお、第5図の(D)は、隣接S P D (as )
+(a6)の外端間の画面上での間隔Wを、前記の間隔
Wよりも広い間隔W、に設定した場合を示す。
この場合、被写体像(4a)が隣接S P D (as
)。
(a、)の丁度中央にきた場合に、被写体像(4a)が
一方の5PD(as)の有効領域の全域には入っておら
ず、一部分に無限遠の場合を含む背景が入っており、か
つ、被写体像(4a)が他方のSPD Cah )の有
効領域の全域にも入っておらず、一部分に無限遠の場合
を含む背景が入っている。従って、受光光量Bが基準特
性曲線CC1の場合よりも少ない光量となり、実際の被
写体距離よりも遠いと判断してしまう欠点がある。
以上のように、被写体像(4a)が必ず、少なくとも1
つのSPD (a)の有効領域の全域に入るという条件
を満すには、隣接SPD (a)、(a)の外端間の画
面上での間隔Wを、前記の特定距離X、における標準的
なサイズの人体の肩幅に相当する画面上での間隔かそれ
以下に設定する必要がある。
しかし、いくらでも小さくすることはできない。
即ち、SPD (a)の数をできるだけ少なくするため
には、隣接SPD (a)、  (a)の外端間の間隔
Wが広い方が好ましい。この要件を満たすために、その
間隔Wを、前記のように特定距離X。
(またはXz)における標準的なサイズの人体の肩幅に
相当する画面上での間隔に定めであるのであり、その間
隔よりも相当に狭い間隔は除外しているのである。
以上の説明は、本発明の第1実施例そのものではなく、
第1実施例を説明するのに先立って必要な予備的説明で
ある。
さて、以下に第1実施例の主題に関して、第6図に基づ
いて説明する。
第1実施例は、下位3つ、上位3つの合計6つのSPD
 (a++) 〜(a+b)を、それら全体の中心Qが
、ファインダ(3)の画面の中心Pよりも下方にくるよ
うに全体的にずらせて配列したものである。
即ち、ピントを合わせたい主被写体(特に人間)の像が
画面の上位よりもむしろ下位に多く分布する場合が多い
からである。上位には、空、山などの遠景が多く、遠景
については測距する必要がない。従って、SPD (a
)を配置する必要性もないのである。
以上のように、SPD (ati) 〜(ati)の全
体を画面の下方側に変位させて配置すれば、特に広角の
撮影レンズの場合に有効となる。広角の撮影レンズの場
合には、ピントを合わせたい主被写体が画面の上位より
もむしろ下位に多く分布する確率が非常に高いからであ
る。
横方向で隣接する下位、上位のSPD (ati) 。
(aB) 、SPD (a+4)、  (ass) ・
・の外端間の間隔は、先に述べた肩幅に相当する画面上
での間隔Wとなっている。また、縦方向で隣接する上下
のSPD (ati)、  (ati) 、SPD (
ass)。
(alS)・・の外端間の間隔もWとなっている。
第1爽践廻 次に、第2実施例を第7図に基づいて説明する。
5つのSPD (ati) 〜(ats)が5角形の頂
点に位置する状態で配列されている。即ち、下位に2つ
、中位に2つ、上位に1つが配置されている。それらの
中央部分即ち5角形の中央部分は、空白となっておりS
PDが配置されていない。
下位の隣接SPD (ati)+ (atりの外端間の
間隔は基YVの間隔Wと同一である。中位の左側の5P
D(ati)と下位の左側の5PD(aid)との横方
向での外端間の間隔、および右側の5PD(a 、、)
と下位の右側のSPD (az□)との横方向での外端
間の間隔も、基準の間隔Wと同一である。また、中位、
下位の4つのSPDについては、縦方向で隣接するもの
どうしの外端間の間隔も、基準の間隔Wと同一である。
しかし、上位の5PD(azs)と他の4つのSPD 
(ati)〜(a、)との横方向での外端間の間隔は、
いずれも基準の間隔Wとは相違している。
また、中位で隣接する2つのSPD (azs) 。
(a z4)の外端間の間隔は、基準の間隔Wの3倍と
なっている。このように配置することにより、前記のよ
うに中央部分に空白部を設けているのである。
それは、隣接SPDの外端間の画面上での間隔を決定す
る基準として標準的なサイズの人体の肩幅に相当する画
面上での間隔を採用しているためである。つまり、5角
形で囲まれた部分に人体の像の全体が入ってしまうとい
うことが実際上ありえないからである。そして、このよ
うに構成することにより、測距エリアを拡大することが
できる。
そして、SPD (ati)〜(ass)の全体の中心
Qを、ファインダ(3)の画面の中心Pよりも下方にず
らせである。即ち、ピントを合わせたい主被写体が画面
の上位よりもむしろ下位に多く分布する場合が多いから
である。
その他の構成は第1実施例と同様であるので、説明を省
略する。
策l叉謄桝 次に、第3実施例を第8図に基づいて説明する。
6つのSPD (ati) 〜(axi)が、下位に3
つ、中位に2つ、上位に1つの分布で設けられてイル、
ソシテ、6つのSPD (a2+) 〜(ash)で囲
まれたへしゃげた5角形の中央部分は、空白となってお
りSPDが配置されていない。
下位の隣接S P D (ati) +  (a3s)
 −、S P D(a=t) 、  (ass)の外端
間の間隔は基準の間隔Wよりもわずかに狭くなっている
。中位の左側の5PD(asn)と下位の左端の5PD
(ati)との横方向での外端間の間隔、および右側の
5PD(a ff5)と下位の右端の5PD(ass)
との横方向での外端間の間隔は、基準の間隔Wと同一で
ある。また、縦方向では、下位と中位との外端間の間隔
は、基準の間隔Wと同一である。
本実施例の場合、第2実施例に比べて、5PD(a)を
1つ増やすだけで、測距エリアが相当に拡大されている
そして、SP D (ati) 〜(83&)の全体の
中心Qを、ファインダ(3)の画面の中心Pよりも下方
にずらせである。それは、第3実施例の場合と同様の理
由による。
その他の構成は第1実施例と同様であるので、説明を省
略する。
策互大施■ 次に、第4実施例を第9図に基づいて説明する。
6つのS P D (’a 41) 〜(a 46)が
、下位に2つ、中位に2つ、上位に2つの分布で設けら
れ、全体が正6角形に近偵した6角形を構成している。
そして、6つのSPD (aa+) 〜(24&)で囲
まれた6角形の中央部分は、空白となっておりSPDが
配置されていない。
隣接するものどうしの外端間の間隔については、縦方向
ではすべての間隔が基準の間隔Wと同一であり、横方向
では、下位2つ、上位2つ、下位および上位の右側のも
のと中位の右側のものとの外端間の間隔、下位および上
位の左側のものと中位の左側のものとの外端間の間隔が
、基準の間隔Wと同一である。中位の2つのSPDどう
しの外端間の間隔は、基準間隔Wの3倍となっている。
本実施例の場合も第2実施例に比べて、5PD(a)を
1つ増やすだけで、測距エリアが拡大されている。
そして、SPD (a4t) 〜Caah)の全体の中
心Qを、ファインダ(3)の画面の中心Pよりも下方に
ずらせであるのは、第2実施例の場合と同様の理由によ
る。
その他の構成は第1実施例と同様であるので、説明を省
略する。
本発明は、次のような構成のものも実施例として含む。
(イ)上述したすべての実施例において、5PD(a)
の数を、過剰とならない範囲で増やしたもの。これによ
って、測距エリアを拡大することができる。
(ロ)第1図に示すような反射光量タイプの測距装置に
限らず、三角測距タイプその他の測距装置に本発明を通
用することができる。
(ハ)測距素子として、SPD (シリコンフォトダイ
オード)以外のものを用いたもの。
羞−来 本発明によれば、次の効果が発揮される。
即ち、複数の測距点を全体的に盪影画面の上下方向にお
いて下方側に変位させた状態に配置しであるため、ごく
小さな測距点を画面の全範囲にわたって隈無く配置する
場合に比べて、測距点の数を温かに少なくすることがで
きる。従って、測距素子および測光回路の数を少なくす
ることができ、コストダウンと故障確率の低減とを図る
ことができる。その上、従来見られたピントはずれ(い
わゆる「ずぬけ」)の問題をも併せて解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る測距装置の概略構成
図、第2図および第3図は被写体距離と受光光量との関
係を示す特性図、第4図はファインダと被写体像との関
係を示す図、第5図の(A)〜(C)は測距点配列状態
の説明図、第5図の(D)は肩幅よりも広い幅を基準と
した場合の不都合を説明するための図、第6図は第1実
施例に係る測距点配列状態の説明図、第7図は第2実施
例に係る測距点配列状態の説明図、第8図は第3実施例
に係る測距点配列状態の説明図、第9図は第4実施例に
係る測距点配列状態の説明図である。 (a、)、(a、)等・5PD(測距点)(P)・・・
画面の中心 (Q)・・・複数のSPD全体の中心 出願人 ミノルタカメラ株式会社 代理人 弁理士 岡 1)和 秀 第2図 −罫伴!M/1止暫牧 第 3 図 jI4図 jlis図 第6図 A jI7図 18  図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写界の複数の測距点で測距する測距装置におい
    て、前記複数の測距点を全体的に撮影画面の上下方向に
    おいて下方側に変位させた状態に配置してあることを特
    徴とする測距装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63311332A (ja) * 1987-06-15 1988-12-20 Nikon Corp カメラの測距装置
US5137350A (en) * 1989-04-14 1992-08-11 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Distance measuring device
US5274429A (en) * 1989-04-14 1993-12-28 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Distance measuring device

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