JPS62151480A - プラスチツク板の表面保護方法 - Google Patents
プラスチツク板の表面保護方法Info
- Publication number
- JPS62151480A JPS62151480A JP60297789A JP29778985A JPS62151480A JP S62151480 A JPS62151480 A JP S62151480A JP 60297789 A JP60297789 A JP 60297789A JP 29778985 A JP29778985 A JP 29778985A JP S62151480 A JPS62151480 A JP S62151480A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic plate
- masking paper
- antistatic agent
- adhesive layer
- paper
- Prior art date
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- Granted
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、プラスチック仮に表面保護用マスキング紙を
貼着してプラスチック板の表面保護を行なう方法に関し
、更に詳述すれば１表面保護用マスキング紙を剥離除去
した後も、貼着されたプラスチック板に帯電防止能を持
続させることのできるプラスチック板の表面保護方法に
関する。
貼着してプラスチック板の表面保護を行なう方法に関し
、更に詳述すれば１表面保護用マスキング紙を剥離除去
した後も、貼着されたプラスチック板に帯電防止能を持
続させることのできるプラスチック板の表面保護方法に
関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点従来より
、一般にアクリル樹脂、ポリエステル。
、一般にアクリル樹脂、ポリエステル。
ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート等の合成樹脂よりな
るプラスチック板は、輸送時や切断、折曲等の加工取扱
時にその表面に傷が付くのを防止するため、紙基材の片
面にポリビニルアルコール等の水溶性接着剤を塗布した
表面保護用のマスキング紙を貼着してプラスチック板の
表面保護を行なっている。
るプラスチック板は、輸送時や切断、折曲等の加工取扱
時にその表面に傷が付くのを防止するため、紙基材の片
面にポリビニルアルコール等の水溶性接着剤を塗布した
表面保護用のマスキング紙を貼着してプラスチック板の
表面保護を行なっている。
しかしながら、上記したような表面保護用マスキング紙
は、通常帯電防止処理がされておらず、このため、表面
保護用のマスキング紙をプラスチック板から剥離する際
にプラスチック板に静電気が発生し、切削等の加工時に
切削屑を吸着したり、また周囲の塵埃を吸着したりして
、プラスチック板の表面に損傷を与えることが多かった
。
は、通常帯電防止処理がされておらず、このため、表面
保護用のマスキング紙をプラスチック板から剥離する際
にプラスチック板に静電気が発生し、切削等の加工時に
切削屑を吸着したり、また周囲の塵埃を吸着したりして
、プラスチック板の表面に損傷を与えることが多かった
。
このため、マスキング紙製造時に水溶性糊剤等の接着剤
中に界面活性剤を添加配合することが提案されており（
特開昭５８−１９１７７７号公報）、これによってマス
キング紙への帯電防止効果を与えることは知られている
が、従来のこの種のマスキング紙を用いたプラスチック
板の表面保護方法は、マスキング紙を剥離除去したあと
のプラスチック板に対する帯電防止効果が希薄なもので
あり、切削等の加工時には依然として切削屑、塵埃等を
吸着し、これら吸着した切削屑や塵埃等によりプラスチ
ック板が損傷したり汚染されたりするなどの欠点を有し
、マスキング紙を剥離除去したあとのプラスチック板の
表面保護が不十分であった。
中に界面活性剤を添加配合することが提案されており（
特開昭５８−１９１７７７号公報）、これによってマス
キング紙への帯電防止効果を与えることは知られている
が、従来のこの種のマスキング紙を用いたプラスチック
板の表面保護方法は、マスキング紙を剥離除去したあと
のプラスチック板に対する帯電防止効果が希薄なもので
あり、切削等の加工時には依然として切削屑、塵埃等を
吸着し、これら吸着した切削屑や塵埃等によりプラスチ
ック板が損傷したり汚染されたりするなどの欠点を有し
、マスキング紙を剥離除去したあとのプラスチック板の
表面保護が不十分であった。
本発明は、かかる事情に鑑みなされたもので、マスキン
グ紙を剥離、除去した後もプラスチック板に帯電防止能
を付与し持続させることのできる表面保護用マスキング
紙を用いたプラスチック板の表面保護方法を提供するこ
とを目的とする。
グ紙を剥離、除去した後もプラスチック板に帯電防止能
を付与し持続させることのできる表面保護用マスキング
紙を用いたプラスチック板の表面保護方法を提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用
即ち１本発明は上記目的を達成するため、鋭意検討を行
なった結果、マスキング紙のプラスチック板に貼着され
る接着剤層中に特定量、即ち接着剤１００重量部に対し
て１００〜３００重量部の帯電防止剤を配合すると、こ
のマスキング紙の接着剤層によりマスキング紙がプラス
チック板に貼着してプラスチック板の表面保護が行なえ
ると共に、マスキング紙を剥離、除去した時に接着剤層
中に含まれる少なくとも一部の帯電防止剤がプラスチッ
ク板の表面に転着、残存して、マスキング紙を剥離、除
去した後もプラスチック板に帯電防止能を付与し持続さ
せることができることを知見し１本発明を完成するに至
ったものである。
なった結果、マスキング紙のプラスチック板に貼着され
る接着剤層中に特定量、即ち接着剤１００重量部に対し
て１００〜３００重量部の帯電防止剤を配合すると、こ
のマスキング紙の接着剤層によりマスキング紙がプラス
チック板に貼着してプラスチック板の表面保護が行なえ
ると共に、マスキング紙を剥離、除去した時に接着剤層
中に含まれる少なくとも一部の帯電防止剤がプラスチッ
ク板の表面に転着、残存して、マスキング紙を剥離、除
去した後もプラスチック板に帯電防止能を付与し持続さ
せることができることを知見し１本発明を完成するに至
ったものである。
従って、本発明はプラスチック板の表面にマスキング紙
の接着剤層を貼着してプラスチック板の表面保護を行な
う方法において、マスキング紙のプラスチック板に貼着
される接着剤層中に帯電防止剤を接着剤１００重量部に
対して１００〜３００重量部の範囲で配合して、このマ
スキング紙の接着剤層をプラスチック板に貼着すること
によりプラスチック板の表面保護を行なうと共に、マス
キング紙を剥離、除去した時に接着剤層中に含まれる少
なくとも一部の帯電防止剤をプラスチック板の表面に転
着、残存せしめてプラスチック板の帯電防止を行なうよ
うにしたプラスチック板の表面保護方法を提供するもの
である。
の接着剤層を貼着してプラスチック板の表面保護を行な
う方法において、マスキング紙のプラスチック板に貼着
される接着剤層中に帯電防止剤を接着剤１００重量部に
対して１００〜３００重量部の範囲で配合して、このマ
スキング紙の接着剤層をプラスチック板に貼着すること
によりプラスチック板の表面保護を行なうと共に、マス
キング紙を剥離、除去した時に接着剤層中に含まれる少
なくとも一部の帯電防止剤をプラスチック板の表面に転
着、残存せしめてプラスチック板の帯電防止を行なうよ
うにしたプラスチック板の表面保護方法を提供するもの
である。
以下５本発明のプラスチック板の表面保護方法につき更
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
本発明のプラスチック板の表面保護方法に用いられる表
面保護用マスキング紙は、紙基材の片面に接着剤層を形
成したものである。
面保護用マスキング紙は、紙基材の片面に接着剤層を形
成したものである。
ここで紙基材しては、重＋Ａ２０〜１５０ｇ／ｍ２程度
の未晒の両更クラフト紙、片艶クラフト紙、伸張性クラ
フト紙、半晒や晒したクラフト紙、クレープ紙、上質紙
等が利用できるが、米坪重量３０〜５Ｑｇ／ｍ２程度の
片艶クラフト紙を利用するのが、柔軟性、平滑性等のマ
スキング紙としての性能面および価格の点から見て最も
好ましい。
の未晒の両更クラフト紙、片艶クラフト紙、伸張性クラ
フト紙、半晒や晒したクラフト紙、クレープ紙、上質紙
等が利用できるが、米坪重量３０〜５Ｑｇ／ｍ２程度の
片艶クラフト紙を利用するのが、柔軟性、平滑性等のマ
スキング紙としての性能面および価格の点から見て最も
好ましい。
また、接着剤層を形成する接着剤としてはポリ酢酸ビニ
ル部分けん化物、ポリビニルエーテル、ポリビニルピロ
リドン等のビニル樹脂系接着剤、メチルセルロース、ヒ
ドロキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス等のセルロース系接着剤、でんぷん、デキストリン等
の天然の水溶性接着剤、にかわ、ゼラチン、カゼイン等
のたん白質系接着剤などが使用できるが、中でもポリ酢
酸ビニルけん化物、でんぷん、デキストリン、カルボキ
シメチルセルロース等の水溶性糊剤がプラスチック板の
表面に表面保護用マスキング紙を貼着２剥離した後のマ
スキング紙の剥離性、プラスチック板の表面性に優れて
いるなどの点から好ましい。
ル部分けん化物、ポリビニルエーテル、ポリビニルピロ
リドン等のビニル樹脂系接着剤、メチルセルロース、ヒ
ドロキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス等のセルロース系接着剤、でんぷん、デキストリン等
の天然の水溶性接着剤、にかわ、ゼラチン、カゼイン等
のたん白質系接着剤などが使用できるが、中でもポリ酢
酸ビニルけん化物、でんぷん、デキストリン、カルボキ
シメチルセルロース等の水溶性糊剤がプラスチック板の
表面に表面保護用マスキング紙を貼着２剥離した後のマ
スキング紙の剥離性、プラスチック板の表面性に優れて
いるなどの点から好ましい。
更に、接着剤層中に配合される帯電防止剤としては、ア
ニオン系、カチオン系、非イオン系等のいずれのタイプ
の帯電防止剤をも使用できるが、中でも上記接着剤とし
て好適な水溶性糊剤との組合せにおいて溶解性などに優
れ、水溶性糊剤と適合したアニオン系又はカチオン系の
帯電防止剤が好ましい。
ニオン系、カチオン系、非イオン系等のいずれのタイプ
の帯電防止剤をも使用できるが、中でも上記接着剤とし
て好適な水溶性糊剤との組合せにおいて溶解性などに優
れ、水溶性糊剤と適合したアニオン系又はカチオン系の
帯電防止剤が好ましい。
この場合、マスキング紙剥離後のプラスチック板の被貼
着面には１０１０〜１０１２Ω／Ｃｍ２程度の表面抵抗
値を付与すれば良好な帯電防止性能を有するものである
が、プラスチック板の表面からマスキング紙を剥離した
後も被貼着面に上記表面抵抗値を与え、かつ接着剤層に
よる合成樹脂等のプラスチック板へのマスキング紙の貼
着を阻害せず。
着面には１０１０〜１０１２Ω／Ｃｍ２程度の表面抵抗
値を付与すれば良好な帯電防止性能を有するものである
が、プラスチック板の表面からマスキング紙を剥離した
後も被貼着面に上記表面抵抗値を与え、かつ接着剤層に
よる合成樹脂等のプラスチック板へのマスキング紙の貼
着を阻害せず。
確実にマスキング紙を貼着し、プラスチック板を保護す
るためには、帯電防止剤を接着剤１００重量部に対して
１００〜３００重量部、好ましくは１５０〜２５０重量
部の範囲で配合する必要がある。帯電防止剤の前記配合
割合が１００重量部未満であると、マスキング紙の剥離
後に被貼着面に帯電防止剤が十分転着、残存せず、表面
抵抗値も１０１１Ω／ｃｍ２以上となるので帯電防止性
能も十分発揮されない場合があり、また３００重量部を
越えると表面抵抗値が１０ｑΩ／Ｃｍ２以下となり、帯
電防止性能は十分であるが、逆に転着した帯電防止剤が
影響して塵埃を吸着し、問題となる場合が生じるので、
いずれの場合においても本発明の目的に対し不適である
。
るためには、帯電防止剤を接着剤１００重量部に対して
１００〜３００重量部、好ましくは１５０〜２５０重量
部の範囲で配合する必要がある。帯電防止剤の前記配合
割合が１００重量部未満であると、マスキング紙の剥離
後に被貼着面に帯電防止剤が十分転着、残存せず、表面
抵抗値も１０１１Ω／ｃｍ２以上となるので帯電防止性
能も十分発揮されない場合があり、また３００重量部を
越えると表面抵抗値が１０ｑΩ／Ｃｍ２以下となり、帯
電防止性能は十分であるが、逆に転着した帯電防止剤が
影響して塵埃を吸着し、問題となる場合が生じるので、
いずれの場合においても本発明の目的に対し不適である
。
これら接着剤、帯電防止剤を含む接着剤層の厚さは必ず
しも制限されないが、２〜２０μｍ、特に４〜１０μｍ
とすることが好ましい。
しも制限されないが、２〜２０μｍ、特に４〜１０μｍ
とすることが好ましい。
本発明のプラスチック板の表面保護方法は、上述した表
面保護用マスキング紙を用いて、これをプラスチック板
に貼着、剥離することにより、マスキング紙を剥離、除
去した時に接着剤層中に含まれる少なくとも一部の帯電
防止剤をプラスチック板の表面に転着、残存せしめて、
マスキング紙を剥離、除去した後もプラスチック板に帯
電防止能を付与し持続させるものであるが、マスキング
紙の剥離、除去等の取扱い方法に関し特別な制限はなく
、通常のマスキング紙と同様にして取扱うことができる
。
面保護用マスキング紙を用いて、これをプラスチック板
に貼着、剥離することにより、マスキング紙を剥離、除
去した時に接着剤層中に含まれる少なくとも一部の帯電
防止剤をプラスチック板の表面に転着、残存せしめて、
マスキング紙を剥離、除去した後もプラスチック板に帯
電防止能を付与し持続させるものであるが、マスキング
紙の剥離、除去等の取扱い方法に関し特別な制限はなく
、通常のマスキング紙と同様にして取扱うことができる
。
３泄じ房飢果
以上説明したように、本発明は表面保護用マスキング紙
のプラスチック板に貼着される接着剤層中に従来に比し
て大意の特定範囲の帯電防止剤を配合して、このマスキ
ング紙の接着剤層をプラスチック板に貼着してプラスチ
ック板の表面保護を行ない、次いでマスキング紙の剥離
、除去時に接着剤層中に含まれる少なくとも一部の帯電
防止剤をプラスチック板の表面に転着、残存させること
により、マスキング紙を剥離、除去した後のプラスチッ
ク板の帯電が防止され、二次加工時などにおいてもプラ
スチック板に切削屑、塵埃を吸着することがなく、各種
合成樹脂板、化粧板等の保護に好適に採用される。
のプラスチック板に貼着される接着剤層中に従来に比し
て大意の特定範囲の帯電防止剤を配合して、このマスキ
ング紙の接着剤層をプラスチック板に貼着してプラスチ
ック板の表面保護を行ない、次いでマスキング紙の剥離
、除去時に接着剤層中に含まれる少なくとも一部の帯電
防止剤をプラスチック板の表面に転着、残存させること
により、マスキング紙を剥離、除去した後のプラスチッ
ク板の帯電が防止され、二次加工時などにおいてもプラ
スチック板に切削屑、塵埃を吸着することがなく、各種
合成樹脂板、化粧板等の保護に好適に採用される。
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
紙基材として、米坪重量４０ｇ／ｍ２の片艶クラフト紙
の艶面に、接着剤として水溶性糊剤であるポリ酢酸ビニ
ル部分けん化物（重合度１７００、けん化度８８．０％
）の１０％水溶液３００重量部を用い、これに帯′電防
止剤としてアニオン系の帯電防止剤（日本油脂社製パー
ソフトＥＫ）を７０重量部配合したものを約６．０ｇ／
ｍ２の付着量となるようにロールコータ−で塗布して表
面保護用マスキング紙を製造した。
の艶面に、接着剤として水溶性糊剤であるポリ酢酸ビニ
ル部分けん化物（重合度１７００、けん化度８８．０％
）の１０％水溶液３００重量部を用い、これに帯′電防
止剤としてアニオン系の帯電防止剤（日本油脂社製パー
ソフトＥＫ）を７０重量部配合したものを約６．０ｇ／
ｍ２の付着量となるようにロールコータ−で塗布して表
面保護用マスキング紙を製造した。
このマスキング紙を厚さ２．０ｍｍのアクリル板に蒸気
を吹き付けながら貼着し、常温で７日間放置したのち、
マスキング紙を剥離、除去し、アクリル板の表面抵抗値
を測定したところ、その表面抵抗値は、８ Ｘ １０”
Ω／ｃｍ２程度であり、しばらく放置しても塵埃を吸着
することもなく、またこのアクリル板を切削しても、切
削屑を吸着することもなかった。
を吹き付けながら貼着し、常温で７日間放置したのち、
マスキング紙を剥離、除去し、アクリル板の表面抵抗値
を測定したところ、その表面抵抗値は、８ Ｘ １０”
Ω／ｃｍ２程度であり、しばらく放置しても塵埃を吸着
することもなく、またこのアクリル板を切削しても、切
削屑を吸着することもなかった。
一方、比較のために帯電防止剤の配合量を接着剤１００
重量部に対し３０重量部及び４００重量部とした以外は
上記マスキング紙と同様にして２種類のマスキング紙を
製造し、同様の方法にして表面抵抗値を測定し、また、
塵埃及び切削屑の吸前件を評価した。
重量部に対し３０重量部及び４００重量部とした以外は
上記マスキング紙と同様にして２種類のマスキング紙を
製造し、同様の方法にして表面抵抗値を測定し、また、
塵埃及び切削屑の吸前件を評価した。
その結果、比較例のマスキング紙剥離後の表面抵抗値は
、帯電防止剤の配合量が３０重量部のものは３ Ｘ １
０”Ω／ｃｍ２程度、４００重量部のものは５×１０°
Ω／ｃｍ２程度であり、いずれも塵埃。
、帯電防止剤の配合量が３０重量部のものは３ Ｘ １
０”Ω／ｃｍ２程度、４００重量部のものは５×１０°
Ω／ｃｍ２程度であり、いずれも塵埃。
切削等の吸着等が認められた。
以上の結果から、本発明の方法によりプラスチック板の
表面保護を行なった場合には、マスキング紙を剥離、除
去した後も塵埃、切削屑を吸着することなく表面保護性
能が優れているのに対し、比較例のプラスチック板の表
面保護方法は、マスキング紙の接着剤層中の帯電防止剤
の量が本発明の範囲を外れている以外は本発明のプラス
チック板の表面保護方法と同様であるにもかかわらず、
マスキング紙を剥離、除去した後に塵埃、切削屑が吸着
しており、従ってマスキング紙を剥離、除去した後の表
面保護性能が劣っていることが知見された。
表面保護を行なった場合には、マスキング紙を剥離、除
去した後も塵埃、切削屑を吸着することなく表面保護性
能が優れているのに対し、比較例のプラスチック板の表
面保護方法は、マスキング紙の接着剤層中の帯電防止剤
の量が本発明の範囲を外れている以外は本発明のプラス
チック板の表面保護方法と同様であるにもかかわらず、
マスキング紙を剥離、除去した後に塵埃、切削屑が吸着
しており、従ってマスキング紙を剥離、除去した後の表
面保護性能が劣っていることが知見された。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、プラスチック板の表面に表面保護用マスキング紙の
接着剤層を貼着してプラスチック板の表面保護を行なう
方法において、マスキング紙のプラスチック板に貼着さ
れる接着剤層中に帯電防止剤を接着剤１００重量部に対
して１００〜３００重量部の範囲で配合して、このマス
キング紙の接着剤層をプラスチック板に貼着することに
よりプラスチック板の表面保護を行なうと共に、マスキ
ング紙を剥離除去した時に接着剤層中に含まれる少なく
とも一部の帯電防止剤をプラスチック板の表面に転着、
残存せしめてプラスチック板の帯電防止を行なうように
したことを特徴とするプラスチック板の表面保護方法。 ２、接着剤が水溶性糊剤である特許請求の範囲第１項記
載の表面保護方法。 ３、帯電防止剤がアニオン系又はカチオン系の帯電防止
剤である特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の表面
保護方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60297789A JPS62151480A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | プラスチツク板の表面保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60297789A JPS62151480A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | プラスチツク板の表面保護方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62151480A true JPS62151480A (ja) | 1987-07-06 |
| JPH021872B2 JPH021872B2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=17851190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60297789A Granted JPS62151480A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | プラスチツク板の表面保護方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62151480A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004114665A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-15 | Trekion Co Ltd | 制電性を有する，接着剤又は塗料及びそれらを含む積層体 |
| JP2010001497A (ja) * | 2004-03-08 | 2010-01-07 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物、粘着シート類及び表面保護フィルム |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP60297789A patent/JPS62151480A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004114665A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-15 | Trekion Co Ltd | 制電性を有する，接着剤又は塗料及びそれらを含む積層体 |
| JP2010001497A (ja) * | 2004-03-08 | 2010-01-07 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物、粘着シート類及び表面保護フィルム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH021872B2 (ja) | 1990-01-16 |
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