JPS6215134Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215134Y2 JPS6215134Y2 JP1982029752U JP2975282U JPS6215134Y2 JP S6215134 Y2 JPS6215134 Y2 JP S6215134Y2 JP 1982029752 U JP1982029752 U JP 1982029752U JP 2975282 U JP2975282 U JP 2975282U JP S6215134 Y2 JPS6215134 Y2 JP S6215134Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting line
- microwave oven
- packaging box
- engraved
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 16
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、壁掛け製品を梱包する梱包箱に関す
る。
る。
壁掛け製品が電子レンジ等の重量物である場
合、その取付けは底面の支持がない状態で背部を
固定するため、通常取付け作業は非常に困難であ
る。特に近代住宅のシステムキツチンになると、
取付け位置の下方に流し台、ガスレンジ、上方に
棚と非常に狭いため、その困難性はさらに助長さ
れる。それ故、場合によつては誤つて製品を落下
させ、製品や人あるいは附近の家具調度品を損傷
させたりすることがあつた。
合、その取付けは底面の支持がない状態で背部を
固定するため、通常取付け作業は非常に困難であ
る。特に近代住宅のシステムキツチンになると、
取付け位置の下方に流し台、ガスレンジ、上方に
棚と非常に狭いため、その困難性はさらに助長さ
れる。それ故、場合によつては誤つて製品を落下
させ、製品や人あるいは附近の家具調度品を損傷
させたりすることがあつた。
本考案は、運搬の用を果した後捨てられていた
重量物の壁掛け製品梱包箱が、通常、短期間であ
れば製品を一時的に支持する強度を備えることに
着目してなされたものであり、開封後その梱包箱
を取付け台として使えるようにすることによつて
人や器物の損傷事故を防ぎ、且つ取付け作業性を
向上させることを目的とするものである。
重量物の壁掛け製品梱包箱が、通常、短期間であ
れば製品を一時的に支持する強度を備えることに
着目してなされたものであり、開封後その梱包箱
を取付け台として使えるようにすることによつて
人や器物の損傷事故を防ぎ、且つ取付け作業性を
向上させることを目的とするものである。
本考案は、長方体形状のダンボール製梱包箱の
側面全周にわたつて切断線を刻設するとともに、
少なくとも対向する二つの長手両側板に刻設され
た切断線のうちその一部を相互に対称なV字状に
し、さらに前記切断線によつて切断される上側の
ケース部に、上面の長辺部を折曲部とする断面L
字型のシート部を形成する切断線を刻設したこと
を特徴とする。
側面全周にわたつて切断線を刻設するとともに、
少なくとも対向する二つの長手両側板に刻設され
た切断線のうちその一部を相互に対称なV字状に
し、さらに前記切断線によつて切断される上側の
ケース部に、上面の長辺部を折曲部とする断面L
字型のシート部を形成する切断線を刻設したこと
を特徴とする。
以下、本考案を壁掛け型電子レンジ梱包箱に実
施した場合について説明する。
施した場合について説明する。
第1図は、30〜40Kgのシステムキツチン用壁掛
け型電子レンジを梱包した箱の開封前の状態を示
し、切断線1は側面全周を一巡している。長手側
板4aには、V字の切断線2aが刻設され、また
対向する側板4bにおいても同じ形状のV字状切
断線2bが刻設されている。これらのV字状の切
断線2a,2bは長手側板の切断線全体に渡つて
形成されていなく、全体の長さの2分の1程度は
平坦な切断線に設定されている。また、V字状切
断線を有する一方の側板4aの角に、全周を一巡
している切断線1から垂直に切断線3が上面の角
まで刻設されている。これらの切断線は、鎖線状
の切れ目として刻設されていて梱包箱運搬中に生
ずる外力等によつて切断しない程度の強度が与え
られている。梱包箱の側板の切断線1に沿つてナ
イフ等を入れ、梱包箱をダンボールケースAと、
ダンボールケースBの二つに分離した状態を第2
図に示す。この状態において同図から明らかなよ
うにダンボールケースAの長手両側板にV字溝
5,5a,5bが形成される。また、切断線3に
沿つてナイフ等を入れ、ダンボールケースBをダ
ンボールシートCとダンボールシートDに分離し
た状態を第3図に示す。図において7はダンボー
ルケースBの蓋の端部で、6は同ダンボールケー
スBの上面の長辺部、すなわち蓋の折曲部を示し
ている。ダンボールシートDは上記のダンボール
ケースBの上面の長辺部6を折曲部とする断面L
字型のシート部を構成している。
け型電子レンジを梱包した箱の開封前の状態を示
し、切断線1は側面全周を一巡している。長手側
板4aには、V字の切断線2aが刻設され、また
対向する側板4bにおいても同じ形状のV字状切
断線2bが刻設されている。これらのV字状の切
断線2a,2bは長手側板の切断線全体に渡つて
形成されていなく、全体の長さの2分の1程度は
平坦な切断線に設定されている。また、V字状切
断線を有する一方の側板4aの角に、全周を一巡
している切断線1から垂直に切断線3が上面の角
まで刻設されている。これらの切断線は、鎖線状
の切れ目として刻設されていて梱包箱運搬中に生
ずる外力等によつて切断しない程度の強度が与え
られている。梱包箱の側板の切断線1に沿つてナ
イフ等を入れ、梱包箱をダンボールケースAと、
ダンボールケースBの二つに分離した状態を第2
図に示す。この状態において同図から明らかなよ
うにダンボールケースAの長手両側板にV字溝
5,5a,5bが形成される。また、切断線3に
沿つてナイフ等を入れ、ダンボールケースBをダ
ンボールシートCとダンボールシートDに分離し
た状態を第3図に示す。図において7はダンボー
ルケースBの蓋の端部で、6は同ダンボールケー
スBの上面の長辺部、すなわち蓋の折曲部を示し
ている。ダンボールシートDは上記のダンボール
ケースBの上面の長辺部6を折曲部とする断面L
字型のシート部を構成している。
第4図は、電子レンジ6をガスレンジ7と棚8
に狭まれた壁9に取付ける状態を示している。こ
の状態は、まずダンボールシートCを展開してガ
スレンジの上に敷き、その上にダンボールケース
Aを置き、続いてV字溝5に、ダンボールケース
AのV型エツジで電子レンジが損傷するのを防ぐ
ためダンボールシートDを反転させて載せ、さら
にその上から電子レンジ6の前面下角をV字に合
わせて載置することによつて形成される。これ
で、壁面9に設けられた取付け板10の下部突起
11に電子レンジ6の嵌合部12を嵌め込む準備
は終わる。壁面9に取付けるときは、ダンボール
ケースAの上にダンボールシートDを介して電子
レンジ6を載置したままで、ダンボールケースA
をダンボールシートC上を摺動させて第5図のよ
うに壁面9に設けられた取付板10の下部突起1
1と嵌り合う位置までもつていく。目測で位置決
めをした後、電子レンジ6の底面中央部13を支
点として第5図に示すように回動させて、電子レ
ンジ6の嵌合部12と取付け板10の下部突起1
1を合わす。嵌合部12と下部突起11が嵌まる
と、回動支点は電子レンジ6の底面中央部13か
ら嵌合部に移つて、取付け板10に電子レンジ6
の背面を合わすことができる。背面を合わした
後、その状態を他の部材(図示せず)で固定する
ことによつて、電子レンジ6の取付け作業は完了
する。もし、目測が狂つて電子レンジ6の嵌合部
12と取付け板10に隔りがあれば、持ち上げて
いた電子レンジ6を戻して、ダンボールケースA
を摺動させ、再び位置決めを行なう。この操作は
何度巡り返してもよく、テコの原理を応用するた
め、人力は電子レンジ6の重量を必要としない。
したがつて、大きな力を要せず、しかも簡単な作
業で取付けを完了することができる。
に狭まれた壁9に取付ける状態を示している。こ
の状態は、まずダンボールシートCを展開してガ
スレンジの上に敷き、その上にダンボールケース
Aを置き、続いてV字溝5に、ダンボールケース
AのV型エツジで電子レンジが損傷するのを防ぐ
ためダンボールシートDを反転させて載せ、さら
にその上から電子レンジ6の前面下角をV字に合
わせて載置することによつて形成される。これ
で、壁面9に設けられた取付け板10の下部突起
11に電子レンジ6の嵌合部12を嵌め込む準備
は終わる。壁面9に取付けるときは、ダンボール
ケースAの上にダンボールシートDを介して電子
レンジ6を載置したままで、ダンボールケースA
をダンボールシートC上を摺動させて第5図のよ
うに壁面9に設けられた取付板10の下部突起1
1と嵌り合う位置までもつていく。目測で位置決
めをした後、電子レンジ6の底面中央部13を支
点として第5図に示すように回動させて、電子レ
ンジ6の嵌合部12と取付け板10の下部突起1
1を合わす。嵌合部12と下部突起11が嵌まる
と、回動支点は電子レンジ6の底面中央部13か
ら嵌合部に移つて、取付け板10に電子レンジ6
の背面を合わすことができる。背面を合わした
後、その状態を他の部材(図示せず)で固定する
ことによつて、電子レンジ6の取付け作業は完了
する。もし、目測が狂つて電子レンジ6の嵌合部
12と取付け板10に隔りがあれば、持ち上げて
いた電子レンジ6を戻して、ダンボールケースA
を摺動させ、再び位置決めを行なう。この操作は
何度巡り返してもよく、テコの原理を応用するた
め、人力は電子レンジ6の重量を必要としない。
したがつて、大きな力を要せず、しかも簡単な作
業で取付けを完了することができる。
以上、本考案を壁掛け型電子レンジ6の梱包箱
に実施した例を述べたが、本考案は壁掛け製品全
般の梱包箱に実施することができる。また、梱包
箱の側面に設けておく切断線1は、システムキツ
チンにおける頻度の多い高さに設定しておいても
いいし、複数設けておいて、取付け場所で選択切
断してもよい。さらに本実施例では断面L字型の
ダンボールシートDを得るのに、側板4aの角
に、全周を一巡している切断線1から垂直に切断
線3を刻設して蓋の端部を切目として利用してい
るが、この蓋の端部を利用せずに、独立に切断線
を形成するようにしても良い。
に実施した例を述べたが、本考案は壁掛け製品全
般の梱包箱に実施することができる。また、梱包
箱の側面に設けておく切断線1は、システムキツ
チンにおける頻度の多い高さに設定しておいても
いいし、複数設けておいて、取付け場所で選択切
断してもよい。さらに本実施例では断面L字型の
ダンボールシートDを得るのに、側板4aの角
に、全周を一巡している切断線1から垂直に切断
線3を刻設して蓋の端部を切目として利用してい
るが、この蓋の端部を利用せずに、独立に切断線
を形成するようにしても良い。
本考案は、側面の全周にわたつて切断線を刻設
するとともに、対向する二つの長手両側板の切断
線の一部を相互に対称なV字状にし、さらにその
切断線によつて切断される上側のケース部の適所
に、上面の長辺部を折曲部とする断面L字型のシ
ート部を形成する切断線を刻設するようにしてい
るため、開封後、下側のケース部のV字溝にその
シート部を架け渡すことにより壁掛け用重量物の
取付台として使用出来、取付作業性を格段に向上
させることが出来る。また、V字状の切断線は長
手両側板に形成されている切断線全体の一部であ
るために強度的に弱くなるのを防ぐことが出来
る。したがつて、作業は小人数でしかも正確に行
なえ、さらに取付け作業中の人や器物の損傷を防
ぐことができ、取付け時間の低減と安全性の向上
を実現できる。
するとともに、対向する二つの長手両側板の切断
線の一部を相互に対称なV字状にし、さらにその
切断線によつて切断される上側のケース部の適所
に、上面の長辺部を折曲部とする断面L字型のシ
ート部を形成する切断線を刻設するようにしてい
るため、開封後、下側のケース部のV字溝にその
シート部を架け渡すことにより壁掛け用重量物の
取付台として使用出来、取付作業性を格段に向上
させることが出来る。また、V字状の切断線は長
手両側板に形成されている切断線全体の一部であ
るために強度的に弱くなるのを防ぐことが出来
る。したがつて、作業は小人数でしかも正確に行
なえ、さらに取付け作業中の人や器物の損傷を防
ぐことができ、取付け時間の低減と安全性の向上
を実現できる。
第1図は開封前の梱包箱の斜視図、第2・第3
図はその梱包箱を切断線に沿つて開封したときの
状態図、第4図は電子レンジ取付け直前の状態を
示す、第5図は電子レンジの最終取付け作業を説
明する図である。 1,3……切断線、2……切断線(V字状)、
6……電子レンジ、11……突起部、12……嵌
合部。
図はその梱包箱を切断線に沿つて開封したときの
状態図、第4図は電子レンジ取付け直前の状態を
示す、第5図は電子レンジの最終取付け作業を説
明する図である。 1,3……切断線、2……切断線(V字状)、
6……電子レンジ、11……突起部、12……嵌
合部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 壁掛け用重量物を梱包する直方体形状の梱包箱
であつて、 側面の全周にわたつて切断線を刻設するととも
に、少なくとも対向する二つの長手両側板に刻設
される前記切断線のうちその一部を相互に対称な
V字状にし、さらに前記切断線によつて切断され
る上側のケース部の適所に、上面の長辺部を折曲
部とする断面L字型のシート部を形成する切断線
を刻設したことを特徴とする壁掛け用重量物品梱
包箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2975282U JPS58133522U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | 壁掛け用重量物品梱包箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2975282U JPS58133522U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | 壁掛け用重量物品梱包箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58133522U JPS58133522U (ja) | 1983-09-08 |
JPS6215134Y2 true JPS6215134Y2 (ja) | 1987-04-17 |
Family
ID=30041519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2975282U Granted JPS58133522U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | 壁掛け用重量物品梱包箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58133522U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019151356A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-12 | 隆光 森▲崎▼ | V字形の切り欠きの有る箱 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS573611B2 (ja) * | 1974-07-02 | 1982-01-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS573611U (ja) * | 1980-06-06 | 1982-01-09 |
-
1982
- 1982-03-02 JP JP2975282U patent/JPS58133522U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS573611B2 (ja) * | 1974-07-02 | 1982-01-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58133522U (ja) | 1983-09-08 |
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