JP3052683U - 立て置き可能なトレイ型食品容器 - Google Patents

立て置き可能なトレイ型食品容器

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JP3052683U
JP3052683U JP1998001882U JP188298U JP3052683U JP 3052683 U JP3052683 U JP 3052683U JP 1998001882 U JP1998001882 U JP 1998001882U JP 188298 U JP188298 U JP 188298U JP 3052683 U JP3052683 U JP 3052683U
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JP
Japan
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food
tray
housing portion
food container
container
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998001882U
Other languages
English (en)
Inventor
眞理夫 斉藤
Original Assignee
フレッグ食品工業株式会社
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Publication date
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平置きできるだけでなく、表を前方に向けて
立て置きすることも可能なトレイ型食品容器を提供する
こと。 【解決手段】 自身が多数、密接して重なり合うことが
できるトレイ型食品容器を、第一食品F1 を収容可能な
第一収容部11と、この第一収容部11よりも底浅な第二食
品F2 を収容可能な第二収容部12とから構成した。 【効果】 底浅な第二収容部12に収容せる第二食品F2
の重量による前方への重心移動を利用することによっ
て、第一収容部11を下にし第二収容部12を上にして単独
で立て置くことが可能となり、手間をかけることなく食
品陳列効果を向上させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、立置き可能なトレイ型食品容器、より詳しくは、平置きできるだけ でなく、表を前方に向けて立て置きすることも可能なトレイ型食品容器に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、商品の陳列(ディスプレイ)は、単に商品を並べることにとど まるものではなく、各商品の売上げを左右することは勿論のこと、経営全体にも 大きな影響を与えるものである。このことは、食品陳列においても同様であり、 食品販売店において、見やすく選びやすい陳列方法、陳列位置が工夫され、デッ ドスペース等のロスがなく、あまり人手の掛からない陳列が実践されている。
【0003】 しかしながら、従来のトレイ型食品容器にあっては、平置きすることしか想定 されておらず、陳列効果を高めるべく例えば縦型陳列棚の上部に食品容器の表を 前方に向けて陳列する場合には、後方に支えを設け、この支えに食品容器を立て 掛けるようにして並べるより仕方がなく、陳列作業に随分手間どることになり、 また、途中でズリ落ちた容器を並べ直す手間がかかる難点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来のトレイ型食品容器に上記のような難点があったことに鑑みて 為されたもので、平置きだけでなく表を前方に向けて立て置きすることも可能な 食品容器を提供することを技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の技術的課題を解決するために、 自身が多数、密接して重なり合うことのできるトレイ型食品容器であって、第一 食品F1 を収容可能な第一収容部11、及びこの第一収容部11よりも底浅な第二食 品F2 を収容可能な第二収容部12を備えており、この底浅な第二収容部12に収容 した第二食品F2 の重量による重心移動を利用することによって第一収容部11を 下にし第二収容部12を上にして立てて置くことができるという技術的手段を採用 した。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を添付図面に示す実施形態に基づき詳しく説明する。 なお、図1は本実施形態の食品容器の全体斜視図、図2は本実施形態の食品容器 に食品を収容して立て置きした状態を示す全体側面図である。
【0007】 本実施形態の食品容器1は、合成樹脂材の型成形によって開口部がテーパ状に 拡がったトレイ型に構成され、自身が多数互いに密接して重なり合うことができ るようになっており、図1及び図2に示すように、第一食品F1(天ぷら)を収容 可能な第一収容部11、及びこの第一収容部11よりも底浅な第二食品F2(袋入り天 つゆ)を収容可能な第二収容部12を備えている。
【0008】 本実施形態の底浅な第二収容部12は、上げ底12aにより画成されており、食品 容器1自体の高さは第一収容部11と第二収容部12とで同じになっている。また、 本実施形態では、第一収容部11と第二収容部12との間には隔壁を設けておらず、 これら第一収容部11及び第二収容部12の開口縁部には鍔13を周設してある。なお 図中、符号11aで指示するものは、第一収容部11における第二収容部12とは反対 側の収容壁であり、符号14で指示するものは、この食品容器を強度を保つための 補強リブである。
【0009】 しかして、本実施形態の食品容器1の第一収容部11に第一食品F1 を収容する と共に第二収容部12に第二食品F2 を収容して、図示しない透明樹脂フィルムで 容器全体を被覆することによって、第一食品F1 と第二食品F2 とが対となって 商品として陳列され販売に供されるのである。
【0010】 このように、本実施形態の食品容器1にあっては、第二収容部12が第一収容部 11よりも底浅に構成されているので、図2に示すように、第一収容部11の収容壁 11aの下端部11bと鍔部13とを接地させ、第二収容部12を上にして立てたとき、 第二収容部12に収容した第二食品F2 の重心G2 を前記収容壁11aの下端部11b の鉛直線Vよりも前方に位置せしめることが可能となり、従来品のように後方に 支えを設けて立て掛けなくても単独で食品容器を立てて置くことが可能となる。 したがって、陳列作業に手間どることもなく、途中でズリ落ちた食品容器を並べ 直す手間もかからない。なお、図2中、符号G1 で指示するものは、第一収容部 11に収容した第一食品F1 の重心である。
【0011】 このように本実施形態の食品容器1は、立て置きしたとき、上になる第二収容 部12の第二食品F2 の重心位置を前方へ移動させることによって立て置きを実現 しているので、見栄え的に、天つゆ、タレ等の比重大なる食品が容器上部に収容 されることが多い食品業界において、本実施形態の立て置き可能なトレイ型食品 容器は最適なのである。
【0012】 本考案の具体例である実施形態は概ね上記のように構成されているが、本考案 はこの実施形態に限定されるものではなく「実用新案登録請求の範囲」の記載内 において種々の変更が可能である。
【0013】 例えば、上記実施形態では、第一収容部11、及び第二収容部12を箱型に形成し ているが、勿論これに限定されるものではなく、これら第一収容部11、第二収容 部12の各々の形状、サイズ等は収容すべき食品に応じて種々の設計変更が可能で あり、例えば、具材付き調理麺セットの容器として適用することも可能である。
【0014】 また、収容すべき食品に応じて、第一収容部11と第二収容部12との間に隔壁を 設けることも勿論可能であり、さらに第二収容部12の底部(上げ底12a)に食品 形状に合わせた凹部を設け、当該食品の収容安定性を高めるようにしても良い。
【0015】
【考案の効果】
以上、実施形態をもって説明したとおり、本考案に係る立て置き可能なトレイ 型食品容器にあっては、第二収容部が第一収容部よりも底浅に構成されているの で、当該容器を立てた際に底浅な第二収容部に収容せる第二食品の重量によって 重心が前方へ移動することになるのであって、この重心移動作用を利用して第一 収容部を下にし第二収容部を上にして単独で立て置くことが可能となり、手間を 掛けることなく食品の陳列効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の食品容器の全体斜視図である。
【図2】本実施形態の食品容器に食品を収容して立て置
きした状態を示す全体側面図である。
【符号の説明】
1 食品容器 11 第一収容部 12 第二収容部 F1 第一食品 F2 第二食品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自身が多数、密接して重なり合うことの
    できるトレイ型食品容器であって、第一食品F1 を収容
    可能な第一収容部11、及びこの第一収容部11よりも底浅
    な第二食品F2 を収容可能な第二収容部12を備えてお
    り、この底浅な第二収容部12に収容した第二食品F2
    重量による重心移動を利用することによって、第一収容
    部11を下にし第二収容部12を上にして立てて置くことが
    できることを特徴とした立て置き可能なトレイ型食品容
    器。
JP1998001882U 1998-03-27 1998-03-27 立て置き可能なトレイ型食品容器 Expired - Lifetime JP3052683U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013203474A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Sekisui Giken:Kk 食品用容器
JP2020196519A (ja) * 2019-06-04 2020-12-10 エフピコチュ−パ株式会社 立て置き可能な食品包装容器
JP2021084684A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 アテナ工業株式会社 容器入り物品体の構造

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