JP3229323U - 食品用容器 - Google Patents

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幹根 林
藤康 杉本
藤康 杉本
康弘 後藤
康弘 後藤
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Abstract

【課題】分割収容された食材の混合作業の簡略化や確実性を高めるとともに、消費者に対して中身をわかりやすくアピールすることができる食品用容器を提供する。【解決手段】食品用容器1は、容器本体20と蓋体40とを備え、容器本体は、胴部22の対向する両側面に開口部23側から底部21側にわたって形成された一対のガイド部25、25を有し、収容部30がガイド部に抜差し可能に挿入保持された抜差部材35により複数の食材収容部31、32に分割されており、使用時には抜差部材を抜去して食材収容部に区画された食品を混ぜ合わせることができるとともに、蓋面41を上面側又は正面側として陳列可能に構成されて、蓋面を上面側とした陳列時には抜差部材が収容部を横方向に分割する隔壁部となり、蓋面を正面側とした陳列時には抜差部材が収容部を横方向又は上下方向に分割する隔壁部となるように構成されている。【選択図】図1

Description

この考案は、コンビニエンスストア等で販売される食品用容器に関し、特には店頭での陳列を改善可能とした食品用容器に関する。
近年、コンビニエンスストア等で販売される飲食物の種類は極めて多彩であり、惣菜や弁当やサンドイッチ等に加えてサラダ、デザート、または麺類、その他の加工食品類と広がりを見せている。このような食品を販売する場合、合成樹脂シート製の容器本体に蓋体を重ね合わせた形態の容器が多用されている。
列記の食品のうち、弁当類では1個の容器内に全ての食材を盛りつける包装、販売が一般的である。これは、詰め合わされる食材同士の味がよくなじみ、全体として美味しさを呈する加工、調理法によるためである。また、使用される食材の水分含有率も比較的そろっているためである。これに対し、主に蕎麦、うどん、パスタ等の麺類の場合、製造時点で麺類とその上に載せる具材とを一緒とすることもある。しかし、麺類とその上に載せる具材の水分含有率との間に差があることもある。このことから、喫食時にすでにふやけた状態となり食味が悪くなりやすい。近年、食味に対する要望が高まっているとともに、各小売店、販売者にとって、他業者との差別化、顧客満足度を得るために看過できない問題である。
そこで、比較的簡便な対応として、容器本体及び蓋体からなる容器の中に、さらに中皿(中蓋)を使用した容器がある(例えば、特許文献1参照。)。この容器によると、例えば、容器本体の最下部に麺類等の主食材を収容し、容器本体の開口部に中皿を置き、この中皿に適宜の具材等の副食材を載せ、最後に蓋体を被せることとなる。この容器の場合、喫食前の食材同士の混合を抑えて、できたての食味に近づけることは可能である。また、トッピングされる具材が中皿上に並べられるため、見た目の華やかさも演出される。
この容器に収容された食品を食す場合、容器本体の開口部に載置された中皿が容器本体から一旦分離された後、中皿上の具材等の副食材が容器本体側へ移されて、容器本体内で主食材と副食材とが混合される。しかしながら、中皿の分離や副食材の移動は、中皿に副食材が載置されたまま順次作業が行われるため、食すまでにある程度の手順を要するとともに、誤って副食材をこぼしてしまう可能性は排除できない。そこで、より簡易な手順で主食材と副食材とを混合可能とし、かつその作業時に副食材がこぼれにくくすることが求められている。
また、この種の中皿を使用して主食材と副食材を分離した食品は、店頭の陳列棚に平積み状態で並べられて陳列される。その際、容器上面の蓋体は透明樹脂よりなり、容器本体は発泡樹脂製や紙製等の不透明な材質より構成されるため、陳列棚の下段の商品は上から見ることができて商品の中身が分かり易いが、棚の中段ないし上段の商品は側面からしか見ることが出来ず中身を把握しにくいという問題がある。そこで容器本体を透明な材料で構成することが考えられるが、陳列棚の上段や中段では容器側面から商品の中身を見るため、中皿上の食品を見ることは困難である。販売者側からすると、中身が把握しにくい中段や上段の商品は消費者に対するアピール力が弱くその結果売上げが伸びない商品となるおそれがある。
実用新案登録第3133098号公報
本考案は、前記の点に鑑みなされたものであり、分割収容された食材の混合作業の簡略化や確実性を高めるとともに、消費者に対して中身をわかりやすくアピールすることができる食品用容器を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、底部と前記底部から連設された胴部と前記胴部の上部側に開口部と食品を収容する収容部とを有する容器本体と、前記容器本体の開口部を被覆する蓋体とを備えた食品用容器であって、前記容器本体は、前記胴部の対向する両側面に前記開口部側から前記底部側にわたって形成された一対のガイド部を有し、前記収容部が前記一対のガイド部に抜差し可能に挿入保持された板状の抜差部材により複数の食材収容部に分割されており、使用時には前記抜差部材を抜去して前記食材収容部に区画された食品を混ぜ合わせることができるとともに、前記容器は、前記蓋体の蓋面を上面側又は正面側として陳列可能に構成されて、前記蓋面を上面側とした陳列時には前記抜差部材が前記容器本体の収容部を横方向に分割する隔壁部となり、前記蓋面を正面側とした陳列時には前記抜差部材が前記容器本体の収容部を横方向又は上下方向に分割する隔壁部となるように構成されていることを特徴とする食品用容器に係る。
請求項2の考案は、前記ガイド部が凹溝部からなる請求項1に記載の食品用容器に係る。
請求項3の考案は、前記凹溝部が前記開口部側は広く前記底部側が狭いテーパ―状溝部である請求項2に記載の食品用容器に係る。
請求項4の考案は、前記容器本体の前記底部に前記ガイド部に挿入保持された前記抜差部材を保持する底部側保持部が形成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の食品用容器に係る。
請求項5の考案は、前記抜差部材の前記ガイド部に挿入される両側部に脚部が形成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の食品用容器に係る。
請求項6の考案は、前記容器本体の前記胴部に前記底部側から前記開口部側へ拡開するように傾斜した平坦面からなるテーパ面が形成されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の食品用容器に係る。
請求項7の考案は、前記蓋面を正面側とした陳列時に前記テーパ面が下面側とされる請求項6に記載の食品用容器に係る。
請求項8の考案は、前記容器本体の前記胴部が平面視多角形状に形成され、前記テーパ面が前記胴部の複数面に形成されている請求項6又は7に記載の食品用容器に係る。
請求項9の考案は、前記胴部の複数面に形成された各テーパ面の傾斜角度が異なるように構成されている請求項8に記載の食品用容器に係る。
請求項10の考案は、前記胴部の複数面に形成された各テーパ面のうち一のテーパ面のみの傾斜角度が異なり、該傾斜角度の異なるテーパ面が前記蓋面を正面側とした陳列時に下面側とされる請求項9に記載の食品用容器に係る。
請求項11の考案は、前記容器本体の前記胴部が前記テーパ面と円弧状側面からなる請求項7に記載の食品用容器に係る。
請求項1の考案に係る食品用容器によると、底部と前記底部から連設された胴部と前記胴部の上部側に開口部と食品を収容する収容部とを有する容器本体と、前記容器本体の開口部を被覆する蓋体とを備えた食品用容器であって、前記容器本体は、前記胴部の対向する両側面に前記開口部側から前記底部側にわたって形成された一対のガイド部を有し、前記収容部が前記一対のガイド部に抜差し可能に挿入保持された板状の抜差部材により複数の食材収容部に分割されており、使用時には前記抜差部材を抜去して前記食材収容部に区画された食品を混ぜ合わせることができるとともに、前記容器は、前記蓋体の蓋面を上面側又は正面側として陳列可能に構成されて、前記蓋面を上面側とした陳列時には前記抜差部材が前記容器本体の収容部を横方向に分割する隔壁部となり、前記蓋面を正面側とした陳列時には前記抜差部材が前記容器本体の収容部を横方向又は上下方向に分割する隔壁部となるように構成されているため、極めて単純な作業で分割された食材をこぼすことなく混合可能な状態とすることができ、分割された食材の混合作業の簡略化や確実性が高められるとともに、陳列場所に応じて陳列状態を設定可能で食材の斬新な収容状態を演出することができて、消費者に対して容器全体の中身をわかりやすくアピールすることができ、消費者の購買意欲を高めることが可能である。
請求項2の考案に係る食品用容器によると、請求項1の考案において、前記ガイド部が凹溝部からなるため、抜差部材を所定位置への適切に差し込むことが可能であるとともに、ガイド部からの抜去を容易かつ円滑に行うことができる。
請求項3の考案に係る食品用容器によると、請求項2の考案において、前記凹溝部が前記開口部側は広く前記底部側が狭いテーパ―状溝部であるため、抜差部材がガイド部へ差し込みしやすくなり、差し込み後は抜差部材のがたつきが抑制されて安定性が向上する。
請求項4の考案に係る食品用容器によると、請求項1ないし3の考案において、前記容器本体の前記底部に前記ガイド部に挿入保持された前記抜差部材を保持する底部側保持部が形成されているため、ガイド部に挿入保持された抜差部材をより安定して保持することができる。
請求項5の考案に係る食品用容器によると、請求項1ないし4の考案において、前記抜差部材の前記ガイド部に挿入される両側部に脚部が形成されているため、抜差部材の補強とともにガイド部への挿入保持時の安定性の向上を図ることができる。
請求項6の考案に係る食品用容器によると、請求項1ないし5の考案において、前記容器本体の前記胴部に前記底部側から前記開口部側へ拡開するように傾斜した平坦面からなるテーパ面が形成されているため、蓋面を正面側とした陳列時に陳列場所に応じた適切な陳列状態が可能となる。
請求項7の考案に係る食品用容器によると、請求項6の考案において、前記蓋面を正面側とした陳列時に前記テーパ面が下面側とされるため、蓋面が上向き傾斜状の正面側となり、商品棚等に陳列された際に消費者に対して視認しやすくすることができ、陳列効果が高められる。
請求項8の考案に係る食品用容器によると、請求項6又は7の考案において、前記容器本体の前記胴部が平面視多角形状に形成され、前記テーパ面が前記胴部の複数面に形成されているため、様々なパターンでの横置き陳列が可能となる。
請求項9の考案に係る食品用容器によると、請求項8の考案において、前記胴部の複数面に形成された各テーパ面の傾斜角度が異なるように構成されているため、陳列場所の変化により細かく対応させた陳列が可能となる。
請求項10の考案に係る食品用容器によると、請求項9の考案において、前記胴部の複数面に形成された各テーパ面のうち一のテーパ面のみの傾斜角度が異なり、該傾斜角度の異なるテーパ面が前記蓋面を正面側とした陳列時に下面側とされるため、横置き陳列時の外形のバランスがよく、消費者に対する商品のアピール力が高められる。
請求項11の考案に係る食品用容器によると、請求項7の考案において、前記容器本体の前記胴部が前記テーパ面と円弧状側面からなるため、横置き陳列時の外観形状が斬新であり、消費者に対する商品のアピール力に優れる。
本考案の一実施例に係る食品用容器の開封時の斜視図である。 図1の食品用容器の閉蓋時の概略断面図である。 抜差部材の平面図及び断面図である。 食品用容器の横置き陳列時の斜視図である。 食品用容器の横置き陳列時の概略断面図である。 食品用容器の他の横置き陳列時の概略断面図である。 四角形状の容器本体の収容部を上下方向に分割した横置き陳列時の食品用容器の概略正面図である。 図7の食品用容器のテーパ面以外の側面を下面側として配置した概略正面図である。 四角形状の容器本体の収容部を横方向に分割した横置き陳列時の食品用容器の概略正面図である。 図7の食品用容器のテーパ面と対向しない他の側面を下面側として配置して収容部を横方向に分割した概略正面図である。 円弧形状の容器本体の収容部を上下方向に分割した横置き陳列時の食品用容器の概略正面図である。 円弧形状の容器本体の収容部を横方向に分割した横置き陳列時の食品用容器の概略正面図である。
図1,2に示す本考案の一実施例に係る容器1は、コンビニエンスストア等で販売される加工食品のうち、特に複数の食材を分離して収容するための食品用容器であって、容器本体20と、蓋体40とを備える。容器1に収容される食品は特に限定されるものではないが、例えば蕎麦、うどん、冷やし中華、パスタサラダ等の麺類、親子丼、中華丼、牛丼等の丼物(弁当)類等が例示される。特にこれらの食品は、調理済みであって、電子レンジ等により温められ、あるいはそのままで、すぐに食すことが可能な食品である。
食品用容器1は、例えば合成樹脂シートの成形体からなる。容器1を構成する合成樹脂シートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂のシート、さらにはポリ乳酸等の生分解性樹脂の熱可塑性樹脂のシート等が挙げられる。前記の合成樹脂シートは真空成形により図示をはじめとする各種形状に成形される。合成樹脂シートの厚さは適宜ではあるものの、概ね1mm以下の厚さである。
容器1を構成する容器本体20と蓋体40との組み合わせにおいて、それぞれ同一材料で形成してもよいし、異なる材料で形成してもよい。特に、容器1を構成する容器本体20と蓋体40のうち、蓋体40は、容器内部が透視可能となる透明な材料で構成される。なお、容器本体20は、合成樹脂シート等の可撓性素材に限らず、金属製、ガラス製、木製、紙製であってもよい。構成材料の種類は、用途、内容物、包装対象により適宜選択される。
容器本体20は、底部21と、底部21から連設された胴部22と、胴部22の上部側に開口部23と、食品を収容する収容部30とを有する。この容器本体20では、胴部22の平面視形状が四角形や八角形等の多角形状、真円や楕円、半円等の円弧形状を含む形状等、用途等に応じて適宜に形成される。底部21や開口部23の形状は、胴部22の平面視形状に対応する同形としてもよいし、それぞれ異なっていてもよい。容器本体20の全体形状としては、丼型、椀型、深皿型等の食品が収容可能な適宜の食器類の形状で形成される。
また、容器本体20では、図2に示すように、胴部22に底部21側から開口部23側へ拡開するように傾斜した平坦面からなるテーパ面22aが形成されている。このテーパ面22aは、胴部22に少なくとも一面が形成される。例えば、胴部22の平面視形状が多角形状の場合、胴部22の複数の側面のうちいずれか一面又は複数面にテーパ面を形成することができる。また、胴部22の平面視形状が円弧形状を含む形状である場合、胴部22の円弧状の側面に一面又は複数面のテーパ面を形成することができる。テーパ面22aの傾斜角度は、底部21側から開口部23側へ拡開して傾斜される角度であれば特に限定されない。また、胴部22にテーパ面22aが複数面形成された場合、各テーパ面の傾斜角度は、略同一であってもよいし、それぞれ異なるように構成されてもよい。なお、図2において、符号21aは補強のために底部21の一部を容器本体20の内側へ凹ませて形成された底部補強部、22bはテーパ面22aに対向する胴部22の側面、22c,22dはテーパ面22aに対向しない胴部22の他の側面、24は開口部23から外側へ張り出して形成された容器鍔部である。
さらに、容器本体20は、胴部22に形成された一対のガイド部25,25と、ガイド部25,25に抜差し可能に挿入保持された抜差部材35とを有する。ガイド部25は、胴部22の対向する両側面に開口部23側から底部21側にわたって形成された直線状の溝部である。実施例のガイド部25は、胴部22を内面側から外面側へ凹ませて形成された凹溝部26からなる。この凹溝部26は、開口部23側が広く底部21側が狭い溝幅で形成されたテーパー状溝部である。なお、ガイド部としては、凹溝部に限定されるものではなく、例えば、胴部から突設された2本の突条部間に形成される凸溝部等でもよい。
抜差部材35は、図1〜3に示すように、一対のガイド部25,25に抜差し可能に挿入保持された板状の部材であり、収容部30を複数の食材収容部31,32に分割する。抜差部材35の形状は、収容部30を複数の食材収容部31,32に分割可能な板状部材であれば特に限定されない。また、抜差部材35では、必要に応じて板面部36に補強のための複数のリブ37を形成してもよい。
抜差部材35では、一対のガイド部25,25が凹溝部であることにより、ガイド部25,25の溝方向に沿ってスライドさせて抜差しすることが可能となる。そのため、所定位置への適切に差し込むことが可能であるとともに、ガイド部25,25からの抜去を容易かつ円滑に行うことができる。また、ガイド部25,25の開口部23側が広く底部21側が狭い溝幅であることから、抜差部材35がガイド部25,25へ差し込みしやすくなり、差し込み後はガイド部25,25の下部側の溝幅が狭いため抜差部材35のがたつきが抑制されて安定性が向上する。
上記抜差部材35により分割された食材収容部31,32には、一方に米飯や麺等の主食材、他方に具材等の主食材以外の食材(副食材)等が適宜収容され、抜差部材35によってそれぞれ混ざり合わないように区画されている。この食材収容部31,32には、必要に応じてドレッシングやスープ等の袋入り調味料等も一緒に収容してもよい。
この抜差部材35は、使用時(喫食時)にガイド部25,25から抜去することにより、食材収容部31,32に区画された食品を混ぜ合わせることができる。すなわち、容器本体20内(各食材収容部31,32内)に分割して収容された食材(主食材と副食材等)が、抜差部材35の抜去のみにより、容器本体20から取り出されることなく収容された状態のまま混ぜ合わせ可能な状態となる。したがって、分割された食材の混合作業が極めて簡略となり、しかも、混合作業時に食材をこぼす恐れがなくなって各作業の確実性が高められる。
抜差部材35を保持する容器本体20では、必要に応じて、底部21にガイド部25,25に挿入保持された抜差部材35を保持する底部側保持部27が形成される。底部側保持部27は、ガイド部25,25に挿入保持された抜差部材35をより確実に保持するための部位であり、例えば凹溝部や凸溝部等の適宜の溝部で構成される。実施例の底部側保持部32は、底部21の底部補強部21aに一対のガイド部25,25を結ぶように直線状に形成された凹溝部である。底部側保持部32により、ガイド部25,25に挿入保持された抜差部材35をより安定して保持することができる。
蓋体40は、図2に示すように、容器本体20の開口部23を被覆する部材である。この蓋体40は、開口部23が被覆可能であれば特に限定されるものではなく、例えば容器本体20の開口部23に着脱可能に嵌合する嵌合蓋、容器本体20の開口部23に接着されるシート状のトップフィルム等、適宜である。図1,2に示す実施例の蓋体40は、蓋面41の外周から垂下する垂下部42が容器本体20の開口部23の内周側に嵌合される内嵌合の蓋体である。この蓋体40は、容器本体20の外周側に嵌合される外嵌合の蓋体でもよい。図において、符号43は垂下部42の外縁から外側へ延設された蓋鍔部、44は蓋体40と開口部23との嵌合を解除しやすくする蓋つまみ部である。
本考案の食品用容器1は、縦置き(10A)と横置き(10B)の双方で陳列可能に構成されて、縦置き陳列時には抜差部材35が容器本体20の収容部30を横方向に分割する隔壁部となり、横置き陳列時には抜差部材35が容器本体20の収容部30を横方向又は上下方向に分割する隔壁部となるように構成されている。縦置き陳列とは、例えば図1,2に示す容器10Aのような一般的な陳列状態であって、蓋体40の蓋面41を上面側とし、容器本体20の底部21を下面側として接地するように載置された状態である。
横置き陳列とは、図4,5に示す容器10Bのように、蓋体40の蓋面を正面側とし、容器本体20の胴部22の側面を下面側として載置された状態である。横置き陳列の容器10Bでは、容器本体20の胴部22を接地させてもよいが、例えば容器本体20の開口部23から外側へ容器鍔部24が延設されてる場合等においては、図5に示すように、容器鍔部24を前側支持部51、胴部22の下端部(底部21との連設部分)を後側支持部52として設置させて載置される。この前側支持部51となる容器本体20の容器鍔部24の一部は、直線形状とすることが好ましい。前側支持部51が直線形状であることにより、横置き時に前側支持部51が水平となるため、横置き状態での安定性が向上する。
また、上記横置き陳列の容器10Bでは、横置き陳列時に下面側となる容器本体20の胴部22側面が平坦面であることが好ましい。横置き陳列時の下面側を平坦面とすることにより、前側支持部51と後側支持部52とで接地する際に、容器本体20の胴部22の側面が接地せず、横置き状態が不安定とならない。そして、横置き陳列時では、容器鍔部24が前側支持部51となることにより、下面側となる胴部22の側面が蓋体40側から底部21側へ下るように傾斜するため、収容した内容物(食材)に水分が多く含まれていた場合等でも、水分が底部21側へ集められる。これにより、横置き陳列の容器10Bの正面となる蓋体40側にしずく等の液分がたまることが抑制され、見栄えのよい陳列状態を演出することができる。
特に、図5に示すように、横置き陳列時に胴部22のテーパ面22aが下面側とされた場合、テーパ面22aは底部21側から開口部23側へ拡開するように傾斜して形成されていることから、容器10Bは蓋体40の蓋面41を上向き傾斜状の正面側とした陳列状態となる。蓋面41が上向き傾斜状の正面側となることにより、商品棚等に陳列された際に消費者に対して視認しやすくすることができ、陳列効果が高められる。
また、図6に示す横置き陳列の容器10Cのように、テーパ面22a以外の胴部22の側面又はテーパ面22aより傾斜角度が小さい他のテーパ面を下面側とすることもできる。この横置き陳列の容器10Cでは、蓋体40の蓋面41が、略垂直の正面側又は上向きの傾斜が小さい正面側となる。このような横置き陳列の容器10Cは、例えば、消費者の目線の高さ等の位置の陳列棚で陳列した場合等により視認しやすくなる。
つまり、横置き陳列の容器では、下面側となる胴部の側面(テーパ面)の傾斜角度が大きいほど、正面側となる蓋体の蓋面の上向きの傾斜角度が大きくなり、下面側となる胴部の側面の傾斜角度が小さいほど、正面側となる蓋体の蓋面が垂直に近くなるように構成される。そこで、例えば、低い位置(下段)の陳列棚に陳列する場合は、傾斜角度が大きいテーパ面を下面側とする蓋面の上向き傾斜角度が大きい横置き陳列とすることで、消費者に対してより視認しやすい陳列状態とすることができる。また、目線の高さ等の高い位置(上段)の陳列棚に陳列する場合では、テーパ面以外の側面又はわずかな傾斜角度のテーパ面を下面側とする蓋面が略垂直正面側又はわずかに上向き傾斜した正面側の横置き陳列とすれば、効果的である。さらに、中段の陳列棚に陳列する場合は、下段の陳列棚に陳列する場合より傾斜角度が小さくかつ上段の陳列棚に陳列する場合より傾斜角度が大きく傾斜したテーパ面を下面側とする蓋面が上向き傾斜した横置き陳列が効果的である。そして、平積み状に陳列する場合等では、蓋面が上面側となる縦置き陳列が効果的である。このように、陳列場所(陳列棚の位置等)に応じて適切な陳列状態が可能となる。さらに、テーパ面が胴部の複数面に形成されている場合には、様々なパターンでの横置き陳列が可能となり、特に各テーパ面の傾斜角度が異なるように構成されることで、陳列場所の変化により細かく対応させた陳列が可能となる。
次に、本考案の食品用容器の形態のバリエーションについて、図7〜12を用いて説明する。なお、図7〜12は、横置き陳列時の容器の概略正面図であり、図の下側を接地方向としており、蓋体の図示は省略している。また、各図において同一符号は同一の構成を表すものとして説明を省略する。
図7に示す食品用容器1Aは、胴部22にテーパ面22aが形成された平面視四角形状の容器本体20Aを有し、テーパ面22aを下面側として、抜差部材35aにより容器本体20Aの収容部30を上下方向に配置された食材収容部31a,32aに分割した例である。この容器1Aでは、横置き陳列時における容器本体20Aの胴部22の左右の側面にそれぞれガイド部25a,25aが形成される。図示の例では、ガイド部25a,25aの位置は、横置き陳列時に下面側となるテーパ面22aと対向しない2つの側面22c,22dである。また、容器1Aの胴部22は、テーパ面22aのみの傾斜角度が他の側面22b,22c,22dと異なるように構成されている。そのため、横置き陳列時の外形のバランスがよく、商品のアピール力が高められる。
ガイド部25a,25aに挿入保持された抜差部材35aは、横置き陳列時に食材収容部31a,32aを上下方向に区画する隔壁部であって、特に図5に示すように、左右の側面22c,22d間に架設されて上側食材収容部31aの底部となる中皿部材に相当する。そして横置き陳列時では、上側食材収容部31aに収容された食材が抜差部材35aの板面部36上に載置されるため、上側食材収容部31a内の食材と下側食材収容部32a内の食材との混合を回避することができる。また、複数の食材が正面視上下方向に分割収容されるため、斬新な収容状態を演出することができ、陳列効果が高められる。
中皿としての抜差部材35aでは、図4,5,7に示すように、ガイド部25a,25aに挿入される両側部に脚部38,38が形成されていることが好ましい。脚部38は、抜差部材35の補強とともにガイド部25a,25aへの挿入保持時に抜差部材35aを支持して安定性の向上を図ることができる。また、抜差部材35aは、脚部38が横置き陳列時に下面側となる方向に配置されるようにガイド部25a,25aに挿入される。なお、中皿としての抜差部材35aでは、板面部36に複数形成された補強用のリブ37が、載置される食材のための滑り止め部としても機能する。
また、容器1Aでは、ガイド部25a,25aが底部21に対して側面視略垂直方向に形成されることから、図5に示すように、蓋体40の蓋面41を上向き傾斜状の正面側とする横置き陳列時には、蓋体40側から底部21側へ下るように傾斜される。そのため、抜差部材35aは、蓋体40側から底部21側へ下るように傾斜した状態でガイド部25a,25aに挿入保持される。これにより、抜差部材35aに載置された上側食材収容部31a内の食材が蓋体40側からはみ出したり、不用意に下側食材収容部32a側へ落下したりすることを抑制することができ、陳列効果が高められる。
図6,8は、食品用容器1Aの横置き陳列時にテーパ面22a以外の胴部22の側面を下面側とした場合の例である。図示の例では、テーパ面22aと対向する側面22bを下面側とし、テーパ面22aが上面側となるように配置して、抜差部材35aにより収容部30を上下方向に分割している。このように、テーパ面22a以外の胴部22の側面を下面側とした場合であっても、適切な横置き陳列が可能である。なお、抜差部材35aは、脚部38が側面22b方向となるようにガイド部25a,25aに挿入されている。
図9に示す食品用容器1Bは、胴部22にテーパ面22aが形成された平面視四角形状の容器本体20Bを有し、テーパ面22aを下面側として、抜差部材35bにより容器本体20Bの収容部30を横方向に配置された食材収容部31b,32bに分割した例である。この容器1Bでは、横置き陳列時の容器本体20Bの胴部22の上下の側面にそれぞれガイド部25b,25bが形成される。図示の例では、ガイド部25a,25aの位置は、テーパ面22aと該テーパ面22aに対向する側面である。
ガイド部25b,25bに挿入保持された抜差部材35bは、横置き陳列時に下面側となる胴部22のテーパ面22aから上面側となる胴部22の側面22bにわたって立設されて食材収容部31b,32bを横(左右)方向に区画する隔壁部である。この抜差部材35bは、各食材収容部31b,32bの区画が可能であれば形状は限定されず、平板部材でも構わない。横置き陳列時の容器1Bでは、テーパ面22aが各食材収容部31b,32bの底部となって、それぞれ収容された食材が載置される。そのため、左側食材収容部31b内の食材と右側食材収容部32b内の食材との混合を回避することができる。また、複数の食材が正面視左右方向に分割収容されるため、斬新な収容状態を演出することができ、陳列効果が高められる。
また、容器本体の収容部を横方向に分割する場合、図10に示す食品用容器1Aのように、テーパ面22aと対向しない他の側面(図の例では側面22c)を下面側として配置してもよい。このような場合でも、適切な横置き陳列が可能である。
図11に示す食品用容器1Cは、平面視円弧形状の容器本体20Cを有し、抜差部材35cにより容器本体20Cの収容部30を上下方向に配置された食材収容部31c,32cに分割した例である。この容器1Cでは、容器本体20Cの胴部22の側面の一部がテーパ面22aからなり、胴部22の他の側面が円弧状側面22eとして形成され、横置き陳列時にはテーパ面22aが下面側とされる。そして、円弧状側面22eの対向する面にそれぞれガイド部25c,25cが形成される。なお、図示のガイド部25c,25cは、両者間の直線距離が円弧状側面22eの直径に相当する位置関係であるが、溝の開口方向が対向可能な位置関係であれば、特に限定されない。
ガイド部25c,25cに挿入保持された抜差部材35cは、横置き陳列時に食材収容部31c,32cを上下方向に区画する隔壁部であって、円弧状側面22eの対向面間に架設されて上側食材収容部31cの底部となる中皿部材に相当する。すなわち、容器1Cの抜差部材35cは、容器1Aの抜差部材35aと同様に、複数の食材を正面視上下方向に分割収容して、上側食材収容部31c内の食材と下側食材収容部32c内の食材との混合を回避するとともに、斬新な収容状態を演出することができる。また、このような胴部22がテーパ面22aと円弧状側面22eからなる容器1Cは、特に横置き陳列時の外観形状が斬新であり、消費者に対する商品のアピール力に優れる。
図12に示す食品用容器1Dは、平面視円弧形状の容器本体20Dを有し、抜差部材35dにより容器本体20Dの収容部30を横方向に配置された食材収容部31d,32dに分割した例である。この容器1Dでは、横置き陳列時に下面側となる容器本体20の胴部22のテーパ面22aと、円弧状側面22eのテーパ面22aに対向面に、それぞれガイド部25d,25dが形成される。
ガイド部25d,25dに挿入保持された抜差部材35dは、横置き陳列時に下面側となる胴部22のテーパ面22aから対向する円弧状側面22eにわたって立設されて食材収容部31d,32dを横(左右)方向に区画する隔壁部である。すなわち、容器1Dの抜差部材35dは、容器1Bの抜差部材35bと同様に、複数の食材が正面視左右方向に分割収容して、左側食材収容部31d内の食材と右側食材収容部32d内の食材との混合を回避するとともに、斬新な収容状態を演出することができる。
また、上記容器1A〜1Dでは、縦置き陳列時において、抜差部材が容器本体の底部側から蓋体側へ立設された状態で収容部を横方向に分割する隔壁部となるように構成される。そのため、縦置き陳列時でも複数の食材を分割収容して混合回避することができるとともに、斬新な収容状態を演出することができる。
以上図示し説明したように、本考案の食品用容器は、容器本体の胴部に開口部側から底部側にわたって一対のガイド部が形成されて、ガイド部に抜差し可能に挿入保持された板状の抜差部材により、容器本体の収容部が複数の食材収容部に分割され、使用時(喫食時)には抜差部材を抜去して各食材収容部に区画された食品を混ぜ合わせることが可能となる。そのため、抜差部材の抜去という極めて単純な作業のみで分割された食材をこぼすことなく混合可能な状態とすることができ、分割された食材の混合作業の簡略化や確実性を高めることができる。
また、本考案の食品用容器は、蓋体の蓋面を上面側又は正面側として陳列可能に構成されて、蓋面を上面側とした陳列時(縦置き陳列時)には抜差部材が容器本体の収容部を横方向に分割する隔壁部となり、蓋面を正面側とした陳列時(横置き陳列時)には抜差部材が収容部を横方向又は上下方向に分割する隔壁部となるように構成されている。そのため、縦置き陳列や横置き陳列などの陳列状態に応じて様々な配置で分割収納された食材を蓋体の蓋面を介して視認可能とすることができる。そして、陳列場所が低い場合は縦置き陳列、高い場合は横置き陳列等、陳列場所に応じて陳列状態を設定可能で食材の斬新な収容状態を演出することができるため、消費者に対して容器全体の中身をわかりやすくアピールすることができ、消費者の購買意欲を高めることが可能である。
以上の通り、本考案の食品用容器は、分割収容された食材の混合を簡略な作業で確実に行うことができ、陳列場所に応じた縦置きや横置き等の陳列が可能で、しかも内容物である食材の斬新な収容状態を演出することができて、消費者に対するアピール性が高く、消費者の購買意欲を高めることができる。また、本考案は容器自体の構成及び形状自体もこの種容器として新奇で新鮮あり消費者の注目度も高く付加価値があり、従来の食品用容器の代替として有望である。
1,1A〜1D 食品用容器
10A 縦置き陳列時の容器
10B,10C 横置き陳列時の容器
20,20A〜20B 容器本体
21 底部
21a 底部補強部
22 胴部
22a テーパ面
22b〜22d 胴部の側面
22e 胴部の円弧状側面
23 開口部
24 容器鍔部
24a 直線部
25,25a〜25d ガイド部
26 凹溝部
27 底部側保持部
30 収容部
31,32 食材収容部
31a,31c 上側食材収容部
31b,31d 左側食材収容部
32a,32c 下側食材収容部
32b,32d 右側食材収容部
35,35a〜35d 抜差部材
36 板面部
37 リブ
38 脚部
40 蓋体
41 蓋面
42 垂下部
43 蓋鍔部
44 蓋つまみ部
51 前側支持部
52 後側支持部

Claims (11)

  1. 底部と前記底部から連設された胴部と前記胴部の上部側に開口部と食品を収容する収容部とを有する容器本体と、前記容器本体の開口部を被覆する蓋体とを備えた食品用容器であって、
    前記容器本体は、前記胴部の対向する両側面に前記開口部側から前記底部側にわたって形成された一対のガイド部を有し、前記収容部が前記一対のガイド部に抜差し可能に挿入保持された板状の抜差部材により複数の食材収容部に分割されており、使用時には前記抜差部材を抜去して前記食材収容部に区画された食品を混ぜ合わせることができるとともに、
    前記容器は、前記蓋体の蓋面を上面側又は正面側として陳列可能に構成されて、前記蓋面を上面側とした陳列時には前記抜差部材が前記容器本体の収容部を横方向に分割する隔壁部となり、前記蓋面を正面側とした陳列時には前記抜差部材が前記容器本体の収容部を横方向又は上下方向に分割する隔壁部となるように構成されている
    ことを特徴とする食品用容器。
  2. 前記ガイド部が凹溝部からなる請求項1に記載の食品用容器。
  3. 前記凹溝部が前記開口部側は広く前記底部側が狭いテーパ―状溝部である請求項2に記載の食品用容器。
  4. 前記容器本体の前記底部に前記ガイド部に挿入保持された前記抜差部材を保持する底部側保持部が形成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の食品用容器。
  5. 前記抜差部材の前記ガイド部に挿入される両側部に脚部が形成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の食品用容器。
  6. 前記容器本体の前記胴部に前記底部側から前記開口部側へ拡開するように傾斜した平坦面からなるテーパ面が形成されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の食品用容器。
  7. 前記蓋面を正面側とした陳列時に前記テーパ面が下面側とされる請求項6に記載の食品用容器。
  8. 前記容器本体の前記胴部が平面視多角形状に形成され、前記テーパ面が前記胴部の複数面に形成されている請求項6又は7に記載の食品用容器。
  9. 前記胴部の複数面に形成された各テーパ面の傾斜角度が異なるように構成されている請求項8に記載の食品用容器。
  10. 前記胴部の複数面に形成された各テーパ面のうち一のテーパ面のみの傾斜角度が異なり、該傾斜角度の異なるテーパ面が前記蓋面を正面側とした陳列時に下面側とされる請求項9に記載の食品用容器。
  11. 前記容器本体の前記胴部が前記テーパ面と円弧状側面からなる請求項7に記載の食品用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220116772A (ko) * 2021-02-15 2022-08-23 오스템임플란트 주식회사 인상재 보관용기

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