JPS62149818A - 鋼管焼鈍時の酸化スケ−ル抑制方法 - Google Patents

鋼管焼鈍時の酸化スケ−ル抑制方法

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JPS62149818A
JPS62149818A JP29540785A JP29540785A JPS62149818A JP S62149818 A JPS62149818 A JP S62149818A JP 29540785 A JP29540785 A JP 29540785A JP 29540785 A JP29540785 A JP 29540785A JP S62149818 A JPS62149818 A JP S62149818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
steel pipe
state
oxide scale
annealing
Prior art date
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Pending
Application number
JP29540785A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Uchikawa
内川 弘行
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は鋼管材加工後の応力除去焼鈍時に管内面に酸化
スケールが発生しないようにする酸化スケール抑制方法
に関するものである。
[従来の技術] 鋼管材加工後には応力除去焼鈍を行うが、この焼鈍時に
は管内に空気(酸素)がn流することから管内が酸化し
管内面に酸化スケールが生じる。
従来、上記管内面の酸化スケールは、焼鈍後に酸洗処理
によって除去しているのが現状である。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、酸洗により管内面の酸化スケールを除去する方
法では、酸化スケールの付着量によっては多大な工数が
必要となり、又、酸化スケールが付着した鋼管が異材管
(たとえば、9%クロムからなる管)と接続されている
場合に酸洗で異材管内の酸化スケールを取るようにする
と鋼管内面の酸化スケールはとれすぎるという事態も生
じる。
そこで、本発明は、鋼管の焼鈍時にtI4管内面に発生
する酸化スケールの防止又は減少を図るようにして酸洗
が容易に行えるようにしようとするものである。
E問題点を解決するための手段] 本発明は、鋼管の焼鈍時に該管内に空気が貫流せず且つ
管内の空気を管外に逃がすように該鋼管にキャップをし
、管内に無酸化状態を作り出して焼鈍を行い鋼管内面の
酸化スケールR生を抑制するようにする。
[作   用] liI管の管端にキャップをすると、焼鈍時に外部から
管内に空気(酸素)が貫流することはなく、又、管内の
酸素は管外へ逃げるので、管内を無酸化状態にできる。
これにより焼鈍時に管内への酸化スケールを抑制できる
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、応
力除去焼鈍を行うべき鋼管がループ管1の如ぎ小径管の
場合には、第2図に示す如き断面U字形のキャップ2を
焼鈍時にループ管1の管端に被着させる。上記キャップ
2の内径は、ループ管1の管外径よりやや大きくする。
ループ管1を焼鈍のため加熱すると、管端にキャップ2
が液室されているので、外気はループ管1内を貴流し難
く、逆にループ管1内の酸素は管端外面とキャップ2内
面との間の僅かな隙間を通して外へ逃げる。これにより
ループ管1の内部を無酸化状態又は無酸化状態に近い状
態にでき、管内面への酸化スケールの発生を防止又は減
少することができる。
酸化スケールの発生量が減少すれば、酸洗による酸化ス
ケールの除去も容易となり、工数の節減が図れることに
なる。
次に、第3図及び第4図は本発明の他の実施例として、
パネル化した大口径の!ll’!3を焼鈍するときの例
を示すもので、鋼管3の管端に1■めるようにしたキャ
ップ4を、僅かにテーバを付した外形とし、且つ中心部
に孔5を設けた構成とする。
上記キャップ4を管端に嵌めて鋼管3を焼鈍すると、鋼
管3内部の酸素はキャップ4の孔5を通して逃げるだけ
で外から鋼管3内へは入って来ないので、鋼管3内を無
酸化状態にでき、酸化スケール発生を防止又は減少でき
る。
なお、キャップ4に孔5を設ける代りに、キャップ4自
体を通気性が確保できるようにして鋼管内部の酸素が扱
は易くするようにしてもよい。
又、第5図は更に他の実施例を示すもので、焼鈍時に鋼
管6の端にキャップ2と4を使用した状態を示すもので
ある。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明の方法によれば、uA管焼鈍時に
rjA管内を無酸化状態又はこれに近い状態にするので
、鋼管内に酸化スケールが生じることを防止又は減少で
き、酸洗を行うときの工数をm減できる、等の優れた効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略図、第2図は第1
図に示すキャップの拡大断面図、第3図は本発明の他の
実施例を示す概略図、第4図は第3図に示すキャップの
一例を示す側面図、第5図は本発明の更に他の実施例を
示す概略図である。 1はループ管、2はキャップ、3.6は鋼管、4はキせ
ツブ、5は孔を示す。 特  許  出  願  人 石川島播磨重工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)鋼管の端にキャップを嵌め、上記鋼管の焼鈍時に該
    鋼管内の酸素を上記キャップ部から外部へ逃がして該鋼
    管内を無酸化状態又はこれに近い状態にし、上記鋼管内
    の酸化を抑制することを特徴とする鋼管焼鈍時の酸化ス
    ケール抑制方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103184464A (zh) * 2013-04-08 2013-07-03 山西太钢不锈钢股份有限公司 一种消除小内径不锈钢无缝管酸洗憋气的方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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