JPS6214959A - 静電塗装用回転霧化頭 - Google Patents
静電塗装用回転霧化頭Info
- Publication number
- JPS6214959A JPS6214959A JP15347185A JP15347185A JPS6214959A JP S6214959 A JPS6214959 A JP S6214959A JP 15347185 A JP15347185 A JP 15347185A JP 15347185 A JP15347185 A JP 15347185A JP S6214959 A JPS6214959 A JP S6214959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atomizing head
- rotary atomizing
- liquid paint
- guide grooves
- tip edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、液体塗料を遠心力及び静電界の作用により先
端縁から霧状にして放出する静電塗装用回転霧化頭に関
する。
端縁から霧状にして放出する静電塗装用回転霧化頭に関
する。
従来の技術
従来、特公昭５５−４１８２５号公報に記載されている
ように、内周面が先端縁に向って次第に拡径したカップ
形または皿形をなすとともに、内周面の先端縁付近の全
周にその先端縁に達する多数の誘導溝を形成し、内周面
に供給した液体塗料を遠心力により薄膜状にして導き、
誘導溝を通すことにより多数の細かい流れに分岐し、遠
心力と静電界の作用により、先端縁から細い液系として
放出して霧化するようにした静電塗装用回転霧化頭は公
知である。
ように、内周面が先端縁に向って次第に拡径したカップ
形または皿形をなすとともに、内周面の先端縁付近の全
周にその先端縁に達する多数の誘導溝を形成し、内周面
に供給した液体塗料を遠心力により薄膜状にして導き、
誘導溝を通すことにより多数の細かい流れに分岐し、遠
心力と静電界の作用により、先端縁から細い液系として
放出して霧化するようにした静電塗装用回転霧化頭は公
知である。
発明が解決しようとする問題点
このような静電塗装用回転霧化頭は、液体塗料が細い液
系として放出されるため、空気の包み込みのない均一な
大きさの微粒子として霧化され、滑らかな塗膜を形成し
得る効果があるが、液体塗料の粘度が高い場合には、塗
料の粒子が大となつて塗装面が粗雑になり、これを防止
するためには、回転速度及び静電圧を高くする必要があ
って、塗装装置が高価となり、また、安全性にも問題が
あった。
系として放出されるため、空気の包み込みのない均一な
大きさの微粒子として霧化され、滑らかな塗膜を形成し
得る効果があるが、液体塗料の粘度が高い場合には、塗
料の粒子が大となつて塗装面が粗雑になり、これを防止
するためには、回転速度及び静電圧を高くする必要があ
って、塗装装置が高価となり、また、安全性にも問題が
あった。
問題点を解決するための手段
本発明はこのような問題を解決し、高粘度の液体塗料を
比較的低い回転速度及び静電圧で微粒化するための手段
として、内周面の先端縁付近の全周に、先端縁に斜め角
度をなして達する互いに交差した多数の誘導溝を形成し
た構成とした。
比較的低い回転速度及び静電圧で微粒化するための手段
として、内周面の先端縁付近の全周に、先端縁に斜め角
度をなして達する互いに交差した多数の誘導溝を形成し
た構成とした。
発明の作用
本発明は、上記構成になり、内周面に供給され、遠心力
により薄膜となって先端縁に導かれた液体塗料は、誘導
溝において、先端縁に対して斜め角をなす多数の細かい
流れに分岐されるとともに、誘導溝の各交点において互
いに激しく衝突し合い、その際に消費される運動エネル
ギにより液体塗料の粘度が低下する、いわゆるチクソト
ロピ現象が起こり、低粘度化した液体塗料は細い液系と
なって先端縁から放出され、ｗ粒化する。
により薄膜となって先端縁に導かれた液体塗料は、誘導
溝において、先端縁に対して斜め角をなす多数の細かい
流れに分岐されるとともに、誘導溝の各交点において互
いに激しく衝突し合い、その際に消費される運動エネル
ギにより液体塗料の粘度が低下する、いわゆるチクソト
ロピ現象が起こり、低粘度化した液体塗料は細い液系と
なって先端縁から放出され、ｗ粒化する。
実施例
以下、本発明の第１実施例を第１図及び第２図に基いて
、また、第２実施例を第３図に基いて、夫々、説明する
。
、また、第２実施例を第３図に基いて、夫々、説明する
。
第１図において、１はガン本体に内蔵されたエアーモー
タ等の図示しない原動機により高速度で回転駆動される
回転軸であって、その先端に、後面に開口した奥拡がり
の環形の内空４を有する取付体３がボルト２により固定
されており、その外周の中央部に内空４に達する数個の
供給孔５が等角度間隔で形成されているとともに、外周
の後部に形成された大径部６にカップ形の回転霧化頭７
が緊密に外嵌めされて一体的に固定されている。
タ等の図示しない原動機により高速度で回転駆動される
回転軸であって、その先端に、後面に開口した奥拡がり
の環形の内空４を有する取付体３がボルト２により固定
されており、その外周の中央部に内空４に達する数個の
供給孔５が等角度間隔で形成されているとともに、外周
の後部に形成された大径部６にカップ形の回転霧化頭７
が緊密に外嵌めされて一体的に固定されている。
この回転霧化頭７は、後面の中央に挿通孔８が形成され
、内周面には前方に向って緩やかな角度で拡径した緩傾
斜部９と、この緩傾斜部９の前縁から先端縁１１へ急角
度で拡径した幅の狭い急傾斜部１０とが連成されており
、この急傾斜部１０には、第２図に拡大して示すように
、先端縁１１に対して一方向に略６０°の角度をなす多
数のＶ字形の誘導溝１２と、先端縁１１に対して逆方向
に略６０°の角度をなす多数のＶ字形の誘導溝１３とが
互いに交差して綾目格子状に形成され、各誘導溝１２．
１３の先端は先端縁１１に達して７字形に開口している
。このような誘導４１２．１３は、綾目ローレットによ
って容易に形成することができる。回転霧化頭７の後面
の挿通孔８を通して、塗料供給管１４が挿入され、その
先端が取付体３の内空４に臨んでいる。
、内周面には前方に向って緩やかな角度で拡径した緩傾
斜部９と、この緩傾斜部９の前縁から先端縁１１へ急角
度で拡径した幅の狭い急傾斜部１０とが連成されており
、この急傾斜部１０には、第２図に拡大して示すように
、先端縁１１に対して一方向に略６０°の角度をなす多
数のＶ字形の誘導溝１２と、先端縁１１に対して逆方向
に略６０°の角度をなす多数のＶ字形の誘導溝１３とが
互いに交差して綾目格子状に形成され、各誘導溝１２．
１３の先端は先端縁１１に達して７字形に開口している
。このような誘導４１２．１３は、綾目ローレットによ
って容易に形成することができる。回転霧化頭７の後面
の挿通孔８を通して、塗料供給管１４が挿入され、その
先端が取付体３の内空４に臨んでいる。
本実施例においては、回転軸１を介して回転霧化頭７を
図示しない高電圧発生装置に接続して被塗装物との間に
高電位の静電界を形成し１回転軸１の駆動により回転霧
化頭７を高速度で回転させつつ、塗料供給管１４から液
体塗料を取付体３の内空４に滴下させると、その液体塗
料は遠心力により取付体３の供給孔５から回転霧化頭７
の内周面に供給され、遠心力により緩傾斜部９に沿って
薄膜状に拡がって前方へ導かれ、急傾斜部１０に達する
と、遠心力が大となって加速され、多数の誘導溝１２．
１３に沿って細かく分流し、誘導溝１２．１３の交点に
おいて互いに激しい衝突を繰り返しながら先端縁１１に
達し、遠心力と静電界の作用により、各誘導溝１２．１
３のＶ字形の開口から細い液系となって空気中に放出さ
れ、微粒化して被塗装物に塗着するのであり、誘導溝１
２．１３の交点における衝突の際に消費される運動エネ
ルギにより液体塗料の粘度が低下するため、高粘度の塗
料でも際めで小さな粒度に微粒化される。
図示しない高電圧発生装置に接続して被塗装物との間に
高電位の静電界を形成し１回転軸１の駆動により回転霧
化頭７を高速度で回転させつつ、塗料供給管１４から液
体塗料を取付体３の内空４に滴下させると、その液体塗
料は遠心力により取付体３の供給孔５から回転霧化頭７
の内周面に供給され、遠心力により緩傾斜部９に沿って
薄膜状に拡がって前方へ導かれ、急傾斜部１０に達する
と、遠心力が大となって加速され、多数の誘導溝１２．
１３に沿って細かく分流し、誘導溝１２．１３の交点に
おいて互いに激しい衝突を繰り返しながら先端縁１１に
達し、遠心力と静電界の作用により、各誘導溝１２．１
３のＶ字形の開口から細い液系となって空気中に放出さ
れ、微粒化して被塗装物に塗着するのであり、誘導溝１
２．１３の交点における衝突の際に消費される運動エネ
ルギにより液体塗料の粘度が低下するため、高粘度の塗
料でも際めで小さな粒度に微粒化される。
次に、第３図に示す本発明の第２実施例は、回転霧化頭
７の後面の挿通孔８を通して２本の塗料供給管１４ａ、
Ｌ４ｂを取付体３の内空４に挿入したものであって、一
方の塗料供給管１４ａから主液を、他方の塗料供給管１
４ｂから硬化液を、夫々、供給すると、両液は取付体３
の内空４及び回転霧化頭７の緩傾斜部９においては十分
に混合されないが、急傾斜部１０の誘導溝１２．１３を
流れる際に、その交点において激しく衝突し合うため、
十分に混合されて先端縁１１から放出され、被塗装物に
塗着した後、反応して硬化する。
７の後面の挿通孔８を通して２本の塗料供給管１４ａ、
Ｌ４ｂを取付体３の内空４に挿入したものであって、一
方の塗料供給管１４ａから主液を、他方の塗料供給管１
４ｂから硬化液を、夫々、供給すると、両液は取付体３
の内空４及び回転霧化頭７の緩傾斜部９においては十分
に混合されないが、急傾斜部１０の誘導溝１２．１３を
流れる際に、その交点において激しく衝突し合うため、
十分に混合されて先端縁１１から放出され、被塗装物に
塗着した後、反応して硬化する。
本実施例においては、塗料供給管１４ａ、１４ｂから吐
出された後に二液が混合するから、混合装置を特別に設
ける必要がなく、また、塗料供給管１４ａ、１４ｂ内に
おいて反応して硬化するおそれがなく、塗装作業の終了
後に回転霧化頭７及び取付体３を溶剤で洗浄することに
より極めて容易に混合液を除去することができ、作業性
に偏れる利点がある。
出された後に二液が混合するから、混合装置を特別に設
ける必要がなく、また、塗料供給管１４ａ、１４ｂ内に
おいて反応して硬化するおそれがなく、塗装作業の終了
後に回転霧化頭７及び取付体３を溶剤で洗浄することに
より極めて容易に混合液を除去することができ、作業性
に偏れる利点がある。
上記各実施例において、回転霧化頭７を浅い皿形として
もよい。
もよい。
発明の効果
上記各実施例によって説明したように、本発明の静電塗
装用回転霧化頭においては、誘導溝の交点において液体
塗料が激しく衝突してチクソトロピ現象により粘度が低
下するため、高粘度の液体塗料を比較的低い回転数及び
印加電圧で細かく微粒化することができ、低価格化及び
安全性の向上を図ることが可能であるとともに、反応型
多液塗料を回転霧化頭の中で十分に混合することができ
て、混合装置を必要とせず、塗装作業後の洗浄も容易に
行なうことができて、作業性に優れる効果を奏する。
装用回転霧化頭においては、誘導溝の交点において液体
塗料が激しく衝突してチクソトロピ現象により粘度が低
下するため、高粘度の液体塗料を比較的低い回転数及び
印加電圧で細かく微粒化することができ、低価格化及び
安全性の向上を図ることが可能であるとともに、反応型
多液塗料を回転霧化頭の中で十分に混合することができ
て、混合装置を必要とせず、塗装作業後の洗浄も容易に
行なうことができて、作業性に優れる効果を奏する。
第１図は本発明の第１実施例の断面図、第２図は、その
内周面先端部の部分拡大斜視図、第３図は、第２実施例
の断面図である。 に回転軸 ３：取付体 ７：回転霧化頭 ９：緩傾斜部
ｌＯ：急傾斜部 １１：先端縁１２．１３：誘導溝
１４．１４ａ、１４ｂ：塗料供給管
内周面先端部の部分拡大斜視図、第３図は、第２実施例
の断面図である。 に回転軸 ３：取付体 ７：回転霧化頭 ９：緩傾斜部
ｌＯ：急傾斜部 １１：先端縁１２．１３：誘導溝
１４．１４ａ、１４ｂ：塗料供給管
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 内周面が先端縁に向つて次第に拡径したカップ形ま
たは皿形をなし、前記内周面に供給した液体塗料を遠心
力により薄膜状にして前記先端縁に導き、遠心力及び被
塗装物との間に形成した静電界の作用により前記液体塗
料を前記先端縁から霧状にして放出するようにした静電
塗装用回転霧化頭において、前記内周面の前記先端縁付
近の全周に、該先端縁に斜め角度をなして達する互いに
交差した多数の誘導溝を形成したことを特徴とする静電
塗装用回転霧化頭 ２ 前記内周面に、混合により反応して硬化する二種類
以上の液体塗料を各別に供給する構成としたことを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の静電塗装用回転霧化
頭
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15347185A JPS6214959A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 静電塗装用回転霧化頭 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15347185A JPS6214959A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 静電塗装用回転霧化頭 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6214959A true JPS6214959A (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=15563293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15347185A Pending JPS6214959A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 静電塗装用回転霧化頭 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6214959A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62216670A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-24 | Mazda Motor Corp | 回転霧化静電塗装方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57136963A (en) * | 1980-10-24 | 1982-08-24 | Heruman Beeru Unto Soon Gmbh U | Spraying device |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP15347185A patent/JPS6214959A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57136963A (en) * | 1980-10-24 | 1982-08-24 | Heruman Beeru Unto Soon Gmbh U | Spraying device |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62216670A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-24 | Mazda Motor Corp | 回転霧化静電塗装方法 |
| JPH0439389B2 (ja) * | 1986-03-18 | 1992-06-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0186342B1 (en) | Method of and apparatus for spraying coating material | |
| EP2170525B1 (en) | Spray device having a parabolic flow surface | |
| US20150140235A1 (en) | Method for operating a rotary atomizer, spray head, and rotary atomizer with such a spray head | |
| JP3473718B2 (ja) | 回転霧化静電塗装方法および装置 | |
| EP0109224A2 (en) | Rotary liquid sprayer | |
| JPH0899052A (ja) | 回転霧化頭型塗装装置 | |
| US5137215A (en) | Centrifugal device for atomizing a coating product, particularly for application by electrostatic spraying | |
| JP2022509414A (ja) | コーティング製品を噴霧するためのボウル、そのようなボウルを含む回転噴霧装置、およびそのような噴霧装置を洗浄するための方法 | |
| CA2202671C (en) | Rotary atomizing electrostatic coating apparatus | |
| EP2243555A1 (en) | Coating device | |
| JP2007203257A (ja) | ベル型塗装装置の噴霧パターン可変機構及び噴霧パターン可変方法 | |
| JPS6214959A (ja) | 静電塗装用回転霧化頭 | |
| KR970001789B1 (ko) | 정전 분무 도장장치 | |
| JP3248340B2 (ja) | 回転霧化静電塗装方法およびその装置 | |
| KR101764676B1 (ko) | 도장용 회전식 분사노즐과 이를 이용한 파이프의 내부 도장방법 | |
| JP2622611B2 (ja) | ベル型回転塗装装置 | |
| JP3273432B2 (ja) | 回転霧化頭型塗装装置 | |
| JP6973356B2 (ja) | ベル型塗装装置 | |
| CA3018940C (en) | Coating device and coating method | |
| JP3223032B2 (ja) | 静電塗装機 | |
| JPS58104656A (ja) | 回転霧化静電塗装装置 | |
| JPS5839581B2 (ja) | 静電塗装装置 | |
| JPH08294647A (ja) | 回転霧化塗装装置 | |
| JP2005087960A (ja) | 塗布方法及び塗布装置 | |
| JPS6036358Y2 (ja) | 回転霧化静電塗装装置の噴霧頭 |