JPS62149383A - 木材用表面処理剤 - Google Patents
木材用表面処理剤Info
- Publication number
- JPS62149383A JPS62149383A JP29127285A JP29127285A JPS62149383A JP S62149383 A JPS62149383 A JP S62149383A JP 29127285 A JP29127285 A JP 29127285A JP 29127285 A JP29127285 A JP 29127285A JP S62149383 A JPS62149383 A JP S62149383A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timber
- repellent
- vermin
- wood
- surface treating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、建材、家具等の木材表面の処理に用いられ
る木材用表面処理剤に関する。
る木材用表面処理剤に関する。
ゴキブリ等の害虫駆除のために、従来、殺虫剤が大量に
用いられていたが、近時、このような殺虫剤に対する抵
抗性を有した害虫が出現し、また、殺虫剤の有害性が言
われるようになって、殺虫剤の有効性が問題視されるよ
うになってきた。そこで、このような殺虫剤にかわるも
のとして、種々の害虫忌避剤の使用が試みられている。
用いられていたが、近時、このような殺虫剤に対する抵
抗性を有した害虫が出現し、また、殺虫剤の有害性が言
われるようになって、殺虫剤の有効性が問題視されるよ
うになってきた。そこで、このような殺虫剤にかわるも
のとして、種々の害虫忌避剤の使用が試みられている。
ところが、このような害虫忌避剤を、たとえば、建材や
家具等に直接塗布して使用したのでは、効果が持続せず
、また、塗布面積が大きくなって効率が悪いものとなっ
てしまう。そこで、このような害虫忌避剤を効率よく、
有効に利用する手段、あるいは、方法等が望まれている
。
家具等に直接塗布して使用したのでは、効果が持続せず
、また、塗布面積が大きくなって効率が悪いものとなっ
てしまう。そこで、このような害虫忌避剤を効率よく、
有効に利用する手段、あるいは、方法等が望まれている
。
この発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであって
、害虫忌避剤を効率よく、有効に利用できる木材用表面
処理剤を提供することを目的としている。
、害虫忌避剤を効率よく、有効に利用できる木材用表面
処理剤を提供することを目的としている。
以上の目的を達成するため、この発明は、木材の表面に
塗布される木材用表面処理剤であって、害虫忌避剤が配
合されていることを特徴とする木材用表面処理剤を要旨
としている。
塗布される木材用表面処理剤であって、害虫忌避剤が配
合されていることを特徴とする木材用表面処理剤を要旨
としている。
以下に、この発明を、(わしく説明する。
まず最初の実施例について、説明する。この実施例にお
いては、この発明の木材用表面処理剤が、目止め剤とし
て使用される。目止め剤とは、木材の塗装時に、被塗面
の凹所を埋めてこれを平滑にし、あるいは、多孔質の木
材素地の塗料吸込みを防ぎ、同時に木理を鮮明にあられ
すために用いられるものである。主な成分としては、目
止めのための充てん剤と、充てん剤を分散させるための
ビヒクルおよび溶剤等が一般的であり、さらに、必要に
応じて、着色剤等が配合される。充てん剤としては、こ
れに限定されるものではないが、たとえば、シリカ、ア
ルミナ、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、サイレックス
、クルク等の粉末があげられる。ビヒクルとしては、ボ
イル油、油性フェス2合成樹脂フェス等の油性のものや
、膠水。
いては、この発明の木材用表面処理剤が、目止め剤とし
て使用される。目止め剤とは、木材の塗装時に、被塗面
の凹所を埋めてこれを平滑にし、あるいは、多孔質の木
材素地の塗料吸込みを防ぎ、同時に木理を鮮明にあられ
すために用いられるものである。主な成分としては、目
止めのための充てん剤と、充てん剤を分散させるための
ビヒクルおよび溶剤等が一般的であり、さらに、必要に
応じて、着色剤等が配合される。充てん剤としては、こ
れに限定されるものではないが、たとえば、シリカ、ア
ルミナ、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、サイレックス
、クルク等の粉末があげられる。ビヒクルとしては、ボ
イル油、油性フェス2合成樹脂フェス等の油性のものや
、膠水。
姫糊、酢酸ビニルエマルション等の水性のものがあげら
れる。また溶剤としては、前記ビヒクルが油性のもので
ある場合には、テレピン油、ミネラルスピリット、塗料
用シンナー等を使用することができる。ビヒクルが水性
の場合には、当然のことながら、溶剤としては、水が使
用される。着色剤としては有色顔料や染料等、通常のも
のが用いられる。
れる。また溶剤としては、前記ビヒクルが油性のもので
ある場合には、テレピン油、ミネラルスピリット、塗料
用シンナー等を使用することができる。ビヒクルが水性
の場合には、当然のことながら、溶剤としては、水が使
用される。着色剤としては有色顔料や染料等、通常のも
のが用いられる。
以上のような成分からなる目止め剤に、さらに、害虫忌
避剤が配合されることで、この実施例は構成されている
。このような害虫忌避剤の種類は、この発明では特に限
定されず、一般に市販されているものや、市販されてい
ないものでも害虫忌避効果にすぐれていることが知られ
ているものを使用することができる。このような害虫忌
避剤としては、これに限られるものではないが、たとえ
ば、つぎのような化合物を主成分としたものがあげられ
る。
避剤が配合されることで、この実施例は構成されている
。このような害虫忌避剤の種類は、この発明では特に限
定されず、一般に市販されているものや、市販されてい
ないものでも害虫忌避効果にすぐれていることが知られ
ているものを使用することができる。このような害虫忌
避剤としては、これに限られるものではないが、たとえ
ば、つぎのような化合物を主成分としたものがあげられ
る。
ジエチルトルアミド、ブチルヒドロキシアニソール、ア
ルキルフェノール類、α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル(±)−シス/トランスークリサンテマート。
ルキルフェノール類、α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル(±)−シス/トランスークリサンテマート。
以上のような化合物を単独で、あるいは、複数混合して
使用することができる。特に、アルキルフェノール類と
α−シアノ−3−フェノキシベンジル(±)−シス/ト
ランスークリサンテマートを配合したものは、効果の持
続性に優れている。
使用することができる。特に、アルキルフェノール類と
α−シアノ−3−フェノキシベンジル(±)−シス/ト
ランスークリサンテマートを配合したものは、効果の持
続性に優れている。
また、このような害虫忌避剤は、前記ビヒクル、あるい
は、溶剤との相溶性にすぐれたものであることが好まし
いが、あまり相溶性が良くないものであってもかまわな
い。相溶性が良くない場合には、そのまま配合したので
は、塗膜の性能に悪影響を与えるため、適当な分散剤に
よって均一に分散させたり、害虫忌避剤をマイクロカプ
セル中に封入して分散させたりすればよい。なお、この
とき、マイクロカプセルが害虫忌避剤の発散を妨げない
ような構造になっていなければならないことは、いうま
でもない。
は、溶剤との相溶性にすぐれたものであることが好まし
いが、あまり相溶性が良くないものであってもかまわな
い。相溶性が良くない場合には、そのまま配合したので
は、塗膜の性能に悪影響を与えるため、適当な分散剤に
よって均一に分散させたり、害虫忌避剤をマイクロカプ
セル中に封入して分散させたりすればよい。なお、この
とき、マイクロカプセルが害虫忌避剤の発散を妨げない
ような構造になっていなければならないことは、いうま
でもない。
以上のような成分からなるこの実施例の目止め剤におい
ては、木材表面に塗布することによって、木材表面の導
管溝への充てん剤やビヒクルの浸透にともなって、害虫
忌避剤をも木材の細胞内腔にまで浸透させ、定着させる
ことができる。このため、害虫忌避剤を徐々に木材表面
に発散させることができるようになり、その害虫忌避効
果を長期間にわたって発揮させることができるようにな
る。
ては、木材表面に塗布することによって、木材表面の導
管溝への充てん剤やビヒクルの浸透にともなって、害虫
忌避剤をも木材の細胞内腔にまで浸透させ、定着させる
ことができる。このため、害虫忌避剤を徐々に木材表面
に発散させることができるようになり、その害虫忌避効
果を長期間にわたって発揮させることができるようにな
る。
つぎに、第2の実施例について、説明する。この実施例
においては、この発明の木材用表面処理剤が、ワックス
として使用される。ワックスとは、主に床材等の木材表
面の艶出しに使用されるものである。主な成分としては
、動物性あるいは植物性のロウや、天然樹脂1合成樹脂
、油脂等があり、これらを基剤として、水や、適当な有
機溶媒で溶解して使用する油性のものと、前記基剤を適
当な有機溶媒で溶液としたあと、これを水で乳化させた
乳化性のものとがある。
においては、この発明の木材用表面処理剤が、ワックス
として使用される。ワックスとは、主に床材等の木材表
面の艶出しに使用されるものである。主な成分としては
、動物性あるいは植物性のロウや、天然樹脂1合成樹脂
、油脂等があり、これらを基剤として、水や、適当な有
機溶媒で溶解して使用する油性のものと、前記基剤を適
当な有機溶媒で溶液としたあと、これを水で乳化させた
乳化性のものとがある。
以上のようなワックスに、さらに、さきの実施例と同様
な害虫忌避剤が配合されることで、この実施例は構成さ
れている。また、このような害虫忌避剤は、前記基材や
溶媒との相溶性にすぐれたものであることが好ましいが
、そうでない場合であっても、適当な分散剤によって分
散させたり、マイクロカプセル化してやれば良いことも
、先の実施例と同様である。
な害虫忌避剤が配合されることで、この実施例は構成さ
れている。また、このような害虫忌避剤は、前記基材や
溶媒との相溶性にすぐれたものであることが好ましいが
、そうでない場合であっても、適当な分散剤によって分
散させたり、マイクロカプセル化してやれば良いことも
、先の実施例と同様である。
以上のような成分からなるこの実施例のワックスでは、
前述したような基剤中に、害虫忌避剤が溶解されたり分
散された状態で、均一に配合されているため、このよう
なワックスを、たとえば、床等に塗布してやれば、それ
にともなって、害虫忌避剤をも均一に塗布することがで
きる。しかも、このようにして塗布された害虫忌避剤は
、その後、基剤中から、徐々に表面に発散して害虫忌避
効果を発揮するようになっているため、直接塗布する場
合にくらべて、害虫忌避効果を長期間持続させることが
可能となる。
前述したような基剤中に、害虫忌避剤が溶解されたり分
散された状態で、均一に配合されているため、このよう
なワックスを、たとえば、床等に塗布してやれば、それ
にともなって、害虫忌避剤をも均一に塗布することがで
きる。しかも、このようにして塗布された害虫忌避剤は
、その後、基剤中から、徐々に表面に発散して害虫忌避
効果を発揮するようになっているため、直接塗布する場
合にくらべて、害虫忌避効果を長期間持続させることが
可能となる。
なお、これまでは、以上2つの実施例にもとづいてのみ
、この発明を説明してきたが、この発明は、以上の実施
例に限られるものではない。たとえば、この発明の木材
用表面処理剤は、木材用塗料として供給されるようであ
ってもよい。さらにいえば、この発明の木材用表面処理
剤は、その構成が同じであれば、それ以外の材料の表面
処理に使用することも可能である。
、この発明を説明してきたが、この発明は、以上の実施
例に限られるものではない。たとえば、この発明の木材
用表面処理剤は、木材用塗料として供給されるようであ
ってもよい。さらにいえば、この発明の木材用表面処理
剤は、その構成が同じであれば、それ以外の材料の表面
処理に使用することも可能である。
この発明の木材用表面処理剤は、以上のようであるので
、害虫忌避剤を直接塗布する場合にくらべて、効率よく
塗布することが可能となり、また、長期間にわたって、
徐々に害虫忌避効果を発揮させることができるため、害
虫忌避剤を有効に使用できるようになっている。
、害虫忌避剤を直接塗布する場合にくらべて、効率よく
塗布することが可能となり、また、長期間にわたって、
徐々に害虫忌避効果を発揮させることができるため、害
虫忌避剤を有効に使用できるようになっている。
Claims (3)
- (1)木材の表面に塗布される木材用表面処理剤であっ
て、害虫忌避剤が配合されていることを特徴とする木材
用表面処理剤。 - (2)目止め剤である特許請求の範囲第1項記載の木材
用表面処理剤。 - (3)ワックスである特許請求の範囲第1項記載の木材
用表面処理剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29127285A JPS62149383A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 木材用表面処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29127285A JPS62149383A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 木材用表面処理剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62149383A true JPS62149383A (ja) | 1987-07-03 |
Family
ID=17766725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29127285A Pending JPS62149383A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 木材用表面処理剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62149383A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03147431A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-24 | Toshiba Corp | 選択呼出受信機およびそのメッセージ消去方法 |
JPH04370177A (ja) * | 1991-06-19 | 1992-12-22 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | 床ワックス |
JPH10175802A (ja) * | 1996-12-19 | 1998-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 害虫忌避用ワックスおよびその製造法 |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP29127285A patent/JPS62149383A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03147431A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-24 | Toshiba Corp | 選択呼出受信機およびそのメッセージ消去方法 |
JPH04370177A (ja) * | 1991-06-19 | 1992-12-22 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | 床ワックス |
JPH0776326B2 (ja) * | 1991-06-19 | 1995-08-16 | フクビ化学工業株式会社 | 床ワックス |
JPH10175802A (ja) * | 1996-12-19 | 1998-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 害虫忌避用ワックスおよびその製造法 |
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