JPS6214902A - 簡易型純水製造装置 - Google Patents
簡易型純水製造装置Info
- Publication number
- JPS6214902A JPS6214902A JP15780985A JP15780985A JPS6214902A JP S6214902 A JPS6214902 A JP S6214902A JP 15780985 A JP15780985 A JP 15780985A JP 15780985 A JP15780985 A JP 15780985A JP S6214902 A JPS6214902 A JP S6214902A
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- Japan
- Prior art keywords
- pure water
- cooling
- heater
- chamber
- original liquid
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- Pending
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はサーモパーベーパレーション法を利用た分離膜
ユニットを用いた簡易型純水製造装置に関する。
ユニットを用いた簡易型純水製造装置に関する。
〈従来の技術および解決しようとする問題点〉実験室な
どにおいて純水を得るための簡易型純水製造装置として
、蒸留法、イオン交換法、逆浸透法を利用したものが考
案されている。しかし、蒸留法では蒸気に飛沫が同伴す
るので防止装置を使用しても得られた純水の水質を向上
させることは困難であった。またイオン交換法では樹脂
の寿命が短く、逆浸透法では透過量を確保するためには
排除率の低下はやむを得ないことであった。このため通
常の純水製造装置では上記のプロセスを組み合わせて使
用する必要があった。また既に考案されているサーモパ
ーベーパレーション法を利用した簡易型純水製造装置に
おいては、ヒートタンクを設ける必要があり、装置が大
型化し、放熱による熱ロスが生じるという欠点があった
。
どにおいて純水を得るための簡易型純水製造装置として
、蒸留法、イオン交換法、逆浸透法を利用したものが考
案されている。しかし、蒸留法では蒸気に飛沫が同伴す
るので防止装置を使用しても得られた純水の水質を向上
させることは困難であった。またイオン交換法では樹脂
の寿命が短く、逆浸透法では透過量を確保するためには
排除率の低下はやむを得ないことであった。このため通
常の純水製造装置では上記のプロセスを組み合わせて使
用する必要があった。また既に考案されているサーモパ
ーベーパレーション法を利用した簡易型純水製造装置に
おいては、ヒートタンクを設ける必要があり、装置が大
型化し、放熱による熱ロスが生じるという欠点があった
。
本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、得られた純水
の水質が良好であり、熱が有効に利用され、また取扱い
が容易で、構成が簡単な簡易型純水製造装置の提供を目
的とする。
の水質が良好であり、熱が有効に利用され、また取扱い
が容易で、構成が簡単な簡易型純水製造装置の提供を目
的とする。
く問題点を解決するための手段〉
本発明の簡易型純水製造装置は、蒸気は透過させるが、
液体自体は透過させない疎水性多孔質膜で仕切られた一
側をヒータを内蔵した原液室とし、他側に冷却板を設け
て該冷却板と前記疎水性多孔質膜との間を凝縮室とし、
且つ前記冷却板の外側を冷却水通路とした分離膜ユニッ
トと、水道水等の原液を前記分離膜ユニットの冷却水通
路に導（第一の配管と、その冷却水路を通過した原液を
前記ヒータを有する原液室に導く第二の配管と、前記凝
縮室で生成された凝縮液を外部へ導出する第三の配管を
有することにより特徴づけられる。
液体自体は透過させない疎水性多孔質膜で仕切られた一
側をヒータを内蔵した原液室とし、他側に冷却板を設け
て該冷却板と前記疎水性多孔質膜との間を凝縮室とし、
且つ前記冷却板の外側を冷却水通路とした分離膜ユニッ
トと、水道水等の原液を前記分離膜ユニットの冷却水通
路に導（第一の配管と、その冷却水路を通過した原液を
前記ヒータを有する原液室に導く第二の配管と、前記凝
縮室で生成された凝縮液を外部へ導出する第三の配管を
有することにより特徴づけられる。
〈作用〉
水道水等の原液はまず第一の配管を通って分離膜ユニッ
トの冷却水通路へ導入され、冷却水として機能したのち
、第二の配管を通ってヒータを内蔵した原液室へ導かれ
てここでヒータにより加熱される。原液の蒸気は疎水性
多孔質膜を透過して凝縮室内へ拡散し、冷却板により冷
却されて液化され、第三の配管より外部へ取り出される
。このときの凝縮液は通常純水である。ヒータは原液内
に漬かっているためその熱の殆どが原液の加熱に利用さ
れ外部へ無駄に放熱することがない。
トの冷却水通路へ導入され、冷却水として機能したのち
、第二の配管を通ってヒータを内蔵した原液室へ導かれ
てここでヒータにより加熱される。原液の蒸気は疎水性
多孔質膜を透過して凝縮室内へ拡散し、冷却板により冷
却されて液化され、第三の配管より外部へ取り出される
。このときの凝縮液は通常純水である。ヒータは原液内
に漬かっているためその熱の殆どが原液の加熱に利用さ
れ外部へ無駄に放熱することがない。
〈実施例〉
図面は本発明の実施例を示す構成図である。
分離膜ユニット３０は、液体蒸気は透過させるが、液体
自体は透過させない疎水性多孔質膜３７および３８で仕
切られた一側を原液室３９とし、他側に冷却板３３およ
び３４を設けてその冷却板３３と前記疎水性多孔質Ｍ’
Ａ３１との間を凝縮室３５とし、且つ前記冷却板３３の
外側を冷却水通路３１とし、前記原液室３９から多孔質
膜３７を透過した蒸気を凝縮室３５で凝縮するようにし
、且つ冷却板３４と前記疎水性多孔質膜３８との間を凝
縮室３６とし、前記冷却板３４の外側を冷却水通路３２
とし、前記原液室３９から多孔質膜３７を透過した蒸気
を凝縮室３６で凝縮するようにしたものである。得られ
た純水は凝縮室３５および３６から分離膜ユニット外部
へ排出される。
自体は透過させない疎水性多孔質膜３７および３８で仕
切られた一側を原液室３９とし、他側に冷却板３３およ
び３４を設けてその冷却板３３と前記疎水性多孔質Ｍ’
Ａ３１との間を凝縮室３５とし、且つ前記冷却板３３の
外側を冷却水通路３１とし、前記原液室３９から多孔質
膜３７を透過した蒸気を凝縮室３５で凝縮するようにし
、且つ冷却板３４と前記疎水性多孔質膜３８との間を凝
縮室３６とし、前記冷却板３４の外側を冷却水通路３２
とし、前記原液室３９から多孔質膜３７を透過した蒸気
を凝縮室３６で凝縮するようにしたものである。得られ
た純水は凝縮室３５および３６から分離膜ユニット外部
へ排出される。
原液室３９はこの原、液室３９に導入された液を加熱す
るためのヒータ４０と、加熱された温度を測定する温度
センサ４１と、液面スイッチ４２とを備えている。
るためのヒータ４０と、加熱された温度を測定する温度
センサ４１と、液面スイッチ４２とを備えている。
純水タンク５０は得られた純水を貯留するもので、液面
スイッチ５１および水位計５２を備えている。
スイッチ５１および水位計５２を備えている。
水道水等の原液は、例えば蛇口１から圧力調整弁２、圧
力又は流量スイッチ３が接続された配管４及び配管５，
６を通って、まず分離膜ユニット３０の冷却水通路３１
及び３２に導入され、この通路３１及び３２を通過した
原液はさらに配管７゜８．９．及び１２を通って分離膜
ユニット３０の原液室３９に導入される。配管１２には
電磁弁ｌＯとプレフィルタ１１が直列接続されている。
力又は流量スイッチ３が接続された配管４及び配管５，
６を通って、まず分離膜ユニット３０の冷却水通路３１
及び３２に導入され、この通路３１及び３２を通過した
原液はさらに配管７゜８．９．及び１２を通って分離膜
ユニット３０の原液室３９に導入される。配管１２には
電磁弁ｌＯとプレフィルタ１１が直列接続されている。
得られた純水は凝縮室３５及び３６から純水取出管間１
３．１４を通って電導度肝１５で電導度を測定されたの
ち、純水タンク５０に貯えられる。なお、必要により、
電磁弁１７が開かれたときには配管１６を経て排出する
こともできる。
３．１４を通って電導度肝１５で電導度を測定されたの
ち、純水タンク５０に貯えられる。なお、必要により、
電磁弁１７が開かれたときには配管１６を経て排出する
こともできる。
原液室３９には排出管１８と電磁弁１９が接続され、原
液室３９中の濃縮された液を排出することができる。
液室３９中の濃縮された液を排出することができる。
また、冷却水通路から出た原液を導く配管９には、配管
１２と分岐した配管２１が接続され、電磁弁２０が開い
たとき排液として排出しうるようになっている。
１２と分岐した配管２１が接続され、電磁弁２０が開い
たとき排液として排出しうるようになっている。
原液室３９で発生した蒸気は多孔質膜３７及び３８を透
過して凝縮室３５及び３６に入り、冷却板３３及び３４
で冷却されて凝縮する。得られた純水のうち、初期のも
のは電磁弁１７により管１６及び２２を通って装置外へ
排液として捨てられる。
過して凝縮室３５及び３６に入り、冷却板３３及び３４
で冷却されて凝縮する。得られた純水のうち、初期のも
のは電磁弁１７により管１６及び２２を通って装置外へ
排液として捨てられる。
純水タンク５０へ導かれる純水は電導度肝で電導度が測
定される。純水タンク５０の純水はコック５３により取
出すことができる。また、純水タンクを設けない場合に
は、前記管路１６より直接純水を外部に取り出すことも
可能である。分離膜ユニット３０の横断面形状は円形、
方形その他任意の形状に形成することができることは勿
論であり、左右の冷却水通路３１と３２、或いは凝縮室
３５と３６は、互いに連通していてもよく、個別に隔離
されていてもよい。
定される。純水タンク５０の純水はコック５３により取
出すことができる。また、純水タンクを設けない場合に
は、前記管路１６より直接純水を外部に取り出すことも
可能である。分離膜ユニット３０の横断面形状は円形、
方形その他任意の形状に形成することができることは勿
論であり、左右の冷却水通路３１と３２、或いは凝縮室
３５と３６は、互いに連通していてもよく、個別に隔離
されていてもよい。
〈効果〉
本発明は以上の構成よりなり、サーモパーベーパレーシ
ョン法を利用した分離膜ユニットにより純水を得るもの
であるので、分離工程が一段でありながら良好な水質の
純水が得られる。また、蒸留法に較べて低温で操作でき
るので、放熱によるロスが少なく、且つヒータを原液室
に設置するので熱を有効に利用でき、また装置を小型化
できる。
ョン法を利用した分離膜ユニットにより純水を得るもの
であるので、分離工程が一段でありながら良好な水質の
純水が得られる。また、蒸留法に較べて低温で操作でき
るので、放熱によるロスが少なく、且つヒータを原液室
に設置するので熱を有効に利用でき、また装置を小型化
できる。
また原液を分離膜ユニットの冷却水通路を通した後に分
離膜ユニットの原液通路に供給するように構成している
ので、原液を冷却水として利用しており、装置がそれだ
け簡単になり、取扱いも容易になる。
離膜ユニットの原液通路に供給するように構成している
ので、原液を冷却水として利用しており、装置がそれだ
け簡単になり、取扱いも容易になる。
図面は本発明の実施例を示す簡易型純水製造装置の流路
図である。 ４〜９．１２〜１４．・・・配管 １６．１Ｂ、２１．２２・・・配管 ３１．３２・・・冷却水通路 ３３．３４・・・冷却板 ３５．３６・・・凝縮室
図である。 ４〜９．１２〜１４．・・・配管 １６．１Ｂ、２１．２２・・・配管 ３１．３２・・・冷却水通路 ３３．３４・・・冷却板 ３５．３６・・・凝縮室
Claims (1)
- 蒸気は透過させるが、液体自体は透過させない疎水性多
孔質膜で仕切られた一側をヒータを内蔵した原液室とし
、他側に冷却板を設けて該冷却板と前記疎水性多孔質膜
との間を凝縮室とし、且つ前記冷却板の外側を冷却水通
路とした分離膜ユニットと、水道水等の原液を前記分離
膜ユニットの冷却水通路に導く第一の配管と、その冷却
水路を通過した原液を前記ヒータを有する原液室に導く
第二の配管と、前記凝縮室で生成された凝縮液を分離膜
ユニット外部へ導出する第三の配管を有する簡易型純水
製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15780985A JPS6214902A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 簡易型純水製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15780985A JPS6214902A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 簡易型純水製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6214902A true JPS6214902A (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=15657761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15780985A Pending JPS6214902A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 簡易型純水製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6214902A (ja) |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP15780985A patent/JPS6214902A/ja active Pending
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