JPS62147401A - 回折格子 - Google Patents

回折格子

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JPS62147401A
JPS62147401A JP60287273A JP28727385A JPS62147401A JP S62147401 A JPS62147401 A JP S62147401A JP 60287273 A JP60287273 A JP 60287273A JP 28727385 A JP28727385 A JP 28727385A JP S62147401 A JPS62147401 A JP S62147401A
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JP
Japan
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diffraction grating
light
duty
width
convex portions
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JP60287273A
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Akio Yamakawa
明郎 山川
Yoshiaki Sato
義昭 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は光学式ディスクプレーヤ等に用いられる回折格
子に関し、特に位相型のものに関する。
B1発明の概要 本発明はたとえば光学式ビデオ・ディスクプレーヤ等に
用いられる位相型の回折格子において、表面に設ける凸
部および凹部によるデユーティまたは上記凸部の厚みを
位置によって異ならせることにより、出力される光の強
度分布を制御し、入射光の分割とアポダイゼーションを
同時に行うことができるようにしたものである。
C1従来の技術 たとえば、光学式ディスクプレーヤにおけるトラッキン
グサーボには、いわゆる3ビーム法が採用されているこ
とが多い。上記3ビーム法は、1本のレーザービーム(
入射光)を主ビーム(0次光)と2本の副ビーム(±1
次光)の合計3本のビームに分割し、上記2本の副ビー
ムによりトラッキングサーボを行う方法である。1本の
レーザービームを分割するには、通常、回折格子(グレ
ーティング)が用いられる。この回折格子としては、振
幅型のもの1位相型のもの等が考えられるが、たとえば
光学式ビデオディスクプレ・−ヤには、表面に設けら”
れた凹凸により位相差を生じさせ入射光を分割する位相
型のものが用いられる。
D0発明が解決しようとする問題点 ところで、一般に、結像用の対物レンズからの光の強度
分布は中心部において最強となるが、その周辺において
完全にゼロとはならずいくつかの小さな山が生じてしま
う。この結果、たとえば光学式ビデオディスクプレーヤ
においては、ディスク上のスポット像に、最も明るい中
心部の周辺にいくつ)Sの薄暗いリング(高次の回折像
)が生じてしまう。いま、信号検出用の主ビームに注目
してみると、上記リングの影響により隣接トラックQ信
号まで検出されクロストークが発生する虞れがある。こ
れを解消するには、上記リング成分を減衰させる処理、
すなわちアポダイゼーション(apodization
 )が必要であり、たとえば金属蒸着膜を有する透過率
分布型フィルタを用いれば良い。
しかしながら、上記透過率分布型フィルタでは光量の損
失が太きく、また部品点数および製造工程が増えコスト
が上昇してしまうという問題点がある。
そこで、本発明は上述した従来の問題点に鑑みて提案さ
れたものであり、光量の損失が少なく、コストを上昇さ
せずにアポダイゼーションが行えるような回折格子を提
供することを目的とする。
E0問題点を解決するための手段 本発明の回折格子は、上述した目的を達成するために、
表面に設けられた凸部および凹部により位相差を生じさ
せ入射光を分割する位相型の回折格子において、上記凸
部および凹部によるデユーティまたは上記凸部の厚みを
位置によって異ならせたことを特徴としている。
F0作用 本発明によれば、表面に設けられた凸部および凹部によ
り位相差が生じ、光の強度分布が制御される。
G、実施例 以下、未発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
第1図に一実施例の回折格子10を示す。この回折格子
10は、所定の厚みを有する直方体状のベース部11と
、このベース部11上に設けられた凸部12.12とか
ら成っている。上記凸部12゜12の間は凹部13とな
っている。上記凸部12゜120側壁128 、128
は所定のテーパー幅Wを有するテーパー面となっている
(第2図参照)。
また、上記凸部12,12の厚みtは一定であるが、幅
D1が矢印A方向に沿って変化しており、両端部におい
て最小、中央部において最大となっている。また、これ
に伴い、上記凹部13の幅D2も変化しており、矢印A
方向の両端部において最大。
中央部において最小となっている。すなわち、デエーテ
イを と定義すると、矢印A方向に沿ってデユーティが変化し
ていることになる。なお、D、+D、は凸部12.12
の配列ピッチP(格子ピッチ)に等しく一定値である。
このような構成の回折格子10は、たとえば透明な合成
樹脂等によりベース部11と凸部12.12とを一体的
に成型することによシ製造することができる。また、ベ
ース11上に凸部12.12を真空蒸着して製造するこ
とも可能である。
次に、第1図の1−1線断面図である第2薗をの裏面側
から入射されると、この入射光は該回折格子10を通過
し表面側へ出力される。この時、ベース部11のみを通
過した光と、ベース部11および凸部12,12t−通
過した光との間に位相t9回折格子10に接する媒質す
なわち空気の屈折率をn2とすると、次式で表される。
いま、たとえば、λ=78Qnm、ylt=l、49.
n、=1として、tの値を変えることにより位相差を様
々に変化させ実験したところ、t=O,Sμmで位相差
がおよそ18°O0のときに最良の結果が得られた。
この状態は第2図に模式的に示しである。そこで、この
位相差180’の場合における、上記凸部12112お
よび凹部13によるデユーティに対する光の強度分布を
第3図に示す。0次光については第3図にAで示すよう
に、放物線形の強度分布となる。すなわち、第1図にお
ける回折格子10の矢印A方向の両端部付近に相当する
デユーティ50チの位置での強度はゼロであり、中央部
付近に相当するデユーティ10%の位置では65−程度
の強度が得られる。また、1次光については、第3図に
Bで示すように、山形の強度分布となり、回折格子10
のデユーティ10%の位置での強度は4チ程度であり、
デユーティ50%の位置では40チ程度の強度が得られ
る。更に、2次光および3次光については、第3図にC
およびDで示すように、各デユーティ値に対応する回折
格子10のいずれの位置でも強度は10%以下の値に抑
えられる。これらの特性曲線から明らかなように、入射
光が分割され、回折格子10の中央部において0次光が
得られ、両端部において1次光が得られるようになって
いる。
また、回折格子10の中央部付近に相当するデユーティ
10チの位置における、光の中心からの相対距離に対す
る光の強度分布を第4図に示す。
但し、この第4図に関しては、上記第3図のときの条件
に、テーパー幅W= 0.577m 、透過率93チの
条件を付加しである。入射光が第4図にIで示すような
指数関数的な強度分布であるとすると、0次光は、第4
図にAで示すように、最も強い58−程度の強度となる
相対距離ゼロを中心とする周辺の領域においては、強度
が十分に低くなるような分布となる。すなわち、アポダ
イゼーションが行われ、たとえば対物レンズ通過後にお
いて、クロストークの原因となる強度分布の山の発生が
抑えられる。また、1次光については、第4図にBで示
すよ6に、相対距離ゼロの位置での強度は5チ程度とな
る。
このように、上記回折格子10によれば、凸部12.1
2および凹部13によるデユーティを位置によって異な
らせておp1出力される光の強度分布を制御し、回折格
子本来の機能である入射光の分割を行うことができると
共に、アポダイゼーションも同時に行うことができる。
第5図に本発明の他の実施例の回折格子20を示す。こ
の回折格子20は、ベース部21上の凸部22.22の
幅D1および凹部23の幅D2は一定、すなわちデー−
ティは一定であるが、厚みtが矢印A方向に沿って変化
しておシ、両端部において最大、中央部において最小と
なっている。このような構成の回折格子20においても
、光の強度分布を制御でき、前述した回折格子10と同
様の効果が得られる。
また、第6図に更に他の実施例の回折格子30を示す。
この回折格子30は、円柱状のベース部31上に一定の
厚みを有する複数の凸部32 、32゜・・・を設けて
成るものである。上記凸部32,32゜・・・の各々の
間は凹部33,33.・・・となっている。
上記凸部32,32.・・・は、配列ピッチPは等しく
、各々については幅り、が矢印X方向に沿って変化して
オシ、隣接するもの同志で比較すると矢印Y方向に沿っ
て変化している。すなわち、デユーティが矢印X方向お
よびY方向に沿って変化していることになる。また、円
周上における凸部32゜32、・・・の幅り、は一定と
なりているが、′これは一例であり、要求される光の強
度分布に応じて異ならせることも可能である。このよう
な構成の回折格子30によれば、光の強度分布を2次元
的に制御することができる。
なお、本発明は光学式ビデオディスクプレーヤのみなら
ず、光の分割およびアポダイゼーションの必要な機器等
に広く適用することができる。
H8発明の効果 上述した実施例の説明から明らかなように、本発明の回
折格子によれば、表面に設ける凸部および凹部によるデ
ー−ティまたは上記凸部の厚みを位置によって異ならせ
、光の強度分布を制御しておシ、入射光の分割とアポダ
イゼーションを同時に行うことができる。従って、光量
の損失が少なく、部品点液および製造工程が増えずコス
トの上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回折格子の一実施例を示す斜視図、第
2図は動作原理を模式的に示す第1図のj−1線断面図
、第3図はデユーティに対する光の強度分布を示すグラ
フ、第4図は光の中心からの相対距離に対する光の強度
分布を示すグラフ、第5図は本発明の他の実施例を示す
斜視図、第6図は本発明の更に他の実施例を示す平面図
である。 10.20.30・・・回折格子 12.22.32・・・凸部 13.23.33・・・凹部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 表面に設けられた凸部および凹部により位相差を生じさ
    せ入射光を分割する位相型の回折格子において、 上記凸部および凹部によるデューティまたは上記凸部の
    厚みを位置によって異ならせたことを特徴とする回折格
    子。
JP60287273A 1985-12-20 1985-12-20 回折格子 Expired - Fee Related JPH0736043B2 (ja)

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JPH0736043B2 JPH0736043B2 (ja) 1995-04-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62157001A (ja) * 1985-12-28 1987-07-13 Sony Corp 位相型回折格子
US7315502B2 (en) 2001-11-09 2008-01-01 Sharp Kabushiki Kaisha Light integration unit, optical pickup device using the unit, and optical disk device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657101A (en) * 1979-10-15 1981-05-19 Hitachi Ltd Control system switching system
JPS5657010A (en) * 1979-10-17 1981-05-19 Japan Spectroscopic Co Holographic grating

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