JPS62146575A - めん類の製造方法 - Google Patents

めん類の製造方法

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Publication number
JPS62146575A
JPS62146575A JP60289000A JP28900085A JPS62146575A JP S62146575 A JPS62146575 A JP S62146575A JP 60289000 A JP60289000 A JP 60289000A JP 28900085 A JP28900085 A JP 28900085A JP S62146575 A JPS62146575 A JP S62146575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodles
dough
vegetables
wheat flour
fermentation
Prior art date
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Pending
Application number
JP60289000A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yokota
徹也 横田
Yoshitaka Ohira
尾平 佳隆
Toshibumi Arimura
有村 俊文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kagome Co Ltd
Original Assignee
Kagome Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はめん類の製造方法に関する。
パスタ類を含み、生めん、茹でぬん、乾めん等、種々の
めん類が年齢や性別を問わず広く食用に供されている。
ところが、これらのめん類には、それが生めんや茹でめ
んである場合にとシわけ、保存性に劣り、そのままでは
味が淡白に過ぎるという難点がある。
一方、種々の野菜類がまた食用に供されている。
野菜類はビタミンやミネラル等を好適に含有し、健康上
域に優れた食品であるが、この野菜類は往々にして子供
に代表される若年層に嫌われる傾向がある。
そこで、本質的には野菜類を含有し、好ましい複合的香
味を有する、しかも保存性の改善されためん類が製造で
きれば、誠に好都合でちる。
本発明は上記のようなめん額の一裂造方法に関するもの
である。
〈従来の技術、その問題点〉 従来、野菜類を含有するめん類の製造方法として、野菜
類の凍結乾燥粉砕物を使用する方法(特開昭57−26
553)、野菜類と小麦粉等とを減圧条件下で混練する
方法(特開昭6O−75244)等がちる。しかしこれ
らの従来法は、野菜類を単純利用するだけで、野菜類か
ら新たな香味を引き出して好適に複合利用するというも
のではなく、製造されるめん類の香味や保存性を改善す
るに:d至らないという問題点がある。
また従来、茹で上り時の風味や食感等を損なわないめん
類の製造方法として、有機酸を含むドウから作製しため
ん類をアルコール水@液で表面処理する方法がある(特
公昭56−39616)。
しかしこの従来法は、積極的に野菜類を活用するもので
はなく、まだ積極的にめん類へ複合的香味を付加するも
のでもないという問題点がある。
更に従来、めん類の保存性を改善する方法として、めん
類を有機酸で処理する方法(特公昭46−27692、
特開昭57−206350 )、めん類又はその母体で
あるドウそれ自体(結果的に1iこれらを主形成する小
麦粉)を乳酸発酵させる方法(特公昭58−19268
)等があるoしかし、めん類又はその母体であるドウそ
れ自体を有機酸で処理したり或いは乳酸発酵させるこれ
らの従来法では、製造されるめん類を栄養面も含めて好
ましい複合的香味にすることが、成分上からまた製造方
法上からも、実際には誠に難しいという問題点がある。
    ′ 〈発明が解決しようとする問題点、その解決手段〉 本発明は斜上の如き従来の問題点を解決するめん類の製
造方法を提供するものである。
しかして本発明は、 野菜処理物をアルコール発酵し、次いでその発酵物に小
麦粉を加えて混練することによりドウを作製し、このド
ウを製めん処理することを特徴とするめん類の製造方法
に係る。
本発明において、処理対象となる野菜類は、トマト、ニ
ンジン、カポチャ等、これらの単品又は混合品であって
、特に制限はない。これらの野菜類を、その種類や性状
等に応じて適宜に、加水、破砕、搾汁、分離、摩砕、加
熱、冷却等で処理することにより野菜処理物を得る。例
えば、トマトのように多汁質の野菜を原料とする場合、
洗浄、選別したトマトを破砕し、加熱して搾汁すること
により、ジュース状のトマト処理物を得る。また、カポ
チャのように汁質が少なく比較的硬粘質の野菜を原料と
する場合、洗浄、選別したカポチャを:11宜割砕し、
加水して、摩砕及び分離することにより、ピユーレ状の
カポチャ処理物を得る。
そしで、以上の如き野菜処理物をアルコール発酵する。
アルコール発酵に使用する酵母は、サツカロマイセス・
セレビシェ(S。
cerevi s iae )やサツカロマイセス・カ
ールスベルゲンシス(S。
carlsbergensis)等、一般食品用のもの
であればよいが、得られる発酵物の香味の’にて゛、サ
ツカロマイセス・セレビシェが好ましい。
11体的にアルコール発酵は、野菜処理物を必要に「1
・4、l二でp1■調整や補糖し、加熱殺菌して冷却し
たものに、予め頃養しておいだ酵母を106〜107個
/d程度となるように加え、通常、28〜40°C1好
ましくけ30〜35°Cで、25〜40時間発酵させ、
アルコール濃度2〜3φになった段階で終了させる。
第1図及び第2図は−V−記アルコール発酵の挙動を例
示するグラフである。この場合、トマトの破砕搾汁液を
加熱殺菌しズ冷却したものに、予め、1養しておいたサ
ツカロマイセス・セレビシェに加えている。これらの各
図からも、本発明において、アルコール発酵が頭調であ
ることが判る。
かくしてアルコール発酵を行ない、加熱殺菌して冷却し
、発酵物を得る。発酵物は菌体含有のままでも又はe過
や遠心分離等で菌体を除去したものでもよい。
次に、上記発酵物に小麦粉及び必要なその他の諸資材を
加えて混練し、ドウを作製する。小麦粉はデュラムセモ
リナ、強力小麦粉、中力小麦粉等を適宜に使用すること
ができ、この際に食塩や、更に必要に応じて水、調味料
、大豆やトウモロコシの処理品(乳や粉の形態)を添加
することができる。作製するドウは、水分27〜35係
、好ま(−<は水分30%前後で、アルコール濃度1俤
以下に調整するのがよい。ドウかも製造されるめん類に
、アシ、コ/、ツヤ等を確保させつつ、保存性及び好適
の複合的香味を兼ね備えさせるためである。
最後に、上記ドウを製めん処理してめん類を製造する。
めん類がうどんやそばの顎である場合には、ドウを圧延
して切出ししたものを、そのまま生めんにし或いは茹で
て冷却することにより茹でめんにし又は乾燥して乾燥め
んにする。めん類がパスタの類である場合には、ドウを
圧縮し、押出し成型して切出ししたものを、以下同様に
、生パスタ或いは茹でパスタ又は乾燥パスタにする。
〈作用、発明の効果〉 以上説明した通りであるから、本発明には、野菜類のビ
タミンやミネラル等を活用しつつ、該野菜類からアルコ
ール発酵により新たな香味を引き出して、これを複合的
に一体化した優れた香味のめん類を製造することができ
、併せて、アルコール発酵により生成するアルコールを
活用して、優れた保存性を有するめん類を製造すること
ができる効果がある。
〈実施例〉 ・実施例1ニドマドの破砕搾汁12i、91にブドウ糖
300グを均一溶解しfc後、95°C達温で加ゴさ殺
菌し、3o’c−iで冷却した。これに予め’lFj養
しておいた酵母ナノカロマイセス・セレビシェを65 
X 10’個/mlとなるように加え、11「菌汚染を
iυj止しつつ、30°C×35時間、アルコール発酵
し、江11過しだ後、95°C達温で加熱殺菌し、25
 ’c−zで冷却して、発酵物を得だ。発酵物はアルコ
ール濃度248チであった。この発酵物2.51とデュ
ラムセモリナ10kgと食塩10gとを充分混練1−て
ドウを作製した。ドウは水分30係であった。このドウ
を圧延し、切出しして、生めんを製造した。
・実施例2;カポチャ及びニンジンの1対3混合摩砕物
2 hqに水8.21を均一添加した後、95°C達温
で加熱殺菌し、30℃寸で冷却した。これに予め類義し
ておいた酵母サツカロマイセス・セレビシェを5. :
3 X l 06個、/mJとなるように加え、雑菌汚
染を防止しつつ、30’CX38時間、アルコール発酵
した後、95°C達温で加熱殺菌し、25°Cまで冷却
して、菌体含有の発酵物を得た。発酵物はアルコール濃
度30%であった、っこの発酵物2.01とデュラムセ
モリナ9 kgとを充分混練してドウを作製した。ドウ
は水分32%であった。
このドウを圧縮し、押出し成型して、切出しした後、熱
湯中で茹で、冷却して茹でパスタを製造した。
・評価:各実施例にそれぞれ対応して、発酵物り代わり
に水を使用し、その他は同一資材からなる各比較例のめ
ん類を製造した。そして、各実施例及び各比較例につき
、外観等を含む官能試験及び生菌数試験を行なって評価
した。各実施例のめん類(寸いずれも好ましい複合的香
味を有し、実施例1の生めんは常温で製造後714間保
存することができだが、これに対応する比較例の生めん
は3日間しか保存することができず、また実施例2の茹
でパスタは常温で製造後3日間保存することができたが
、これに対応する比較例の茹でパスタは1日間しか保存
することができなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明におい−Cアルコール発酵の
挙動を例示するグラフである。 i   / 1臣層〆啄、1〜−6Q<a〜) 望g]11児(g杓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 野菜処理物をアルコール発酵し、次いでその発酵物
    に小麦粉を加えて混練することによりドウを作製し、こ
    のドウを製めん処理することを特徴とするめん類の製造
    方法。 2 サッカロマイセス・セレビジエでアルコール発酵す
    る特許請求の範囲第1項記載のめん類の製造方法。 3 ドウのアルコール濃度を1%以下に調整する特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載のめん類の製造方法。
JP60289000A 1985-12-20 1985-12-20 めん類の製造方法 Pending JPS62146575A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015126727A (ja) * 2013-11-29 2015-07-09 喜信 大城 サトウキビの難消化性食物繊維及びその製造方法

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