JPS62146362A - コンクリ−ト構造物の底版と側壁へのコンクリ−ト打設方法 - Google Patents

コンクリ−ト構造物の底版と側壁へのコンクリ−ト打設方法

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Publication number
JPS62146362A
JPS62146362A JP28294485A JP28294485A JPS62146362A JP S62146362 A JPS62146362 A JP S62146362A JP 28294485 A JP28294485 A JP 28294485A JP 28294485 A JP28294485 A JP 28294485A JP S62146362 A JPS62146362 A JP S62146362A
Authority
JP
Japan
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concrete
side wall
bottom slab
poured
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP28294485A
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English (en)
Inventor
弘埜 剛
正敏 高橋
柄 登志彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Publication of JPS62146362A publication Critical patent/JPS62146362A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、コンクリート構造物の底版と側壁へのコンク
リート打設方法に関し、詳しくは隅角部に関するコンク
リートの打設方法である。
〈従来の技術〉 従来、液化ガス貯槽のような大きな円筒型コンクリート
構造物は、底版と側壁第一リフトへのコンクリートの打
設を別々に行う。
すなわち、第2図に示すように、まず、底版5にコンク
リートを打設し、その後で側壁の一部分となる側壁第一
リフト6にコンクリートを打設する。
この際には、底版5と側壁第一リフト6との連結部分(
隅角部A)に打設口が位置することになる。
く本発明が解決しようとする問題点〉 従来、コンクリート構造物の底版と側壁第一リフトへの
コンクリートの打設は、別々に行われているので、次の
ような問題点が存在する。
くイ〉コンクリートの打設時期のズレにより、打設され
たコンクリート内部に温!差が生じる。
この温度差により引張応力が発生するので、引張応力に
よってコンクリートにはひび割れが発生することになる
従来は打設目が隅角部に位置し、特にこの部分に引張応
力が集中するので、隅角部にひび割れが発生しやすく危
険である。
く目的〉 本発明は以上のような問題点を解決した、コンクリート
構造物の底版と側壁へのコンクリート打設方法を提供す
ることを目的とする。
〈実施例〉 本発明は一実施例を第1図に示すように、底版を下部底
版1と上部底版2との二層に分割し、下部底版1にコン
クリートを打設してから、上部底版2と側壁の一部分と
なる側壁部分21に同時にコンクリートを打設する方法
である。
なお、本発明は円筒型のコンクリート構造物に対して実
施する場合に限定されず、例えば大型のカルバートの隅
角部におけるひび割れ防止のために実施することもでき
る。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
くイ〉底版の分割 本発明では、底版を上部と下部の二層に分割し、上部に
位置する分割された底版を上部底版2、下部に位置する
底版を下部底版1とする。
く口〉下部底版への打設 まず、下部底版1にコンクリートを打設することで、底
版の下側部分を形成する。
くハ〉上部底版への打設 下部底版1にコンクリートを打設したら、下部底版1の
上部に位置することになる上部底版2にコンクリートを
打設する。
この際、上部底版2の上面には側壁部分21を位置させ
る。
この側壁部分21とは側壁の一部分で従来の側壁第一リ
フトのことであり、上部底版2にコンクリートを打設す
ると共に、側壁部分21にもコンクリートを打設する。
、  すると、底版と側壁の一部分が同時に形成され、
隅角部A付近のコンクリートは一体となる。
この場合の打設目は、上部底版2と下部底版1との間に
位置し、隅角部Aには位置しない。
く実験例〉 本発明の効果を確認するために、内径75m1側壁厚2
.5m、底版厚6mの円筒型コンクリート構造物のコン
クリート打設について、次のような実験を行った。
すなわち、底版と側壁第一リフトに別々にコンクリート
を打設する場合(従来例)と、底版を二層に分割し上部
底版と側壁部分に同時にコンクリートを打設する場合(
本発明)とを、他を同一条件にして行う。
そして、コンクリート打設後で温度が一定化した時点で
、隅角部付近のコンクリート内部の応力分布と、最大応
力を発生している点について応カ遍πを調べた。
その結果、第3図に本発明の場合の応力分布、第4図に
従来例の場合の応力分布を示し、第5図には応力遍歴を
示した。
なお、第3図、第4図において応力値は引張側を正とし
、第5図において縦軸は応力、横軸は経過時間を示して
いる。
[実験結果の考察] 第3図と第4図を比較すると、本発明の場合は発生する
引張応力が全体的に低く、隅角部では特に応力が集中し
ていないことがわかる。
また、第5図より本発明の場合には発生ずる引張応力が
従来より少ないことが確認できる。
以上より、本発明を実施した場合には、隅角部付近でコ
ンクリート内部の引張応力が低減されていることがわか
る。
く効果〉 本発明は以上説明したようになるので、次のような効果
を期待することができる。
くイ〉底版を上部底版と下部底版との二層に分割し、上
部底版と側壁の一部分へのコンクリートの打設を同時に
行う。
従って、打設目が上部底版と下部底版との間に位置し、
隅角部付近のコンクリートは一体となる。
その結果、隅角部に大きな温度差が生じないので、引張
応力が集中することがない。
つまり、隅角部にひび割れが発生しにくいので安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の一実施例の説明図 第2図:従来例の説明図 第3図二本発明の実験結果の説明図 第4図:従来例の実験結果の説明図 第5図:実験結果の説明図 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 底版を上部底版と下部底版との二層に分割し、下部底版
    にコンクリートを打設してから、 上部底版にコンクリートを打設すると共に、側壁の一部
    分にもコンクリートを打設し、 上部底版と側壁の一部分を同時に形成することを特徴と
    する、 コンクリート構造物の底版と側壁へのコンクリート打設
    方法
JP28294485A 1985-12-18 1985-12-18 コンクリ−ト構造物の底版と側壁へのコンクリ−ト打設方法 Pending JPS62146362A (ja)

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JP28294485A JPS62146362A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 コンクリ−ト構造物の底版と側壁へのコンクリ−ト打設方法

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JPS62146362A true JPS62146362A (ja) 1987-06-30

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ID=17659134

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JP28294485A Pending JPS62146362A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 コンクリ−ト構造物の底版と側壁へのコンクリ−ト打設方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010047918A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Oriental Shiraishi Corp コンクリートの打継ぎ構造および打継ぎ方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508260A (ja) * 1973-04-19 1975-01-28

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508260A (ja) * 1973-04-19 1975-01-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010047918A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Oriental Shiraishi Corp コンクリートの打継ぎ構造および打継ぎ方法

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