JPS6214543Y2 - - Google Patents

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JPS6214543Y2
JPS6214543Y2 JP1984059937U JP5993784U JPS6214543Y2 JP S6214543 Y2 JPS6214543 Y2 JP S6214543Y2 JP 1984059937 U JP1984059937 U JP 1984059937U JP 5993784 U JP5993784 U JP 5993784U JP S6214543 Y2 JPS6214543 Y2 JP S6214543Y2
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JP
Japan
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ice
water
making
sprinkling
making plate
Prior art date
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JP1984059937U
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JPS60173875U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は製氷板の上面に散水して該製氷板上で
製氷する上面流下式の製氷機における散水装置に
関するものである。
b 従来の技術 従来の上面流下式製氷機においては、第2図に
示されているように、傾斜した製氷板1の上部に
配設され図示しない循環ポンプの吐出管に接続さ
れた散水器2に、製氷板1の上部に散水するため
の散水穴2aが直線状に一列に整列していくつか
設けられている。散水穴2aから放出された製氷
水は未だ結氷が始まつていない製氷運転の比較的
初期には製氷板1の上面全体にほぼ均一に拡がる
が、製氷板1が図示しない冷却装置により冷却さ
れて該製氷板上に氷が形成され始めると、氷の形
状により製氷水の流れが変わり製氷板1の一部に
製氷水が殆ど流れないことがある。即ち、散水穴
2aから放出された製氷水が製氷板1上に衝突す
る所では該製氷水の流れは十分速いので製氷水が
製氷板上に拡がるが、その後流れの速度が低下
し、結果として製氷水の流れが製氷板1の中央部
に集まり両側部分における製氷水流量が減少する
ことになり、この部分の氷の厚さが薄くなる現象
が生じる。
こうした現象は製氷板1の両側の下部において
起こり易く、そこに薄氷部1aを形成し、該薄氷
部の領域は製氷運転の進行による製氷板上面全体
における氷の成長に伴なつて、鎖線a,b,cで
示すように拡大する傾向がある。従つて、結氷開
始後、10mm幅程度の薄氷部分が製氷完了後には50
mm幅程度にまで拡がり、上記両側部分において薄
氷が傾斜して形成される。このため氷の形状が悪
くなると共に製氷面積が実質的に減少して製氷能
力が低下する。
こうした薄氷部分の形成を防止するため、製氷
板1の両側にある散水穴2aのみについてその径
を大きくしたり、散水穴のピツチを変化させたり
して、製氷板1の両側において製氷水の流量を増
加させる方法がとられていた。しかし製氷板両側
の製氷水の流量調節が難しく、あまり流量を多く
すると製氷水の循環系路から製氷水が流出し、循
環系路内の製氷水の減少により製氷完了検知を行
なう製氷機にあつては、1回の製氷量が少なくな
つてしまう欠点があり、また、流量が少ないと前
述した理由により薄氷の形成防止効果を殆んど期
待できない欠点があつた。
c 考案が解決しようとする問題点 従つて、従来技術には、厚さの均一な氷を製造
しようとすると、上述した欠点の生ずる問題点が
あつた。
d 問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決するため本考案では、傾斜
した製氷板の上面に製氷水を供給する散水装置に
おいて、製氷板の上部に散水する散水部とは別
に、製氷板上で氷の厚さが部分的に薄く形成され
る部分のための散水部を設けると共に、後者の散
水部からの製氷水が前者の散水部から散水される
製氷水の所定散水位置よりも下流且つ氷の厚さが
部分的に薄く形成される部分の上流で製氷板の上
面に散水されるように構成している。
e 作 用 上述の構成を有する本考案の散水装置によれ
ば、氷の厚さが部分的に薄く形成される製氷板部
分にも、散水部から製氷水が直接供給され、結氷
後も製氷板面上を製氷水が均一に流れる。
f 実施例 次に本考案に従う上面流下式製氷機の散水装置
の好適な実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。第1図において、散水器12は第2図の散
水器2と同様製氷水の循環ポンプ(図示せず)に
接続され、散水器12には、傾斜した製氷板1の
上部に散水するための散水部であるいくつかの散
水穴12aに追加して、製氷板上で氷の厚さが部
分的に薄く形成される部分のための散水部である
散水穴12bが設けられている。散水部12bか
ら放出された製氷水が製氷板1上に落下する中央
部分あるいはその若干下方部分の付近では、該製
氷水の流れが十分速く、この部分に先に形成され
ている氷の形状にそれ程影響を受けることなく拡
がり薄い氷ができることはない。
上述の実施例では散水器12に散水部12a,
12bを共に形成している。しかし散水器12と
は別個の散水器に、氷の厚さが部分的に薄く形成
される部分に散水するための散水部を設けてもよ
いし、散水器12に分岐管を設けて薄氷形成部に
散水してもよい。
g 考案の効果 以上のように本考案の上面流下式製氷機の散水
装置によれば、部分的に氷の厚さが薄くなること
のない均一な厚さの氷が確実に得られて氷の形状
品質を向上し、また製氷面積が実質的に増大する
ので製氷能力も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従う上面流下式製氷機の散水
装置を用いて製氷板上で氷を製造している状態を
示した斜視図、第2図は従来の上面流下式製氷機
の散水装置を用いて製氷板上で氷を製造している
状態を示した斜視図である。 1……製氷板、12……散水器(散水装置)、
12a,12b……散水穴(散水部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾斜した製氷板1の上面に製氷水を供給する散
    水装置において、前記製氷板1の上面の所定位置
    に散水する散水部12aとは別に、前記製氷板1
    上で氷の厚さが部分的に薄く形成される製氷板部
    分のための散水部12bを備え、該散水部12b
    からの製氷水が前記散水部12aから散水される
    製氷水の前記所定位置よりも下流且つ氷の厚さが
    部分的に薄く形成される前記製氷板部分の上流で
    前記製氷板1の上面に散水されるように構成した
    ことを特徴とする上面流下式製氷機の散水装置。
JP5993784U 1984-04-25 1984-04-25 上面流下式製氷機の散水装置 Granted JPS60173875U (ja)

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JP5993784U JPS60173875U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 上面流下式製氷機の散水装置

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JP5993784U JPS60173875U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 上面流下式製氷機の散水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60173875U JPS60173875U (ja) 1985-11-18
JPS6214543Y2 true JPS6214543Y2 (ja) 1987-04-14

Family

ID=30586820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5993784U Granted JPS60173875U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 上面流下式製氷機の散水装置

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JP (1) JPS60173875U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579662Y2 (ja) * 1978-11-16 1982-02-24

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Publication number Publication date
JPS60173875U (ja) 1985-11-18

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