JPS62144916A - 樹脂成形モニタリング方法およびその装置 - Google Patents

樹脂成形モニタリング方法およびその装置

Info

Publication number
JPS62144916A
JPS62144916A JP60286064A JP28606485A JPS62144916A JP S62144916 A JPS62144916 A JP S62144916A JP 60286064 A JP60286064 A JP 60286064A JP 28606485 A JP28606485 A JP 28606485A JP S62144916 A JPS62144916 A JP S62144916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
resin
pressure receiving
voltage
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60286064A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0322287B2 (ja
Inventor
Katsue Kenmochi
剣持 加津衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP60286064A priority Critical patent/JPS62144916A/ja
Priority to KR1019860010488A priority patent/KR900002495B1/ko
Priority to US06/946,403 priority patent/US4833910A/en
Publication of JPS62144916A publication Critical patent/JPS62144916A/ja
Publication of JPH0322287B2 publication Critical patent/JPH0322287B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C69/00Combinations of shaping techniques not provided for in a single one of main groups B29C39/00 - B29C67/00, e.g. associations of moulding and joining techniques; Apparatus therefore
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7646Measuring, controlling or regulating viscosity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/77Measuring, controlling or regulating of velocity or pressure of moulding material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N11/00Investigating flow properties of materials, e.g. viscosity, plasticity; Analysing materials by determining flow properties
    • G01N11/02Investigating flow properties of materials, e.g. viscosity, plasticity; Analysing materials by determining flow properties by measuring flow of the material
    • G01N11/04Investigating flow properties of materials, e.g. viscosity, plasticity; Analysing materials by determining flow properties by measuring flow of the material through a restricted passage, e.g. tube, aperture

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は金型を用いた樹脂成形における成形工程のモニ
タリング方法およびその装置に関する。
従来の従術 金型を用いる樹脂成形方法はごく一般的なものであり、
射出成形、トランスファー成形、圧縮成形などがそれに
相当する。これらは金型内の空所に樹脂を流動・充填・
固化させて成形品を得ようとするものである。特に射出
成形、トランスファ(以下余 白) −成形においては細い穴(スプルー、ランナー−ゲート
などと呼ばれる)を通して樹脂を流動させる。
樹脂成形加工において成形品の寸法9表面形状、強度な
どを繰り返し精度良く生産することは、大ざっばに言え
ば容易なことである。即ち、一定形状の金型キャビティ
に一定の材料を充填すれば、いつも同じものが得られる
という理屈である。ところが、寸法・形状・強度等のバ
ラツキ巾をだんだんと厳密に要求するようになって来た
今日においては、樹脂成形品を繰り返し精度良く作るの
は大変難しいことがわかって来た。
更に、その原因として、樹脂の粘度や、成形機の動作の
繰り返し精度や、金型の温度などがあることもわかって
来た。しかし、因果関係が理路整然と説明されている訳
ではなく、個々の実例の積み重ねで説明されることが多
い。
こうした背景にあって、成形品の生産における繰り返し
精度を高める提案が数多くなされている。
それを大別すると検出の方式として2つに分かれ一つは
成形機の動作(例えば、スクリューの速度・スクリュー
駆動油圧圧力、スクリュー回転数。
プランジャー速度など)を検出することであり、もう一
つは金型内の樹脂の挙動(樹脂温度・樹脂圧力、流速な
ど)を検出することである。
検出に対するアクシジンも二連りに分かれ、一つは成形
機の動作にフィードバックするものであり、もう一つは
、その成形ショットの成形品のバラツキ量を推定して良
否判定を行なうことである。
機械の動作を検出する方式は、機械の動作にフィードバ
ックする際にやりやすい方式であるが、樹脂の圧縮性や
、機械内の摩擦力ど不確定要因を取り込みながら樹脂の
挙動を検出するので、再現性を厳密にチェックできてい
ない欠点を有する。
その点、金型内の樹脂の挙動を検出する方式は実際に起
っている現象を直接捉えることができるので有利である
この方式の一つの例として、金型内の圧力を検出する方
式があり、例えば特公昭52−44346号公報に記載
の方法は金型内の樹脂流動末端部付近で樹脂圧力を検出
し、保圧制御を行なうものである。また特開昭53−1
20769号公報ではスプルー、ゲート付近と樹脂流動
末端部付近の両方の樹脂圧力を検出し、その圧力差を連
続的に計測して圧力差が減少傾向から増加傾向に変った
時点で圧力切換を行なうことを提案している。
他の方式として、金型内を流動する樹脂の流速を検出す
る方式があり、特公昭57−30658号公報では、流
路に2ケ所の樹脂検出器を備え、この2点間を通過する
時間を計測して流速を求め。
成形条件にフィードバックするものである。特公昭56
−7862号公報の方法は、金型内に数個所の感温素子
を配置し、樹脂の流れの先端位置(メルト7aント)を
検出して成形機を制御するものである。
これらの型内検出方式は、実際の挙動を検出する有利さ
がちりながら、成形品の繰り返し精度との相関において
いささか劣るため検出の目的を十分果せないのが実情で
ある。例えば、厚さ2ff、長さ46fl1重さ約19
のポリアセタール成形品の重量と屋内樹脂圧力の相関係
数は通常の成形機において0.07であった。このよう
なケースにおいて型内に圧力センサーを設けて成形機の
圧力制御を行なっても効果が小さいことは明らかである
こうした事実は他にもあり、結論的に樹脂温度、樹脂粘
度が成形品の再現性に大きく寄与していることが明らか
になりつつある。勿論、こうした結論が得られた背景に
は、現在のように成形機の機構の信頼性が十分に高まり
、成形機の制御の繰り返し精度が良くなって来たことが
挙げられ、そのレベルにおいて更に成形品の繰り返し精
度を高めることを考えた場合にあてはまるものであり、
上記成形データも型内圧力のバラツキ巾が大きくなれば
、相関係数も大きくなることがわかっている。
こうした背景もあって、成形機内にある金型へ充填直前
の樹脂の温度や粘度を測定する方法が注目されつつある
。特公昭60二4600B号公報の方法は、スクリュー
動作(例えばトルク)から樹脂の見掛は粘度を測定し、
成形条件にフイードバックするものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、樹脂の粘度は、剪断速度と温度の関係で
示されるものであり、単にスクリューのトルクから粘度
を求めても、金型の中に流れる樹脂の粘度とは直接関係
しない。
本当に必要なのは、実際に金型内を流れ始めた樹脂の温
度や粘度、剪断速度であり、これらの値をキャビティに
樹脂が充填するまでに余裕をもって検出することが要求
される。
即ち、成形工程の途中にあって、成形工程終了時におけ
る成形品のバラツキ値を予測するために、金型内の樹脂
流路を流れる樹脂の粘度を作用している剪断速度を求め
、更にはその位置における樹脂温度を計測することであ
る。
問題点を解決するための手段 そのための本発明方法は、金型内の樹脂流路の流れ方向
に沿って、樹脂流路にのぞんだ2ケ所の受圧部を有し、
2ケ所の受圧部に作用する力を互いに逆向きの回転モー
メントとして作用するテコで受け、上流の受圧部の力に
よる回転モーメントの方向に作用する力を物理量として
検出し、この物理量の時間的変化を監視するモニタリン
グ方法に係わるものである。
又同様の問題点を解決するための本発明装置は、金型内
の樹脂流路の流れ方向に沿って、樹脂流路にのぞやせて
設けられた2ケ所の受圧部と、2ケ所の受圧部を互いに
逆向きの回転モーメントになるように支持するテコと上
流の受圧部の力による回転モーメントの方向でテコに作
用する力を他の物理量に変換する変換手段と、この変換
手段に生ずる物理量をカンプリングするサンプリング手
段とサンプリング手段によシ取り出された信号を演算処
理する演算手段とよりなる樹脂成形モニタリング装置に
係わるものである。
作  用 この技術的手段による作用は次のようになる。
つまシ、樹脂流路にのぞんで設けられた受圧部には、樹
脂流路を溶融樹脂が流れる際、あるいは溶融樹脂の流れ
が停止しても圧力が作用している際に、力が及ぼされる
。2ケ所の受圧部に作用する力を逆向きの回転モーメン
トになるようなテコで受けるので、互いに力を相殺し合
う。従って、テコの支点から等距離に2ケ所の受圧部を
設ければ、2ケ所の圧力差に基づく力がテコに作用する
ので、この力を変換手段によ、り検出することにより、
2点間の圧力差を検出できる。またテコの支点と2ケ所
の受圧部の距離を非等距離に設ければ、2点間の圧力差
と、絶対的な圧力値との両方を検出できる。
つまシ、1つの変換手段を用いて、金型内の2点間の圧
力差を求めることができ、これを連続的にサンプリング
して2点間を樹脂が流れる時間を求めることが可能とな
シ、この圧力差と時間と流路形状から、そこを流れる樹
脂の粘度、剪断速度を知ることができ、更には樹脂温度
を知ることができる。
実施例 以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。第
2図は本発明の第1の実施例における樹脂圧力検出手段
が金型に組み込まれた状態の断面図であり、1は溶融樹
脂を金型に射出するための射出手段の一部をなすノズル
、2は型板、3はキャビティプレート、4はコアプレー
ト、5はキャビティ、6はスプル、7はランナー、8は
第2ランナー、旦はキャビティプレートに組み込まれた
樹脂圧力検出手段である。
第1図は、第2図における樹脂圧力検出手段旦を拡大し
た断面図であシ、ランナー7にのぞんで、樹脂の流れ方
向から順に圧力センサ10.受圧ピン11.受圧ビン1
2が設けられ、それぞれケース13で位置が決められて
いる。受圧ビン11゜12はそれぞれケース13と軸方
向に摺動可能であり、受圧面の反対側は球状の頭部16
を有するネジ14が固定されている。ネジ14の頭部1
6はプレー)16.17によってはさまれ、プレート1
7の中間部にある支点18は、ケース13にボルト19
で固定され底板20と当接している。
プレート17は、受圧ビン11と同じ位置で球状の頭部
14が当接している面の反対側の面が圧ヵセンサ21と
当接している。支点18と受圧ピン11および受圧ピン
12までの距離は殆んど等しい。また受圧ビ/11と1
2の径は等しい。またプレート17は支点18を中心に
テコの働きをなし、ごく限られた範囲でスイング運動が
可能である。従って受圧ピンに圧力が作用して圧力セン
サ21や底板2oが僅かに変形しても、その変位に対し
ては十分追随する。
第3図は、第2図の圧力センナを含めた信号処理系統の
ブロックダイヤグラムであシ、圧力センサ1oで僅かな
電圧が発生するとパルス発生器22が周期的にパルスを
発生し、停止信号りが入力されるまでゲート開閉器24
に送る。圧力センサ21に発生した電圧はアンプ23で
電圧値と圧力値が一定の関係で対応するように増巾され
、ゲート開閉器24を通してA/D変換器26に送られ
る。A/D変換器25でデジタル化された信号は演算器
にて演算され、その結果に基いた信号Eが出力される。
第4図は成形時における第2図の圧力センサ10.21
で発生する電圧の時間的推移の一例を示したものである
。圧力センサ1oの電圧を曲線Fに、圧力センサ21の
電圧を曲線Gに示す。圧力センサ10は、第2図におい
てメルトフロントがAの位置にまで流れて来た時から電
圧信号を発生しつづけ、続いて圧力センサ21はメルト
フロントがBの位置まで来た時から受圧ピン11に力が
及ぼされるので電圧信号を発生する。成形時における樹
脂の流速はランナー区間ではほぼ一定であることが多い
ので単位時間当シの圧力値の増分はほぼ一定である。と
ころがメルトフロントが第2図のC地点まで来ると受圧
ピン12にも力が及ぼされ、支点18を中心とした回転
モーメントが、受圧ピン11と12とでは逆向きになる
ので互いに相殺し合う。支点18と受圧ピン11.12
までの距離は互いに等しいので、メルトフロントがCを
通過した時点以降のそれぞれの受圧ピンに作用する力の
増分を互いに相殺することになり、結果として、メルト
フロントがCの位置での力が圧力センサに作用しつづけ
、圧力センサの電圧は同じ値を示しつづける。
ランナーに樹脂が充填し終わると特に流路がせまいゲー
トを樹脂が通過するために圧力は急に立ち上り、流量が
低下する。その結果圧力センサ1oの電圧値は急激に立
ち上り、圧力センサ21の電圧値は低下する。
キャビティに樹脂が充填しはじめると更にランナ一部の
圧力は増大する。その頃にはランナ一部の樹脂は金型壁
面に近いところから固定層を徐々に増大するので、流路
がせまくなり圧力ロスが増加して、受圧ピン11.12
間の差圧も大きくなり、圧力センサ21の電圧値も徐々
に増大する。
キャビティに樹脂が充填し終わると樹脂の流れが急激に
減り、再び圧力センサ21の電圧値は低下する。圧力セ
ンサ1oの電圧値は逆に上昇する。
しかし、保圧圧力として別の低い圧力設定(二次圧力)
のバルブに切り換えることによりノズルから射出される
樹脂圧力は低下するので、二次圧切換点を境に圧力セン
サ10の電圧値は低下する。
第5図は、第3図のブロックダイヤグラムの圧力センサ
10.21で第4図の如き電圧プロフィルが得られた時
の動作を示すものであり、圧力センサ10からの電圧が
設定電圧Etを超えるとパルス発生器22から所定の時
間間隔111ごとに短かいパルス電圧が発生される。こ
のパルス電圧が発生した瞬間にゲート開閉器24のゲー
トが開き、圧力センサ21からの電圧を増巾した値がA
/D変換器251C取り込まれる。この例では圧力セン
サ21が変換手段に、パルス発生器22とゲート開閉器
24とA/D変換器26とがサンプリング手段に演算器
2eが演算手段にそれぞれ対応する。
第6図は、A/D変換器25にサンプリングされた電圧
値を時間ごとに並べたものであり、aは1回目のサンプ
リング値を示し、以降順に、b。
Ce d * e g f w q t h 11 *
 ] s k s L s Inと続く。
ここで大切な値は、一時的に一定の電圧値を示すEΔ2
トEΔ2に達するまでの所要時間Δtである。
即ちEΔ、は2つの受圧ピン間の差圧に基ずく電圧であ
り、Δtは2点間を樹脂が通過した時間差である。
演算器26は、A/D変換器26から送られたデジタル
化された電圧値を順次記憶し、前回に送られた値と今回
の値とを比較し、値が0でない時に同じ値もしくは一定
の巾の範囲の値が3回以上続いたことを認識してEΔ2
に達したことを認識し、EΔ9に含まれない0でない値
(第6図でb・atd、e、fの値)から平均値な単位
時間当りの電圧増分を求め、EΔ9を単位時間当りの電
圧増分で除した値をΔtとして求める。
E7pの値から換算して、2つの受圧ピン11・12の
間の差圧Δpを求めることができ、更にランナーの半径
γと2つの受圧ピン11.12間の距離eを予め演算器
に与えることにより1次式により剪断速度γと粘度ηを
求めることができる。
γ・ Δを 一方樹脂の粘度ηは、剪断速度γと温度Tの関数として
表わされ、成形金型内を流れる剪断速度領域では の式で示される。ここでη。は基準粘度、n + Cは
樹脂に固有の定数で、この3つの定数を予め求めておけ
ば(一般に、70−テスタを用いて測定する)粘度ηと
剪断速度rを知ることにより樹脂温度Tを求めることが
できる。またΔtとrとeから以上の第一の実施例は支
点と力点、作用点の距離が全て等しい構成であるが、本
発明はそれに拘速されることなく、等しくない距離であ
っても可能である。
第7図は第1の実施例の支点0と、上流の受圧ピンYと
、下流の受圧ピンXと、圧力センサZの距離が全てlで
あった。
第8図は第2の実施例の位置関係を示すものであり、支
点0と上流の受圧ピンY、圧カセンサ2までの距離をe
とすれば、下流の受圧ピンXと支点○までの距離を0.
9 X l、つまりlの値の90チした時の例である。
第9図は第2の実施例の樹脂圧力検出手段の断面図であ
り、ケース27に上流側の受圧ピン28と下流側の受圧
ピン29とが同じ径で嵌合して設けられ、それぞれ、プ
レート30に支承されている。プレート3oと受圧ピン
28 + 29とは、一定の位置で接するように、受圧
ピン28929の先端を円錐状31.32にしである。
38はプレート30の支点で・あり、底板33と接して
いる。
受圧ピン28と同じ位置に別の受圧ピン34がプレート
3oの背面側に接して設けられ、圧力センサ35と接し
ている。36は圧力センサの信号を取り出すコード、3
7はプレート30と圧力センサ35とがいつも接するよ
うに予圧をかけるためバネであり、圧力センサ35の検
出感度以下の弱い力に抑えである。
第10図は、第9図に示す樹脂圧力検出手段を第2図に
示す金型に取り付けた時の圧力センサ35から出力され
る電圧の時間経過を示したものである。
第1図の実施例と同様に上流側の受圧ピン28に溶融樹
脂が圧力を与えると圧力センサ35に力が加わり、電圧
が上昇し始める。やがて、下流側の受圧ピン29にも溶
融樹脂が到達すると、プレート30の支点38を中心と
したテコに逆向きの力が作用するので電圧の時間増分は
減少する。しかし支点38から上流の受圧ピン28まで
の距離に比べ、支点38から下流の受圧ピン29までの
距離は0.9倍しかないので、両方の受圧ピン28.2
9上で圧力の時間増分が等しくても、圧力センサ35に
加わる力は、上流側の受圧ピンに加わる力の時間増分の
10係が増えつづける。従って圧力センサの電圧プロフ
ィルは最初急な角度で立ち上り、下流側の受圧ピン29
に樹脂が到達するとゆるやかな角度で立ち上るので、こ
の変曲点が、2点間の差圧に基づく電圧EΔ9と、2点
間を流れる時間差Δtとを示す。やがて、ランナーへの
充填、キャピテイへの充填が終わると、保圧圧力がかか
リ、流れも止まるので、上流側の受圧ピン28と下流側
の受圧ビン29には大きな圧力が作用し、その圧力差が
殆んどなくなる。この時の圧力センサー35に加わる力
は、上流側の受圧ビン28に加わっている力の10分の
1である。つまり、下流側の受圧ビン29にも同じ力が
加わっているが、テコの原理で支点までの距離に比例し
て力を及ぼし合うので、上流側の受圧ビン28の力の9
0%が下流側の受圧ビン29により相殺され、残りの1
0係だけが圧力センサ36に力を加えることになる。従
って圧力センサ35で発生する電圧Epは実際の圧力の
10分の1に相当する電圧が発生している。
第11図は、第9図に示す圧力センサ36を含む信号処
理のブロックダイヤグラムである。圧力センサ35で発
生した電圧をアンプ36で増巾し、その信号はトリガ\
検出器37とゲート開閉器39との両方に送られる。ト
リガ場検出器37はアンプ36から送られる信号の電圧
がトリガ覧電圧を超えるとパルス発生器38に信号を送
り、パルス発生器は信号を受けた後、所定間隔で短かい
パルス信号を発生しつづけ、外部からの停止信号Hが加
わることによりパルス発生を停止する。パルス信号はゲ
ート開閉器39に送られ、パルス電圧が加わった時間の
みアンプ36からの信号とA/D変換器40に送る。第
12図は、A/D変換器に送られた信号の時間的経過を
示すものであり、トリガ電圧Elに達したaの時点から
所定の時間間隔t6ごとに、b、c+d・・・・・・j
、にと短かい時間間隔でアンプ36から送られた電圧信
号を取り出している。保圧工程における時間では、保圧
圧力に相当する信号@ @ In @ n * Oe 
p・・・・・・が取り出される。
A/D変換器40ではす、c、d・・・・・・以下の信
号をデジタル化して、演算器41に送る。演算器41で
は送られたデジタル信号を順次記憶し、前回の値と、新
しい値を比較してその差が大きな値から小さな値になっ
たことで変曲点の通過を認識し、変曲点以前の値(第1
2図の例におけるす。
Cv d e @の4点の値)から求めた平均的な圧力
増加直線と、変曲点以降の値(同様に、f 、q。
h * 1 e ] + kの値)から求めた平均的な
圧力増加直線との交点を求め、2つの受圧ピン間の差圧
に相当する電圧E4と、2つの受圧ピン間を流れる時間
Δtとを読み取シ、第1の実施例と同様にして、粘度・
剪断速度・温度、流量を求めることができ、信号Iとし
て出力できる。
更に、保圧工程に入った時点の値(第12図におけるl
 g mg n e Os p )から、この値を10
倍して保圧工程におけるう/す一部分の圧力値を知るこ
とができる。
このように、本発明における支点と受圧ビンおよび圧力
センサとの距離関係はどのように選んでも可能である。
また受圧ビンの径と、支点からの距離を組み合わせて、
力のバラツキを選ぶことも自由にできる。ただし、圧力
センサは上流側の受圧ビンが力を加える回転モーメント
の方向の力を検出する必要がある。このことは、上流側
のテコに圧力センサを当接させる際には上流側の受圧ビ
ンが当接する面の反対側に、下流側のテコと圧力センサ
を当接させる際は下流側の受圧ビンが当接する面にそれ
ぞれ配置すれば良い。
また、樹脂圧力検出手段は必ずしもランナーに設ける必
要はなくキャビティ内でも良い。その場合、一般にキャ
ビティは平板状であるので、粘度η、剪断速度γを求め
る式は実施例中の式と少し異なり、肉厚をhとして受圧
ピン間隔を4とすれば (Δtは2点間を流れる時間、Δpは2点間の圧力差)
として求めることができる。
発明の効果 本発明の効果は次の2点である。
(1)高価な圧力センサを1コ使うだけで、金型内の2
点間の樹脂圧力の差と、2点間を流れる時間差を求める
ことができるので安価である。
(2)1コの圧力センサで計測するので誤差が少なく、
高い精度で、粘度を剪断速度・温度・流量などを知るだ
めの金型内の2点間の樹脂圧力の差と2点間を流れる時
間差を求めることができる。
2番目の効果について説明をつけ加えると、2コの圧力
センサを用いて、別々に2ケ所の圧力を検出し、この値
を比較して、圧力差9時間差を求めることも可能である
。ところが、金型内を樹脂が流れる時間は極めて早く、
スプルー人口からキャビティ末端まで小さいものは0.
1秒から大きいものは5秒程度であり、2つの受圧ピン
を設置した距離が5備くらいとすれば約5 m5ecか
ら600m5ec (らいと考えられる。
この時に2つの圧力センサを用いると同じ時間でサンプ
リングすることと、同じ圧力値になった時間の差を検出
する必要があるが、同じ時刻でサンプリングすることが
厳密には極めて難しいので、更に高性能な例えば10〜
10okHzのパルス発振器を要求し、結果として回路
系全体が、高周波に対応しなければならないという不便
さがある。また2本の圧力センサの校正誤差は、圧力の
差を求めた時にその圧力差に対して校正誤差が何パーセ
ントであるかが問題になるので極めて高い精度が要求さ
れる。
それに対し、1コの圧力センサではそのような高度な技
術を用いることなく高い精度が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における樹脂圧力検出手
段の断面図、第2図は第1図の樹脂圧力検出手段を組み
込んだ金型の断面図、第3図は第1図の樹脂圧力検出手
段に含まれる圧力センサからの信号を処理する回路のブ
ロックダイヤグラム、第4図の構成において成形時に圧
力センサで発生する電圧の時間的経過を示す図、第5図
は第4図に示される信号が発生した場合に、第3図の信
号処理回路の動作を示す図、第6図は第5図に示す信号
処理の結果、第3図のA/D変換器に取り込まれる信号
の時間的経過を示す図、第7図は第1図の構成における
受圧ピンと支点と、圧力センサの位置関係を示す図、第
8図は第2の実施例に基づく受圧ピンと支点と圧力セン
サの位置関係を示す図、第9図は第8図の位置関係に基
づく樹脂圧力手段の断面図、第10図は第9図の樹脂圧
力検出手段が第2図の金型に組み込まれた時の圧力セン
サに生ずる電圧のプロフィルを示す図、第11は第9図
の圧力センサを含む信号処理回路のブロクダイヤグラム
、第12図は第10図の電圧プロフィルが第11図のブ
ロックダイヤグラムのA、/D変換器に取り込まれた時
の信号の時間的経過を示す図である。 10.11.28.29・川・・受圧ピン、1γ。 30・・・・・・プレート、18.38・・川・支点、
21゜35・・・・・・圧力センサ、23.36・・・
・・・アンプ、22.38・・・・・・パルス発生器、
24 t 39・・・・・・ゲート開閉器、25 、4
0−・・−・A/D変換器、26゜41・・・・・・演
算器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第3図 第4図 閃 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第11図 窮12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型内の樹脂流路の流れ方向に沿って、樹脂流路
    にのぞんだ2ケ所の受圧部を有し、この2ケ所の受圧部
    に作用する力を互いに逆向きの回転モーメントとして作
    用するテコで受け、上流の受圧部の力による回転モーメ
    ントの方向に作用する力を物理量として検出し、この物
    理量の時間的変化を監視する樹脂成形モニタリング方法
  2. (2)金型内の樹脂流路の流れ方向に沿って、樹脂流路
    にのぞませて設けられた2ケ所の受圧部と、この2ケ所
    の受圧部を互いに逆向きの回転モーメントになるように
    支持するテコと、上流の受圧部の力による回転モーメン
    トの方向でテコに作用する力を他の物理量に変換する変
    換手段と、この変換手段に生ずる物理量をサンプリング
    するサンプリング手段と、このサンプリング手段により
    取り出された信号を演算処理する演算手段とよりなる樹
    脂成形モニタリング装置。
JP60286064A 1985-12-19 1985-12-19 樹脂成形モニタリング方法およびその装置 Granted JPS62144916A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60286064A JPS62144916A (ja) 1985-12-19 1985-12-19 樹脂成形モニタリング方法およびその装置
KR1019860010488A KR900002495B1 (ko) 1985-12-19 1986-12-09 수지성형모니터링 방법 및 그 장치
US06/946,403 US4833910A (en) 1985-12-19 1986-12-19 Method for resin molding monitoring

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60286064A JPS62144916A (ja) 1985-12-19 1985-12-19 樹脂成形モニタリング方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62144916A true JPS62144916A (ja) 1987-06-29
JPH0322287B2 JPH0322287B2 (ja) 1991-03-26

Family

ID=17699482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60286064A Granted JPS62144916A (ja) 1985-12-19 1985-12-19 樹脂成形モニタリング方法およびその装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4833910A (ja)
JP (1) JPS62144916A (ja)
KR (1) KR900002495B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010538877A (ja) * 2007-09-20 2010-12-16 プリーアムス ジステーム テヒノロギース アーゲー 射出成形機の監視、データの記録及び/又は制御方法並びにその装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0655383B2 (ja) * 1990-03-19 1994-07-27 住友電装株式会社 射出成形機における成形評価装置および成形評価方法
CH685613A5 (de) * 1992-10-23 1995-08-31 Kk Holding Ag Verfahren und Vorrichtung zum Erfassen von Materialspannungen in Formteilen.
JP3501486B2 (ja) * 1993-12-27 2004-03-02 キヤノン株式会社 射出成形品の変形量予測方法及びその装置
FR2750918B1 (fr) * 1996-07-09 1999-04-09 Transvalor Sa Procede de commande et de regulation d'une presse de moulage par injection
US20040030441A1 (en) * 2002-08-12 2004-02-12 Kemet Electronics Corporation Closed loop material pressure control for the encapsulation process of electronic components

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4873457A (ja) * 1971-12-29 1973-10-03
US3860801A (en) * 1973-06-19 1975-01-14 Denes B Hunkar Injection molding control
US4241602A (en) * 1979-04-20 1980-12-30 Seismograph Service Corporation Rheometer
JPS567862A (en) * 1979-06-26 1981-01-27 Toshiba Corp Tension regulator for cable
US4644781A (en) * 1984-12-07 1987-02-24 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Fluid property measuring device
JPH0646008A (ja) * 1992-01-16 1994-02-18 Fujitsu Ltd オーバーサンプリング形a/d変換機のデシメーションフィルタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010538877A (ja) * 2007-09-20 2010-12-16 プリーアムス ジステーム テヒノロギース アーゲー 射出成形機の監視、データの記録及び/又は制御方法並びにその装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR900002495B1 (ko) 1990-04-16
US4833910A (en) 1989-05-30
KR870005787A (ko) 1987-07-07
JPH0322287B2 (ja) 1991-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5153877B2 (ja) 射出成形機の監視、データの記録及び/又は制御方法並びにその装置
JP4137973B2 (ja) 射出成形機
EP3691855B1 (en) Real time material and velocity control in a molding system
US5972256A (en) Method for determining deflection of mold core-pin
US8753553B2 (en) Methods for forming injected molded parts and in-mold sensors therefor
JPS62144916A (ja) 樹脂成形モニタリング方法およびその装置
US20090045537A1 (en) Method of sensing melt-front position and velocity
US7278310B1 (en) Non-invasive measurement system
JPS634925A (ja) 射出成形品の良否判別モニタリング方法
JPH05329864A (ja) オンライン樹脂粘度測定方法及び成形品良否判別方法
JP3842868B2 (ja) 射出成形方法およびその装置
KR101700888B1 (ko) 데이터 통합 관리기능을 갖는 사출성형 시스템
JPH03268912A (ja) 射出成形機における成形評価装置および成形評価方法
JPS6290212A (ja) 樹脂成形方法およびその装置
JP3262373B2 (ja) 流動抵抗評価方法及びその装置
JPS5988656A (ja) 熱硬化性樹脂の粘度測定装置及び方法
JP2000102959A (ja) 成形型用材料流動センサ
WO2022163098A1 (ja) 射出成形金型
JPS61276760A (ja) 昇圧時間測定方法
TWI657911B (zh) 監測成型品質的方法
JPH0523929B2 (ja)
JPH0441895B2 (ja)
JPH02161327A (ja) 荷重測定装置
Panchal et al. In-mold shrinkage monitoring sensor for injection molding
JPH04157056A (ja) ダイカスト鋳造製品の良否判別方法